ゴールデンウイークに、高校生が「サイゼリヤの注文をCLIで行える非公式ツール」を開発・公開したことから議論が起きました。この是非はともかく、AIエージェントで飲食店の注文ができることでの可能性について話しました。
=== 目次 ===
サイゼリヤの注文をCLIで行う非公式ツール
テキストで注文できることで広がる可能性
APIの公開で、すぐにでも実現できる未来
AIエージェントと会話しながら注文する
AIエージェントがWebサイトを操作する時代に
【感想・質問・取り上げてほしいテーマ大歓迎です】
✉️メールアドレス
ashikagacast@icloud.com
📮フォーム
https://form.jotform.com/251312427953051
💬 X(Twitter)
@ashikagacast
https://x.com/ashikagacast
ハッシュタグ『 #アシカガCAST 』でお願いします!
【番組について】
この番組アシカガCASTは「あなたのクリエイティブの背中をちょっと押す」をテーマに、デジタル活用のヒントをわかりやすくお届けすることを目指しています。
【その他リンク】
・アシカガCAST文字起こし要約|アシカガコウジ|note
https://note.com/ashikagacast/m/mbc989fbedb84
・YouTube アシカガCAST再生リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLVTFQngStPeXZjS2iJ2l8j-en9DWuEW0y
感想
まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!
00:02
こんにちは、アシカガコウジです。
ゴールデンウィークに、16歳の高校生がサイゼリヤでデザートのジェラート&シナモンフォカッチャをAIと相談して注文しました。
これは、おなじみのサイゼリヤのQRコードからサイトを開いて注文する公式のやり方ではなく、独自に開発した非公式ツールを使っての注文だったんです。
これは、サイゼリヤCLI騒動として話題になった出来事です。
サイゼリヤのモバイルオーダーシステムの通信を解析して、コマンドラインで直接料理を注文できるツールを作って、さらにそのソースコードをGitHubで公開して、
実際にサイゼリヤのお店で注文に成功した動画をSNSに、Xに上げていました。
CLIというのはコマンドラインインターフェースですね。
WindowsとかMacのGUI、グラフィカルユーザーインターフェースと対になるような言葉で、キーボードを打ってテキストだけでやり取りをする、WindowsのコマンドプロンプトやMac、Linuxのターミナル、いわゆる黒い画面での操作ですね。
開発したのが高校生ということもあり、すごい天才みたいな声も上がる一方で、エンジニア界隈を中心に倫理面の問題や法律的なリスクを指摘する声も多く話題になっていました。
で、この騒動からしばらく経って、娘に、娘はサイゼリヤが好きなので、サイゼリヤCLI騒動って知ってる?と聞いたんですけども、全く知りませんでした。
うちの娘はSNSはめっちゃ見てるんですが、話題になっていたとはいえ、一般の人に届くほどではなかったのかもしれません。
そして娘から、公式の注文方法を使わずにこれを使うことに何の意味があるのかと聞かれました。
これは公式のツールを使わずに注文できるんだという自慢的なものもあると思うんですけども、公式のツールに頼らずに注文できるということで広がる可能性もあります。
実際にこの高校生は、オープンAIのAIコードエージェントのCODEXというツールでメニューを分析させて、1000円の予算でこれまで注文した内容をもとに、残りの予算で注文できるデザートをAIにCODEXに選ばせたんですね。
03:22
そしたらAIが、ジェラート&シナモンフォカッチャが残りの予算450円で頼めますと提案してきたので、今すぐにそのおすすめを注文してとAIに注文させたんですね。
CLIでコマンドラインで注文できるということで、AIをエージェントとして間に挟んで注文ができるわけです。
ということは、日本語しか対応していないシステムだったとしても、AIに翻訳してもらいながら別の言語で注文できますよね。
公式のツールでは文字が小さくて読みにくいというケースでも文字を大きくしたり、音声読み上げと音声認識を使って注文もできるでしょうね。
そういう可能性が広がるわけです。
サイゼリアのこの高校生に関しては運営側の許可なくハックしているということで、法律面でグレーな部分もあるでしょうし、お行儀が良くないですよね。
