秋のイメージと現実
【雑談系ポッドキャストの日】
みなさんこんにちは、あっちゃんです。
残暑が長く続いている9月ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今回は、【雑談系ポッドキャストの日】Vol.1 参加エピソードになります。
この【雑談系ポッドキャストの日】ですが、
ポッドキャスト番組【しゃべり足りない部】さんが取材をしている配信イベントでして、
9月20日に参加番組のみなさんから、秋をテーマにしたエピソードが配信されます。
本番組では、秋は炎か幻かと題してお話をしていきます。
早速ですが、みなさんは秋という漢字があると思いますが、どんなイメージを持っていますか。
のぎへんに火と書いて、秋という漢字になりますけど、
自分はですね、のぎへんが鮮やかに紅葉をしている大きな樹木、
そして火の部分がその木の下で焚火をしている、そんな様子を秋という漢字からイメージしています。
少し気温が落ち着いた秋の午後の森、落ち葉を踏みしめながらたどり着いたキャンプ場で、
みんなで焚火を囲んで優しい温かさが体に染み渡っていく、そんなイメージが僕にとって秋という漢字から想起される光景だと思っています。
ですが、ふと思ったんですよ。
この秋という漢字は、今我々が過ごしている現在の秋を表せていないんじゃないか、
と思ったんですよね。
皆さんも多分感じていると思うんですが、最近の9月とか10月って秋じゃなくないですか。
漢字に対して実態が伴ってないと思うんですよね。
だから秋という漢字を現実に即した形に書き換えをするか、
秋という漢字が意味をする季節や意味合いが変わってくるか、
どちらかが近い将来起こるんじゃないかなと個人的には思ってるんですね。
そこでタイトルにもつながるんですが、秋っていう漢字の作りにあたる火の部分の漢字があるじゃないですか、
そこを炎にした方がいいんじゃないか、というのが最初のお話です。
冒頭、秋の漢字から優しい印象があるというふうにお話をしたんですけども、
最近はそんな生優しい気候ではなくなってしまいました。
9月末だけじゃなくて、下手したら10月にかけて30度台の気温が続くような暑い日々が年々続いておりまして、
今後も灼熱になっていくというのであれば、秋という漢字の作りを炎にした方が実体に即してるんじゃないかなって思うんですよね。
気候変化と秋の実態
実際にその秋という漢字の作りの部分を炎にして書いてみたんですが、これがですね、意外としっくりくるんですよね。
バランスが取れていて、皆さんものぎへんに炎と書いて、実情に沿った秋を認知してみるのもいいかなと思います。
そんな現在の秋に即した形で漢字を書き換えをするという話をする一方で、これまで通りの秋という気候も存在はしていますので、
これはどういう扱いにすべきかという話もした方がいいと思っています。
皆さんもイメージできるかなと思うんですけども、半袖でも過ごしやすくて日差しも柔らかくて、そよ風が気持ちいい。
夕方ぐらいになってくると涼しくなってきて、薄着で寝たとしてもよく眠れてしまう。
そんな穏やかで過ごしやすい日々が本来の秋なんじゃないかなと思っています。
でも、ここ数年に関してでいうと、そんな日は年に数回あるかないかというぐらいになってしまっているような気がしています。
そんな過ごしやすい日々が少なくなった状態で、秋という漢字がその気候を表しているというのであれば、近い将来、新しい意味合いが秋という漢字に含まれていそうだなと思っています。
それはですね、どんな意味かというと、めったにないという意味で、幻という意味合いが秋という漢字自体に含まれるんじゃないかなと思っています。
つまり、秋というのは季節ではなくなってしまい、一年のうちで人間が最も快適に過ごせる温度、湿度、日差し、そんなものが偶然にも揃っている幻の日というような特定の気候の日を表すようになるんじゃないかなと思いました。
なんだか悲しいですよね。秋が幻の日になっちゃうなんて、なんだか悲しいなって思うんですけど、遠い未来、もしくは近未来かもしれませんが、おじいちゃんのおじいちゃんがまだ子供だった生歴2000年ぐらいの時には、秋という漢字は季節を表すことはじゃったんだよ。
もともとは夏の後ろには同じぐらいの期間、すごく過ごしやすい季節があって、それが秋と呼ばれてたんじゃよ。そういった会話が近い未来、もしくはちょっと先の未来、行われるのかもしれません。
言葉の変化と未来
そして、みなさんも実感があるかもしれませんが、1年は春夏秋冬ではなく、春夏真夏夏冬、その5期になって終分の日という意味は、1年の中で一番快適な気候である珍しい日というような意味合いに変わってしまうかもしれません。
他にも、秋という漢字が珍しいという意味合いを含んでしまうと、雰囲気が変わってしまうような言葉があるんじゃないかなと思いました。
例えば地名で言うと、秋田県。今、秋田県に抱いている名前からのイメージとしては、稲穂が実っていて、黄金色の畑とか紅葉の樹木が広がっている、美しい田端が広がっている、そんな都道府県というイメージがありますが、
秋という漢字に珍しいというような印象を持つようになってくると、幻の田んぼ、めったに見られない農作物が栽培されている土地というような形で印象が変わるような気がします。
東京で言えば秋川という地名がありますが、今は秋の渓流のひらひらと舞い落ちるような紅葉の美しい様子が目に浮かびますが、珍しいという意味に秋が変わってしまうと、
卑怯の奥地にある幻の清流といったような意味や印象に変わってしまうかもしれません。
言葉の意味合いが変化した例というところで言うと、実はですね、皆さんの身の回りにも色々ありまして、
例えばですけども、一生のお願いという言葉を聞くことがありますが、もともとは生まれてから死ぬまでの間という意味合いで結構重いような形で使われてたんですけども、
最近だとネットの中でも一生寝てたみたいなずっとのような方に意味合いが変わってきていますし、
アイドルという言葉も、昔はどちらかというと枕言葉に孤高のアイドルとか、アイドルという言葉にどちらかというと一人のイメージが強かったんですけども、
時代が新しくなるにつれて、最近だとどちらかというとグループの方を指すような意味合いに変わってきているような気がします。
そんな感じで、秋という言葉も漢字と発音が残ったとしても、この地球温暖化であったり異常気象のせいでどんどんと意味合いが変わっていってしまうような言葉の一つになってしまうのかなと思っています。
もし100年後とか500年後、この今の秋という漢字の意味がそのままの意味であった場合には、今回のこの配信で僕が喋っている秋という言葉の意味合いは未来人にも正しく伝わるような気がしています。
一方で、秋という言葉の意味合いが炎や幻に変わってしまった時、僕ら過去の人類のこの配信を聞いて、昔の人は変なこと言ってるなというふうに思われてしまうのかもしれません。
そう考えると、この秋という言葉が変わってしまうことがちょっと切ないなというふうに感じてしまいました。
そんな秋という漢字を植え入れしまった、2024年9月の現代人でした。
エンディングです。今回は雑談系ポッドキャストの日に寄せて、秋をテーマにお話をしました。いかがだったでしょうか。
今回エントリーされたたくさんの番組でも、秋をテーマに様々な雑談が繰り広げられています。ぜひ、雑談の楽しさや解釈の違いなど楽しんでいただけたら嬉しいです。
番組では感想をお待ちしています。Xのハッシュタグエコー3000までお寄せください。
では今回はここまでです。 現代人の皆さんも未来人の皆さんもまた次回お会いしましょう。じゃねっ。