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2024-08-27 10:35

Apple PodcastがWebブラウザで利用可能に(第768回)

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Apple PodcastがWebブラウザでも使えるようになりました。リンクをWebとアプリのどちらで開くかの実験結果などを話しました。
=== 目次 ===
Apple PodcastのWeb版が登場
リンクをWebとアプリのどっちで開くか
アドレスバーにリンクを貼った場合
再生速度の調整ができない
Apple Podcastの自動文字起こし機能
ポッドキャストの文字起こしの〇と×
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アシカガキャスト
Apple Podcastがブラウザ上で使えるようになりました。
これまではApple PodcastでPodcastを聞くには、
iPhone、iPadやMacのアプリを使って聞く必要がありました。
それがブラウザで聞けるようになったということで、
WindowsやAndroidを使っている人でも
Apple Podcastが使えるようになったということだと思います。
もちろん、Podcastは共通のフォーマットなので、
いろんなツール、アプリで聞けるのがポイントなので、
別なツール、別なアプリを使えば、
WindowsでもAndroidでもこれまでもPodcastを聞くことができたわけです。
ただ、Podcastのこの番組をお勧めしますとか、
このエピソードを聞いてねという時に、
リンクで教えたほうが確実ですよね。
その際にApple Podcastのリンクで知らせると、
WindowsやAndroidの人には聞けないかもしれないという心配があったのが、
今後は大丈夫だろうと。
Apple Podcastのリンクをシェアしやすくなるということが、
今回の大きなポイントかなと思います。
Apple Podcastの登場から12年の時を経て、
ついにChrome、Edge、Firefox、Safariなどで利用可能になったということです。
新しいブラウザとして話題のArcブラウザでも動くという記述も見かけました。
じゃあ、Apple Podcast上のPodcastのエピソードのリンクを共有した時に、
どういう挙動になるかを調べてみました。
MacのChrome上でXを見ていて、
Xの投稿の中にApple Podcastのリンクがあった場合、
これまではアプリで開いていたはずですが、
試してみたところ、ブラウザ上でApple Podcast上のエピソードが開きました。
一方でMacのSafariの場合は、
Xの投稿上のリンクを押した場合、
アプリでApple Podcastが開きました。
Mac版のSafariでApple Podcastを開くことはできるんですが、
エピソードを再生したりできるんですが、
やっぱり基本的にはアプリを使ってほしいということなんでしょうね。
なので、たぶんSafari上でApple Podcastのエピソードのリンクをクリックした時には、
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アプリが開くという仕様なんだと思います。
また、iPhoneのXのアプリを使っていて、
投稿の中にリンクがあった場合、
これもPodcastアプリでリンク先のエピソードが開きます。
リンクをタップすると、一旦アプリ内ブラウザーで開いて、
このページをPodcastで開きますかで開くかキャンセルを選ぶダイアログが表示されるんですね。
Podcastで開きますかというのはPodcastアプリで開きますかという意味ですね。
そこで開くを選んで始めて、
Apple Podcastでリンク先のエピソードが開くことになります。
今度はブラウザーのアドレスバーにApple Podcastのリンクを貼り付けた場合の話です。
これはMacではSafariもChromeもそれぞれそのブラウザー上でリンク先のエピソードが開きます。
またiPhone版のChromeではリンクをアドレスバーに入れれば、
Chrome上でPodcastのエピソードが開いて再生することができます。
このChrome上でのApple Podcastのエピソードの再生ですが、
バックグラウンド再生に対応していました。
アプリを切り替えたり画面を消しても再生は続きます。
iPhone版のSafariの場合はアドレスバーにリンクを入れても
このページをPodcastで開きますかのダイアログが表示されて
開くを選ぶとPodcastアプリでエピソードが開きます。
そもそもiPhone版のSafari上ではApple Podcastのトップページのリンクを入れても
Chromeとかパソコン版のようにブラウザ上では開いてくれませんでした。
iPhone版のSafariではWeb版のApple Podcastは使えないと
そういうことになっているようです。
Podcastを聞いている人は再生速度を変えて聞いている人も多いと思います。
この私のPodcastも基本ゆっくりめに喋っているので
時短して効率的に情報を収集したいという人には
1.5倍ぐらいで聞いてもらってもいいと考えています。
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ところがブラウザ版のApple Podcastは今のところ速度の調整ができません。
速度の調整はPodcastを聞く上で結構重要な機能だと思うので
早く対応してほしいと思います。
なおApple Podcastは自動文字起こし機能
自動トランスクリプト機能というのが
今年の3月から利用できるようになっているんですね。
Apple Musicの歌の歌詞みたいに
Podcastで喋っている内容が文字で読めるというものです。
ただしこれはまだ日本語には対応していません。
英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語に対応しているようです。
iOSの17.4から使えるようになった機能なんですが
この機能はまだiOS以外の環境
Mac版のPodcastアプリにも今回話題にしている
Web版のApple Podcastにも対応はしていないそうです。
このPodcastの自動文字起こし機能が日本語に対応して
Webブラウザ版にも対応して
キーワードで検索してPodcastのエピソードを探せたり
Podcastの中でそのキーワードに関することを
喋っている部分をピンポイントで再生できたりするようになると
Podcastの聞かれ方もちょっと変わってくるのかなと思いました。
今でも日本のサービスのListenでPodcastの文字起こしが提供されています。
ListenはPodcastを配信している側が文字起こしを公開するのかしないのかを選べる
親切な設計になっています。
Apple Podcastでは自動文字起こしを拒否できるのかどうかは調べてませんでした。
このListenというサービスを以前このアシカガキャストで紹介したときにも話したんですが
やっぱり音声として提供しているPodcastを文字起こししてテキストで読めるというのは
良い点もあれば悪い点もあると思います。
このアシカガキャストのように情報を伝えたいというPodcastにとっては
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文字起こしでテキストでも見れるキーワードで探せるというのは
少なくとも情報を探している側、受け取り手側としてはメリットの方が大きいと考えています。
一方で掛け合いが面白い、複数人で喋っている空気感がいい感じみたいなPodcastの場合は
やっぱり音で聞いてほしいという作り手の思いは大きいと思います。
あと以前も話しましたがやっぱり文字として一部だけを切り取られて
そこを拡散されると誤解を招いたり炎上に繋がったりとか
そういう可能性が増えてしまいますよね。
炎上しにくい、気軽に発信できる。
多少言葉が間違ってたりおかしな言い回しでも
雰囲気で何とか伝わるみたいな部分が文字起こしされるとなくなってしまうという心配はありますね。
最後、Podcastの文字起こしの話が長くなってしまいましたが
Webブラウザ版のApple Podcastがついに登場したという話でした。
今回は以上です。
アシカガコウジがお届けしました。
キャストアシカガ〜♪。
10:35

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