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2024-09-02 21:39

91. ITエンジニアの契約話その2

ITエンジニアの契約について思うところを話しました。あくまで個人の見解ですので間違いなどあればご指摘お願いします…!

チャプター

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サマリー

第91回のポッドキャストでは、ITエンジニアの契約形態について詳しく説明されています。受け負い契約や派遣契約、順位任契約の特徴やビジネスモデルに焦点を当て、各契約の利点と注意点が考察されています。ITエンジニアの契約形態や報酬体系に関する詳細が述べられ、特に成果報酬型契約の特徴が紹介されています。また、ポッドキャストへの参加呼びかけや告知も行われています。

受け負い契約の詳細
aozora.fm第91回目。第91回目は、一人回ゲストなしです。
パーソナリティのFORTEです。ウェブエンジニアやりつつ、他にもいろいろやってます。
今回は、前々回89回目でちょこっと概要だけ話した、ITエンジニアの契約話のパート2というか、本題ですね。
ちょっと細かく詳しく見ていこうかなと思っております。
前話した時は、だいたい契約の種類として3つあって、12人はさらにその中で2つ別れますよ、みたいな話をしたとメモには書いてあるのですが、全く覚えていませんが、そんな感じだったようです。
今回は1個ずつ細かく見ていこうかなと思います。
まずは受け負いからですね。 受託開発とも呼ばれるんですが、これはいわゆるSIRがよくやっているタイプの契約だと、私、Nイコール1の観測範囲では思っています。
なかなか個人事業主とか、ないとは言わないですけど、個人事業主とか、SES系の企業で受け負いでっていうところはあまり見たことがないですね。
一応、弊社も昔は受託やってたみたいですけど、今は順位にがメインになっています。
じゃあ受け負いってどういう契約なの?っていうと、基本的にはそのお客様の開発したい機能やシステムサービスの開発業務を代わりに受け負う、受託して開発するといった内容になってまして、
私は法律の専門家ではないので、法律的に正しい説明はしないので、細かい点はちゃんと自分で知られてほしいんですけど、
そういった形でお客様の開発業務を代わりに行うというのが基本的な受け負い契約の内容になります。
どういう形で進んでいくかというと、〇〇システム開発したいとか、〇〇機能を開発したいみたいなのがお客様から出てきて、
それを基に開発ベンダーと呼ばれているSIRだったり、ソフトウェアハウスみたいな開発会社が、これぐらいの期間でこれぐらいの金額でできますよみたいな、
ある種の入札じゃないんですけど、見積もりを作って、発注側であるお客様が〇〇企業に依頼しようとか、〇〇システムに依頼しようみたいな、
そんな感じで契約が決まって進んでいくって形になります。
基本的には期間が決まっていて、だいたい半年、3ヶ月半年1年みたいな感じでやっていくことが多くて、
あんまり1年以上っていうのは効かないんですけど、契約自体は半年とか1年で契約するんですけど、
そのシステムサービスが規模が大きいと3年かけてみたいなことはあって、契約がたまたま、たまたまじゃないですね。
契約がそのお金の決算とか、あとは一度に扱える金額の上限とかの都合で半年とか1年に区切られているみたいなことはあるあるなのかなと思っています。
で、この受け負いの特徴としては、昔でいうところの貸し担保責任みたいな、
今の名前をちょっと忘れてしまったので気になった方はググってほしいんですが、
要は自分たち開発会社、受け負った開発会社が開発したサービス機能システムに何か過失があった場合、
要はバグと言ってしまうとちょっと脅威というか狭すぎるかもしれないですけど、問題があった場合ですね。
契約で定められた通りに動かなかった場合は責任を持って回収しますよ修正しますよっていうのがまあ貸し担保責任みたいなものですね。
だいたいこれが1年間は無償で、みたいな契約が多いんじゃないかなと思います。
で、この貸し担保っていうのはその、納めた後、納品した後だけではなくて、納める時にも発生するもので、
いわゆる研修と呼ばれるものがお客様に物を納める時に行いまして、まあ行われまして、
契約したもの通りにちゃんと仕上がってるよねみたいなものをお客様がチェックして、
契約した内容になってない場合は修正を求めることができるみたいな、そういった仕組みになっているという認識です。
この受け負いがどういう感じで進んでいくのかっていうと、最初に見積り出してみたいな話はしたんですが、契約が決まると基本設計書みたいな、要件定義基本設計みたいなことをやって、