お店のサーバーに許可なく自作のプログラムからアクセスして1000個のメニューIDを総あたりして調べたみたいな批判されてしかるべき面もあります。
でもそういう非公式のやり方ではなくて、各飲食店がオーダーシステムのAPIとかMCPとかを公開してAIエージェントから注文できるようになれば、かなり面白いことになりそうです。
すでにウェブサイトでのECサイトとかに関してはAPIとかそういう連携する仕組みはなくても、AIエージェント自体がブラウザを操作してオーダーしてくれるみたいな未来はもう来てます。
Xでゲンタさんという人がX上の記事として怒るより使用にしようというサイゼリアCLI騒動に関連する記事をアップしていました。
そこではこれは違法か合法かの話じゃない。
2026年の日本がエージェント時代にどう向き合うかの話だと持論を述べていました。
さっき私がこういうことができるようになると言ったのはこの記事を参照しての話なんですが、この記事によるとこれまでは人間が画面を見てボタンを押すのが前提だったけど、これからはこうなるということで、
06:16
アレルギーに合うメニューだけ出してとか、家族4人で予算○○円で頼んでとか、文字が見えづらいのでメニューを読み上げておすすめを注文してとか、日本語が読めないんで母国語で確認しながら頼んでみたいなことができるようになると。
AIエージェントはもうチャット相手じゃない。本人の意思を受け取って現実のサービスにつなぐ代理人になると。この発想はこの記事を読むまで私は考えたことがなかったんで新鮮に受け止めました。
飲食店のモバイルオーダーがわかりにくいという人もAIエージェントと会話しながら注文できれば従来のオーダーと変わらないか、むしろ利便性が向上するかもしれないですよね。
お店側がAIエージェントの入った端末を用意しておいてモバイルオーダーがわかりにくいですという人にはそれを貸すみたいな運用もあるでしょう。
これまではモバイルオーダーといえばGUI画面の見やすさボタンのわかりやすさ押しやすさみたいなことが大事だったのに見た目のことを一旦忘れてCLIコマンドラインをテキストベースで考えることによって利便性使いやすさが上がる可能性があるというところが面白いですよね。
生成AIの開発元がある時期各社競うようにCLIコマンドラインのインターフェースを提供し始めたときその利便性が私はあまりピンとこなかったんですけども、
Claudeコードなどを使うようになって理解できましたし、今回のこの飲食店のオーダーに使うというアイデアでさらにそういうことかと思いました。
ウェブサイトを作るという私の本業にもダイレクトに影響する話ですが、ウェブサイトというものはAIが情報を引き出しやすいAPI的なデータベース的なものと昔のブラッシュサイトみたいな操作して楽しめるものとに二極化していくんじゃないかと考えています。
エージェントファーストウェブという言葉も誕生しています。
人間だけじゃなくAIエージェントをウェブサイトやオンラインサービスの主要なユーザーとして考えて、AIが情報を理解処理行動しやすいように設計する最適化するというアプローチです。
09:18
エージェントファーストウェブ、AIエージェントがデータを解析してAPI連携とかブラウザーの操作とかを通して自動でタスクを完了させる。
検索したり比較したり購入する予約するみたいなアクションをAIエージェントが完了させる時代が来るので、サイトとかサービスとかを提供する側もそれに最適化していきましょうということですね。
ビジュアルが重要というものでも入り口はテキストコマンドラインという例も出てくるでしょうね。
例えばイラストとかデザインとかクリエイターの作品というのはビジュアルが選ばれる理由になるわけですが、それを見つける、探すための入り口として、
例えばAIエージェントにこの部屋の壁に飾るのにふさわしい絵を選んでとテキストでの指示が入り口になるかもしれません。
またこういう変化はAIが人間の仕事を奪うというのと同時にAIが新しい仕事を生むという例にもなるかもしれません。
AIエージェント向けにメニューのシステムとかウェブサイトとかサービスを構築していくのはやっぱり人間がやることですからね。
AIに対応するための人間の仕事というのも増えていくでしょうということですね。
そして我々情報発信をしていく側としてはこれまでの常識にとらわれないような柔軟な発想でAIにも人間にも選ばれるような工夫が必要になってくるのかなと思いました。
今回は以上です。ご意見ご感想などあればハッシュタグアシカガCASTをつけてXに投稿していただくかお便りのフォームとメールアドレスもありますのでそちらから送っていただけると嬉しいです。
それではまた次回お会いしましょう。アシカガコウジでした。
キャストアシカガー
11:43
コメント
スクロール