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2023-02-01 10:15

結局のところExcel/スプレッドシートの知識は必要だよね(第618回)

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パソコンを使うならやはりExcel/スプレッドシートの知識があった方がいいよねという話です。Web制作にもExcelは役立ちます。

=== 目次 ===
パソコンを使う=MS Officeを使う時代は終わった
AIの前にExcelは人間の仕事を奪った?
デザイナーはOfficeツールを軽視しがち
Web制作でもExcelは役立つ
フォームからスプレッドシートで自動集計
Notionにもスプレッドシート的な機能が
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アシカガキャスト。
昔はパソコンを使うということイコール、ワード、エクセル、パワーポイントを使うことだったと思います。
それが時代が変わってきて、クラウドのツール、オンラインのツールを使うようになってきて、
マイクロソフトもその流れに乗って、ワード、エクセル、パワーポイントをオンラインで使えるようにしていますが、
このマイクロソフトのオフィスツールが圧倒的という状況からは変わってきていると思います。
ワード、エクセル、パワーポイントがGoogleドキュメント、Googleスプレッドシート、Googleスライドに置き換わっているというような単純な話ではなくて、
ノーションだったら場合によってはこの3つのツール全ての代わりになっちゃうかなとか。
キャンバはグラフィックツールなんですが、スライド作成に使えますし、
ドキュメント作成ツールも出してきたので、ワードの代わりにもなるかもとか、競争が激しくなってきていると思います。
ワードはもともと文章を作ったらプリントアウトすることを前提に考えられていましたが、
今時のツールはオンラインで共有することを前提に考えられているんで、
その辺もコンセプトが違ってるよねとか、求められているもの自体が変わってきている面もあると思います。
で、前置きが長かったんですが、Excelというツール、あるいはExcel的なもの、
GoogleスプレッドシートやMacのナンバーズ、
これらのツールはなんだかんだ言って、コンピューターを使う上ではある程度知っておいた方がいいよねという話をしたいと思います。
最近、AIが人間の仕事を奪うといった話がよく出てきますが、そもそもExcelは人の仕事を奪ったんですかね。
Excelによって失業する人がいたかもしれないですが、Excelによっていろんな計算を自動化できたり、
効率化を進めることができて、経理とかそういう仕事をしていた人たちにとっては、ツールとしてパートナーとして便利になったんだと思うんですね。
これ、今後のAIをツールとして利用していく話のヒントにもなりそうですよね。
デザイナーの人は、実はオフィスツールを使えない人が多いです。
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マイクロソフトのオフィスツールを軽視しているというか、使いにくいツールだと思っている人が多いです。
ワードを使うよりもイラストレーターとかインデザインを使った方がきれいに文章のレイアウトができますし、
PowerPointを使うよりイラストレーターの方がレイアウトの自由度が高いので、それらと比較してしまって、
なんか使いにくいツールだなと、自由度が低いなと思ってしまうんですね。
私もデザイナーではないですが、デザイン業界にいたので、ワードPowerPointはほとんど使ってないんですが、
Excelだけはやっぱり必要で使っていました。
で、実はウェブサイトの制作においてもExcelを使えると便利というケースが結構あります。
例えばウェブサイトにショップリストを載せたいと。
お店の名前と住所と電話番号とウェブサイトとなどがまとめられているリストを、
だいたいExcelでデータをもらうことが多いです。
で、その表をもとにウェブページに載せるためにHTMLにしていくんですが、
そのリストの数が多い場合、一つ一つコピーペーストしていくとかは面倒ですよね。
でもそういう場合、Excelの関数を使うことで、Excel上でHTML自体を作ってしまうことができます。
ちょっと手間なだけでやってることはシンプルで、
Concatenateという関数があるんですが、これが文字列を連結するための関数なので、
表組にしたかったらお店の名前をTDタグで囲う、住所もTDタグで囲う、
お店のURLはリンクにするタグにするとか、
それをまず1行分作って、その関数を下方向にコピーしてあげると、
その行の分、店舗の数だけ全部HTMLが作れるんですね。
みたいなことができるので、ウェブデザインをするにおいても、
Excelの基本的な知識があった方が効率化できると思います。
この関数を使ったやり方はExcelだけではなく、
GoogleスプレッドシートでもMacのNumbersでも同様にできます。
あとWordpressとかMovableTypeとかのCMSを使う場合にも、
CSV形式でのインポートとかエクスポートができることが多いので、
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Excelなどのスプレッドシートでデータを準備して、
CSV形式で書き出すという作業ができる一通りの知識を持っておく必要があると思います。
で、なんで今さらExcel的なもの、スプレッドシートの知識が必要だよねという話をしたかったかというと、
Webのフォームで投票してもらって、その結果をGoogleスプレッドシートに書き出して、
Googleスプレッドシート上で自動集計するという仕組みを作ったからです。
作っていたからですというか、以前も同様の仕組みを作っていて、
しかもそのことをアシカガキャストで話していました。
ただもう2年半以上前の話で、ネタにしたことを忘れていたくらいで、もう一回話してもいいかなと思ったんですね。
Webフォームを作って管理するのは、私はずっとJotFormというのを使っていて、
JotFormはフォームの内容をメールでどこかに送信できるのはもちろんなんですが、
他のサービスと接続することもできて、Googleスプレッドシートに自動的に書き出す、追加していくことができるんですね。
で、そのGoogleスプレッドシート上で関数を使って、自動でこれに何票入っていると集計する仕組みが作れます。
で、実は前回この仕組みを作った時に、票の多い順に自動的に並べ替えてグラフにするということができてなくて、
相当並び替えは都度都度やらないといけなかったんですが、それを今回自動化することに成功しました。
相当した結果、並べ替えた結果を表示するための関数というのがあって、
それを使って相当した結果を新たに表示させて、それを元にグラフを作ればいいと分かりました。
まあこの辺は必要に応じてGoogle検索したりして解決したわけなんですが、
ともかくそういうことができそうという感触があるかないかは重要だと思うので、
スプレッドシートの知識というのはパソコンを使う上ではあるに越したことはないなぁと思うんですね。
今話題の人気のNotionもデータベースという機能があって、スプレッドシートとはちょっと根底にあるコンセプトは違うんですが、
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それこそ関数を使ってどうのこうのということができるので、その辺使いこなすとNotionを使いこなしていける幅がぐっと広がるので、
やっぱりスプレッドシート的なもの、表計算的なものからはパソコンを使う以上逃れられないんだなと感じます。
NotionはNotionのドキュメントの中にスプレッドシート的なものを埋め込んで、そこで売り上げの計算とかできるので面白いというか便利ですね。
私は概算見積もりを作るときにNotionを使っています。
ウェブ制作の仕事などでまずは見積もりをお願いしますと言われたときに、どうしても見積もりの表の部分だけでなく、
ここはこういう意味ですよとかこういう前提ですという説明の文章も必要になってくるので、文章と表組での見積もりが一緒になっているNotionのドキュメントを
共有する形で提出できるので便利だなと感じています。
あんまりまとまってない話でしたが今回は以上です。
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