じゃあ○○システムってどういう機能が必要でとか、どういう画面が必要でとか、誰がどういうふうに現場で使うのかとか、まあそういう、なんていうんですか、ユーザーストーリー的な部分を詰めてみたいなことをやって、
だんだんこう、人がやる業務から機能に、実装できる機能に落とし込んでいくみたいなのもやっていく感じになります。
これは業務システムだとそんな感じであるというだけであって、あまり受託受け負いで2C向けの、例えば通販サイトのサービスを開発するみたいなのはあんまり聞いたことがないんですけど、
まああるとしたら、カスタマーエンドユーザーがこういうふうに買い物するんで、まあカート画面があったり商品一覧があったりみたいなところを要件として定義して、機能に落とし込んでいくみたいな感じになるんじゃないかなと思います。
2C向けでも一応あるにはあったか。私が見聞きした範囲だと、まだソーラーパネルとか、あとスマートメーターって言うんですかね。
電力系。電気の使用量を測るメーターがまだスマートメーターになっていない時代にソーラーパネルを使っているご家庭の発電量とか。
あとはどれぐらい電気を使っているかみたいな消費量とかをウェブで見られる。当時ガラ系だったと思うんですけど、ガラ系で見られるみたいなサイトのサービスを作っている舞台というか、先輩がいて。
なんかそれは横目で見ていると、エンドユーザーがどう使うのかみたいな話と、あとはそのサービスを提供している太陽パネルの企業だったと思うんですけど。
ソーラーパネルの企業さんからのこういう機能が欲しいとか、お客様にはこういうふうに使って欲しいみたいな要望をいい感じに咀嚼して落とし所を見つけ、機能として実装していくみたいなことを私が昔タイサイヤーではやってましたね。
この受け負いだと半年いくらで契約するので、その期間内に終われば、もちろん終わらないと契約違反になっちゃうんで半年以内で終わらせるんですけど、それより早く終わった場合でも別に半年いくらのお金は変わらない。
3ヶ月は終わったからお金半分でってことにはならないし、逆に残業しまくって都合9ヶ月とか1年分2倍かかっちゃいましたって言っても、お客さんは半年分しか払ってくれない。まあ当たり前なんですけど。最初に半年いくらでっていつも出してきたのは自分なので、それがオーバーしちゃったんでお金もう少し払ってくださいっていうのはまあ普通に考えて通らないですよね。
自分の持ち家、一軒家を建てる時に大体1年ぐらいで建てますよって言われたのに、2年かかります。お金2倍くださいって言われて納得する人はなかなかいないと思うんで、そう考えると妥当かなと思います。
ちょっと今日は時間ないんで触れないかもしれないですけど、いわゆる人欠商売。この人欠商売っていうのもいろいろ定義があるんで、また別途詳しく扱いたいんですけど。
受け負い自宅っていうのは人欠商売ではないと私は思っているんですが、インターネット、ツイッターとかZENとか聞いたみたいなところを見ていると人欠商売だという人もいて、なかなかこの辺り言葉の定義が難しいなって感じですね。
私が言う人欠商売ではないって言っているのは、さっき言った通り半年いくらでも契約が決まっちゃってるんで、人を追加しようとしても別に売り上げは増えないんですよね。
むしろ人を追加した分だけ支払いが出ていく金が増えるので売り上げは減るっていう認識なんですけど、ネットで見かけた情報で言うには人欠という単位を使っているから人欠商売だという言い方をしている人もいて、
その言葉面だけ見ると、それはそうですね、人欠っていう言葉を使ってますねって感じなんですけど、だから何が悪いのかっていうのがちょっといまいちわからなくて、
基本的に文脈としては人欠商売は良くない、悪っていう言われ方をするんですけど、人欠っていう単位を使っているだけで悪なわけもなく、何が悪いのかがちょっとそのあたりの情報が曖昧でわからなかったなぁという感じでした。
ちょっと掛け合わせでしたが、受け負えはそんな感じですね。
派遣契約の仕組み
次が派遣です。派遣っていうのは、実は私は派遣で働いたことがないので、伝聞というか見ていた限りの情報になってしまうんですが、これは結構昔からある契約形態で、昔からっていうのはあれですね、
従業員に比べればっていう意味ではあるんですけど、携帯でそのお客様先に派遣されて、文字通り派遣されてお客様の指揮管理系統の下で業務を行うみたいなイメージだと思ってます。
なので、システム開発会社とかが多いのかな。開発会社とかSIRに行って、その会社の社員じゃないんですけど、その会社の社員と同じように開発業務だったり、手相だったり品質だったりいろいろあるんですけど、システム開発業務に携わる一般的なことを行うって感じですね。
で、大きく他の契約と違いがあるのが、ローム管理と言いますか、作業時間、労働時間の管理を派遣先が行うということですね。なので、派遣先の会社の人に残業を命令されたりとか、こういう機能の開発を、このチケットをやってくれみたいなのが今多いかな。作業指示命令を受けて働くという形になります。
