ポッドキャストにSpotifyで配信中の曲を入れられるミュージックアンドトーク。Spotify、ポッドキャスター、リスナー、アーティストみんなにメリットがあるよねという話をしました。
=== 目次 ===
ミュージックアンドトークとは
Anchorでのミュージックアンドトークの使い方
Spotifyにとってのメリット
ポッドキャスターのメリット
リスナーのメリット
アーティストのメリット
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スポティファイのミュージックアンドトークの話をします。
すでにポッドキャスト界隈ではとても話題になっているので、知ってる人も多いと思います。
ミュージックアンドトークについて話しているポッドキャストも多いと思いますが、私もこの話題に触れたいと思います。
このミュージックアンドトークは、ポッドキャストの番組の中にスポティファイで配信している楽曲を入れられるようになりましたという機能です。
ポッドキャスト配信ツールのAnchorで作ったポッドキャストだけが使える機能で、スポティファイ上で聴いた時にだけ曲が再生されます。
ポッドキャストを聴くユーザーがスポティファイのプレミアム会員の場合は、有料会員の場合は曲をフルで聴くことができます。
ポッドキャストを聴く人が無料会員の場合は30秒間だけ曲を聴けます。
スポティファイがケチな感じもしますが、無料会員でもフルで聴けるようにすると、自分が聴くためにポッドキャストを作って聴きたい曲をプレイリストのようにガンガン入れ込んだポッドキャストを作ってそれを聴くという人が出てくると思います。
なので制限するのはしょうがないですね。
なお無料会員の聴ける30秒間は、その曲の頭から30秒ではないです。
その楽曲を登録するときに視聴用として試し劇用に設定している30秒間の場所が再生されるんだと思います。
30秒間というのを逆手にとってイントロが好きな曲紹介とかできないかなと思ったんですけど、それは無理そうでした。
イントロ当てクイズ的な企画もできないですね。
アンカーのアプリ上でこれまでも自分の収録した声の音源とは別に、間奏として間でちょっと繋ぎのための音楽とかサウンドとしてチャイムとか効果音的なものを一つのセグメントという単位で追加できるようになっていました。
そのセグメントの一つとしてSpotifyの楽曲を入れることができるようになりました。
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これは楽曲を選んでその曲を入れるか入れないかだけなので、その曲の中のここからここまでを再生するとかそういう設定は一切できません。
もちろん曲にかぶって喋ったりもできないんですね。
あくまでも自分が喋っているセグメント、楽曲のセグメント、また自分が喋っている声、また曲とセグメントが分かれている必要があるんですね。
Spotifyのスマホのアプリで聴いているときには、このセグメントがトラックの扱いになって、トラックリストに曲が表示されて、曲のジャケットとかタイトルが表示されていて、それを選んでそこに飛ばして再生することもできます。
アンカー上でSpotifyの曲を追加するときには、検索して探すか自分のプレイリストから曲を選ぶことができます。
余談ですが、試しにSpotifyの曲じゃなくて、ポッドキャストのエピソードをプレイリストから選んだところ、普通に登録することができました。
多分、ポッドキャストの中に人のポッドキャストのエピソードを丸々入れることもできるんじゃないかと思います。
権利的にどうなのとか、何の意味があるんだという話は別として余談でした。
なお、ポッドキャストを1.5倍とか速度を変えて再生している人も多いと思うんですが、曲になると普通の通常の速度で再生されました。
そしてこのミュージック&トークですが、Spotifyにとってもユーザーにとってもみんなにとってすごくウインウインな仕掛けになっているなと、みんなにメリットがあるなと感じています。
まずSpotifyのメリットとしては、プレミアム会員への誘導につながりますよね。
ポッドキャストで楽曲もフルで聞きたいんだったらプレミアム会員にならないといけません。
そしてポッドキャストを聞くプラットフォームとしてSpotifyを選んでもらうことにもつながりますよね。
ポッドキャストを聞くプラットフォームはたくさんありますが、自分のところを選んでもらうためにSpotifyはSpotifyにしかないオリジナル番組を配信したりしてるんですが、ミュージック&トークで作られた番組はSpotify上で聴かないと曲が聴けないと。
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そうなると番組配信者としてもSpotifyで聴いてほしいと、そういう流れになりますよね。
そしてポッドキャストの中で使われている楽曲はそれを選んでプレイリストに追加できるので、音楽を聞くプラットフォームとしてもSpotifyを使ってもらえるようにという誘導になりますね。
より多くの時間をSpotify上で過ごしてもらうということにこのミュージック&トークは非常に貢献しそうだと思います。
次にポッドキャストを配信するポッドキャスターにとってのメリットですが、これはもうラジオ番組のような番組を作れるということでしょう。
ラジオに憧れてラジオが好きでポッドキャストをやってる人も多いですし、それでは聴いてください。渡辺美里でMy Revolutionとか曲紹介をするのってちょっと憧れますよね。
今は曲流れてませんよ。Spotify以外で聴いてる人がもしかして今曲流れたのかなと思うかもしれないので念のためです。
あとポッドキャスト番組として音楽番組が作れるのもメリットでしょうね。
乃木坂46ニューアルバム全曲レビューとか80年代女性アイドル特集とかそういうポッドキャスト番組エピソードが作れますよね。
そういうところから新たな才能が世に出るきっかけになるかもしれません。
そのセレクト能力レコメンド能力が認められて実際にその人セレクトのオムニバスアルバムがCDで発売されるとか音楽媒体での連載の仕事につながるとかそういうことがあるかもしれないなと思います。
そしてリスナーにとっては知らなかった新たな曲に出会えるということがメリットでしょうか。
今までもプレイリストというものはありましたが選んだ人の生の声で曲の紹介を聞けたりして音楽をレコメンドされる場が増えるというのは良いことかなと思います。
まあそういう番組がいっぱいできたらということではありますね。
あと仕事のBGMとして聞きやすいポッドキャスト番組が増えるかもというのもあると思いました。
間に曲が入っているラジオ番組スタイルの方が仕事中のBGMとしてはいいですよね。
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なのであえてBGM用に曲をいっぱい入れておしゃべりはちょっと緩めな感じのBGM用ポッドキャスト番組というのもありかなと思いました。
ターゲットをSpotifyの有料会員に絞る必要はありますね。
あと曲を提供している側、アーティストとかレコード会社にとってのメリットとしてはとにかく楽曲を聴いてもらえる機会が増えるということでしょうね。
曲を何度もたくさん聴いてもらうほど収入が増えるということですからね。
Spotifyの収入のうちの何パーセントかを全楽曲提供者で奪い合っている。
一つのパイをみんなで奪い合っているので、すべてのアーティストがメリットになる、収入がプラスになるというわけではないですけどね。
ということでSpotifyのMusic & Talkについてでした。
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