00:00
aozora.fm第64回目。第64回目は、 ゲスト2、大澤さんをお迎えしております。
大澤さん、よろしくお願いします。
大澤 よろしくお願いします。
おだしょー それでは、軽く自己紹介をお願いします。
大澤 テクニカルライターの大澤 文鷹と申します。
かれこれ20年ぐらいテクニカルライター やってまして、もうほぼ100冊ぐらいの書籍が出ている感じです。
テクニカルライター以外の開発業もやっています。
最近では、モウフカブールという団体で、 同人活動等をしているといったそんな感じです。
おだしょー ありがとうございます。
モウフカブールさんというか大澤さんとは、 さっき名前も挙がった技術同人誌界隈の繋がりということで、
去年の最反ナイトですよね。11月とかでしたっけ。
大澤 そうですね。
モウフカブール ちょうど最反ナイトのブースというか、席順みたいなのがたまたまお隣りでして。
大澤 でしたでした。
モウフカブール それでいろいろお話しして、ポッドキャスト良かったらみたいな感じで、今に至るって感じなんですけども。
大澤 お誘いありがとうございます。
モウフカブール こちらこそ遅くなって大変申し訳ない。自己紹介をちょっと聞いてて、聞き慣れないというか、意味は分かるんですけど、具体的にどんな職業なのかなと思ったら、テクニカルライターというのはどういうことをやられる感じなんですか。
大澤 ということですね、テクニカルライターの職業は結構幅広いと思うんですけども、基本的には技術的なライティングの仕事ということですね。
普通のライティングの職業ですと、ちょっと分からないような専門的なところを扱うというような形ですね。
私の場合はプログラミングとか、コンピュータ関係全般をやってますけれども、それ以外にも当然いろんなテクニカルライターさんいますけれども、私の場合プログラミングが一応できるので、それに付随して解説記事を書いたりとか、そういったことをしています。
おだしょー じゃあいわゆるコンピュータ雑誌というか、NKBPとかそういった感じのソフトウェアデザインじゃなくて、そういう雑誌とかに寄稿してるみたいな感じですかね。
おだしょー そうですね。実際の仕事でいうと、そうですね。雑誌に記事を出しているとか、そういった形ですね。今お名前出ましたけれども、ソフトウェアデザインのほうにもちょっと一度書いたことありますし、他にも今はもう雑誌がかなり減ってきてますけれども、それこそコンピュータ雑誌の前世紀にはVBマガジンとか、
03:10
あとプログラミング系ですとVBマガジンとか、そういったものとか、あとはDOSV関係の雑誌とか、昔ですね。とかやってますね。僕、もともと月刊用っていう、昔工学者さんから出してる雑誌のライターでして、そちらは月刊用のほうがもう500号を超えてかなり長いんですけれども、
それはずっと続いてて、今でもそちらで連載を担当しています。
なるほど。最近はやっぱり紙の雑誌よりもWebマガジンみたいのが多い感じですか?
私はWebのほうはあまりやっていなくて、どちらかというともう最近は書籍のほうにシフトしてますね。
AWSの解説の書籍とか、かなりAWSは今書籍を多く作ってます。
いわゆる本業の作家というかライターさんだとは思うんですけど、その本業をもの書きの方が、いわゆる同人誌をやるっていうところで、ちょっと技術同人誌の話をしていきたいかなって思うんですけど。
そうですね。
始めたきっかけって何だったんですかね?
始めたきっかけはとにかく面白そうだって話なんですけども、それとは別にですね、商業史っていろいろやっぱり制限があるんですよね。
どうしても書籍、特に雑誌の場合はいいんですけども、書籍になりますと、ある程度分業がなければならないっていうのがありまして、
あとはそれから当然ですけども、需要がある分野でないとダメなんですよね。
そして意外と書籍で見逃しがちなところとしては、ある程度の期間を売れるっていうのが大事なんですよね。
だから流行りだけれども、例えば半年くらいはいくらなんでもブームが続くだろうとか、そういうところが一応期待されてしまうので、
今流行ってるでも将来分からないっていうのはちょっと出しにくいっていう、そういう部分がちょっとやっぱりあるんですよね。
ですので、そういったところだけれども、当然最新の技術は出していかないといけないし、伝えていかないといけない。
だけれども、出版したときにはもう古くなってるとか、当然あるわけですよね。
同時にですと、タイムラグが結構小さくなりますので、すぐに出すことができる。
売り切っちゃえば当然それで廃盤になって、新しいものをアップデートしてできるっていう、その辺がやっぱり同時にの魅力ですかね。
うーん、なんかよく同人誌っていうと、やっぱりいわゆる二次創作、漫画とかアニメとかイラスト系がイメージされる、一般の方はされることが多いと思うんですけど、
06:06
よくその界隈だと、本業の漫画を書くよりコミケで同人誌売った方が儲かるみたいな話もあったりするじゃないですか。
技術同人誌的に本業ライターの方から見ると、言える範囲って大丈夫なんですか。その辺ってどんな感じなんですか。
正直は手間と暇とのバランスで考えると、同人誌の方が楽だという部分は正直あると思いますけれども、ただ正直分野にもよると思いますね。
やはり同人誌でいいのかって話だと、そういうわけではなくて、やはり先ほど申したようにネタ次第だと思うんですよね。
長く、広く、幅広くっていうところに伝えたいものに対しては、同人誌で売ったところで全員に届けることは当然できないわけですよね。
書店で売るわけじゃないので。ですので、そういったものに対してはやっぱり商業でやっていきたいと思いますし、そうではなくて、単発でこれいいよとか、そういうものについては同人でやっていくというように使い分けができればなと正直思ってます。
住み分けだったりとか、さっき言ったようにニッチな、本当に流行りに乗っかって、あとさっき全然わかんないけど、今50ページのこの薄い本を出したいみたいなときは確かに同人誌っていうのはすごい強いですよね。
そうですよね。商業誌ってどうしても本気になって、ある程度の分量を書きますので、当然価格も2,000円、3,000円となってくるわけですよね。だけれども、読者さんの知りたいのってそうじゃなくて、1,000円前後でちょっと知りたいっていう需要があるじゃないですか。そこはやっぱり同人が強いかなとは思ってますね。
ちなみに、同人誌は書き始めてどれぐらいになるんですか?