一応、だから、社員としては派遣元の会社の社員なんですけど、ローム管理とか工数の管理、休むとか何時に出勤するとか、そういうのは派遣先の企業で管理されるっていうのが派遣社員の特徴かなと思います。
で、この派遣っていう契約は結構難しい契約でして、何が難しいかというと、派遣業務ができますよっていう免許がその会社に、派遣元の会社に必要なんですよね。
何も、権利というか免許か、免許とか資格とかがない会社が突然派遣やりますって言って、派遣で人を送り込むみたいなことはできないって話ですね。
具体的にこれがどう取るのが難しいのかっていう具体的なところは僕も知らないんですけど、なかなかこの派遣の資格を取るのが難しいので、今順位任でやってるっていう会社さんが多い印象です。
あとは実際に私が派遣で働いたことがないので、外から見ていた印象になるんですが、結構自由じゃないですけど、その責任感がないっていうのが自由っていうのは良くないのかもしれないですけど、
あまりプレッシャーを感じずに派遣できてるんで言われたことだけやりますって結構いい意味で捉えている方が多い印象で、中にはなんかお金がある程度貯まったらその派遣の仕事を辞めてニートになって、
引きこもり、お金がなくなったらまた派遣の会社と契約して、派遣でシステム開発やっているプログラムコードを書くみたいな方もいらっしゃって、ある種その人は生活の安定性とか職業の安定性みたいなところからすると縁堂いいほど遠いところにいるんですけど、本人は非常に楽しそうで、
なんかアマゾンで缶コーヒーをケースで買って朝をそれを飲んでダラダラして気がついたら夜なんですみたいなことを楽しげに語っていたので、なんかそういう生き方もあるんだなっていうのはちょっと見てて思いましたね。
順位任契約の理解
はい、では最後順位任ですね。順位任というのは2つ契約の型、タイプ、種別があって、一つは履行割合と呼ばれているものと、もう一つは成果報酬というものがあります。
履行割合の方から見ていくと、私はこの履行割合という形では働いたことがない、契約したことがないんですが、履行割合というのはやった具合に対してお金が払われる、まあ履行に対してその割合でお金が払われるというもので、要は働いたら働いただけお金をもらえますよ、お金を払えますよっていう契約ですね。
順位任なので基本的には支持命令権は異任を受けた会社のリーダーだったりとか責任者が支持命令をするんですけど、大体お客さんから残業とかこれをいつまでにやってくれみたいなことを言われて残業をして、その分、残業した分も含めてお金をもらうみたいな形になっている印象です。
いわゆる人欠商売っていうところの話をすると、この履行割合型が人欠商売、あるいは人売りみたいな言われ方をするのかなと思っていまして、要は人を入れるだけ入れたらその分儲かるっていうビジネスタイプって感じですね。
この履行割合の形が世間一般で言われるSES。 SESは人を入れれば入れるだけ儲かるみたいな印象を与えている。実際そうなっているのかなと思っていまして、よく聞くその偽装、経歴の偽装ですね。
みたいなのって、なんで起こるかというと、この履行割合の形の時に起こるのかなと思っていて、全然プログラム未経験、システム開発未経験でもその現場に入れてさえしまえばお金が発生するので、ビジネスをやる側としてはその人が行動がかけようがかけまえが、契約さえしてしまえばお金がもらえるようになってしまうので、それは嘘をついてても人を入れてお金を儲けようとしますよね。
落ちているお金があったら拾っちゃいますよねぐらい。同じ感覚でやりたくなるのはわからないようになる。人は楽をしようとするので、とは思っちゃいます。もちろん経歴を偽装するのは違法だし、お金を拾ったら交番に届けましょうなんですけど、人間の作家としてそういうふうに考えちゃうというのはわからないようになるという話ですね。
もう一つが順位任の成果報酬型というのがありまして、これはどういう形かというと、働いた分だけお金をもらえる履行割合と違って基本的に時間は決まっています。
契約上でだいたい1ヶ月だったら160時間プラスマイナス20時間みたいな形で時間が決まっていて、その時間前後であるいはそれ以上残業してもお金もらえるお金は変わらない。お客様が支払うお金は変わらないという契約になります。
何をもってお金を払うかというと、最初に決めた契約で1月以下だという話になるんですけど、ちゃんと仕事をしたのかというのを時間以外でどうやって判断するかというと、成果報酬の何やるとおり、その1ヶ月あるいはその期間で行った成果に対してお金を支払うという形になります。
