#041|「腸を整えると気分が上がる」:スッキリするのはお腹だけじゃない大切な話【わたしとくらしの実験室】
2026-09-10 08:15

#041|「腸を整えると気分が上がる」:スッキリするのはお腹だけじゃない大切な話【わたしとくらしの実験室】

理由のわからない気分の重さや、なんとなくのイライラ。実はその答えの一部は、お腹の中にあるかもしれません。

腸は「第二の脳」とも呼ばれ、気分を明るくするセロトニンの約95%は、脳ではなく腸で作られていると言われています。

今日からできる、腸と気分を整える小さな習慣についてお話しします。


・腸が「第二の脳」と呼ばれる理由と、脳とお腹をつなぐ迷走神経の話

・気分に関わるセロトニンやGABAが、腸で作られているという事実

・腸内細菌のバランスの乱れ(ディスバイオシス)と、こころの不調との関わり

・発酵食品、水溶性食物繊維、良質な脂質という、今日から取り入れられる3つの視点

なんとなく気分が晴れない方、お腹の調子と気分の関係を知りたい方におすすめの回です。



【パーソナリティ】

稲墻麻子 / Asako Inagaki

自分に合った調子のよさを見つける「自分のトリセツ」づくりの伴走者。

心や体の状態だけでなく、仕事、人間関係、環境など、暮らし全体を整える視点から、自分らしく心地よく生きるためのサポートを行っている。

高校・大学時代をアメリカで過ごし、外資系金融・コンサルティング・FinTech企業でマーケティングや顧客エンゲージメントに携わる。

その一方で、フルタイム勤務中に経験した心身の不調をきっかけにホリスティックヘルスを学び始める。

心と体、思考、人間関係、環境、仕事、学び、Joy(喜び)など、暮らしに関わる12の要素を統合的に見つめ直し、自分に合った「調子のよさ」を育てていくホリスティックアプローチが特徴。

現在は、パーソナルセッションやグループセッション、企業向けワークショップ、親子プログラム『OYA to KO』など、多層的に活動を展開。

日本に暮らす外国人への英語プログラムや多国籍チーム向けの企業研修も行い、ヨガや呼吸法、食のアプローチを取り入れながら、科学的な知見と日常の実践をつなぐスタイルで伴走している。

Website / Instagram / LinkedIn / Blog / Insight Timer


感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

サマリー

腸は「第二の脳」と呼ばれ、気分の落ち込みやイライラといった心の不調と深く関わっています。約95%のセロトニンが腸で作られることや、腸内環境の乱れが心の不調につながるメカニズムについて解説。発酵食品、水溶性食物繊維、良質な脂質を意識的に摂取することで、腸と心の両方を整えるヒントを紹介します。

