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2026-03-17 19:30

COMITIAの生成AIを利用した作品ルール改訂に文芸サークルからの嘆きと反論(第854回)

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COMITIAで「AI生成物を表紙や挿絵に用いた絵本や文芸」がNGと明示されたことへの文芸ジャンルの作家からの反応や、その判断に至った理由の推測を話しました。COMITIA(コミティア)は、オリジナル作品オンリーの自主制作漫画誌展示即売会です。
=== 目次 ===
生成AIを利用した作品ルール改訂の内容
文芸ジャンルの作家からの嘆きと反論
可哀想だけどCOMITIA運営の判断もわかる
文芸本の表紙での生成AI全面禁止の理由
グッズでの生成AI全面禁止について
最後にあらためてCOMITIAについて
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こんにちは、アシカガコウジです。
コミティアという、オリジナル作品オンリーのコミケみたいなイベントがあります。
いわゆる、同人誌即売会なんですけども、コミティアの運営側としては、
同人誌という言い方を使わずに、自主制作漫画誌展示即売会と呼んでいます。
オリジナル作品であれば、漫画以外の作品、イラストとか小説、評論、音楽、グッズなども販売できます。
そのコミティアの生成AI利用のルールが、最近SNSで話題になっていました。
これまでも、生成AIの出力結果そのままを主体とした作品の販布は不可。
生成AIは作品制作の補助となる範囲で使用してくださいとルールを出していました。
次回の2026年6月に開催されるコミティア156からは、ルールを改定しています。
改定というか追加みたいな形なんですけども、まず言い方がちょっと変わって、
生成AIの出力結果を主体とした作品の販売・配布・展示は不可です。
販売・配布だけじゃなく、展示もダメと明記されました。
そして、生成AIは作品制作の補助となる範囲で利用するか、適切な範囲で引用するのみとしてくださいと。
引用という言葉が出てきています。
生成AI入門みたいなもので、生成AIで作りましたよという画像を引用するみたいな使い方は認めるということですかね。
そして、生成AIの補助利用に該当しない例を具体的に書いています。
1つ目が、作者自身のラフやネームを基に、生成AIによって製書された漫画やイラスト。
もう最終的な出力物がAIだったら、元は人間が考えていようがダメということですね。
そして2つ目が、AI生成物を表紙や冊絵に用いた絵本や文芸。
この2つ目が議論の火種になっています。
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そして3つ目は、AI生成物を使用したグッズ。
グッズでは生成AIを使ったものは全面禁止ということですね。
この2つ目と3つ目についてちょっと深掘りしていきたいと思います。
まず2つ目の項目だった、AI生成物を表紙や冊絵に用いた絵本や文芸というルールに、文芸のジャンルの作家、本を作っている人から反論の声が上がっています。
反論している側の主張として多かったのが、文芸分野の本というのは、文章の内容ですね、本の内容である文章が主従関係で言えば主であって、
表紙は作品の補助的な位置づけなので、AIを使った場合もAIの補助的な利用なのではないか。
表紙というパッケージにAIを使っただけで作品全体が販売NGというのはおかしいんじゃないかという指摘です。
そういう主張でいろんな声が上がっていて、創作の主体が絵だと言われているようなものだから文芸メインの人にはきついとか、
自書き馬鹿にしすぎだろ、お前らの本は文章よりも絵が主体だろと言っているようなもんじゃん。文章が主体なのに表紙であうとは理不尽。
絵描き絵の配慮で小説が犠牲になっている。文芸経史ではないか。みたいな意見がXなどで見られました。
文芸系の本を作っている人たちは絵が描けないと。表紙のイラストを依頼すると費用がかかってしまう。
でも表紙によって手に取ってもらえるかどうかが決まってくるという事情があるんですね。
なのでAIで表紙を作れるというのは大きな助けだったという声があるわけです。
