NotionはWord形式のファイルをインポートできるけどエクスポートできません。そこでTypora、Pagesを使ってなんとかした話です。コピペでWordに持ってくるだけでよかったのかもしれませんが。
=== 目次 ===
Notionの文書をWord形式で欲しいと言われた
Wordをインポートできるけど書き出しできない
Markdownで書きだしてTyporaでdocx書き出し
Pagesで開いて段落スタイルを設定してdocx書き出し
WordのMS書体をMacにインストール
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アシカガキャスト。
打ち合わせの内容をまとめた資料だったり、何かの案件で提案内容をまとめたものだったりをメールで送ってねと言われたときに、
私はオンラインのノートツール的なもので作って、共有リンクを送るというやり方をしています。
最近では、Notionというツールを使っています。 Notionについては何度もこのアシカガキャストで話をしているので、どういうものか気になるという人は遡って聞いてみてください。
先日も打ち合わせの資料をNotionで作って、ビデオ会議のときには画面共有してNotionの画面をブラウザで表示したものをみんなで見ながら話を進めることができて便利でした。
その場で話をしながらNotionの文章を書き換えたり追加したりして、その場で資料自体も作れていい感じですよね。
そしてその作った文章なんですが、ワード形式で欲しいと言われました。
その場ではわかりましたと言って簡単にできそうなふうを予想ったんですが、やってみたら意外と面倒だったのでその辺の話をしたいと思います。
面倒なのは結局ワードに慣れてないからという要素が大きいです。
ワードに慣れてれば単純にNotionからコピーペストで文章と画像を持っていってワード側で調整すればよかったのかもしれないです。
まずNotionはワード形式のファイルをインポートはできるんですけど、エクスポートはできないんですね。
インポートはかなり多くの形式に対応してるんですが、エクスポート、書き出しに関してはPDF、HTML、markdown and CSVなんですね。
ちなみにドロップボックスペーパーはワードの.doc形式のファイルをエクスポートできます。
ただフォントの指定が変なフォントになってしまうので、いわゆる中華フォントになってしまって一部の漢字の表示がおかしくなってしまうので、
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結局ワードで一回開いてフォントを変えるとかそういう手間をかけないといけません。
Notionの話に戻りますが、まずNotionからはmarkdown形式で書き出しました。
画像を貼り込んでいる場合は画像も一緒にzip形式でまとめて圧縮された形で書き出されます。
そしてそのmarkdownで書き出されたファイルをTyporaというmarkdownエディターで開きました。
Typoraは非常におすすめのmarkdownエディターで、Mac版もWindows版もあります。
そしてTyporaからワードの形式のdocx形式で書き出しをしました。
Typoraでワード形式で書き出すにはpandocというのを別途インストールする必要がありました。
これは普通にTyporaから書き出そうとするとこれをインストールしてねという説明が出るのでダウンロードしてインストールするだけです。
Typoraには見た目のデザインを変えるためのテーマというテンプレート的なものがたくさんあるのが特徴です。
テーマがいっぱい揃っていてダウンロードできるコーナーがあって誰でも自分の作ったテーマを登録できるようになってるんですね。
markdownというのはhtmlと互換性があるわけですが、markdownでここは見出し1です。ここは見出し2です。本文です。
課長書きリストですと設定したときに見出しはどんなフォントでどんな大きさでどんな色で表示されるのかと
そういう表示の部分見た目のデザイン的な部分を自分の好みで変えることができるということですね。
このテーマは自分で作ることができて1から作るのは大変ですが既にあるものをちょっとだけ変更する、いじることもできます。
CSSで見た目はコントロールしているのでCSSが分かれば比較的簡単にカスタマイズできるんですね。
なのでテーマの時点でワードに書き出した時のフォントの種類だったりサイズだったりを決めておけば思い通りのワードの文章で書き出せると思ったんですが
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ワード形式で書き出す時にはテンプレートは一切反映されませんでした。
なのでタイポラからワード形式Docxで書き出したファイルをワードで開いてフォントの種類だったり文字のサイズだったり色だったりを調整する必要がありました。
ノーションで作っている時点で見出し、本文、箇条書きとかの要素が入っている長い文章だったのでその部分部分を選んでいちいちフォントだったり文字のサイズを変更するというやり方はしたくないですよね。
この文章内全体の見出しはフォントが何でサイズがいくつで本文はフォントが何でサイズがいくつでとルールを決めることによって文書全体の見え方をコントロールしたいですよね。
その場合、段落スタイルを変えていくことになるんですがワードでのそのやり方がよくわからなかったのでもう一個別のツールとしてAppleのPagesを使いました。
Pagesも使い慣れているわけではないんですがAppleのツールだしこっちの方が使いやすいだろうなと思ったからですね。
実際Pagesだとマニュアル的なサイトを見たりしなくても段落スタイルの設定の仕方にたどり着けました。
段落スタイルを変更していくことによって文書全体の見出しのスタイルを一気に変える、本文のスタイルを一気に変えるということがそんなにすんなり楽にできたわけではなかったんですが
試行錯誤しながらなんとか一部力技で全体を整えることができました。
そして最後はPagesからワードのDocx形式で書き出して念のためワードで開きました。
Pagesで開いているときの文書とワードで開いたときがやっぱり全く一緒というわけではなくて
行間とかだと思うんですけど多少ずれてページの区切りが変わってしまうところとかもあったので
区切りのいいところで無理やり買いページ、ページが変わるようにしたり、そういう最後の調整はワード上で行いました。
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ちなみにMacにワードをインストールするとMS民調、MSゴシック、メイリオ、マイクロソフトのフォントがインストールされます。
ただし昔はその書体がどのアプリでも使えたんですが今はマイクロソフトのアプリじゃないと使えなくなってしまったんですね。
ただ裏技的にその書体をMacのシステムにインストールする方法があって
私は以前それをしていたのでページ図上でMSゴシックでフォントを指定することができました。
その裏技的な方法をざっくり説明すると
マイクロソフトワードのアプリを右クリックするかコントロールクリックしてパッケージの内容を表示を選ぶとフォルダが開くんですが
その中を探すとフォントが入っています。
なおメイリオをMacのシステムに入れてしまうと
Twitterだったりいろんなサイトでフォントがメイリオになってしまうので
それが嫌で私はメイリオはシステムに入れていません。
ということでNotionのドキュメントをワードファイルにする方法の話でした。
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