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『近畿地方のある場所について』紹介回┃怪異の話が早くて助かるホラー映画
2026-10-12 24:17

『近畿地方のある場所について』紹介回┃怪異の話が早くて助かるホラー映画

『近畿地方のある場所について』を観たギリィが本作をネタバレなしで紹介。原作小説(文庫版)を読んだことがある佐島からすると、白石イズムが爆発し過ぎていないか気になっているが、そこは理屈を超えた化学反応があったようで……?

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() 『近畿地方のある場所について』は話が早くて助かる

() 映画版『近畿地方のある場所について』を観てくれ

() 体組織の一部を残して失踪した編集者の謎を調べるうちに……

() 特にニコ生の配信映像がお気に入り

() 白石監督の癖は出てる?

() 謎は解けるようで解けない

() 怪異資料を自分で結びつけていく快感

感想

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サマリー

映画『近畿地方のある場所について』を、原作小説との違いや白石晃士監督の演出に触れながら紹介する。編集者の失踪をきっかけに、残された資料から怪異の正体を追う構成と、怪異が早い段階から襲ってくるテンポが語られる。ニコ生風の廃墟配信や、資料映像の作り込み、白石監督らしいミミズ状の異界生物なども話題になる。謎をすべて説明せず、提示された情報を自分で結びつけて考察できる点や、菅野美穂の演技も見どころとして挙げられている。

原作と白石監督の組み合わせ
【おついち】あ、これ、問いなんはこれ。ある場所についてじゃない? 【深井】あ、これ、問いなんはこれ。ある場所についてじゃない?
【深井】もういいよ、もう。いいよ、いいよ。鉛、鉛、鉛です。 【おついち】これはね、岐阜の鉛が出ちゃったということで。
【深井】鉛です、鉛です。でね、この映画はですね、冒頭にさらっと言ったけど、 あの、節寿さんという方がね、書いたですね。
【おついち】はいはいはいはいはい。 【深井】あのー、ウェブ小説が元になってますと。 【おついち】持ってらっしゃる小説。
【深井】にですね、あのー、白石くんっていう原始をぶつけて、 核分裂反応を狙ったような意欲作になってますと。
【おついち】確かになー。なんでぶつけたんやろーって感じしたもんな、俺。
【深井】あのね、これ、節寿さんの小説見ると分かるんやけど、 各説ごとに、ま、とある回について関係があると思われる色んな文献とか映像とかを、
こう断片的な情報みたいなのをポンポンポンポンポンって載せてってある。
で、合間合間にそれを追いかけるオカルト雑誌の人たちの考察の回が挟まったりとか。
そういう構成してて、これって白石監督の得意なドキュメンタリーホラーっていうのの手法が使えるんですよね。
【おついち】なるほど、モキュメンタリータッチ、確かにね。
【深井】そう、ある人得意でしょ、そういうの。 【おついち】ま、言われてみればそうやな。
【深井】よく分からん番組っぽいの作ったりとかさ、得意じゃないですか。 【おついち】うーん、なんか本物っぽく進めるというか。
【深井】じゃないですか、そうなんですよ。 【おついち】うん、確かに。
【深井】呪いっていう映画とか、ね、ま、そうやし、怖すぎシリーズとかもそうやしね。
【おついち】こういう番組がありましたっていう程度。 【深井】そうですそうですそうです。
【おついち】作品やもんな。 【深井】その通りです。
【おついち】っていうことで、架空の番組とか情報とかをですね、さもあるかのように作るっていうところでは、
【おついち】確かにじゃあ白石くんかってなるのは分かる、すごく。 【深井】はいはいはい、そうですね、確かに。
