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三谷幸喜作品の12人の優しい日本人を俳優たちがリモートで演じて、YouTubeで生配信というのを先日やっていたので見ました。
ビデオ会議サービスのZoomを使って、俳優の方たち多分各自自宅だったと思うんですが、自宅のみんなをZoomで繋いで、ZoomからYouTubeでライブ配信していました。
そこでテクニカルな技術的な面で気になったことがいくつかあったので、その話をしたいと思います。
まず画面の並び順ですね。Zoomのギャラリービューという表示で、12分割された画面に12人並んでいる状態だったんですが、この並び順がコントロールできないみたいで、
登場人物が配信員1号、2号、3号と数字がついているので、その順番に並んでいたらわかりやすかったと思うんですが、そうはなってなかったんですね。
さらに前編と後編で時間を空けて2回やったんですが、前編と後編でも並び順が違ってました。
これビデオ会議に繋いだ順番によって勝手に並んじゃうので、そうじゃなくてオーナーが強制的に順番を決められないかなと考えてみました。
Zoomには待機室という機能があって、ミーティングに参加したユーザーはまず待機室に入って、オーナーの人がオーナー管理者ってことですね。
オーナーの人が許可した段階でビデオ会議に入れるという仕組みです。
なのでオーナーの人が1号許可、2号許可、3号許可のように順番にやっていけば綺麗に並ぶんじゃないかなと思ったんですが、ちょっと実験してみた感じではうまくいかなそうな気がしました。
まず上から順番じゃないみたいなんですね。
さらにZoomで見ている順番とYouTubeに配信される並び順って違うんですね。
12人とか大規模な実験はできていないんですが、思い通りに並べるのは難しそうだと今のところの私の結論です。
なおそもそもオーナーとして管理をする人が俳優以外にいた場合にその人の画面も表示されてしまわないのかということですが、これは大丈夫なようです。
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ビデオをオフにして参加していればその人の画面も名前もYouTubeの配信には表示されません。
もちろんZoomに参加している人にはこの人が参加しているというのはわかります。
今回演出を担当された方がテクノロジーに明るい人だったらしいので、その方がオーナーとしていろいろやっていたんじゃないかと推測しています。
次にタイトル画像や後編が始まるときの今までのあらすじを画面共有で画像を表示していたんですが、
Zoomの画面共有が会議をするためのものなので、ウィンドウを共有しているのでウィンドウのバーが表示されていたんですね。
これをウィンドウのバーとか枠がなく画像だけにできないかなと考えました。
それで試してみたんですが、そのウィンドウを全画面表示にすれば画像だけの表示になるんですが、
そうすると他の作業ができなくなっちゃいますよね。
モニター2台で2画面の人だとやりやすいかもしれないんですが、画面共有切るにも何するにも一旦ウィンドウ状態に戻さないといけないので、
画像だけが表示されてすっとビデオに切り替わるとかっこよくいくのは難しいそうです。
ショートカットキーでできるのかもしれないですね。
時々12人プラス誰かが参加するシーンがあったり、最後エンディングでは1人1人表示が消えていって、
でもまたカーテンコールみたいに1人1人登場してくるという演出があったんですね。
これはビデオ会議から一旦退出してまた繋ぎ直したり各自がしてたのかなと気になりました。
最初の方に言った待機室の機能を使ってオーナーが管理してたのかなとも思ったんですが、
12人が順番でバラバラバラといなくなるシーンはタイミングとか難しいと思うので、
俳優の人たちが自分たちで操作してたと思うんですが、これは多分単に映像をオフにしてたんじゃないかと思います。
映像をオフにさえすればライブ配信の方からは消えるので、会議から退出する必要はないんですね。
ということで、ZoomからYouTubeライブ配信で行われた12人の優しい日本人の朗読劇を見てテクニカル面で気になったことでした。