そうすると何か受け負いっぽいな、あるシステムとか機能開発を型変わりしてそれを収めることによってお金をもらうというのは受け負いだって話をしたと思うんですけど、成果報酬型もそれっぽいなって感じがするんですけど、この成果報酬の成果っていうのが実は動くシステムそのものではなくて良いというものになってまして、
一般的にはExcelとかの報告書を収めれば、それで何十万、百何十万みたいなお金をもらえるというものになってます。当然報告書にこれやりました、あれやりましたって書くんで、何もやってない報告書を出してお金を下さいは無理だと思うんですけど、
動くシステムが仮にできなかったとしても、まるまる機能の開発を1ヶ月やってましたって実績さえあれば、そこにかければ、あとはお客さんが納得すればというのもあると思うんですけど、あればお金がもらえるというものになります。
で、貸し担保責任もないです。開発した機能でその後バグが起こっても、何か対処する、修正する義務は発生しません。このあたりがまたちょっと色々複雑で、
SESっていうのが利好割合のことを指してるんじゃないかって言ったのが、この成果報酬型っていうのが2020年ぐらいにできた新しい制度で、最近SESやってる方は結構こっちの契約の方も多いんじゃないかなと思うんですけども、
こっちは人月商売ではないんですよね。先ほど言ったように時間が、1月いくらっていうの時間が決まってて、人を入れれば入れるほど儲かるってわけでもないですし、
やったことに対してお金をもらうので、単純に人を入れて、未経験のみから人を入れて頭数揃えて残業させてみたいなよりは、ちゃんとアウトカーもアウトプットを出せる人がお客様の求める価値を提供できる、価値を提供してお金をもらうっていう契約というか、仕事の内容ビジネスに近いというか、そういう形のビジネスかなと思ってます。
といったところで15分で終わらせようと思ったのに20分過ぎてしまったので、今回はこんなところに置きます。
ポッドキャストの告知
次回以降またどこかで、今私が11人の成果報酬型でやっているのと、あと昔は受け負いの経験があったので、そのあたりの話を、ちょっと受け負いの話は今日少ししたんですけど、
あたりの話をもう一段掘り下げてやっていきたいなぁというのと、あと今日ちょろちょろ話した人欲商売について、もうちょっと詳しく話をしたいなと思うので、次回以降そんな話をしていきたいと思います。
ではこのポッドキャストの告知をしていきます。このポッドキャスト、青空FMではゲストを募集しています。話したい、楽しいことがあれば誰でもOKです。
今までポッドキャストに出たいけどハードルが高いなぁとか、そんなすごい話題なんてないよーって人でも大丈夫。普段楽しんでいること、趣味の話、仕事の話、何でも大歓迎なのでお気軽にご連絡ください。
連絡方法はTwitterのDMや後ほど紹介するハッシュタグ、お便り機能など何でも大丈夫です。
また青空FMではご感想やご意見をお待ちしております。Twitterでハッシュタグ、シャープ青空FM、シャープAOZORAFMをつけてツイートしてください。
配信ページのお便りボタンからもお便りを送ることができます。ぜひよろしくお願いします。
さらにさらにお願いですが青空FMではご支援を募集しております。フィクシブファンボックスかオフセというサービスで支援できますので、支援してもいいよという方は同じく配信ページのリンクからよろしくお願い致します。
はい、ゲストがいないので私の告知をしておくと、技術同人誌ですね。11月に技術書店17があって、そこで新刊を出す予定なのと、あと期刊も絶賛、今も電子版買えるようになっていますし、
探せば商業紙版でAmazonでタミノフォンを買うこともできますので、気になった方はタイトルとかでググっていただければあるものはあるのでよろしくお願いします。
あとは副業を一応やってるんで、その宣伝のために最近頻繁にやっているっていうのもあるんですけど、ちょっといろいろ進んでいて、そんなにガッツガツやらなくてもいいかなって感じになってきたので、
この辺りはまた応用、話をしていけたら、固まったら話をしていけたらなと思っています。あとはゲストですね。前回水流さんとときめんお話ししてめっちゃ楽しかったんで、またやりたいなと思っているので、
このポッドキャストを聞いている人に向けてゲスト出てくださいっていうのはかなり宣伝としてどうなのかなと思うんですけど、お願いします。
あとはシャープ青空FMをつけて感想、お便り等々お願いします。この辺の終わりか、まあわかんないですけど開始か、なんかどっかで拾うというか取り上げさせていただきたいなと思っておりますので、そちらも併せてよろしくお願いします。
では第91回目はホルテの一人回としてお送りしました。最後までご聴取いただきどうもありがとうございました。
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