【おついち】あと白石くんだったら、任せておけば、まあ安心かなってなる気持ちも分からんでもない。
【深井】確かに、モキュメンタリー的な低予算のやつももちろん作れるけど、
【おついち】さゆりとかな、ちゃんとした映画って言うとあれやけど、映画全としてるさ、モキュメンタリータッチじゃないやつも作れるわけやん。
【深井】そうですそうですそうです。【おついち】幅広いよな、そういう意味では。
【深井】そうなんですよ。で、白石くんはですね、この原作のね、近畿地方のある場所についての、
【深井】この原作の業館みたいなのを埋める新しいエピソードとかをですね、映像化してみたりとか、この作品ではしてるんですよ。
【おついち】ちょっと不安になってきたもん、そこ。【深井】原作のね、業館っていうのを埋めるようなシーンを作りつつ、
【深井】原作の、ここ大事じゃね?っていうシーンとかを、なんかバッサリカットしてたりするから、結局のところプラマイゼロな仕上がりになってた。
【おついち】いやでも、それでうまくまとまったのがさゆりやったからな。【深井】そうやな、そうなんですよ。
【おついち】ストーリー的には重要そうなんやけど、その作品の魂を語る上ではいらないかもみたいなさ。
【深井】っていうのが、白石くん判断で結構やってる感じはあります。【おついち】さゆりとかそんな感じだったもんな、なんか。【深井】確かに。
【おついち】これの方が確かに映像やったら魂は伝わるかもみたいな。【深井】あれは、白石くんの伝えたいことがめっちゃ出てたからね、さゆりは特に。
【おついち】それはそうかも、確かに。【深井】人間は幽霊を撲殺できるっていう、白石くんの考えが思いっきり出てたからね。健康な人間なら撲殺できるっていう。
【おついち】元気なら勝てる。大事やけどね。【深井】今回はね、割とその要素は薄いかも。【おついち】そうなんや。【深井】それは薄い、割と。
【おついち】へー。【深井】それよりかは、怖すぎとかでもさ、結構あったけど、人間の悪意が暴走した結果、それに悪霊系の向こうの世界の力が見事にマッチングしちゃって大変なことになるみたいな。
【おついち】はいはいはいはい。【深井】そういう点が結構あったじゃないですか。【おついち】一応小説は読んだことあるんやけど、確かになんかそういう話やと思うね。【深井】じゃないですか、そう。白石くんの幽霊を撲殺できるの他のもう一個の一面の方がしっかりこれガチっと合ってるから、そこがよかったですね、とってもね。
失踪した編集者と怪異の調査
【おついち】その二刀流確かに強いな、なんか。【深井】そう、白石くんね、そういうとこあるから。で、しかも主題歌がね、このシーナリンゴの白日のもとっていうタイトルのあれなんですけど。【おついち】おー。はいはいはい。【深井】まあでも、まあ白日のもとに謎が晒されるのかどうかっていうのは結構微妙なとこだなって思いますね。【おついち】ははは。【深井】そんな感じだ、プロメテウスみたいな感じだね。【おついち】そうそうそうそう。【深井】人類の起源わかっちゃいましたって言ってるけど、これほんまに?みたいな感じだね。
【おついち】大きいヒントをいくつか与えたから、まああとは、まあちょっと考えてみてみたいな。そんな感じで。【深井】おめえらだよ、白日のもとに晒すのはよ、みたいな感じのこと。【おついち】そうそうそうそう。そういうことそういうこと。【深井】はいはいはい。【おついち】まあある筋なんですけど、まあ超絶簡単に言うよ。まあ超不思議マガジンっていう、まあいいや、もうムーでいいよ、ムーで。月刊ムーってあるでしょ。あれあれ、もうあれです、思いっきり。
【おついち】月刊ムーの編集者の、さやまっていう男の人がおるんやけど、その人が泊り込みでね、でっかいネタをつかんだっつって、記事を編集してたんですけど、あのムーの地下の書庫みたいなところでね。だけど残業中に、あの体組織の一部みたいなのを残して、失踪しちゃって。【深井】体組織の一部?【おついち】結婚、結婚とか。【深井】あ、結婚だ。【おついち】そうそう、皮膚の一部とか、なんかそういうのだけ残して、失踪しちゃって。
