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  2. #169 建コンの利益
2025-01-10 34:18

#169 建コンの利益

建設コンサルタントのお金シリーズ第二段、今回は利益についてお話しします!


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サマリー

建設コンサルタントの利益構造について説明し、建設業の収益モデルとその複雑さに触れています。飲食店や製造業の利益構造を例に挙げながら、建設業がどのように異なるかを解説しています。建設業界における利益の管理方法が語られ、プロジェクトのコスト削減や効率的な外部委託の重要性について触れられています。また、間接的なコストの影響とその管理についても説明されています。公共事業における利益の追求やそのための戦略について詳しく解説されています。特に、プロジェクトごとの利益を重視することで、働きやすさや生産性向上に繋がるという視点が重要です。

利益の基本構造
健康のあれこれの健康のアレです。 こんにちは。
このポッドキャスト番組は、建設コンサルタントという、 わかりにくくつかみにくい業界について、
あれこれ、お話をしていく番組です。 SpotifyやApple Podcastなどのポッドキャストアプリの他、YouTubeでも視聴することができます。
前回、建コンの年収の話をしました。
個人的には、もう少しコンパクトに話したかったです。 後で聞き返して、ちょっと間延びしてるなぁとか、いろいろ反省はあります。
この年収の話をしたのは、その後、今回も含めて何回かに渡って、ちょっとお金絡みの話をしたいなぁと思っている、その一発目でもありまして。
今日、この回は、お金編の第2弾として、利益構造の話をしたいと思います。
ちょっとタイトルをどうしようか、まだ悩んでるんだけど。 利益の話をしたい。どんなふうに利益が出るのかという。
建設コンサルタントの仕事っていうのがね。 という話をしたいと思いまして、早速いきたいと思います。
前回の年収の話で、ボーナスっていうのが結構年収に占める割合が
そこそこ大きいと、結構大きなファクターだという話をしましたね。 それで、ボーナスっていうのは業績が良いと、会社の業績が良いと多めにもらえるわけです。
前回の例だと、年間で6ヶ月分のボーナスが出た場合って話をしたんですけど、単純に12ヶ月分、ボーナスゼロだったら12ヶ月分の年収なのが
そこに6ヶ月足されると、18ヶ月分の年収に、雑な言い方するとなるわけなんでね。 1.5倍年収が増えるっていう話なんですよ。
そのボーナスが6ヶ月出ればですよ。というぐらい、ボーナスっていうのは大きいと。 じゃあそれが6ヶ月になるのか、3ヶ月なのか、2ヶ月なのかっていうのは
会社のその利益がどのくらい出てるかということと関係する話なんで、 年収の話に続いてですね、利益の話したいということなんですね。
業界ごとの利益構造
利益ってどういうものかなっていうところを多業界の話からちょっとザクザクっと話をしていくと、例えば飲食店の利益を考えたときに
中華料理屋さんとかだと例えばしたとして、材料を買ってきて、なんかチンゲン菜とか空芯菜とか豚肉とか買ってきて、それで料理を作って売ると。
で、売るっていうことによってお金が入りますね。 厳密に言うと注文があって、注文聞いてから料理を作り始めることが多いかな、中華料理屋さんとかだったらそうでしょうね。
で、そうすると一食あたり、例えばチャーハン一つ、一食あたりにまずその材料費とか、あと、シェフなんていうの、料理人のコストとかね、いろいろコストがあって、
その一食の、例えば一食のチャーハンが900円だとしたら、900円の中にコストと利益に分かれるわけですね。
例えば900円のうちの600円がコスト、で、残りの300円が利益とか。 もっと少ないのかなぁ。飲食店は利益の率がわかんないけど。で、たくさん売れれば儲かります。
っていう話ですよね。 これと健康の利益とかコストの構造も似ている部分もあるし違う部分もあります。
