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2022-06-01 10:53

ちょっとした動画編集は自動でできちゃう時代(第540回)

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iPhoneの写真アプリの「メモリー」、iMovieのマジックムービーで自動で作られる動画がいい感じなので、SNSに載せるなどこれで十分というケースも多いよねといった話をしました。CapCutの「ショートカット」動画もいい感じです。

=== 目次 ===
iPhoneの写真アプリの「メモリー」動画
iMovieのマジックムービー
iMovieに縦長動画を配置したとき
CapCutのショートカット
ちまちま編集するよりタイパがいい?
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動画編集の話なんですが、難しい話ではなくて、ツールが自動で作ってくれる動画で十分というケースも増えてるんじゃないかなという話です。
iPhoneの写真アプリにメモリーという機能があって、過去に撮った写真や動画から自動で動画を作ってくれるんですね。
これ、iPhone使ってる人ならみんな見たことあると思います。
同じ日に撮った写真や同じ場所で撮った写真をまとめて、写真や動画を勝手にセレクトして、この日の思い出みたいな動画をBGM付きで作ってくれるんですね。
ただの写真のスライドショーではなくて、写真がじわじわじわっとズームしていたり、切り替わりにちょっとした効果が入っていたり、場合によっては2つの写真が合成された感じで表示されるなど、さすがAppleと言いたくなるようないい感じの動画ができるんですね。
BGMも自動で入るんですが、映像の切り替わるタイミングも音に合わせて計算されてるみたいで、とにかくよくできてますね。
で、この写真アプリが作るメモリーの動画がよくできているので、これをYouTubeショートに投稿したいという相談を受けたんですね。
そこで、これって動画として書き出せるのかなとやってみたところ、動画として書き出すことはできました。
書き出すときに、このBGMは書き出せないので、別な音楽を選んでくださいと言われるケースがありました。
ただ、書き出せるBGMの音楽だったとしても、権利としては個人的な使用範囲だと思うので、YouTubeであったりTwitterやInstagramなどに音楽付きで投稿するのはグレーゾーンだと思います。
まず、音画無しだとは思いますが、YouTubeで収益化している動画には使わないほうがいいはずです。
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YouTubeショートやInstagramのリールTikTokでは、動画を投稿するときにBGMを付けられるので、その機能を使ったほうが安心・安全ですね。
iPhoneの写真アプリで一旦動画の音を消してから撮り込んでもいいですが、SNSに投稿するときにBGMを追加できるものは、元の動画に入っていた音とBGMとの音のバランスを調整する機能があるので、元の動画の音がゼロになるように調整できるはずです。
Appleが提供する動画編集アプリのiMovieでは縦長の動画が作れないんですが、この写真アプリが自動で動画を作ってくれるメモリーの動画は縦長の動画になります。
iMovieは2022年4月にアップデートしてバージョン3になったんですが、縦長動画への対応はされませんでした。
でも、Magic Movieという自動で動画を作ってくれる機能がいいらしいと聞いて試してみたんですね。
動画でも静止画でもいいので、使いたい素材を選ぶだけで、あとは自動でBGM付きの動画を作ってくれます。
写真アプリが自動で作ってくれるメモリーと同じような感じの動画ができて、多分技術的には同じベースだと思います。
このiPhoneのiMovieのMagic Movie機能について、ガジェタッチのゆずきひろみさんがアスキーJPに記事を書いていました。
Vlogが簡単にできちゃうApple純正iMovie 3.0の新機能がすごいというタイトルの記事です。
その記事にiMovieで縦長の動画を作る方法が書いてありました。
やっぱりiMovieだけでは縦長の動画は作れないんですが、
横長の動画のサイズの中に縦長の動画を配置して、動画として書き出した後に写真アプリでの動画編集機能を使って、トリミングツールで縦長にトリミングする方法を紹介していました。
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この方法だとApple純正のiMovieと写真アプリだけで完結するので、ちょっとひと手間かかりますが、まあいいかなと思いました。
ただ縦長の動画ではなくて、縦長の写真をいくつか選んでMagic Movieで自動で動画を作ったときに、写真を自動でトリミングして横長にされちゃうケースが結構ありました。
Magic Movieは自動で作られた後を編集することもできるんですが、後から取り込まれた写真のトリミングを変えることはできませんでした。
いろいろやってみてわかったんですが、Magic Movieで写真を選んだ場合、最初の1個目の写真は必ず横長にトリミングされます。
そして自動でタイトルの文字が入るんですが、それも当然横長画面で収まりがいいような感じに入ってしまいます。
なので、縦長動画に最終的にトリミングするには、タイトルは必ず消すか文字数を調整するなどして、縦長画面に収める工夫が必要になります。
なお、Magic Movieを使わずに、iMovieの普通の動画編集機能で縦長動画を配置したときに、勝手に微妙に上下がトリミングされちゃうんですね。
これはちゃんとトリミング位置を変えることができて、動画がプレビューされている画面の右上にある虫眼鏡のマークを選んで、2本指でピンチイン、ピンチアウトしてトリミング位置を変えることができます。
そして最後に別なアプリなんですが、CapCutという動画編集アプリでも、動画や静止画で使いたいものを選ぶだけで自動でBGM付きの動画を作ってくれる機能があります。
CapCutは以前も紹介したことがあるんですが、TikTokを運営しているバイトダンスという会社が提供している動画編集アプリです。
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動画編集アプリは無料で使い始められるんだけど、高度な機能を使うには有料ですとか、広告を見させられるとかいうものが多いんですが、
CapCutはTikTokのために使ってくださいというものなので、完全に無料で広告などもなく利用することができます。
CapCutで自動で動画を作る機能はショートカットと呼ばれています。
自動で作られる動画はTikTokっぽいというか、かなり派手めなものが多いです。
あらかじめテンプレートが用意されていて、自動で動画が作られた後、テンプレートを切り替えていろんなパターンの動画を作ってみることができます。
派手なかっこいい動画が自動で作れるので、ちまちま編集しているような時代じゃないのかなと感じたりもしてしまいます。
もちろん動画によってはちまちま自分で編集した方がいいんですが、
Vlog的なもの、スライドショー的なものはツールが自動で作ってくれる動画で十分なんだろうなと、
その方がタイパーがいい、タイムパフォーマンスが良いと言えるんでしょうね。
今回は以上です。
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