【深井】そうやったか。【おついち】さやまがね、担当してた記事の完成っていうのを命じられた、公認のね、尾沢っていう男の子がいるんだけど、その尾沢くんがですね、ベテランのもう一人の女性のライターとですね、一緒にさやまが何を記事として突き止めようとしてたのかっていうのを探っていく。さやまが残した資料の中から。っていう感じです。
【おついち】なんで、6割くらいはさやまが残した資料っていうのを次々こう、視聴者にこう提示されて、で、視聴者がそれを見ながら、で、あとその、尾沢と菅野美穂を演じるですね、あの、瀬野さんだったかな、そんな感じの名前の女性記者の考察っていうのをね、こう聞きながら、この、これってどういう現象で何が原因なんだろうっていうのを一緒に追っていく感覚が楽しめる、そういう映画です。
早い展開とニコ生風の恐怖
【深井】なんかミステリーぽくてええな、そこ。 【おついち】だいぶミステリーですね、これ。 【深井】お前の好きなやつだよ、なんかあの、一個、まあこれ死体じゃないかもしらんけど、死んでそうな何か、しかも不思議な消え方したりとかしてる、何かを追ってくみたいなな。 【おついち】そうなんですよ。 【深井】大好きなやつだよ、お前。
【おついち】でこれね、この追ってくうちにね、あのまあ小澤くんっていう若い男の子がメインになって追ってくんだけど、追うごとに、追うごとにっていうかもうね、追い始めただいたいすぐから怪異がね、フルスピードで結構、あの、影響を読もうしてきて。 【深井】あ、左右でか、そうやったっけ。 【おついち】割とね、フルスピードで怪異がガンガン襲ってくる感じですね。 【深井】いいですね。あ、でもそこのスピード感結構大事やもんな。ジリジリやられても何か。 【おついち】そうなんですよね。
【深井】え、これ何の怪異なん?みたいなさ。 【おついち】俺これと並行してさ、ほの暗い水の底からとか見たんだけど、ほの暗い水の底からって言うほどあれそんな怖くないなっていうのは、あれめっちゃじわじわくるから、なんかこの最後にドカーンってくるときにはもう慣れちゃってて、俺なんか。
【深井】なるほどね、なるほどね。まあこれぐらいいけるよねみたいな感じになっちゃう。 【おついち】部屋水浸しにするとかやめてくれよとかもう最後の方思っちゃって、なんか。 【深井】確かにな、もう賃貸これ現状復帰どうすりゃええねんみたいな。 【おついち】本当にさ、まじ迷惑だなこいつはーって思いながらさ。だからじわじわきすぎるとそうなっちゃう。 【深井】確かに。こういう時の保険ってどうなんねやろうとかな。
【おついち】そうそうそう。そういうことばっか考えるようになっちゃう。あんまり知らされると。 【深井】ゆっくりやとそうだな。考える暇ができちゃうもんな。 【おついち】そうなんですよ。あの、さよりでもそうだったけど、白石監督って話が早いのよ結構。会議の。 【深井】あ、え、もう死ぬん?みたいな感じだったもんな。【おついち】そうそうそうそうそうそう。 【深井】ていうか死ぬんやったもんな。 【おついち】ですですです。次々に健康被害を受けまくった人たちがオンパレードで出てくるから、話が早くて大変助かる。
【おついち】あーこの会議ほっとくてやばい。結構会議の浸食スピードで言うとあのポギワン、来る、来るに勝るとも劣らないスピードで結構影響を及ぼしてますね。 【深井】いいですね。いいですね。やっぱああいうスピーディなホラーやっぱ最近のストーリーホラーやとな、ああいうのトレンドな感じするよな。
【おついち】作りとしてさ、さやまさんが残した資料をさ、漁っていくわけじゃん。で、さやまさんが残した資料っていうのはもう会議の進行がさ、フルに達した人たちの記録が集められてるわけ。 【深井】あーなるほどね。 【おついち】だからもうこいつ助かんねーなっていう人の記録がめっちゃあるの。だから。 【深井】いいなー。その記録読みてー確かに。 【おついち】そうなんですよ。面白いですよ。