製造業だったらどうかっていうと、製造業というのはまあ、いろんな製造業もあるんですけど、大量生産をしてたとする場合には、これも材料を調達してきて、例えば金属の塊とかね、
あるいはICチップとか、ケーブルとか、あとモニターとかね、画面とか、そういう材料を買ってきて、何かを作るわけですね。スマホを作るかもしれないし、自動車を作るとか。
で、販売するということで、これも売った時に収益が、お金が入ってきますよね。で、飲食店と製造業の違い、ちょっと違いは、大量生産をするような製造業の場合は、先にいっぱい作っちゃうんですよね。
iPhoneを注文してからiPhoneを作るわけじゃないよね。 もう作って、どこかに置いてある
iPhoneが届くっていうことなんで、注文の前にたくさん作ってるっていうところが、一般的な飲食店とはちょこっと違いますよね。だからお金の流れるフローがちょっと違うってことなんですけど。
それに加えて、コストの中には工場を構えたりとか、機械を導入したりとか、あと研究開発とか、そういうコストもあるんですけど、
飲食店だったらお店を契約したり、お店の家賃とかね、そういうコストもありますよねって感じですけど、大体材料調達して作って売るっていうのがそういう仕事。
ではもう少し健康に寄せてきて、建設業のコスト及び利益の構造とかお金の流れはどうなっているかっていうのをちらっと考えてみたいと思いますけど、建設業の場合は今まで話した仕事とちょっと違うのは、まず契約しますよね。
例えば5000万円の工事ですとか、2億円の工事ですって言って先に契約しますよね。そうすると製造業とか飲食店だったら今日いくつ売れるかとか、今月いくつ売れるかとかってわかんないんだけど、建設業の場合はちょっとそういう意味で言うと順番が逆とも言えて、先に2億円っていうお金が決まった状態から工事がスタートするっていうのが
結構違いますよね。健康はそういう意味で言うとこっちに近いです。設計業務1つ3000万円とかっていうお金が先に決まってから設計スタートするんで、そういう意味では建設業に
そういう点では近いです。ただ建設業の方がコストの構造はものすごく複雑で、いわゆる元受けって言われる、ゼネコンさんと呼ぶことにしましょう。
とりあえず元受けの建設業さんを、本当に言葉が一対一対応してないゼネコンさんと呼ぶとした場合に、ゼネコンさんが工事を受注したときに2億円とかの工事の中からどんな費用が発生するかっていうと、健康との違いは建設業って関わる人の人数がとてつもなく多くて、例えば足場を組みたいと思ったら
そのゼネコンの職員の人が足場を組み立てるわけではなくて、足場屋さんにお願いするわけですよね。そうすると足場の会社と契約するわけです。ゼネコンと足場の会社が契約する。それから型枠とか鉄筋配筋組みたいって言ったら、型枠とか配筋屋さんにお願いをするわけで、またそれを型枠とか配筋する会社と契約をする。コンクリートを打設するときもコンクリートの砂管をする人とコンクリートを買ってくるミキサーから持ってきてくれる会社とか
それぞれ別々、場合によっては別々に契約をする。パックで契約してお任せよろしくとかもあるかもしれないけど。ビルとかだったらそこから換気扇つけて照明つけてコンセント、それから建具ね、ドアとか窓とかね内装とか床とかいろんなことをいろんな会社にお願いして
それで一つの何かができるわけですね。ビルであったり定房であったり道路ができるわけですよね。アスファルト屋さんとガードレール屋さんも別だし。
なので、ゼネコンさんがやる仕事というのは、そのとてつもなくたくさんの人たち、たくさんの会社たちに適切なタイミングで、適切な条件を提示して、適切なものを持ってきてもらったり、その場に作ってもらったりするっていうプロジェクト全体の管理をするのがゼネコンさんの仕事なわけで。
ゼネコンさんに入社したその人がコンクリートをシュッシュッシュッってやるかというと、そういうふうにしてない工事の方が多いはずです。なんですよね。なので建設業のお金の流れっていうのは、健康と順調的には似てるんだけど規模が全然違ってものすごく複雑。