同人はでも技術書店が始まってからですので、そんなには長くはないですよね。
そうなんですね。じゃあ、5年もいかないぐらい?
5年もいかないぐらいですかね。そもそも組版でレビューが使うとか、簡単にできるとか、そういう話が出てきてからですからね。
なるほど、なるほど。
レビューはかなり作りやすいなと思ってますね。
そうですよね。あれがないとちょっとテフを頑張らないといけないとかになったりとか。
最近レビューがあってのレビュースターターだったりとか、ビブリオスタイルみたいな、CSS組版とかも出てきてる感じがあるんで。
そうですね。実際この間、CSS組版はやったんですよね。
AWSの全サービスを紹介するという本のほうで、
到底テキストで書くのは厳しいので、エクセルで原稿を分担して書いて、
09:07
それをそのままエクセルのほうから自動組版流して本にしたという、そんなことをやりましたね。
それは一回エクセルからHTMLか何かに置き換えてみたいな感じですか?
そうですね。エクセルからHTMLにPythonのほうでテンプレート使って出力して、それをそのまま組版という形になったんですね。
じゃあ何かいわゆる画像はこれ、タイトルはこれ、解説文はこれみたいな感じで。
そうです。セルごとに入れていった。
表形式をバーって入れていった。
固定の枠に入れ込む。なんかわかります?帳表を作るみたいな感じがする。
なるほどな。
こんな感じですね。
同人というと別に技術同人だけじゃなくて、実はコミケにもちょっと出てて、
コミケのほうでは技術書とは全然関係ない動物写真集のコーナーにいるんです。
動物園の写真集とか水族館の写真集とかちょっと出しているというような感じですね。
今回ちょっとコミケなくなっちゃいましたけどね。
そうですね。今、ちょうど今かな、エアコミケとかやってますね。
本当だったら明日行くはずでしたってコミケでは。
コミケのほうは受かってたんですね。
コミケでは受かってました。
なるほどな。
ちなみに写真集っていうのは媒体というかメディアとしてはCDか何かで売るんですか?
印刷です。小冊子で28とかそのぐらいのフルカラーの。フルカラーなんですね。写真集なんですね。
そちらは普通に印刷屋さんにお願いしてという形で。技術書とは違ってきれいなやつですね。
漫画を書くみたいな感じの、例えばPSでとかそういったイラスト系のファイル形式で本を作るみたいな感じになるんですかね。
そうですね。インデザインで作ってて。
きれいな印刷してくれる西岡印刷さんというところがあるんですけど、そこにお願いしてPDF入稿で出してもらってます。
なるほど。僕はレビューでしか書かない。
あ、そうなんですね。
あんまりデザインとかに重視していないというか、こたわりがないので、決まった形でパッと出てくれればそれでいいみたいな感じなんで。
今のところレビューに不満はあまり覚えていないので。
印刷屋さんってどこから?
僕個人で出してるのはずっと日光企画ですね。
使い分けたりとかされてませんか?
僕個人ではやってないですね。実は猫のしっぽのすぐ近くに住んでたりするので。
12:06
そうなんですね。
猫のしっぽのほうが近いと近いんですけど、なんか最初に日光に行ってからずっと日光のままって感じですね。
同時の印刷って確かにそういうとこがあって、最初のお付き合いでっていうのは結構ありますよね。
合同誌でよく書いてる、某親方さんの合同誌はずっとK9だったかなっていう。
結構コミケとかで安く吸ってくれるところがあるらしくて。
親方さんはその流れでずっとやってるって感じですね。
うちは結構技術書は技術書、写真集は写真集みたいな使い分けっていうかしちゃってて。
うち無料配布とかチラシっぽいの作ってるんですけども、そこはもうそこで全然いわゆるかなり多く吸って安いっていう。
東京カラー印刷さんってとこあるんですけど、チラシ印刷専門の。
そこでちょっと大量に吸ってもらって、最後の製本だけはうちでやるみたいな。
本式染めとかだけやるっていう形でやったりとか、ちょっと使い分けたりとかして使ってますね。
そうか、前もチラシみたいなの配ってましたもんね。
あれはきちんと製本室で作るとかなり高いコストになってしまうので、そういうチラシ印刷を使って販布できるような形にしてるっていうのがありますね。
あん時も白黒じゃなくてカラーでしたよね。
カラーです、カラーです。
そこの特豪カラー印刷がすごくて、300頼んだのに400来るとかね。
なんか結構部数がそれ以上は来るっていう、ちょっとよくわかんないとか。
5枚、10枚ぐらいだったらちょっと試しずりしたのつけてくれたみたいな感じはしますけど。
400ってすごいですね。
結構ね、多く来て、こんなに頼んだかなみたいなのが結構来るか。
箱がちょっと増えそうな感じがする。
印刷の大の都合だと思うんですよね。同時印刷の時のね。
その時に一緒に吸っちゃったやつ全部くれちゃうんだろうなっていう、そんな感じですね。
なるほどな。チラシはどうなんですか?技術書店で配ると、効果あるんですか?