費用的な面もありますけども自分で表紙を作れる楽しさとか自分のこだわりを思う存分反映させられるというのも人間に頼むよりもやりやすい面もあるでしょうね。
なので絵の才能もないし知り合いの絵師もいないし依頼する予算もないという個人の作家にとってはAIで表紙が作れるというのが自分の物語を形にするための補助として
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すごくありがたかったのにそれを使えなくなるのが残念という嘆きの声もありました。
他にもイラストやのようなフリー素材や写真を使うのは良くてもなぜAI画像だけがこれほど厳しく排除されるのか納得がいかないという意見もありました。
また物書きが絵を生成AIに頼るとぶっ叩かれるけど絵書きが翻訳や文章を生成AIに頼ったところで何も言われないという不公平さを指摘する声もありました。
運営の判断基準が絵師の機嫌を損ねるか否かに偏りすぎという声もあってこれは意外と確信をついてるんじゃないかなと思います。
で私の個人的な感想なんですけども最初に思ったのは美少女イラスト以外での利用も禁止されるのはかわいそうかなというところです。
多分いわゆる美少女イラスト的なものが議論の中心にあってシンプルな白黒の線画イラストとかイラスト屋のようなイラストをAIで作って利用しても絵師と呼ばれるような皆さんからはそんなに批判はされないんじゃないかと思うんですね。
以前テレビで同人作家みたいな人が紹介されてるのをたまたま見たんですけどもその人が作ってる本の表紙が多分地球の歩き方のパロディーだったんじゃないかと思うんですけど
とにかく何かのパロディっぽい表紙で明らかにイラストとか生成AIで作ったっぽいなっていうものだったんですね。イラストとかデザインも含めてある程度AIだったのかなと思うんですけども
なんだAIじゃんともちょっと思いはしたんですけども生成AIの力を借りなければイラストやデザインの素人では作れなかったであろうほどほどのというかそこそこな感じの表紙で絵も描けませんデザインもできませんという文芸系の同人作家でも
こんな表紙を作れるようになったというのはいい時代になったなぁとこういうAIの生かし方はあるんだなと思ったんですね。でそれが頭にあったんでそういう人たちのそういうまあそこそこだけど面白い表紙というものがAIを使ってるということで禁止されるのは残念だなと思ったんですね
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AIが仕事を奪う奪わないでいえばデザイナーとかイラストレーターの仕事を奪ってるとも言えるんですけどもその同人誌の場合で言えばAIがなければもっとしょぼい自作の表紙で我慢してたんじゃないかなと思います
なので絵師と呼ばれる方々の描くような素晴らしいイラストに競合するようなものではない使われ方もあるよねということなんですけどもまあ絵柄によってAIを認める認めないを決めるわけにもいかないでしょうし
人物イラストはNGとか範囲を決めてしまうと逆にNGじゃないものはokと認識されてしまうルールの隙をつくみたいな使われ方をしてしまう心配がありますね
なのでともかく現時点では絵を描かない人が生成AIを使って生成した絵を使うことを全面禁止するというのが一番いいんじゃないかとコメティアの運営側は考えたんじゃないかなと思います
そしてその理由としてはコメティアのメインの出展者である自分で絵を描く人たちの心情に配慮したからでしょうまた運営側の個別対応でのチェックの手間を減らすためのクニックの策でもあると思いました
これが私の感想と見たてです文芸系の本を出している人たちへの同情はあるんですがコメティア運営側の判断は納得できるなと思います
NGの例としてAI生成物を表紙や差し絵に用いた絵本や文芸と言い切っているのは絵本や文芸においてAIの補助的な利用も認めないという認識で正しいと私は解釈しています
これは文芸作家側が反論していたまさに主従関係が関係していると思います
要するに主従関係で言って本当はAIで生成したものが種なのに文芸作品とか絵本であることを隠れ身なのにしてそっちが種でAI生成物は主従関係の樹の方ですよと見せかけて販売されるものが出てくることを防ぐためという点は大きいのかなと思います
