Webデザイナーとグラフィックデザイナーとは大きく違う(少なくともわたしの場合は)という話をしました。Webデザインのデザインは「設計」がしっくりくると思います。
=== 目次 ===
Webデザイナーのデザインは設計
印刷物のデザインにはDTPの知識が必要
デザインはセンスじゃなくてほとんど知識
それでもセンスはあるかもしれない
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アシカガキャスト。私は仕事上の肩書きについては、一つに決めずに随時やってることからアップデートしていったりしてるんですが、
フリーランスになって開業届を税務省ですかね、に出す時にWebデザイナーと書いたので、
確定申告の時などには職業、職種名はWebデザイナーと書いています。 Webデザイナーという言葉にはデザイナーとついているので、
グラフィックデザイナー。 雑誌とかポスターとか印刷物のデザインをしたり、
パッケージデザインとかもそうなんですが、見た目のビジュアルをかっこよく作るデザイナーの人と同じようにデザインする人なんだと思われがちなんですが、
Webデザイナーとグラフィックデザイナーとは大きく違うと思っています。 少なくとも私の場合はそうです。
そもそも世の中の多くの人がデザイナーとアーティストとの区別がわかっていない人が多い印象があるんですが、
グラフィックデザイナーは旗から見るとそう誤解させるようなアーティスティックなデザインを作る人という印象があると思います。
もちろんアーティスティックなウェブサイトをデザインしているウェブデザイナーもいるわけですが、
一般的にウェブデザイナーのやってる仕事はもっと地味というか、無から有を生み出すような、ゼロを一にするようなデザインというよりも、
いろいろなルールの中で、その範囲の中でパーツを組み合わせて構築していくような地味な作業が多いです。
建築家に近いのかもしれませんね。見た目のかっこよさよりも使いやすいもの、ちゃんと機能するものを
いろんな決まったルールの中で作ると。 基本誰が作ってもだいたい似たような感じになるけど、
紙は細部に宿るというか、ちゃんとこだわってしっかり作ってあるものは プロが見ればわかると。
デザインという言葉を日本語に訳すときに設計という言葉もありますが、ウェブデザイナーのデザインは設計という言葉がまさにあっていると思います。
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ウェブサイト制作に関連する作業として、バナー画像を作ったりとか、ビジュアルデザイン的なものも作ってはきているんですが、
そういうグラフィックデザイン的なことが自分の本業とは思っていないので、デザインに長けている人、デザインできる人と思われて、
ウェブデザイナーのウェブの部分を勝手に外して、デザイナーさんと呼ばれることには違和感があります。
なんでそんな話をしているかというと、最近印刷物のデザインをする仕事が続いていて、
まあ仕事というか半分ボランティアみたいなものなんですが、その関係している人たちにデザイナーだと思われているっぽいのが居心地悪いんですね。
印刷物の制作、グラフィックデザイン、エディトリアルデザイン的な仕事は、本業ではないんですが、頼まれればできると答えるスタンスでやっています。
じゃあなんで印刷物のデザインができるのかというと、 DTPの知識があって、デザインの知識もあるからです。
センスとかそういうことは全く関係なく、知識だけでやっているようなイメージです。
ウェブデザインもそうなんですが、印刷物を作るための DTP作業、デスクトップパブレッシングの作業にもいろんな知識が必要です。
その前にまず印刷物を作るためのアプリケーションが必要ですね。 基本的にはこれはアドビのソフト
アドビイラストレーターかアドビインデザインで作ることになります。 アドビのソフトはお高いんですが、今はサブスクリプション制になっていて
なんと月々たったの6248円税込みでイラストレーター、フォトショップ、インデザインなどなどが全部使えます。
高いと思う人も多いと思いますが、昔はフォトショップとかイラストレーターとか単体で1本20万とか30万とかしてましたからね。
それ考えると年間7万5千円でソフトウェアもどんどんバージョンアップしていっても追加料金かからないというのは非常にありがたいですね。
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特にやっぱりグラフィックデザイナーとかウェブデザイナーとして独立すると、フリーランスになるという時に
それまで会社で使っていたアドビのソフトを自分で買い揃えないといけないと、そこの開業時にまだ儲かる前にまとめて大金出してアドビのソフトを揃えることをしなくて良くなったというのは非常に大きいと思います。