効果はあるかどうかわかんないですけど、一応楽しんでくれますね。
一応技術的なデータがちらっと書いてあるのと、後は僕らモーフカブールの近況を書いてるっていう、そういうただの宣伝なんですよ。
なるほど。じゃあ宣伝とかっていうよりも、自分たちが何か書きたいから書いて出してるみたいな。
そうですね。おすすめの動物園とかおすすめの水族館とかですね。近況とか、いろいろ何でもありでやってますね。
確かに技術書店とかだと、あんまり技術関係ないような、本当ガチ写真集みたいなのは、それ単体ではちょっと置きづらいですね。
15:05
そうですね。技術書店とか技書博とかで技術のものを、コミケの方ではそういった写真集というような形でやってますね。
コミケの方も一応技術書はちらっと置いてますけど、文化の。それでそこそこ見て、何でこんなところにみたいなの買っていってくださる方もいるみたいな。
結構、ジャンルがコミケははっきりしてる感じがあるんで、全然関係ないところで関係ないものを見つけたりすると、おおっとなったりしますよね。
そうですね。この間コミケの動物写真集のところに行ったら、本当に水族館の方が来てくれたりとかですね。そういった方も来てくれて、結構そういう繋がりで、やっぱり動人ってそういうのが面白いかなと思いますね。
技術書についてもそうなんですけども、そういった現場での出会いとか、フォルディさんとかもそうですけど、実際に会ってこういうポッドキャストの繋がりとかもできて、そういう繋がりがあるのがやはり動人の楽しさっていう部分がかなりありますよね。
なんか、不思議と本書いてる時は基本一人じゃないですか。黙々と画面に向かうみたいな感じなんですけど、動人書き始めてから増えた知り合いって結構いたりして。
もちろん大沢さんもそうなんですけど、やっぱりそういう横の繋がりだったりとか、来ていただいた方だったりとかの繋がりみたいのは結構ありますよね。
そうですね。やっぱり同じ分野を気に興味があるって部分がやっぱりありますので、普通にどこかで会うっていうよりも、話しやすいというか意思疎通がしやすいって部分がやっぱりありますね。
文脈が同じみたいなのはありますよね。
そうですよね。そういうところで話すと、今度のがあるんだって新しいことを知ったりとか、そういうのはやっぱりありますよね。
動人詩書いてて、今知り合いが増えるみたいな話しましたけど、他にこれは良かったな、楽しいな、だったり、逆にちょっとしんどいなみたいな部分もちょっと聞いてみたいと思うんですけど、まず良かったことって他にあったりしますか?
良かったことはやっぱり、書き手同士の繋がりもありますけれども、読者との繋がりもあるっていうのがやっぱり大きいですよね。
実際に書いてると、どんなことを知りたいのかっていうのがだんだん分からなくなってくる時が時々ありますので、現場感とかそういうところがやっぱり、動人で出すと分かるとかっていうところはありますよね。
あと、出す出さないもありますけれども、サークル一覧があるじゃないですか。
サークル一覧を見ると、今みんなどういうところに興味があるのかっていうのが分かるっていうのがちょっと大きなポイントだと思うんですよね。
18:08
そうすると、みんなこんなことに興味があるのかとか、みんなこういうところにこれから向かっていくんだっていうのが分かりやすいっていうことで、正直サークル一覧見るだけでも、今技術界隈がどこに向かっているのかっていうのが分かるっていうのは大きなメリットじゃないですかね。
確かに。売れる売れないっていうのももちろんあるんですけど、サークル一覧で見たときに、日本のエンジニアのほんと1%とかしか多分こう書いてないと思うんですけど、その中で例えばナクストだったりとか、いわゆるフロントエンド流行ってた時期とかあったりとか、
あとはそのAWS流行ってるとか、結構そういう傾向みたいなのが見て取れるっていうのはあるので、あれはほんと面白いですよね。
今ナクストの話出てきましたけど、なぜかそういう流行りのやつって商業がまだ出てないとか、まだ流行ってなかったりするみたいなのがあるんですよね。特にフロントエンドの話は全くそうだと思ってて、僕技術、テクニカルライダーですけども、他に開発の現場で働いているんですけども、
開発の現場といわゆる出版というか、いわゆる書店に並ぶような書籍って、かなり技術に乖離があると僕は思ってて、それこそ現場ではチケットクロノ開発とかレッドバイとかバックログとか使ってると思うんですけど、そういう話の本って意外と商業してないとか。
僕がちょっと最近思ってるのは、ログを集中的に集めるフルエンドDとかあると思うんですけど、その辺って書籍ないよねとか。そういう意味でも、ちょっと同人でみんなが興味あるのと、そういう実際に出版として出てくるのって結構違うなっていうのがやっぱり大きくありますよね。
たしかに、JavaとかC言語とか、いわゆる言語系の入門だったりとか、あとはデザインパターンみたいな本だったりとかっていうのは結構書店、書籍あるんですけど、
そのチケット駆動でどういう風にチケットを書いたらいいかとか、例えばレッドマインとトレロとかジラーとかいろんなサービスある中でどれ使ったらいいのとか。たしかにそういう本はない、あんまり見ないですね。
最初のうちは当然枯れてないとか、すぐ変わっちゃうから商業紙出しにくい部分も当然あると思うんですけど、もうさすがに枯れてきてるっていうか、もう普及してる部分についてはそういうのがあったらいいんじゃないかなと正直思いますよね。
21:12
確かにレッドマインとかは全然、ジラーもそうっちゃそうか、あたりは全然。
ないでしょ、意外と。特に今から僕が最近思ってるのはフロントエンドケーキも話題が全然なくてって思いますね。
いわゆるVue React Angularみたいなところのライブラリの入門書じゃないんですけど、こんなもんですよみたいな感じのあったりしますけど、もうちょっと突っ込んだ本があるかっていうと、たしかにそれもあんまりイメージがない。