【深井】もう、もうダメじゃんこれをいっぱい。読めると。 【おついち】あ、そうもうね、週末期。週末期にかかってる人たちが、の映像がバーっていってるから、あー進行するとこうなるんだーみたいなのがすごいわかる。 【深井】はいはいはいはい。確かに。 【おついち】話が早いっす。
【深井】小説の方も、オムニバスっていうかさ、感覚としては。いろんな、いろんな誤解現象がこう、いろんな形で合わさって、それこそなんか、にちゃんの掲示板みたいなパートもあったよね。 【おついち】ありますね。あるある。【深井】があったりとか、そういうなんかいろんな形式でこう集まってたから、なんか全体の話あんまわからんくても、一個一個のなんかこう粒揃いの会議がすげー面白かった覚えあんねんな。 【おついち】そうですそうですそうです。はい。
【おついち】それを映像でいっぱい見してくれるって確かにいいかもなんか。 【深井】すごいね。映像に関しては作り込んであって、資料に関しては。 【おついち】だって普通だったらさ、映画一本で一個の会議見るわけや。きっと。 【深井】そうですそうですそうです。 【おついち】それがいっぱい見れるってことだもんな。いいじゃないですか。 【深井】一つの会議をさ、いろんな側面から見た、見るっていうことができるから、なんかこの会議はこういうことしたからこう呪われてこうなっちゃうんだって一本道じゃないというか。
【おついち】うんうんうんうんうん。 【深井】どういう派生をしていくのかみたいなのが結構見ればいいですね。 【おついち】はいはいはいはい。
【おついち】そこはね、怖かったすごく。っていうのはその、なんかねニコ生の感覚がすごい出てて、俺と君ってほら、年代的にさ、今YouTubeとかがすごい強いじゃないですか。【深井】うんうんうんうん。 【おついち】TikTokとか。そんなのがなかった時代っていうのは、まぁYouTubeあったんだけど、ニコ生がすごいねもう、ニコニコっていう動画サイトがすごい強かったんだよ。強くなかった昔。 【深井】いや確かにニコ生めちゃくちゃ見てたね。ニコニコ動画もそもそもめっちゃ見てたし。 【おついち】だよね。なんかもう【深井】ニコ生も見てた。
【おついち】そう。今のさ、没落具合がもうさ、嘘のような感じなんですよ。俺未だに。それぐらい俺たちにとってニコニコ動画ってすごい強い媒体あったんよ。 【深井】コンテンツパワーが強すぎた覚えあるけど。 【おついち】強いよね。めっちゃ面白かった。なんだけど、その当時のニコ生の雰囲気っていうのはまずすごい上手く表現されてるのと、配信者が撮りがちな行動みたいなのもすごいこう上手くこう再現されてると。その首吊り屋敷っていう。
あの有名な廃墟に踏み込んでくるみたいな。やねんけど、あそこね、よーく作り込んであるなーと思って。コメントとかも見るとクソ怖いのね。え、なんかね、普通にリアクションしてるコメントの中に、なんかこう紛れてちらほら、配信者を誘導してるようなコメントがあったりするの。なんか。
それあれやな。たぶん小説の方やと、にちゃんの掲示板みたいな形式で書かれてるやつここちゃうかな。【おついち】あ、そうそうそうそう。それがね、ニコ生にこうなってる。 【深井】うわは、わら、みたいなの中に、どこどこ見てみてとかなんかあるやつやな。 【おついち】それをこうしらいし君がアレンジしたやつ。 【深井】わーいいっすね。ちょ、俺なんか他にもめっちゃ好きなエピソード何個かあって、それがどう映像化、まあそもそも映像化されてんのがどうかっていうのと、どう映像になってんだろうっていうのがめちゃめちゃ気になっててんなこれ。