DTPの知識の話に戻りますが、例えば写真を印刷物のデザインにレイアウトに入れるときには RGB じゃなくて CMYK 形式にしなきゃいけないとか
このサイズで利用するので解像度をいくつに設定すると何ピクセルかけ何ピクセルの画像が必要だという計算であったり
じゃあ写真をページの端っこギリギリに配置していわゆる立ち落としと言うんですがページの端まで写真を置くにはデータ上では何ミリはみ立たして配置しておく必要があるとか
いろんな細かいルールとか決まり事とかがあってなかなか難しいです 入稿するときのファイルのフォーマットだったり
ハリコム画像のフォーマットを何にするかとかそういうルールは時代とともに変わっていっているので知識もアップデートしていく必要もあります
そもそもピクセルデータかアウトラインデータ ベクターデータかの違いとかもありますよね
ウェブサイトに載っているロゴのデータをそのまま貼り込んで印刷した場合 元がビットマップの画像データで画面上は綺麗に見えていても
印刷したらギザギザの荒いデータになってしまうというのはよくある話かもしれません アウトラインデータとかベクターデータと言われるような拡大しても縮小しても綺麗に印刷できるような
そういう形式のデータで具体的にはイラストレーターのAI形式とか EPS形式とかのデータでロゴマークとか図形的なデータは扱わないといけないんですね
あとそういうDTP的なデータの作り方的な知識とは別に デザインの知識というのもあります
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長年の先人たちが積み上げてきた こうすれば見やすい
揃って見えるかっこよく見える 注目を集めたい要素に注目を集められるみたいなルール決まりごとみたいなものですね
デザインはセンスではなく ほとんどが知識である程度のところまでは何とかなると思っています
型を守ればそれなりのものはできると言えると思います で型を学んだ上でその型を破る
型破りな 新しい斬新なデザインを生み出す人もいるでしょうが
型を知らずに勝手に好き勝手にやっても 型なしになっちゃうと
よく言われるフレーズですがまさにデザインにも当てはまると思います 私は型を破るほど型に習熟しているわけではないので
とにかく余計なことをしない 型を守ってデザインする
流行りのデザインデザインのトレンドを取り入れたかったらとにかく真似する そういうアプローチで印刷物のデザインなどをする時には取り組んでいます
あと今はテンプレート的なものもいいものがいっぱいあるので そういうものをベースにするという手もありますね
あとデザイン素材にうまく頼るという手もいいと思います 私はアドビが提供している
アドビストックという素材サイト デザイン素材を入手できるサービスを必要な時に利用しています
これは残念ながらアドビのサブスクリプションのアドビ クリエイティブクラウドには入っていないので別途金額がかかります
アイコンみたいなちょっとした簡単なものでも やっぱり簡単なものほど難しいというのもあって
自分で一から作っているとそれなりに時間がかかってしまうので そういうものはデザイン素材として
購入して使うのがまあ手っ取り早いと思っています もちろんアイコンとかだと無料のものもあったりしますが
そもそも作るのにかける時間がもったいないのに 無料のものを探し回ってる時間ももったいないので
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サクッとお金で解決するのがいいと思います デザインにセンスはあまり必要ないと言いましたが
それでもやっぱりセンスというものはあるのかもしれないなぁとは思っていて デジタルになってデザインが作りやすくなりましたが作ったものを評価する
デジタルなのでバリエーションは作りやすいですがその中でこれがいいと 選び取るにはある程度はセンスというか
見極める力がある方がいいのかなぁとは思いますし 選び取るセンスは私はそれなりにあるんじゃないかなとは思っています
そういう作ったものを評価するセンスがある程度あれば デジタルのツールの力
デジタル素材の力を借りて 誰でもそこそこのものを
型を破らないレベルのデザインはできるんじゃないかなと思っています 私はそんな感じです
あとセンスとはちょっと違うかもしれないですが レイアウトをしていて
このオブジェクトとこのオブジェクトが揃っているとか 均等に配置されているとか目で見た感じで大体私は揃えられる方だと思っているので
実際見た感じで揃えて最後正確に揃え直してみて ズレてなかったとか
ちょっとしかズレてなかったことが多いのでそういうセンスはあるのかなと思ったりはしています 今回は以上です
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