ないですよね。実際フロントエンドって絶対バックエンドと組み合わせて使うじゃないですか。だけど入門書ってフロントエンドの話で終わってるでしょ。
で、例えばVueでデータをアクセスするときに、じゃあサーバー側でどうするのっていう部分が全然ないし、例えばDB扱うんだったら、そのやり取りしたデータをどうやって書くのみたいな話まで全然なかったりとかして、
サンプルがなんかただ入力して画面閉じたら終わりみたいになっちゃってるじゃないですか。永続化されないとか。だからそういうところも含めてちょっと妄想思考、全般的なところ見せていきたいなっていうのは正直ありますね。
結構データに依存する部分が多いじゃないですか。プログラムというかシステムを開発していると、データだったり運用だったり、いわゆるビジネスロジック的なところに引っ張られる。どうしても引っ張られるので。
結構フロント、特に今のモダンなフロントエンドから入ったプログラマーって、バックエンドはあんまり経験がない。運用とか開発の経験がないままフロントだけ書いてしまったりすると、後々結構そこが辛くなってくるみたいなのはよく言われますよね。
そう、でもどうなんですか。だから最近ちょっとそういうフロントとバックエンドの住み分けっていうか、担当が違うみたいな部分はありますけど。フロントの人はバックエンドが分からないとかよく言われますけど、僕実際フロントエンドの人と喋ることも時々ありますけど、どうも分からないようなふりしてて、実は分かってたんだなって思ってるんですよ。
おだしょー 言い方悪いかもしれないですけど、経験があるプログラマーほどそれを分かってて言うみたいなのはありそうな感じがしますね。
おだしょー 本当だって知ってるはずなんですよね。だって知ってる前提でコードを書いてくるんですよ。なんだけどそれなのにバックエンド分かりませんっていうのは何が分かんないんだっていう正直があるんですよね。僕どちらかというとバックエンド側でフロントはちょっとしかやらないんですけど、そこがちょっと分かんないとこですね。
24:12
おだしょー でも分かんないだが分かるのがすごくよく分かります。僕もバックエンド寄りの人間で、昔のSIRとかにいた時にバニラJSをずっと書いてたぐらいのフロントの知識しかないので、今のフロント見てるとすげーややこしいことをたくさんやってるけど、あんなにやる必要があるのかって思いつつ。
おだしょー 昔の人はフロントエンド馬鹿にする人もいるじゃない、正直。だけどフロントエンドってほんとすごくて、みんな今バニラJSじゃないからみんなフレームワーク作ってフロントのくせにちゃんとビルドして。ちょっと言い方悪いんですけど。
おだしょー いやーでも分かります分かります。
おだしょー スクリフトタグで読み込んでた人間からすると、ほんと今トランスファイルとかなんでいるのみたいな感じになるんですけど、でも確かに今それがそうなっていて、おっしゃるように何ならバックエンド寄りは複雑だと思うので。
おだしょー そう、フロントエンドのエンジニアほんと優秀な方ばっかりだなって。
おだしょー 優秀ですよほんとに。ほんとにもっとフロントエンドを大事にしないといけないし、みんなほんとにフロントエンドのことわかる人よく考えてるし、というところがかなりありますよね。
おだしょー 結局あれなんですよね。ユーザーが触ったとき最初に目につくのはやっぱフロントなので、そのフロントエンドの中でのデータの取り回しだったりとか、もちろんUI UX的なところっていうのは結構最初のインパクトでかいなと思っていて。
おだしょー ただ業務、特に業務とか2Cのサービスとかでもそっちはそうなんですけど、長く使ってくると今度はデータ構造とか、それちょっとできないんですよねみたいなのが結構クリティカルになってきたりするんで。
おだしょー バックエンドはどっちかっていうと長期的なところの柔軟性みたいなのが求められたりはしますよね。
おだしょー そう。あとフロントエンドの人って本当に仕事早いですね。やっぱり何度も何度も繰り返し調整必要だっていうところがあるんでしょうけども、本当に早いですよね。すぐ変更やってくれるしみたいなところはやっぱりありますよね。
おだしょー 確かに。それはありますね。なるほど。ちょっとプログラミング話題と盛り上がっちゃいましたけど。話を戻して、同人誌を書いてて良かったこと話が今話をしたんで、ちょっとこれはきついなとか辛かったなみたいな。
27:02
おだしょー きついのはやっぱり納入は厳しい。納品と現場への納入とか、やっぱりその辺の現場では結構厳しいですよね。
おだしょー やっぱそうだよな。業務としてプログラミングするときもそうだし、同人誌書いてて、例えば今は5月だから6月1日にもしイベントがあるとしたら、6月1日に書き上がっても手遅れなので。
おだしょー そうそうそう。できれば1ヶ月前とかに上げてレビューだったりとか印刷回したりとかってしないといけないんで。その辺がきついですよね。
おだしょー そうですね。うちはだいたい車で納入してるんですけど、当日ね。段ボールを持って結構台車で運んだりとか、結構そういうのは大変ですね。
おだしょー うーん、いやーわかる。きついですよね。僕も親方さんの合同紙は基本車搬入なので、車搬入っていうか新刊は配送、配達してもらうんですけど、結構な数やっぱするので、長期的にいろんなイベントで売るようにするから、
おだしょー その2回目はやっぱ在庫搬入を自分たちでやるんですけど、在庫をアパートの2階とかに置いてあるので、あの階段で、エレベーターがないアパートなので、階段を登るよりそんながみんな辛くて。ついに階段を台車で持ち上げられるようなやつとか、
おだしょー なんかワイヤーを階段の手すりに固定して引っ張り上げるみたいな簡易ケーブルカーみたいのを買ったりとかして。
おだしょー そうなんですね。そういうのあるんですか?