そういう意味で私はやっぱりそういう現場を管理してたり、プロジェクトを管理する、工事のプロジェクトを管理するゼネコンさんとか建設業の人というのはやっぱりすごいなと思ってとても尊敬をしています。
健康業界の利益とコスト
ちょっと話を戻してくると、そんな感じでいろんなとてつもない人たち、とてつもないたくさんの会社の人たちと契約をしたりして、一つの道路とか橋とかができて、そして接種の方に引き渡すと。ビルだったらデベロッパーさんかもしれないし、道路とか橋とかだったら自治体とか国土交通省さんに引き渡しをする。
実際に契約をして引き渡しをした後に入金ってことが普通だと思うんで、年取り途中入金とかもあったり、途中引き渡しとか部分引き渡しとかあったり、ちょっと細かい話は置いておいてですね、そういう順番になってます。
というところで健康の話に入っていきたいと思いますけど、健康の利益の構造はさっきのと似てます。先に契約をして設計業務1件1000万とか500万とか契約をしてから設計をスタートして、その設計のレポートを納品してOKですとなってから入金するっていうことなんで、順序としては建設業に似てるんですけども、スーパーシンプルです。
健康のコストの仕組みとしてはスーパーシンプルです。何がそんだけシンプルかというと、物を作るという営みに比べると分業が少ないっていうのかな、外部の会社と契約しなければできない範囲が建設業に比べれば少ないから構造がシンプルだということなんですね。
そういう意味で内訳の話をもう少ししていきたいと思うんですけれども、例えばキリがいいんで1000万の設計業務とか計画業務があったとして、その1000万の仕事をスタートするときに必ず計画を立てます。
1000万のうちからいくらを売り上げ利益として計上して、残ったいくらの減価の中から人件費にいくら使って、外部費にいくら使って、あとその他の経費にいくら使うかっていう予定を立てます。これを実行予算とか執行予算というふうに言います。
予算って言葉、これ一応学生さんも聞くかもなと思って今話してますけど予算っていう話はあんまり学生さんには聞き慣れないと思いますけど、お金の計画のことを基本的に予算と言います。
さっき利益とか減価って言葉をしましたけども、1000万のうちから例えば400万を売り上げ利益として計上する。残りの600万をコストとして使う。
そうすると1000万の予算の中から1年の業務だとしたら1年後いろんな仕事をしていろんなふうにお金を使った結果400万残ってるっていう状態でこの仕事が終われば一応計画通りお仕事できましたねってことになるわけです。
この残った400万のことを売り上げ利益とか、なんか私の身近な現場ではもうこのこと利益利益って呼んじゃうんだけど、正しくは利益というよりは売り上げ利益とか、これを素利益といった、まあまあいいや呼び名はちょっと売り上げ利益と呼んでおきますねここでは。
じゃあちょっと逆に、使っちゃう600万の話のことをちょっとすると、使っちゃう600万の中身がさっきの建設業だとすごく複雑だって話をしたんですけど、健康の場合のその使っちゃう600万の中身は結構シンプルで、一番主体というかメインのものは人件費です。
人件費というのは、前回の話もしました。人件費というのはイコール我々の給料です。
一つのプロジェクトの中から月々の私たちの月給が支払われると。
大体健康の人は駆け持ちしてますから、1個のプロジェクトから私健康のあれの1ヶ月分の給料を1個のプロジェクトから毎月ポコッポコッともらうわけじゃなくて、1ヶ月の中の何%はプロジェクトA、何%はプロジェクトB、何%はプロジェクトCから月給が支払われるみたいな感じの計算になるんですけど、
それぞれその割合に従った人件費がかかってくると。
そうすると、プロジェクトのコスト管理とすると、健康のあれ分の給料、人件費がちょっとずつ使われて減っていく。
お金が使われていく。お金が減っていくっていう感じ。
そんなことをやって、1年後にその600万が減ってるっていうと、計画通りじゃないっていうようなそういう話です。
人件費の次が外部費です。
外部費というのは外注費って呼んだりもします。
