#042|シルバーウィーク、"何も決めない日"があってもいいんです【わたしとくらしの実験室】
2026-09-17 09:57

#042|シルバーウィーク、"何も決めない日"があってもいいんです【わたしとくらしの実験室】

もうすぐシルバーウィークですね。5日間まるまるお休みという方もいれば、数日だけお休みの方、この日はお仕事という方も、今年は過ごし方がさまざまだと思います。

行きたかった場所に行ったり、家族とゆっくり過ごしたり。せっかくの連休、予定を詰め込みたくなる気持ち、すごくわかります。でも、楽しい予定も、実は自律神経にとっては「頑張るモード」のスイッチ。今日は「自律神経の切り替え」と「意思決定疲れ」という2つの視点から、"何も決めない日"があってもいい理由についてお話しします。

・楽しい予定も脳と体にとっては「活動モード」というおさらい

・交感神経・副交感神経の切り替えという、ホリスティックヘルスの視点

・小さな決断の積み重ねが消耗する「意思決定疲れ」という考え方

・連休の予定を前半に寄せ、後半に余白を残す具体的な工夫

・休み明け前日の夜、副交感神経を優位にするための過ごし方

予定を全部埋めることだけが、連休の過ごし方じゃありません。シルバーウィークに、"何も決めない日"があってもいいんです。

5日間フルでお休みの方も、数日だけの方も、出勤日がある方も、それぞれの形で取り入れられる内容です。以前のGW回を聴いてくださった方にも、新しい視点として楽しんでいただけます。

【パーソナリティ】

稲墻麻子 / Asako Inagaki

自分に合った調子のよさを見つける「自分のトリセツ」づくりの伴走者。

心や体の状態だけでなく、仕事、人間関係、環境など、暮らし全体を整える視点から、自分らしく心地よく生きるためのサポートを行っている。

高校・大学時代をアメリカで過ごし、外資系金融・コンサルティング・FinTech企業でマーケティングや顧客エンゲージメントに携わる。

その一方で、フルタイム勤務中に経験した心身の不調をきっかけにホリスティックヘルスを学び始める。

心と体、思考、人間関係、環境、仕事、学び、Joy(喜び)など、暮らしに関わる12の要素を統合的に見つめ直し、自分に合った「調子のよさ」を育てていくホリスティックアプローチが特徴。

現在は、パーソナルセッションやグループセッション、企業向けワークショップ、親子プログラム『OYA to KO』など、多層的に活動を展開。

日本に暮らす外国人への英語プログラムや多国籍チーム向けの企業研修も行い、ヨガや呼吸法、食のアプローチを取り入れながら、科学的な知見と日常の実践をつなぐスタイルで伴走している。

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サマリー

シルバーウィークの過ごし方を、自律神経の切り替えと意思決定疲れの2つの視点から考える。楽しい外出や旅行も脳と体にとっては活動モードになり、何も決めずにぼんやりする時間は感情や記憶の整理、休息につながると説明する。連休中は1日または数時間を意図的に空け、予定を前半に寄せ、最後の夜はニュースやSNSから距離を置く工夫を提案する。