おだしょー そうなんですよ。なんか手動のウインチみたいな感じのワイヤーウインチみたいのがあるらしくて、それと台車を使って引っ張り上げるみたいな。
おだしょー そういうのあるんですね。
おだしょー なんか車輪が3つ付いた階段を一段ずつ囲ったら寝ていくみたいな。
おだしょー 駅の自動販売機とか使ってるようなやつ。
おだしょー あれだったりとか、なんか僕もまだ実物見てないですけど、その手すりに本当にワイヤーを固定して引っ張り上げるみたいなやつとかを買ったらしいので。
おだしょー ちょっとイベントが今中止になっちゃったからまだ使えてないですけど。
おだしょー せっかく買ったのに。
おだしょー そうなんですよ。もうね、みんな30過ぎたおっさんが大体やるんで、もうちょっとダンボールきついよねっていう。
おだしょー そうっすね。
おだしょー なるほどな。いやでもわかります。その辺の辛みはよくわかります。
おだしょー そうなんですね。やっぱりその辺が結構ね。やっぱり実際物が動きますからね。その辺はちょっと。
30:03
おだしょー そうなんですよね。やっぱ紙の本が、紙の本すっちゃうと、やっぱ紙の本買ってほしいなって思いますよね。
おだしょー そう。最近電子書籍も当然ありますけど、どうですか?本音さんはどっちが好き?どっちが好きっていうのもなんですけど。
おだしょー そうですね。でもやっぱりイベントで紙の本を販布するだったりとか、あの、なんていうんですかね。僕の場合は大体配達でイベントに持ってって、新刊を持っていくので。
やっぱ現地で、そのブースで箱開けて、本になってるっていう、あの感じとかがやっぱりすごい嬉しいので、機会があれば紙の本を出し続けたいなとは思うんですけど。
ただね、ここ2回ぐらい結構売れ行きというか販布が結構辛いというか厳しい状況なので。
結構200とか毎回吸ってるんですけど。平気で今100ぐらい在庫が余ったりしてるんで。そうなんですよね。きつい。
それはちょっと、根付けにもと印刷代にもよるけれどもちょっときついかなという感じですかね。
おだしょー そうなんですよね。ちょっと調子乗って160ページ70ページぐらいの厚さにしてしまったので。
ちょっと印刷代考えると1000円はきついみたいな。
2,000円だとやっぱ売れないみたいなのがあって。
うちの値段はできるだけ、うちはかなり安くしてるんですけど。500円とかで正直出しちゃってるんですけど。薄いのと、あとは先ほど言ったようにちょっと印刷屋さんの安いとこお願いしちゃってる。
そのぐらいの値段で出してるんですけど。その分PP加工ないから、重ねた時にインク映っちゃうとかね。
そういうのはもうそれより安さ優先で出した。だからやっぱり良い本作れば当然コストがかかっちゃうんで、どっちに要するかだと思うんですよね。
分かる。それは分かる。すごい知り合いの、あれはモットさんだったかな。モットさんっていうフロントエンドとかスラックの本書いたりされてる方がいるんですけど。
ものすごいこだわった本を1回作ってた時があって。原稿あれ起こしてるぐらいの表紙の加工だったりとか。
紙とかを使ったやつ出してる時があって。あの時たぶん2000円とか3000円とかのコストの本を作ってたっぽかったので、一冊。
それは確かにこだわるとそうなるよなっていうのはありますかね。
こだわるの面白いんですけどね。やりたいと思うけど。ただ、やるんだったらちゃんとした本をきちんと作りたいし。
33:01
結構最近、同人誌の即売のイベントに印刷会社さんが出てるみたいな。最近というか昔からそうなのかもしれないですけど。技術書店界隈でもよく見かけるようになってて。
はいはいはい。
猫のしっぽとかもそうですけど、あと島屋印刷さん。
島屋さん。
あの印刷会社さんのブースに行くと、紙の見本だったりとか、あとその印刷というか加工になるのかな。ちょっと金属っぽい加工だったりとか、薄押しだったりとかいろんな加工のサンプル見れるので。
見ました見ました。いいなと思います。
やっぱいいなって思いますよね。
いいと思います。すごくいいなと思う。でもなんか書籍に使うのもったいなくて、それでグッズ作りたいなみたいな感じがありますね。
技術書に使うの正直もったいないなっていう感じですね。むしろ写真集とかそういうグッズとかそういうのに作りたいなって感じですね。
なんか絵描きとかおまけで付けられますよみたいなのを聞いて、絵描きかとか思っちゃうんですけど、でもああいう加工ができる、してくれるのであれば、なんかグッズとしては結構いいなって思いますよね。
そうそうそう。だから技術書でもなんだろうな、それを活かした本を正直作るんだったら作りたいなって思うんですよね。なんかちょっとただの加工じゃもったいないなみたいな気がして。
確かに。でもなんか難しい。加工をしようと思ったら自分の趣味に走りがちなところはあるので。
趣味の本を作るとかもそれはそれで面白いと思うんですけど、最近同人が流行ったせいか、いろんなグッズが作れますよね。
はいはいはい。同人グッズ的な。
同人グッズで、同時で売るんじゃなくて自分で使うのでも作れたりするぐらいのお値段の価格帯になってるじゃないですか。
なんか缶バッチとかよくありますよね。
ありますあります。缶バッチとかクリアファイルとか、なんか実用的なものも結構あるので、それは面白いなと。
あれはすごいいい文化ですよね。
ですです。意外と本当にいろんなものが印刷できるなっていうのがありますね。
なるほど。じゃあちょっと次の話題ってことで、美術書店8の話をちょっとしようかなーって話で。
8に限定しなくてもいいかもしれないですけど。
そうですね。直近がとりあえず8だったんで。
はい。
あれなんですか。
うちは残念ながら落選したんですが。
そうなんですよね。モフカブリさん落選されたんで。
うちは落選でした。で、私が出入りしている出版社の工学社のサークルの方はちょっと当選しましたので、本来だったらそちらでちょっとお手伝い等で出る予定だったんですが、残念ながら今回なくなってしまいました。
36:11
うーん。
今回あれだったんですよね。2日開催で。
そうですね。
2月末と3月初めですかね。
そうですね。
とかだったんですよね。
かなりサークル数が多くて。今回は。
なかなかサークルチェックを全然していなかったのもあって。
そう。しきれなかったって部分もやっぱりありますよね。
うーん。
で、どうなんでしょうね。何が人気なのかなとかって正直あって。
ちなみにうちはこれから人気になりそうなやつを毎回テーマを決めてやったりするんですけどね。
そうなんですね。
毎回そうですよ。1回目はDockerで2回目がAWSみたいな話。3回目何にしようかみたいな話でちょっと今、延期になっちゃったんですけど。
3回目はRPAかセキュリティーかネットワークかみたいな話で今考えてますよね。
なるほど。RPAか。
RPA。RPAがどうですか。興味あります?