いいと思います。まあその辺のね、このエピソード、このエピソードは入ってるのかとかね。まあそういうのを見ていくのはね、全然いいと思いますね。結構でもやっぱりね、あのハリーポッターと賢者の石並みに削られてるのは否めない。なんか。 【おついち】竹矢部から声かけられるやつは?なんか何やっけあの、おーい、おーいでしょ。あ、そうそうそうそう。みかんはあるかーやっけなんか。【深井】えっとね柿だね。【おついち】なんか聞かれるやつ。【深井】柿もありますね。あの柿を餌にですね、山に誘う謎の怪異が出てくるんですけど。
【おついち】柿かーって思っちゃうけどね。いらねーって。しかも俺柿山好きじゃん。【深井】俺は結構好きやから行くかも。【おついち】まじで?【深井】小っちゃい時からね。小っちゃい時からなんか送ってもらってたな誰かから。【おついち】あ、そうなんや。【深井】うん。親戚か誰かにおって結構送ってもらってて、割と食べてたから。
【おついち】俺ん家の庭に柿の木あるけどさ、あれなんか別に俺食ってなかったからな。小さい頃からあんま美味しいと思えなくてなんか。【深井】まーなんかあれかな、あの珍しかったから食べてた。たぶん小っちゃい頃から。【おついち】なるほどね。そっかそっか。【深井】身近にあると食わんかも。まず渋柿って殺傷能力あるもんな。カニとか柿で殺されてへんかったっけあの、サルカニ合戦でさ。
【おついち】え、あれさ別に渋柿関係なくね?そのまま柿投げつけられてさ、カニの甲羅みたいなのがバコって割れちゃったりとか。そんなんじゃなかったっけなんか。【深井】普通のちゃんと熟した柿やったらカニの甲羅が勝つのやろたぶん。【おついち】あー確かにね。【深井】硬くて硬いから。【おついち】あーなるほどね。はいはいはいはいはい。【深井】そうやられちゃったっていうことちゃうわ。【おついち】なるほどなるほど。【深井】なんの話してんの俺。【おついち】いや全然わからん。で、とにかく柿をね、餌にですね、こう。【深井】ありましたありましたね。【おついち
【おついち】もうって思ったもんなあれ。【深井】結構それがね、映像として、資料としてしらいし君が、あのー再現したときに、結構ね、リアルな感じなのよ。【おついち】おー。【深井】しらいし君の得意分野じゃんそこは。【おついち】確かにな。
【おついち】でも怖すぎとかってやっぱそういうのはあったもんな。なんかじーっとこう映像資料として残ってて、最後になんかやばいこと起こるみたいな。
【深井】しらいし君ってさ、この本題の映像よりも、その資料の映像みたいなの方がさ、気合い入ってるじゃんどっちかっていうと。本題の映像になるとさ、あの人ふざけ出すじゃん結構。なんか。【おついち】そうやな、あのー。【深井】悪い癖がある。
【おついち】怖すぎ、怖すぎでも、視聴者から寄せられた資料の映像は怖いんやけど、【深井】怖い、そう。【おついち】怖すぎの番組側で入れたドアップとかなんか、お分かりいただけただろうかみたいなやつのせいで、怖さがなんかゼロになるみたいなのあったよね。
【おついち】そうやな、お分かりいただけただろうで怖さが50%になって、で、お分かりパートがなくなって霊との全面衝突になると、一気にアクション映画になるから。【深井】そうやな。【おついち】その時点で怖くなくなんねん、なんか。【深井】あのでも、アップダウンが好きやったんやけどな俺は。【おついち】そうなんだよ。そこがしらいし君のいいとこなんだよね、やっぱね。もうずっとしらいし君って呼んでる。【深井】そうやな、くんづけやけどずっと。
白石監督の癖と映画独自の謎
【おついち】でもさ、作品の中でしらいし君しらいし君って呼ばれてるやん、だって。【深井】あー確かにな確かにな。【おついち】呪いとかあの辺でもさ、しらいし君って呼んでる。【深井】俺もどっちかっていうとヤンキーの先輩を呼ぶときの呼び方なんかなと思ってたわ。【おついち】違う違う違う違う。【深井】こいつ射程なんかなと思ってた、ずっと。【おついち】愛を込めてる。【深井】愛を込めてる、あーよかったかな。