これは例えば詳細な配金図を別の会社に書いてもらう、依頼するみたいな時に、
この構造物の配金図50万円で書いてくださいとか100万円で書いてくださいとか。
お金はこっちから指定するってことは普通なくて、この配金図書くならいくらかかりますかって聞いて、
これだったら50万円ですね。
じゃあそれでお願いしますって言うと、さっきの使える600万の中から50万とか100万とか、
外部にお願いするお金が減っていくわけですね。
配金図とか詳細な図面をお願いするような場合とか、シミュレーションをお願いするような場合とか、
などなどいろいろとケースとしては仕事の内容としてあります。
あと複雑な構造計算をお願いする場合とか、数量広いをお願いする場合とか、いろいろとありますけど、
ここら辺はちょっと建設業と似ている部分があって、健康の私たち、元受けと言いましょうか、
プロジェクト管理の重要性
健康の技術者がやるべきことは、適切なタイミングで適切にその専門的なことをやってくれる会社に条件を指定してお願いして、
出てきてもらう、成果を返してもらうみたいなプロジェクト全体の管理をするっていうことは、
一つ私たちが担う大事な部分で、この後ちょっと出てきますけど、それをちゃんと効率的にやれる人と、
すごいいい加減に外部の会社にお願いしちゃう人といて、それによってかかるコストが変わってきたりもします。
あと、よくあるパターンとして、その外部の会社に専門的な作業をお願いする前に、
どういう条件でこの設計とか計画を進めるかっていうことを発注者さんと議論、協議をして、このケースでいきましょうとか、
契約上は2ケースやりなさいってなっているけど、いろんなパターン、条件を考えると、3ケースやったほうが良さそうですねとか、
例えばね。そうすると、3ケース分で進めますねって言って、そこから1、2、3ケースをお願いしたりとか、
そういう全体のプロジェクトの管理というのが健康の技術者に求められる一つの大事なポイントになってきます。
あとその他の経費っていうのは、交通費とかそういう話のことですね、経費ですと。
最初に言ったんですけど、1000万円の業務を受注して、そこで予算を立てるって言ったんですけど、
順番としてはね、さらにちょっと逆とも言える部分もあって、そもそも1000万円で契約しているってことは、
1000万円で入札しているってことになるんですよね。そうすると、入札をする前にそもそも1000万円で、
ちゃんと予定通りの利益を出せるかなっていうことは、あらかじめ確認をした上で、
募集がかかっているプロジェクトに応募をするっていう、それが大事な順序だと思いますね。
あとちょっとその応札とか入札の話は、このポッドキャストのね、結構初期のシャープの2とか3とかあの辺でいろいろ語ってるんで、
気になる方は聞いてみていただきたいんですけど、ひょっとするとね、私自身がやってる機械の業界だと、
機械とか電気の設計の業界だと、あんまり標準分析りに合致しない仕事が多いから、見積もりを出してやるんだけど、
そうじゃない場合はね、標準分析りっていうのがあって、標準分析りの話もまたちょっと今度別でちゃんとやろうと思いますけども、
割とね、なんかあんまり入札するときに、どれくらいコストがかかるかとか利益がどれくらい出そうかとか、
あんまり考えずに予定価格1000万円の仕事が発注されました。
健康のアレさんじゃあ何掛けで入れますかみたいな、じゃあ900万で入れようかとか、
そういう感覚でちょっと下げていろうかみたいな、そんな感覚でやってるようなところもあるかもしれません。
わかりませんけれども、あるべき姿としては、いくらで入札をするかというときに予算計画を先に立てて、
その先に立てた予算計画に基づいて、この仕事はちゃんと利益出そうかなってチェックしてから応募するのが大事なことじゃないかなと私は思います。
さて、今の話を聞いていただければ、健康の業界の中にいる人はもうすでに知っていることですけれども、
どうすれば利益をたくさん出せるかという話はなんとなく想像がつくかもしれません。