うーん。今仕事で実はビジネス向けの営業支援ツールみたいなの作ってるんですけど。
結構その営業、いわゆるお客さんの営業部署とかだとやっぱりあんまりリテラシーが高くないみたいなところがあったりするので。
結構その、特に規模が大きくなればなるほど、そういうRPAとかを入れていろいろめんどくさいことを自動化したいだったりとか。
独自のグループ会社とかで独自のシステムを作ってて、それとの連携がAPIとかが全くないから、RPAとか使ってCSVを取り込むのを自動化したいみたいな話をちょいちょい聞くので。
そういう方面では最近よく聞くかなって感じですね。
そうなんですよね。結局RPAってAPIがあればいいんだけど、ないからなんとかできないみたいなのがありますよね、結局。
エンジニアプログラマー的には、ちょっとそれをRPAでやるコストを払うんだったら、API作ってくれってちょっと思ってしまうんで。
でも、実際問題として、現場のシステムって開発会社さんと連絡取れないとか、ソースがないとかっていうものがそもそもあるじゃないですか、改良もできないとか。
だから、やっぱりそういうところでRPAが使われていくのかなっていうのが一つありますけど、それとは別に最近ビジネス方面のRPAっていうのがあって、
いわゆる会社で入れるっていうわけじゃなくて、ちょっと個人的に入れて、自分の仕事とか自分の部署の仕事を簡単にしようみたいな話があるじゃないですか。
39:06
なんかそこが方向性が全然違うじゃないですか。いわゆる会社で入れて、API連携みたいな話と、個人の仕事をちょっとやってみたいな話。
そこはちょっと最近噛み合ってないような気もするんですよね、RPA業界って。
瀬尾 確かにな。個人でRPAってどういう需要があるんだろう。
大平 事務の人が勝手にRPAちょっと違って作ってって話。
大平 そういう系統。例えばやっていいかどうかは別として、銀行の自動振り込みとかを多分Excelとかにあるのを今一個一個コピペしてるはずなんですよ。
オンラインバンキングに多分ね。そういうのをRPA使えば自動でバッと入るじゃないですか、間違いもなく。
そういうのとか。そういうのって小さいけれどもあると思うんですよね。あと自発注で。いわゆる転機ですよ、本当に。国系の転機。それがやっぱりRPAとして需要が結構あるんじゃないかなと思ってて。
中小企業だとやっぱりそういうとこ多いですよね。北でみようみたいなやつも。
大平 基本的にやっぱりラックするとか自動化するみたいなのは需要というか要求としては分かりやすいですよね。
おだしょー だから今のRPAの参考書もそういう人向けのものとエンジニア向けのいわゆる先ほどおっしゃってたAPI連携のとかSIRさんが動くような規模のやつと二通りあるじゃないですか。
だからその辺の住み分けがうまく今後いくといいなとは正直思ってますね。
おだしょー なるほどな。それで今ちらっと有書店8のサークルリストを見てたんですけど。1日目のオノ24の7つの葉っぱって書いて七葉さんって読むみたいなんですけど。
技術書店ジャンル集計っていう本を出される方だったみたいで。ちょうど今サークルの詳細ページからこの七葉さんのノートに飛べたんですけど。
ちょうど技術書店8のジャンル傾向みたいのもいわゆる携帯素解析その単語に分割してどれぐらいその単語が出てきたかみたいな品質チェックとかをやったみたいで。
今ちょうど話に出てたRPAはちょっとパッと見た感じ単語としては今出てきてないですね。
おだしょー なるほど。どんどん多いですかね。
りなたむ やっぱウェブが多いなっていうのはすごいですね。
おだしょー そうですね。ウェブ関係多いですよね。扱ってる人も多いです。僕もウェブ関係だけどどちらかというと多いですし。
42:06
あとフロントとバックエンドの両方があるのもあるし。ネタは尽きない分野ではありますよね。
りなたむ なんかちょっと意外だなって思ったのがOSが結構上位に来ているのがあるので、このOSはいわゆる低レイヤーの話なのか、何なんだろうなっていうのはちょっと気になりますね。
おだしょー OSはMacでみたいなのがあるのかもしれないですけど。
りなたむ そうですね。OSどうなんでしょうね。OSも作るとかもちょっと前は流行ってましたよね。
おだしょー 自作OSは結構ありますもんね。
りなたむ そうですね。だから低レイヤーの楽しさみたいなOSは面白いのかなと思ってますね。
おだしょー またやっぱりPythonとか機械学習だったりとか、AWSとかクラウド、Kubernetesあたりのインフラ系、ちょっとGCPとかAzureがパッと見た感じなさそうですけど。
りなたむ はい。
おだしょー とか、あとJavaScriptがやっぱり多いですかね。
りなたむ そうですね。JavaScriptはそこそこ。
Pythonもでもあるんですよね。いろいろ。人工知能と絡めたPythonもあるし、そうじゃないPythonもあるしみたいなので。
おだしょー うーん。確かに。
りなたむ やっぱりゲーム開発とかUnityとかっていうところもあったりして、
意外とスマホ、AndroidとかiOS、Swift、Kotlinみたいなのと同じぐらいのところにあったりするから、結構ゲーム系もよく見たりするなっていうのもありますね。
りなたむ そうですね。Unityってもう少し僕としては気軽なUnity入門みたいなのがあってもいいなと思うんですけどね。
おだしょー ああ、そうですね。
りなたむ Unityって僕あんまりそんなに詳しくないですけど、アセット買えるでしょ、確か。
買うでしょ。で、買うと正直何も絵心なくても、集めてゲーム作れちゃうじゃないですか。
だからそういうのもちょっといいかなって思ってるんですね。
それこそ1日2日でそこそこのものを作れるはずなんです、Unityって。そういう環境整ってるのは。
おだしょー 確かこの間、東京都知事の小池さん?