【おついち】それで言うとさ、近畿地方のある場所についてはその怖さのアップダウンみたいなので言うとどうなの?【深井】めっちゃあんで、めっちゃあんで。【おついち】あるんや。【深井】あるけど。【おついち】ふざけるとこもあるんや。
【おついち】たぶんね、初見で見た人はそんなにアップダウン感じないかも。でも、しらいし監督のことを多少の人も知ってると、クッてなって吹いちゃうところが結構ある。っていうのは、しらいし監督がさ、監督の癖ってあるじゃん。それぞれの。
【深井】いや、俺もそんなにいっぱい見てるわけじゃないけど、あーこの人これ好きなんやなーはある。【おついち】じゃああるじゃん。そうそうそう。っていうところで、そこはかとなくね、しらいし監督が、他人の作品の映画家なのにもかかわらず、自分のテイストをぶちまけるっていう、そういうストロングスタイルはね、ありますね。
【おついち】例えばね。【深井】とりあえずゲボ吐くとかね。【おついち】あ、ゲロあります。ちゃんとゲロあります。大丈夫です。【深井】ちょっと俺、原作でゲボ吐いてるイメージなかったけどな。【おついち】思いっきりゲロ吐くとかあるのと、あと霊体ミミスってわかる?【深井】はいはいはい、ウニョウニョしてるやつね。【おついち】ニョルニョル系の。【深井】異次元みたいなとこから来るな。サヨリでもなぜか出てきたやつね。【おついち】そう。あのしらいし君は、異次元の使いを全部あのミミズだって認知してるから、とりあえずミミズっぽいのは出てきます
ちゃんと。大丈夫です。ウネウネしてます。【深井】出てくるんや、逆に。【おついち】出てきます。ちゃんとウネウネしてる感じが出てきて、
なんとしてでも異界の生物はあれを出したいっていうしらいし君の強い意志を感じました。【深井】サヨリでもやりすぎやなと思ったけど、いよいよ近畿地方でも出したんや。
【おついち】でもね、サヨリよりね、サヨリよりね、あの、抑えてた。割と。【深井】そこはやっぱり、政策委員に抑えられたんすかね。【おついち】抑えられた。あの、たぶん、押切先生の優しさに甘えてたけど、あの背筋さんは厳しかったんやと思う。たぶん。【深井】なるほどね。いや、それはちょっとってなったんか。【おついち】ミミズなんて書いてないですしとか、たぶん。言ったんやと思う。【深井】押切先生意外と優しいんや。
【おついち】押切先生は、あの、なんか全然ちげーのが出来上がったなって思ったけど、でも、映画でみんな楽しんでくれてるから、これも一つの形だよねって言って許してくれた。度精神だからね。超精神なんで。【深井】すげー。政策先生はそうじゃなかったと。【おついち】政策先生はたぶん。【深井】こだわりを守り抜いたんや。【おついち】こだわりを守り抜いて、これはちょっとミミズが過ぎますねみたいな感じで。ちゃんと、ちゃんと隠しきれてないから大丈夫。そこは。【深井】あ、よかった。でも、でも出したんやな。【おついち】大事ですね。【深井】政策委員の目を盗んでや
ったわけやね。白石くんが。【おついち】そうです。白石くんがやってくれてますね。【深井】すげーな。
資料を線で結ぶ考察の楽しさ
【おついち】最終的にこれってどうなのって。プラマイゼロになってるみたいな話したじゃん。【深井】はいはいはい。【おついち】せすじさんの原作でも、結局この呪いって何なの?みたいなのっていうのは、ちょっと多少謎が残るようになってんだけど、
たぶんその辺の小説の補完みたいなのがなく、この映画単体で見たら、もうちょっと、は?どういうことなの?ってなるとは思う。割と。【深井】なるほど、なるほど。【おついち】なると思う。左寄りより、わけわからん感じはする。結構。【深井】おー。まあ左寄り割と筋はあったからな、なんか。【おついち】そうね。筋はある。