つまり予算を立てて1000万の仕事をやるときに、1年後そのプロジェクトが完了したときに、
600万円かかるかなと思ったコストが500万円に抑えることができれば、その分利益が増えるわけですね。
400万円の売上利益を500万円の売上利益に増やせるわけですね。コストを減らした分ね。
そういうふうにしてコストをなるべく安く実行することができると、
1つのプロジェクトの売上利益というのが増えるというのが健康の利益の構造のからくりです。
コストを安く進ませれば利益が多めに残るよというのはこの点は建設業も近いところがあると思うんですけど、
逆に販売店、飲食店とか製造業はちょっと違うよね。先に作ってから売るからね。
コスト削減の工夫
先にお金が決まってその内訳のコストを減らすというのと利益構造が違うというのが特徴だと思います。
ではどういうふうにコストを減らすかという話なんですけど、
例えば人件費を減らす場合、人件費を減らす場合には1つの同じ仕事を短い時間で行うことができればコストを減らすことができます。
ここはちょっと大事なところなんだけどわかりにくいんだけど、
短い時間で1つのプロジェクトをやるとコストが減る。これ本当ですかって話があって、本当なんだけどね。
でも私たち月給で契約してるから1月20日営業する日があって、
そのうちの20日プロジェクトAに費やしてたのを10日で済むようなやり方がもしあったとして、
でもそれでも健康のアレに支払う1ヶ月の給料は変わらないわけなんですよね。
みたいな話で言うと、ちょっとこれはまた次回に関係してくるんだけども、
短い時間で1つのプロジェクトをこなすということは、そこの空いた時間で別のプロジェクトをするということと半ば同義であったりします。
ただ、残業が定常的に多い人は、その残業を減らすことによって別の仕事をしなくてもコストを縮減していることになります。
この仕組みは前回の年収の話でしましたね。
固定の給料というものと残業というものが別の計算で給料として出てくる。
このコスト管理にも健康のアレに支払う人件費のうちの固定の費用がいくらで、残業代がいくらでみたいな、
内部的にはそういう計算に基づいてコストが引かれていくということになるんだけど、
二重の意味で短い時間でやった方が利益に貢献できるということです。
一つの意味は残業が減るから利益に貢献できる。
もう一つは空いた時間を別の仕事をすることによって利益に貢献できる。
それが人件費を減らすことによる利益増加の仕組み。
もう一つは外部費ですね。外部費を減らすわけですけど、外部費を減らそうと思ってやるべき工夫は、
大事なことはやっぱり手戻りなんですよね、と私は思うんですよ。
例えばなんだけども、さっき言ったABCのケースを外部の会社にお願いすると、
シミュレーションの3ケースお願いするって言ったときに、間違って2ケースでお願いをして、
やっぱり1ケース足してください、だったらそんなに困らないかもしれないけど、
AケースとBケースをお願いした後に、よくよく協議をしたり条件を調べると、
AとBではちょっとよろしくないから、AダッシュとBダッシュとCにしましょう、みたいなこととかあったりするんですよね。
そうすると、最初の2ケース半分くらいやっちゃったんだけど、やり直しですか?みたいな話になって、
すると何が起こるかというと、外部の会社から関係している協力会社さんとかから、
半分やっちゃったんでその分もコストとしてもらえますねって話になるわけなんです。
そうすると手戻りっていう言い方、手戻りも学生には伝わりにくいんだけど、
やり直しをさせた分、余計なコストをその会社に払わなきゃいけないことになるわけなんです。
これをしないで、かつプロジェクトに間に合うように外部の会社にお願いをしたり、品質の良いものを出してもらうとか、
そういうのが非常に大切ですね。
後出しで条件を変えたりとかすると、その分時間もかかっちゃうしコストもかかっちゃう。
外部に向けたコストがかかっちゃう。
これを手際よく正しくやることができれば、外部費っていうのは減らすことができて、会社の利益に貢献できます。
あともう一つは市場の原理を利用するって感じで、外部にお願いする同じ鉄金の配金図を作ってもらうんだとしたときに、