はじめに:気分の落ち込みとお腹の関係
皆さんこんにちは、わたしとくらしの実験室、ホストのInagaki Asakoです。
このポッドキャストでは、がんばりすぎない調子のよさを育てていくヒントを、暮らしの中での小さな実験や気づきとともにお届けしていきます。
はい、理由ははっきりしないけど、なんとなく気分が晴れないとか、なんとなくイライラしやすいとか、あとはなんとなくこう落ち込んでいるみたいな、そんな日ってありますか?
あの、こういう気分の波みたいなものって、必ずしもね、なんか私たち生きてると、一度は経験しますよね。
でもこれを心の問題だけとして片付けてしまいがちだなと思っていて、でも実はこの答えの一部はお腹の中にあるかもしれないっていうことなんですよね。
なので、今日は腸を整えると気分も上がるというテーマで、腸活がね、実はお腹がすっきりするだけの話じゃないという部分をお話しできればと思っています。
腸が「第二の脳」と呼ばれる理由
まず知っておきたいのが、腸は第二の脳っていうふうに呼ばれているということですね。
この腸の周りには、たくさんの神経細胞が張り巡らされているんですね。
で、この脳とはまた別に独立して働く神経のネットワークを持っているということなんですよ。
で、このお腹の脳と頭の脳をつないでいるものが、瞑想神経という体の中でもかなり大きな神経なんですね。
で、脳からお腹、お腹から脳と、両方向で信号をやり取りしているんですって。
なので、あの経験したことあるかなと思うんですけど、緊張するとお腹が痛くなったりとか、逆にお腹の調子が悪いとなんとなく気持ちまで沈んでしまったりとか。
あの感覚は、気のせいじゃなくて、ちゃんとした神経のつながりによるものなんですよね。
気分に関わる物質と腸の関係
さらに面白いなと思うのが、この気分に関わる神経伝達物質そのものも腸と深く関わっているという部分ですね。
例えば、幸せホルモンと呼ばれるセロトニン、聞いたことありますかね。
このセロトニンのなんと、約95%が腸で作られていると言われてます。
で、さらに不安な気持ちをね、落ち着かせてくれる働きを持つギャバという物質も、同じように腸で作られていると考えられているんですね。
つまり、気分を明るくしたり落ち着かせたりするための材料そのものが、頭の中ではなくてお腹の中で日々作られているということですよね。
なので、そういうふうに考えると腸の状態が気分に直結していても不思議じゃないですよね。
で、腸の中には数え切れないほどの微生物、腸内細菌が棲んでいて、この材料作りにも深く関わっているんです。
なので、腸内環境が乱れると、こうした気分に関わる物質の巡りもなんとなく乱れやすくなってくるわけですね。
腸内環境の乱れと心の不調
で、一つ前のエピソードでお話しした際に、炎症というキーワードを出しました。
で、実はこの腸の状態とも関わっていますね。
腸の状態が乱れがちな時ほど、体の中に小さな炎症のサインが出やすくなっていって、それがね、気分の重さにもつながっていくことがあると言われています。
で、この腸内細菌と心の状態の関係については、研究がね、進んでいる分野でもあるんですね。
例えば、鬱病とか心の不調を抱えている方は、腸内細菌のバランスが崩れていたり、腸のバリア機能が弱まっていたりするケースが多いということがわかってきているそうです。
で、仕組みとしてはこんな流れが考えられています。
例えば、強いストレスが続くと、本来しっかり閉じているはずの腸のバリア機能が弱まって、腸内細菌とかその毒素が少しずつ血液の中に漏れ出してしまう。
で、この腸内細菌のバランスが大きく崩れた状態のことをディスバイオーシスと呼ぶんですけども、これが心の不調とも関わっている可能性があると言われています。
で、もちろん心の不調の原因は一つではありませんし、まだまだ研究段階の部分も多いテーマなんですね。
でもそれでも心の調子とお腹の調子がここまで深くつながっているっていうのは、知っていて損ではない視点だなぁと思っています。
腸を整えるための3つの習慣
で、ここまで聞くと、じゃあ具体的に何をすればいいの?と思いますよね。
で、私自身このホリスティックヘルスの勉強をする中で、この分野を学んだ時に答えは意外とシンプルだなぁと感じました。
一つ目は、私たちにも身近な発酵食品を取り入れること。
納豆、キムチ、ヨーグルト、味噌とかいろいろありますよね。私たちの身近なスーパーで買えたり、コンビニでも買えたりします。
それらには本当に腸にいい菌がたくさん含まれているので、発酵食品は大事、とっても大事なものです。
そして二つ目が、食物繊維を意識して摂ることですね。
食物繊維の中でも、水溶性食物繊維というものをより意識して摂るといいと言われています。
例えば、わかめとか海藻系、ネバネバ系と思っておくと簡単かもしれません。
でも、ただ難しく考えないで欲しいので、食物繊維を摂るというふうに覚えておいていただいても全然いいと思います。
この食物繊維と発酵食品のセットで覚えておいて欲しいんですね。
なぜかというと、腸にとって大事な菌たちの餌が必要なんですけれども、その餌がこの食物繊維の中にいます。
なので、この二つはセットで意識して摂っていきたいですね。
なので、菌を育てていくというような考えで、思っていただくといいと思います。
あと三つ目、付け足すとしたら、良質な脂質、オイルとかですね。
それは何に含まれているかというと、ナッツとか種子類とか、あとはオリーブオイルとか、あと魚ですね、魚介類とか、あとアボカドもとてもいいです。
で、これらは腸にもいいし、脳の働きを支える材料になるとも言われています。
で、このような感じでですね、腸の調子を整えていくということも意識していただくといいかなと思います。
まとめ:心の調子とお腹のつながり
もし今、理由のわからない気分の重さとかを感じているとしたら、もしかしたらその原因の一つはお腹から来ているのかもしれないということをね、ちょっと頭の片隅に入れておいていただくといいかなと思います。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。また次のエピソードでお会いしましょう。
08:15

コメント

スクロール