【深井】落ちというかな、盛り上がりと、ああこういう機決なのねっていうのがあるからね。【おついち】今回なんかこの、原因は提示されてるのはちゃんと。で、原因から派生した怪異っていうのがたぶん2つあって、そのこの2つがさ、どういう位置付けの怪異なのかっていうのは、結構ぼかされてるから。【深井】へー。【おついち】あとこの原因、この原因どっから湧いてきたんだよとか、そういうことは説明されなかったりするから、その辺はそれぞれがこう、開示された情報に基づいて考えてね、みたいな。
そんな感じかな。【深井】あー。まあでも、いいホラーやな。なんか全部わかるよりさ。【おついち】あ、そうです。わかんないほうが怖いんでね、なんなら。【深井】そう、なんやったんあれっていう。【おついち】そうですそうです。【深井】で、後で喋っててみんなのなんかこう、解釈が違ってて逆に怖いみたいなな。【おついち】ですですです。そんな感じです。【深井】あーいいや。ええや。
【おついち】ついつい見た後、正解を探したくなるっていうのは、あの、いい映画なんだと思うんですよ。【深井】うんうんうん。【おついち】で、ただその、会議とか、まあ大事やねんけど、途中からその菅野美穂が演じてる人がね、はっちゃけ出すから、めっちゃはっちゃけるから、そっちの方に最後聞い取られちゃって。なんか、ぶっちゃけ会議とかどうでもいいかなって途中で思ってきちゃうところ。
【深井】まあまあまあ、いいっすね。キャラが立ってるのはいいことですね。【おついち】そう。あの、せ、せ、せ、瀬野、瀬野さんだったかな。瀬野さんっていうのを菅野美穂が演じてるんだけど、え、菅野美穂ってこんな演技くそ下手くそだっけって最初思ったの。【深井】はいはいはいはいはい。【おついち】いや、坂井雅人旦那に持ってるくせにこいつくそ演技下手じゃんってこんなんやっけみたいな。マギヨコじゃねえかって途中で思ってたんだけど、でも、それもねちゃんと理由があったりとかね、するから。【深井】はーい、なるほどね。【おついち】いや、菅野美穂
すごーって思ったのよね。【深井】演出みたいなのがね。【おついち】演出みたいなところがあったりとか、だからその辺の役者さんのさ、なんていうのが憑依された感じっていうんですかね。【深井】はいはいはいはいはい。【おついち】その辺も結構見どころだったりします。俺は菅野美穂すげえって思いました。見てて。【深井】まあ、だって演技下手なイメージないもんなあんまり。【おついち】あんまね、ないよね。【深井】そもそも。【おついち】そうそうそうそうそうそう。っていうことで、その辺も含めてよくよく作られた映画だなということで、ぜひね、あのー、ま、おすすめたいのもそうだし、みんなの考えを聞
きたい。これ。【深井】あ、いいですね。こうやったんじゃねえかみたいなとかね。【おついち】そう。え、この資料って結局何だったのとか。結構なることが多いですと。はい、なんでちょっとおすすめです、この映画。あと幽霊の話が早いね。幽霊っていうか怪異の話がとにかく早いから、助かる。【深井】見てる側としてはね。【おついち】これほっとけへんわってすぐなるから。【深井】なれるまでもなくね。【おついち】遅いねん、なんか、ホラー映画の、あのー、展開って。日本の映画特にそうやけど。【深井】はいはいはい。【おついち】なんか気のせい気のせいパートがさ
なんか30分ぐらい続いたりするじゃん。気のせいじゃねえからっていう。【深井】いやー、わかるわかるわかる。
それでもう、もうこっちとしては、いつ怪異来てくれてもええんですけどみたいな状態になっちゃうもんな。
気持ち的に。【おついち】そうそうそうそう。【深井】ゆで蛙みたいな感じじゃない?なんかあの、水に入れられてる蛙はさ、
徐々に沸騰されると外に逃げへんけどさ、急に熱湯に入れられると逃げようとするみたいなさ。【おついち】そうですそうですそうです。
【おついち】そんな感じです。【樋口】そういう感じじゃない。慣れる暇がない方がいい。【おついち】慣れる暇ないっすね。
ほんとに、あの、極まった資料を開示されていくんで、そのそれらがね、どう、それら提示された点をどうやって線で結んでいくかっていうところ?