3社ぐらいから見積もりを取って、一番安いところにお願いするとかいうことをすることによって、外部費を抑えるってこともできると思います。
ただ健康の付き合いがある外部の会社って、割とすごく専門特化してる時もあって、
このシミュレーションをやるならここぐらいしかお願いできないとか、
あと3社ぐらい、例えば洋壁の図面をお願いすることができる会社が3社ぐらい、今までお付き合いのある会社であるとしても、
A社もB社も手一杯でC社しかお願いできないとかね、そういうことも多いんでね、
そんなにたくさんのところから選んで安くお願いするってことが成立する場合としない場合っていうのがありますね。
そういうような工夫によって効率的に仕事を進めることができると、また最初の話に戻りますけど、
1000万円の仕事にかかるコストを600万円から500万円に減らして、その分利益を増やすということができるわけですね。
この時最終的に何が起こるかというと、月々の給料は私たち変わりませんから、500万円という多めの利益を上げたことが最終的にはボーナスとして返ってくる、
間接的なコストの影響
そういう仕組みになっているし、それが毎年毎年実現できるようになったりすると、
そしたらじゃあ皆さんの基本金を上げましょうかみたいなことになるかもしれないし、
あるいはあなたの功績によって毎年、あなたが担当する仕事毎回上手くいくねと、毎回利益がちゃんと出てるねとなれば、
あなたが昇進、昇給することにつながるわけですね。
今日この回で特に言いたかったことというのは、頑張ったから昇給するとかね、
仕事をすれば当然お金がもらえるとかね、仕事をしたら当然お金もらえますね、ごめんなさい。
仕事をしたら当然お金もらえるんだけど、頑張ってるから昇給するとかね、そういう話ではちょっとなくて、
私たちがやってることは商売なんでね、利益に貢献してるかっていう視点は結構大事だよっていう話なんですけど、
ちょっとそれは最後の結論のところで言いますが、ちょっと話を戻って間接的なコストについて少し触れます。
間接的なコストっていうのは、例えば皆さんの会社のオフィスの家賃とか、あとシステムの費用ね、結構皆さんシステムいっぱい入れてるんじゃないですかね、
勤怠のシステムとか、コスト管理のシステムとか、何とかのシステムとか、そういうシステムにもお金がかかってますよね。
それから人事、総務、営業の人たちの人件費もかかってますよね。
こういうものは、さっき言った400万とか500万とか、一つのプロジェクトの売上利益の中から、これね、販売管理費って、結構企業会計の本とかで言うと販売管理費って言われるんだけど、
私たちは販売って感じしてないから、サービス用なんで、間接的なコストとここでは呼びます。
そういうビルの家賃とか、そういうものを差し引いて、その結果が企業の利益っていうものになるので、
今度会社の経営側の努力としては、間接的なコストが減るように結構頑張ったりしてると思います。各社してると思います。
だから、また新しいシステム導入するのがめんどくせえな、覚えなきゃいけねえじゃねえかよって思うと思うんですけど、
会社が新しい仕組み入れたりするとき。でもそれっていうのは、そのシステムを入れることによって人事の人とか総務の人の人件費を減らして、
トータル的には皆さんのボーナスが増えるようにやってることなはずなんで、それをどれくらいちゃんと説明してるかは会社によって違うと思いますけど、
そういう部分があります。逆のトレードオフもあって、すごい一等値に本社を構えたときに、その家賃は高いはずなんで、
高い家賃払ってる分、皆さんのボーナスは比較的に減ってるはずなんですよね。遠くの安いところに本社を構えるのと比べれば減ってるはずなんだけど、
それによって会社のブランド価値とか魅力が高まるんで、それがいい効果になったりもすると。仕事が働きやすいかもしれないし、働く気分がいいかもしれないし。
だからそれがプラスマイナスある中で経営の努力というか工夫をしているということですね。
