macOS MontereyではMacとMacをAirPlayで繋いで画面ミラーリングやサブディスプレイ化できるのですが、Montereyの動かない古いiMacで同様のことをしようとした話です。結局Reflectorというツールを使いました。
=== 目次 ===
iMacは通常外付けディスプレイにはならない
macOS MontereyだとMacにAirPlayできる
MacにAirServerを入れてサブ画面表示
以前購入してたReflectorでサブ画面表示
ユニバーサルコントロールの紹介
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メインのパソコンをMacBook Proの14インチにして、iPadをサブディスプレイにしているという話を以前しました。
やっぱり、14インチの画面一つだけでは作業によっては足りないので、デュアルディスプレイにしたいんですね。
そして今回は、これまで使っていたiMacのディスプレイをMacBook Proのサブディスプレイにする試みの話です。
iMacを他のMacとケーブルでつないでディスプレイとして使うことはできません。
かなり昔のiMacは、それがターゲットディスプレイモードといってできた時代もあったんですが、ある時からそれもできなくなりました。
それなら、Mac、iPhone、iPadで使えるAirPlayの技術を使って無線でつなげられないかと考えました。
それで調べていると、MacOS Montereyでは、Mac同士で一つのMacの画面をもう一つのMacにミラーリングしたり、サブディスプレイとして使ったりできるようになっていました。
AirPlay to Mac、日本語だとMacにAirPlayという機能です。OS標準でできるようになっていたんですね。
ただ、残念ながら私の持っているiMacが古くて、MacOSをMontereyという最新のものにできないので、この機能は使えませんでした。
ちなみに、このAirPlay to Macを使うと、iPhone、iPadの画面をAirPlayでMacの画面に移すことができるんですね。
これ試してみたんですが、iPhoneやiPadの画面が一つのウィンドウとして開くのではなく、Macの画面を全部を選挙して表示されます。
なので、iPhone、iPadの画面をMacに表示させて画面収録するとか、そういう使い方はできないみたいですね。
画面収録したい場合は、ケーブルでつないでMac側でQuickTimeプレイヤーを立ち上げて録画するという方法は昔からあります。
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ということは逆になりますが、OSがMontereyのMacBook ProにiMacの画面をAirPlayで表示できるかなとやってみたんですが、それはできませんでした。
なので、Mac同士の場合は両方ともOSがMontereyじゃないとダメみたいです。
なので今回はiMacにアプリケーションを入れることでAirPlay to Macと同じようなことができるように試みました。
調べてみると、AirServerとXMirageというアプリケーションをMacにインストールすると、AirPlayでMacやiPhone、iPadの画面を表示できるらしいんですね。
AirServerとXMirageはお試し版で試してみることができるということで、まずAirServerをインストールして試してみました。
iMacにAirServerを入れてMacBookの画面を表示させたんですが、結構遅かったです。
遅いというのは動きが遅い。セカンドディスプレイとして表示している画面上のカーソルの動きだったり、画面の表示される速度が遅いということです。
あとこれはお試し版だからという可能性もあるんですが、解像度も低くて変更ができないっぽかったです。
さらにしばらく使っているとiMacのファンが回り始めて、結構負荷がかかっているようでした。
じゃあ次はXMirageの方だと思ったんですが、そこでReflectorというアプリケーションを以前購入していたことを思い出しました。
iPhone、iPadの画面をMacに表示するために以前購入してiMacにもインストールされてたんですね。
なのでReflectorを使ってみたところ、画面の描画の速さはそこまでではないんですが、
解像度はそこまで高くはできないんですが、許せる範囲ぐらいに設定できることがわかりました。
そして私が購入していたのはReflector3だったんですが、新しいReflector4が出ていることを知りました。
Reflector4はM1Macにも最適化されていると書いてありました。
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今回の用途としてはReflectorを入れるのはサブディスプレイとなるiMacの方なんですが、
M1MacであるMacBook Proの方にもインストールして、iPhone、iPadの画面が表示できるようにしておくのもいいかなということもあり、
Reflector4も購入しました。
2592円でした。
で、Reflector4にして試してみたところ、ちょっと速度が速くなってる気がしたんですが、
その後もう一回Reflector3でも試したところ、あんまり差がないようにも感じました。
最初に感じた時よりReflector3でも速く感じました。
Reflectorをサブディスプレイ代わりにした時に、動画編集であったり、グラフィックツールの操作をサブ画面でやるというのは現実的ではないかと思います。
ただ文字入力ぐらいだったら全然問題ないかなと感じました。
サブディスプレイに資料を表示させてメインのディスプレイで原稿を書くとか、メインのディスプレイでコーディングしてサブのディスプレイで実際のブラウザーでのウェブページを表示チェックするとか、
そういう用途であれば十分使えるかなと感じました。
ただ一つ非常に大きなデメリットがあって、メインのMacがスリープしてスリープから復帰した時にはサブディスプレイとしてのReflectorとの接続が切れてしまうので繋ぎ直さないといけないんですね。
これは非常に面倒だと思います。なので普段使いには向かないかなと思いました。
Reflectorを使ってAirPlayを使ってMacやiPhone、iPadなどの画面を表示させる時には一つのウィンドウとして表示されます。
なのでそのMacで何かのアプリのウィンドウを開きつつiPhone、iPadの画面を同時にウィンドウとして配置して同時に見たり場合によっては画面収録したりできるわけですね。
なおmacOSのMonterey同士だとUniversal Controlという機能も近々使えるようになるらしいです。これは一つのMacのキーボードとマウスで別なもう一個のMacも操作できるようになるという機能です。
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なのでもし私のiMacがMontereyに対応しているものだったとしたらUniversal ControlでMacBook ProのキーボードとトラックパッドでiMacを操作できて便利だったと思います。
先ほど資料をサブディスプレイに表示させてという話をしましたが今時のツールはだいたいクラウドで共有されているので同じ資料を別のMacで表示させるのは比較的簡単なケースが多いですよね。
じゃあ結局サブディスプレイにするというよりUniversal Controlで操作できれば快適に使えるのかなと思ったりもしました。このUniversal ControlはiPadでも使えるということなのでMacのキーボードとマウスあるいはトラックパッドでiPadを操作できるようになるというのもすごく便利かなと思います。
今回は以上です。
10:23
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