三菱 はい。
おだしょー 三菱っていう。
三菱 ああ、はいはい。そうそう。
おだしょー 三菱ゲームを作った人が、あれ確かニューヨークか何かにいるエンジニアさんなんですけど。
三菱 そうなんですね。
おだしょー 日本人のエンジニアさんなんですけど、あれ確かUnityで用意されてる、あれニューヨークか東京かちょっと忘れちゃったんですけど、
45:07
その街のアセットみたいな。
三菱 はいはいはい。
おだしょー に、別のアセットを組み合わせたキャラを用意して、あのゲームを作ったみたいな感じだったんで。
三菱 そうそうそう。
おだしょー いや本当まさにそういうことだよなって。
三菱 そう、だからそういうことが本当にできるんで。
なんだろう、自分で全部作るんじゃなくて、それをアセット組み合わせて、なんか手軽に、まあそれこそ1週間、1週間とか3日とかでゲーム作ろうぜみたいな。
そういうなんかネタの振り方はすごく面白いなとUnity思ってるんですよね。
おだしょー 結構あの、Unityって3D以外にも2Dできたりとかも。
三菱 あ、できますね。
おだしょー はい、できたりするし。
えっとあと、そのなんか入門漫画みたいのを、あれ多分港川さんだったと思うんですけど、
港川さんと誰かが組んでUnity入門みたいな漫画を描いていた気がする。
連載だったと思うんですけど。
三菱 あ、そうなんですね。見てみるんですか。
おだしょー うん。僕もちょっとチラッとしか見てなくて、まだ手は動かせてないんですけど。
三菱 確かにUnityはいいよなーっていうのがありますよね。
おだしょー Unityはもう少し、だからUnityの今の本ってちょっと難しすぎるかなと思うんですよね。
もっと手軽にこうやってこうやって動いたみたいな、もうそういうんでいいんじゃないかなっていう正直思うんですよね。
なんかセットしてインストールしてここが何とかで、結構なんか大変。最初からスタートが大変。
三菱 多分そこそこスペックもいる気がするんですよね。
おだしょー そうですね。
三菱 開発に。なんでなんかその辺の敷居の跨ぎ方じゃないですけど、入って軽く手を動かして、何かのクローンゲームみたいな、
なんか3Dマリオクローンとか、なんかレースゲームクローンみたいな感じで、
なるほどこんな感じなのでみたいなところが結構できると、すごい間口が広がりそうな感じがするんですよね。
おだしょー そうなんですね。だからとてもその辺はいいかなと。
三菱 わかります。取っ付けやすいのはすごいいいですよね。
あとはどうなんだろうな。傾向的に何が多いんだろうな。
おだしょー 今回1日目2日目で分かれてたりしたので、その日によってあれが違うみたいなのもありそうですけどね。
三菱 そうですね。1日目はこれで2日目が。そういえば電子工作はどうですか?
おだしょー 僕結構電子工作好きですね。
三菱 ですよね。だから電子工作もなんかいいかなと思うんですけど。
おだしょー そうですね。なんかこうバズったっていう感じではないんですけど、安定して相変わらずあるっていうのはあるので。
48:10
三菱 電子工作も最近ちょっといろいろなことが簡単にできるようになって。
おだしょー うんうん。
三菱 あ、ぽんどりさんそういえばメーカーフェアとかは行かれたりするんですか?