そんな感じで、いろんなコストがかかって残った部分が利益で、その利益の中からボーナスが出てくるんだよって話を前回の話でしたということになります。
公共事業の利益追求
ちょっと話戻ってくるんですけどね。今回この話をした大きな意図としては、給料って大きな会社に勤めるとなんとなく毎日会社に行って、場合によって言われたことをやって、やらなきゃいけないことをやって帰ると。
この繰り返しによって月々もらえるものだっていうふわっとした理解になりやすいかもしれないんだけど、実際に私たちがやっていることはその行動一つ一つが商売であって、その商売の結果利益が増える場合も減る場合もあるということです。
すみません。
2件も3件も4件も抱えたって利益は増えないので、そうだとすると儲かりにくそうな仕事は避けるとか、そういうことも利益を追求する行為の一つとしてはあるかもしれないし、儲かりそうな仕事は積極的に取るとか、あとは価格競争によらない受注を目指す、例えばプロポーザル方式とかに注力をするということも戦略として一つあると思います。
次と総合評価方式と入札方式は何なのかみたいなのは、さっき言ったようにこのポッドキャストの前半のシャープ3とか4とか2だったか忘れましたけど、そこら辺に説明しているので聞いてみてください。そういうことによって利益を確保していくということが大事かなというふうに思っています。
私たちの仕事は公共事業に関わっているものが多いんで、健康の仕事はいろいろあるんですけどね、今日話したのは基本的に公共事業のプロジェクト、設計とか計画のプロジェクトのコストの仕組みの話をしたんですけど、公共事業をやる上で儲けることってちょっとなんかいやしいんじゃないみたいな、なんかいっぱい儲けて、公共事業で儲けていいのかよっていう空気も持ってる人もいるかもしれないし、
私が入社した当時の方がなんかもうちょっとそういう感じ強かったような気がする。そこから15,6年経ってまた健康の仕事とか利用とかも多様化してきて、この間日本高野さんの話もちょっと話もしましたけど、民間事業を増やしているような会社もあるし、
ちょっとね、金儲けがいやしいじゃんみたいな空気は薄れてる気もするけど、いまだにそう思ってる人もいるんじゃないかと思うんですけども、金儲けがいやしいというよりね、私がこの利益をちゃんと一個一個のプロジェクトで追求した方がいいんじゃないかって話をしているその本心というのは、
1個のプロジェクトが儲かるってことは、少ない時間で利益が出るってことと裏表ですって話をしたじゃないですか。それってことは、さっきも言ったんだけど、残業を減らすことに直結してるんですよ。儲かる仕事をするってことは、残業を余りせずに同じ利益が出せるっていうことと裏表の話なんですよ。
なんでさっき言ったように、儲かる仕事を取った方がいいっていうのも、利益を出しやすい仕事を取った方が、残業をせずに同じだけの利益を出せるチャンスがあるってことなんですよ。
金儲けがいやしいって言うと、会社がたくさん儲かってボーナスいっぱいもらえてるラッキーみたいなイメージだけど、双方ではなくて、プロジェクト一つ一つの利益を追求するということは、無駄というか過剰な残業を減らすとか、自由な働き方ができるとか、そういう働きやすさに直結する話なんで、
そのために、より皆さんが働きやすく、心地よく皆さんの技術を社会に発揮して、世の中の課題を老朽化している橋とか、洪水が頻発している川とか、そういうものを何とかするっていうことに対して、より心地よく働きながら世の中に貢献をするために、
一つ一つのプロジェクトでちゃんと利益が出るように、私たちも気をつける努力をするということが大事なんじゃないのと思っていて、それでちょっとこの利益構造の話をさせていただきます。
生産性の重要性
ということで、利益構造を追求しようとすると、生産性っていうものについて考えなきゃいけないんですけど、この生産性の話を次回したいと思いますという予告をして、今日は終わりたいと思います。最後まで聞いていただきありがとうございました。
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