楽しい予定も活動モードになる
皆さんこんにちは。わたしとくらしの実験室、ホストのInagaki Asakoです。
このポッドキャストでは、がんばりすぎない調子のよさを育てていくヒントを、暮らしの中での小さな実験や気づきとともにお届けしていきます。
はい、もうすぐシルバーウィークですよね。
今回、5連休ですよね。5連休。5日間まるまるお休みという方もいれば、数日だけお休みの方、あとはこの日はお仕事ですという方もね、いろいろいらっしゃるかと思います。
今日はですね、このようなね、連休って1年の中に何回か来ると思うんですけれども、連休を過ごす上で知っていただきたい過ごし方についてお届けしたいと思います。
行きたかった場所に行ったり、家族とゆっくり過ごしたり、普段できないことをまとめてやったりとかね、いろいろ連休過ごす予定があるかなと思います。
この連休だからこう、いろいろとね、予定を詰め込みたくなる、そんな気持ちわかります。
で、実はですね、今回のテーマは、今年の5月のゴールデンウィークの時期に少しだけ違う角度からお話ししたことがあるんですね。
で、その時は、例えば山登りとかテーマパーク、予定の詰まった旅行のような楽しくてワクワクする予定も脳と体にとっては、実はこう活動モードなんですよね、というお話だったんですよ。
これはあの気持ちはすごく満たされるんだけれども、実は体は休んでない状態ですということですね。
で、脳にはデフォルトモードネットワーク、略してDMNと呼ばれる回路があるんですって。
で、これは何もしてない時、ぼーっとしてる時にこそ働いて、私たちの感情の整理とか記憶の整理を担っているとされてるんですね。
自律神経と何も決めない時間
で、今日改めてお伝えしたいのは、シルバーウィークに何も決めない日があってもいいということをお伝えしたいと思います。
で、今日はそのね、理由を2つの視点から少し掘り下げてお話ししていきます。
1つ目は、自立神経のバランスという視点ですね。このホリスティックヘルスの中でもよく出てくる考え方だと思います。
自立神経、これは体を活動的に頑張るモードにする交換神経と、体を休ませて回復させる副交換神経の2つがあります。
で、楽しい予定でもね、常に何かを見てとか選んで反応しているような状態は、交換神経が優位になりやすい状態ですね。
ワクワクとか興奮とかも、体にとっては、やっぱこう活動、頑張るモードみたいなね、そういったスイッチが入っている状態。
で、一方、何も決めずにぼーっとね、過ごす時間は、これは副交換神経が優位に切り替わりやすいタイミングだとも言われています。
深い深呼吸とか、ゆったりとした感覚が戻ってくる、そんなような感じですね。
ヨガされている方は、最後のシャバーザナ、屍のポーズをした時のこと、経験がある方もいらっしゃると思うんですけれども、
なんか、あの何もしてないのに満たされるような感覚ですよね。
それは副交換神経が優位になっているサインでもあるんじゃないかなと思います。
なので、この何も決めない時間を作るっていうのは、自立神経を急速モードに切り替えてあげるような、そういった感じの、
何て言うんでしょう、積極的にそこにアプローチするような時間でもあるんじゃないかなと思っています。
意思決定疲れと連休の消耗
で、もう一つの視点が、意思決定疲れというものですね。
どこに行こう、何を食べよう、何時に出なきゃいけないとか、連休中、どっか行ったり旅行行ったりすると、こういった小さな決断がいつもよりたくさん積み重なりますよね。
で、これらの一つ一つの決断っていうのは、小さいんだけれども積み重なると地味に消耗するという考え方もあります。
で、この分野はまだまだこう、研究者の間でも議論があるテーマなので断定はできないんですけれども、このね、消耗する感じ、体感として心当たりある方も多いんじゃないでしょうか。
ちなみに私は結構消耗しますね。結構頭も忙しくなるし、いつもと仕事とは違う工夫をなんでしょう、脳が働いているという感覚ですかね。
で、シルバーウィークはですね、ゴールデンウィークに比べてね、比較的日数が短い分、予定を詰め込みたくなる気持ちが強くなりやすい時期なのかなと思います。
あとね、暑かった夏が終わって、過ごしやすいこの時期にだからこそ、ちょっとどっか出かけたいよねって気分になりますよね。
私もね、この間張り切ってハイキングに使う帽子買いました。なのでハイキング行きたいなって思ってるんですけども、
あいにく今回のシルバーウィーク結構雨予報だったり台風が近づいてたりしますよね。
なので皆さんもね、じゃあ室内で遊べるところはどこがあるかなとか、ちょっと計画を変更するっていうようなところにもね、頭を使っている方も多いんじゃないかなと思います。
こんな感じでね、いろいろともうすでに頭をフル回転させているっていうところもあるのかなと思いますけれども、
何も決めない時間を実践する
だからこそ、今日は何も決めないとか、何もしないとか、あらかじめ自分に許可を出しておくということもね、することで連休全体の過ごし方が少し楽になると思います。
以前ゴールデンウィーク回でお話しした、1日の中に少しでも頭を使わない時間を意識して入れるっていう実験なんですけれども、地味にあれからも私は続けています。
好きなドラマをね、ひたすら見るとか、判断しない、もうただこうエンジョイするみたいなことなんですけれども、
この間お話ししたのって、これすごく地味なようでいて、この時間を意識して確保するようになってから、休み明けの体の重さが以前よりね、だいぶ軽くなった感覚がありますね。
休息をとる、戦略的休息とかね、そういった言葉はあったりしますけれども、結構ね、私たち真面目なので、ちゃんとした休息をとらなきゃっていうプレッシャーがあったりしませんか。
休むならきっちり休むとかね、でもそういうね、あのプレッシャーをちょっと手放して見ていただきたいなと思ってます。
手放すこと、これ結構大切なので、ぜひちょっとチャレンジしてみていただけたらと思います。
具体的に何をすればいいのか、ここからはね、ちょっと実践編みたいな感じでお伝えしたいと思います。
連休後半に余白を残す工夫
まず一つ目が、シルバーウィークの5日間、全部予定を詰め込むか、全部空けるかの二択にしなくて大丈夫です。
連休のうち、意図的に、例えば1日だけ何も決めない日を作ってみてみるとどうでしょう?
行き先も、時間も、何にも決めない?
それだけで、副効果神経を優位に切り替える時間にもなりますね。
数日だけお休みの方とか、この日はお仕事でという方も、その中の数時間だけでも何も決めない時間を意識してみるという形でも取り入れられます。
二つ目は、予定を入れる日をできるだけ連休の前半に寄せてみて、後半に予約を残しておくことですね。
そして三つ目が、連休最後の日ですね。
その日の夜は、新しい予定とか新しい情報をできるだけ入れない。
ニュースとかソーシャルメディアとか、この日だけは少し距離を置いてみて、ぼんやり外の景色を眺めたり、何も考えずに過ごす。
前回お話しした頭を使わない時間を、この最終日の夜というピンポイントな場面にはめてみるとどうなるかということを実践してみるというのもいいかなと思っています。
今日はですね、シルバーウィークを過ごす上で知っていただきたい過ごし方として、自立神経の切り替えと意思決定疲れという二つの視点からお話ししました。
予定を全部埋めることだけが連休の過ごし方じゃありませんよね。
そう、シルバーウィークに何にも決めない日があってもいいんじゃないかなと思います。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。また次のエピソードでお会いしましょう。
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