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第310回アシカガキャスト
iPhoneをパソコンのウェブカメラとして使うためのアプリがいくつかあります。
ビデオ会議をするときのカメラとしてiPhoneを使うんですね。
iPhoneのカメラは性能がいいので、パソコンに最初からついているインカメラよりも綺麗な映像で映るだろうということですね。
この手のアプリを今までいくつか試してきたんですが、気に入ったもの、おすすめできるものに出会えずにいました。
そんな中、やっとで出会えた、これが決定版じゃないかなというアプリがカモというアプリです。
レインキューベイトというメーカーが作っていて、iPhoneのアプリはレインキューベイトカモという名前のアプリなんですが、
Macにインストールするのはカモスタジオという名前になっていました。
これ、Windows版はないと思います。
WindowsでiPhoneをウェブカメラとして使うには、iVCamというアプリがあるようです。
この手のiPhoneをパソコンのウェブカメラとして使うアプリなんですが、今までいろいろ試してみて、
どれも技術者の人が作りました。動けばいいでしょうみたいなUIがこなれていない印象のものが多かったです。
そんな中、このカモはごく普通のMacのアプリのようなユーザーインターフェースで、やっとで普通に使えるアプリが出てきたなという印象を持ちました。
このカモは基本有料のものなんですが、無料版もあって、無料版でも十分使えるところもおすすめできる点だと思います。
無料版だと映像の隅にカモのロゴが入ります。ただ白い単色だし、そんなに主張してこないです。
あと無料版では720pというハイビジョン画質までです。有料版だと1080pのフルハイビジョンの画質で撮ることができます。
なおエポックカムという完全無料の同じような用途のアプリがあるんですが、これはかなり広告が鬱陶しい作りになっていました。
アプリはiPhoneだけでMac側にはドライバーをインストールするだけなんですが、iPhoneのアプリが起動すると全画面で広告が出てきて、なおかつ使用中でも画面の上下に常に広告が出ていました。
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まあもちろんカメラとして使ってビデオ会議に映る映像には広告が入るわけではないんですけどね。
あとこのカモの注意点としては必ずMacとiPhoneをケーブルでつなぐ必要があります。
この手のアプリではケーブルつながなくてもワイヤレスで使えるものもあるんですが、カモは必ずMacとケーブルでつながないといけないのでちょっと面倒ですね。ひと手間かかりますね。
まあMacの外付けカメラとしてiPhoneを使うということなので、そこまで離れた場所で使うことはないと思うので、ワイヤレスでどうしてもつなげたいというケースはそんなにはないんじゃないかなと思います。
Mac側のアプリで撮影されている映像をいろいろ調整できるんですが、その手の調整は有料版にしないと使えません。
有料版にするとカメラのズームだったり明るさコントラストみたいな調整がかなりいろいろ10項目くらいコントロールできます。
あと有料版だと画面の隅に表示されるロゴも消すこともできます。
有料版の値段なんですが39.99ドルと書いてあってちょっと高いですが買い切りだったらそれくらいの値段でも1回払うだけだったらいいなと思っていたんですね。
なのでカモがこの手のツールの中で決定版だとおすすめだと思っていたんですが、先ほどbuy nowというボタンを押してみたところ12ヶ月のサブスクリプションと書いてありました。
1年更新だったんですね。なので月額にすると300円400円くらいになるのでちょっとうーんと思ってしまいました。
まあともかく無料で使う分にはおすすめですし使用頻度がそれなりにある人であれば有料版も決して高くはないのかなと思います。
ビデオ会議で使うだけだったら解像度的には無料版の720pで十分だと思います。
今回は以上です。