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ネタがないよ。
あんたは?あんたは忙しいよ。
ないよ。
タニク植物を育て始めました。
アシカガキャスト!
iPad版のアドビイラストレーターがついに登場しましたが、
iPad版のフレスコとの連携について調べてみました。
期待したほどの連携はできないことが分かりました。
まず、イラストレーターからフレスコへの連携です。
イラストレーターで書いた図形をコピーしてフレスコにベクトルデータのままペーストするということはできませんでした。
そもそもイラストレーターで書いた図形をコピーしてフレスコにペーストすることができないみたいです。
ただ、連携自体はできて、イラストレーターからPSD形式、Photoshop形式でフレスコに持っていくというやり方ができます。
ファイルとして1回保存してもいいんですが、イラストレーターの共有メニューからPSD形式でフレスコにデータを送ることができます。
ただしイラストレーターで書いたベクターデータの図形もフレスコに読み込んだ時点でビットマップになってしまいます。
イラストレーターで書いた楕円の図形をフレスコ上に持ってきて拡大してもエッジが綺麗だったんで最初ベクトルのままちゃんときてるんだと勘違いしたんですが、
実際はある程度拡大しても綺麗に表示されるけどビットマップのデータでした。
なのでイラストレーターで書いた図形をフレスコに持っていって色を変えるといった作業は現実的ではないですね。
ビットマップのデータでエッジにアンチエイリアスがかかっているので綺麗に塗れないんですね。
例えば黒い線で曲線が描かれているとして黒一色だとカーブになっている部分がギザギザして見えるのでそこにグレーのピクセルを入れることで滑らかに見えるような処理がされてるんですね。
それをアンチエイリアスと言います。
ビットマップの画像だとそういうアンチエイリアスの処理が入っているのでフレスコの塗りつぶしツールでただ色を塗っただけだと純粋な黒い部分しか色が変えられないので滑らかに見せるためのグレーの部分が残ってしまって見た目が汚くなるんですね。
黒から濃い茶色に変えるとか似た感じの色に変える場合はそんなに気にならないというケースもあります。
今度は逆にフレスコからイラストレーターですがこっちも psd ファイル Photoshop 形式のファイルで持っていくことができます。
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ただしフレスコでベクターブラシを使って書いた図形もイラストレーター上ではビットマップとして読み込まれます。
なのでイラストレーター上で線をいじったり色を変えたりはできません。
またフレスコ上でコピーしてイラストレーター上にペーストはできたんですがこれもビットマップになってしまいます。
ただしフレスコからイラストレーターだったらベクトルデータのまま持っていけないことはなくてフレスコから pdf 形式で書き出してイラストレーターで開けばベクトルブラシで書いたものはベクターのまま持っていけます。
ただし pdf ファイルをイラストレーターで開いたことがある人はわかると思うんですがイラストレーター上で編集しやすいデータにはなってないんですね。
特にフレスコの書き出す pdf をイラストレーターで開いた場合フレスコ上でのレイヤー以上にレイヤーに分かれていて1ストロークごとにレイヤーに分かれてるんじゃないかみたいな感じで
しかもクリッピングマスクというのがいっぱいかかっている状態なのでいざ部分的に選んでそこの色を変えようとかそういう作業はとても大変です。
パソコン版のイラストレーターだったら機能が豊富ですしマウスとキーボードで操作できるので何とか編集できるかなと思うんですが
ipad 版のイラストレーターだとかなり厳しいと思います。
ちなみにイラストレーターとフレスコの大きな違いとしてイラストレーターではオブジェクトに対して線と塗りの情報を持っているのに対しフレスコは塗りの情報しかないということがあります。
フレスコのベクターブラシで線を引いてもその線は線として認識しているんじゃなくて太さ何ピクセルかの塗りとして認識されてるんですね。
なのでフレスコのデータをイラストレーターに持っていっても線幅を変えることはできないんですね。
塗りとして認識されているフレスコのベクターブラシで書いた線にイラストレーター上で線幅をつけることによって線を太らせることはできるにはできるんですが自由に線幅をコントロールできるというわけではないですね。
ということで ipad 版のイラストレーターとフレスコとの連携は今のところは今一つという結論でした。
今後どんどん良くなっていくと思います。