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ルールを悪用して実際はAI生成の美少女イラストが主従関係で言うと種なのに小説とか絵本とかの題材にすることで販売OKとされてしまうのを防ぎたいということかなと
AI画像に中身がほとんどない数行のテキストを添えて文芸作品として販売するケースも実際にあったらしいです
そういうものも一律に排除するために文芸の表紙に生成AIを使うのはNGという明確な線引きが必要なのかなということですね
なのでちゃんと自分で文芸の作品を作ってる人たちの自分たちが軽んじられてるという不公平さを感じることは認めますが
ごくごく一部のルールを悪用する人たちがいることが予想されることで文芸系のサークルは影響を受けちゃってしまったなという形ですね
で結局どうしてもAIを使った作品を出したいんだったら許可されてる別のイベントに参加すればいいんじゃないというこれも多くあった意見になっちゃうのかなということですね
あとグッズの方なんですけども3つのNGのルールの中の3つ目なんですがグッズの場合も補助的な利用が動向ということには触れずにAI生成物を全面禁止と捉えられる書き方をされてるんですけども
これもやっぱり絵を描かない人がAI生成の絵でグッズを作って売ることを禁止するためだろうなと思いますこれもルールを曖昧にしちゃうと抜け道を考えてAI生成した作品を売る人が出てくることを防ぐためですね
グッズの場合は漫画と違っても絵そのものが商品になるので何%AIが関与してるとか線引きを決めるのが難しいですよねあとグッズの場合運営がチェックしきれないという問題もあると思います
コミティアでは見本紙を提出するというルールがあって本の場合はその会のコミティアで売るもの新刊の本を提出して運営側がチェックするんですね
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本来はアダルト分野のチェックが主なチェックの理由だったと思いますでもグッズの場合はすべてを提出する義務がないので運営側のチェックも難しいよねと
一方でAIを使えば絵は大量に作れるのでグッズも大量に作れると簡単に作れるのでコミティアのようなイベントに参加するハードルも下がってしまうということで
コミティアという創作イベントがAIグッズマーケットになるリスクを防ぐためという面からAI生成物を使ったグッズは全面禁止と線引きされるのはしょうがないかなと思いました
最後に改めてコミティアについてなんですがコミティアはプロ天を問わない作家たちが自主制作した作品を発表販売する自主制作漫画誌展示即売会です
1984年から開催されていて現在の開催ベースは年4回です会場は東京ビッグサイトで約3500から5000のサークルが出展しています
1回あたりの総来場者は約15000人から25000人ということですオリジナル作品のみ一次創作のみで二次創作はダメなのがコミケとの大きな違いかなと
同人誌即売会の同人誌という言葉が仲間うちのというニュアンスを持っているので開かれた読者に向けた場という意味を込めて自主制作漫画誌展示即売会と称しているということです
このコミティア私も参加していますキャラクターデザイナーの井上ひさとさんのサポート活動の一環なんですけどもコミティアは1ブースが机半分で幅180センチの机半分なんで90センチなんですけども
井上ひさととしては2ブース机一つ分幅180センチ取ってるんですけどもそれでも何かと手狭なのでその隣に1ブース分90センチ分私と娘とで出展してるんですね
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ちなみに足跡よしというサークル名で参加しています合同参加というのがあってまとめて申し込むと隣にしてくれるんですね普段から私と妻とで井上さんのサポートしてるんですけども
我が家に結構グッズの在庫があるのでそれを私と妻と娘の3人で持って行って井上ひさとのブースの搬入設置終わったら片付け搬出をみんなでやると始まってしまったら妻は井上さんのブースで売り子をやって
私と娘は自分たちのブースで細々と娘がオーダーで似顔絵を描いたり私が井上さんの活動に関連しての公認海賊グッズみたいなものを売ったり売らなかったり楽しく過ごしています
今回は以上ですアシカガコウジがお届けしました
キャストアシカガ〜♪
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