【樋口】うんうんうんうんうんうん。【おついち】そこが面白いです。【樋口】それが面白いの。なんかさ、VHSとかさ、
ホラーオムニバスみたいなのって結構あるけど、【おついち】はい。【樋口】オムニバスのそれぞれが全部綺麗に繋がるやつってあんまない気するから。
【おついち】ないっすね。ないっすね。ないっすないっす。ないっす。【樋口】それ、ちょっと気になりますね。そう言われてみると。
【おついち】結局そういうのにさ、人間って弱いんだよね。なんか。【樋口】うんうんうんうん。【おついち】エヴァンゲリオン症候群だと思ってる俺は。
【樋口】自分で見つけた感がやっぱ気持ちいいんかな。あ、繋がったぞっていう。【おついち】ですですですです。【樋口】感じ。【おついち】そういう感じ。
【おついち】俺あの未だに追いかけてるその、ホラードキュメンタリー9っていうさ、YouTubeチャンネルがあって、それが時折ね、ホラー作品っていうのを、一番短くて1回10分くらいのホラー作品っていうのを、ずーっとこうドキュメンタリーっぽいホラーをね、こう投稿し続けてんだけど、たまにこの回と全く同じ文字が出てくるなとか、そういうのがある。
【おついち】そういうのをされるとね、もうね、みんな喜んじゃって、俺も含めて。【樋口】そらなあ。【おついち】めっちゃ考えちゃうのよね。だからね、やっぱ弱いんだよね、人間。考察する系の何かに。っていう意味では、この近畿地方はとっても人の考察をかきたてる良い作品でございます。
【樋口】いやー小説もなかなかに、粒揃いな話多かったから。【おついち】ですです。【樋口】そして俺はさっぱり、あの結末を覚えていないから、ちょうどいいかも。【おついち】いいと思う。いいと思う。すごいいいと思う。【樋口】じゃあ見ます。【おついち】はい。しらいしくんの作品だっていうのを念頭において見てもらえると楽しいと思います。【樋口】OK。
【樋口】では、いつもながらですけど、公式サイトからお問い合わせを送れるようになってますので、皆さん是非あれ-mita.comから送ってください。【おついち】お願いします。公式サイトにね、僕が書いたコラムだったり小説だったり載ってたりするんでね、読んでみてください。でね、この近畿地方知ってるよって人がもうこの時点で多分複数いると思うから、そこそこあれ見られた映画じゃないですか。そこそこっていうかだいぶか。【樋口】だいぶなんか話題になったもんね。【おついち】だいぶ見られてる。もともとのウェブ小説がこれ面白いから。
【おついち】ということで、私はこう思うっていうのを今の時点で送ってきていただいて全然かまわないです。【樋口】はいはい、確かに確かに。【おついち】ちょっと送ってみてください。【樋口】ということで是非皆さんよろしくお願いします。
【樋口】YouTube、Spotifyやったらコメントもできるし、お便りで送ってくれてもいいし、俺にTwitter上でメンションしてくれてもいいし、皆さん是非よろしくお願いいたします。【おついち】お願いします。【樋口】ということで来週は近畿地方のある場所について、感想回をお届けしたいと思います。【おついち】やりましょうか。ついに。
【樋口】ではまた来週お会いしましょう。バイバイ! 【おついち】バイバイ!
24:17

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