おだしょー 僕行ったことないんですよ。
三菱 そうなんですね。
おだしょー 名前からして家電とか工場とかのそういうところに興味がある人が行く感じなのかなって勝手に思い込んでいて。
三菱 もっとね、おもちゃっぽいですよ。
おだしょー そうですよね。
三菱 おもちゃっていうかね。
おだしょー 最近というか、きのうおとといぐらいにMF京都2020みたいなハッシュタグがあって、こういうの作ってみましたみたいな。
おだしょー 異様にそういう自作機械みたいのがすごい回ってくる。ツイッターで回ってくるなって思ってたら、これメーカーフェアなんだって思って。
おだしょー なるほど、これは面白いなってちょっと思ったんですよ。
おだしょー いろいろあって、僕らもメーカーフェアの取材に行ってて、YouTubeに動画とかあると思うんですけど。
おだしょー お祭りですね。お祭りでみんなが本当に電子工作。ただ電子工作からいわゆるDIYから置物まで全部揃ってるんですけど。
おだしょー 本当にアイディアを具現化するみたいな形で、かなり面白い。ぜひ一度あれするといいですね、たぶん。
しばやん あの内容だったらすごい、本当同人誌みたいな感じで。
おだしょー そうですそうです。
しばやん なんでこれやろうと思ったんすかとか、ここどうなってんすかみたいな話とか、すごい面白そうだなって思いますね。
おだしょー そうなんですよね。電子工作ももう少し流行ってくるといいなとは正直思いますけどね。
しばやん 技術書店だと電子工作のキット、あ、技書博で買ったのもあるかな。何個か買ってて。
おだしょー あのカップスピーカー、コーヒーカップ、エクセルシオールとかスタバでもらえるカップにスピーカーを仕込んで、モノラルスピーカーを作るみたいなキットとか、あとあの二酸化炭素検知キットみたいな。
おだしょー ああいうのは買って、ちょっと二酸化炭素の方はまだ組んでないんですけど、ああいうのはすごい面白いなって思います。
おだしょー 最近電子工作界隈って、とにかくセンサーとかも豊富だし、しかもプログラミングも楽だし。
センサーについては本当にI2Cのセンサーとかだと、ちょっと4本ぐらいの線つなげばすぐつながるとか、あと制御コードを送ると、そのセンサー自体がもう与え返してくれるから、アナログ的な要素が全然ないとか、すっごく楽なんですよね、今って。
51:15
おだしょー なるほど、なんか波形見たりとかそういう細かい調整とかいらないんですね。
おだしょー そうそうそう。なので、本当にもうコマンドシーケースみたいなのがあるんで、それ通りにどこのIoからどのデータ出すと、その間が戻ってくるからみたいな話になってて、本当に簡単になってるんで。
おだしょー 正直そういうマイコンのIoKさえ分かってれば全然平気っていう、そこはやっぱり電子工作を今、進むのが開かれてる理由だと思いますね。本当にソフトウェアエンジニアの人が電子工作に手軽に入れる。
おだしょー ものによってはそれこそJavaScriptで書けるようなマイコンもあるし。あるんですよ、JavaScriptで書けるような。
おだしょー すごいな。
おだしょー 当然Pythonでは書けるけど、JavaScriptで書けるようなので、ウェブブラウザからスマホで操作すればもう動くみたいなそういうマイコンもあるんで。OVNISっていうマイコンなんですけどね。
おだしょー 知らなかった。
おだしょー ホントホント面白いですよ。
おだしょー ラズペリーパイとか、あとM5スタックみたいな、ラズパイにはディスプレイデフォルトでついてないですけど、M5みたいにディスプレイがデフォルトでついてたりしてかつコネクターとかで拡張性が高いみたいなのが増えてくると、その辺すごいやりやすいですよね。
おだしょー そうですね。M5スタックはかなりやっぱり電子工作を大きく広げてる部分もあると思いますね。
おだしょー あれは本当すごいなって思います。
おだしょー その辺のサークルリストを見てるだけだと、やっぱりハードは関係ないっていうか興味ないから、そもそも詳細は見なかったりするんですけど、イベントに行ってぶらって歩いてるときに、エルチカだけじゃなくて楽しそうなものの実演を見ると、ちょっと興味湧くなみたいなのはありますよね。
おだしょー そうですね。イベントだとそう。本当は最近技術商店が大きくなっちゃって、なかなか全部回りにくいぐらいの気持ちになっちゃったのは残念だ。今回1日2日で、別れだからいいと思うんだけど。
おだしょー せっかくイベント行ったんだから、興味ない分野も含めて全部回れると、やっぱりこういう同人米って面白いなって正直思いますよね。
おだしょー そうですよね。
おだしょー だから結局やっぱり同人でこんなことできるんだとかっていうのは、新しい発見がやっぱり現場行くとありますからね。
54:00
おだしょー なかなかサークルリストのサークルカットだけ見てると、伝わらないだったりわからない部分があったりするんで、そういうのをリアルで感じられるっていうのはすごいですよね。
おだしょー だから逆になんだろうね、そういうことを考えると、サークルの皆さんはサークルカットにもう少し詳細の情報を書いてるんじゃないかなと正直それは思います。
おだしょー 思いますね。結構、本の名前書いてなくてサークル名だけだったりとか、ロゴだけだったりとか、そもそもサークルカット入れてないみたいなサークルさんもあったりするんで。
おだしょー あとちょっと最近気になってるのが、なんかオシャレな表紙なんだけど、中何書いてあるかよくわからない合同紙はちょっと損してるんじゃないかなと僕は正直思います。オシャレでもいいけど、せめてちょっと中に何が書いてあるか書かないと、パッと通った時にちょっと見に着きにくいかなっていうのは正直ありますね。
おだしょー そうなんですよね。なんかせめてジャンルだけでもわかる。なんかごったにボンとかしか書かれてなかったりすると、技術名だけでも書いておいてくれるみたいな。
おだしょー そう。その部分がちょっとやっぱり大きく違うかなと思いますね。
おだしょー 技術書、技術書店に限った話でもいいですし、全然関係ない話でもいいですけど。
おだしょー そうですね。おおむねほぼしゃべった感じですけど。先ほどのネタとしてRPAがどうなのかみたいな話とかありましたけど、それはだいたいそんなところですかね。
おだしょー ちょっと執筆、同時に、今回多分こうキャストっていう、結構同時に書く人も聞いてくれるかなと思ってて。
執筆でやっぱり、僕商業紙も書いてあるんですけども、注意していることっていうのがちょっとありまして。
やっぱり執筆するときって、読者の目的っていうところをやっぱりはっきりさせなくちゃいけないと思ってて。
その読者がこの本を読む前にどういう形で、この本を読んだ後にどうなってるのかを想定するってところですかね。
57:11
そういうところがちょっと大事だと思ってて。今、僕同時誌大好きなんで、こういうイベントに行くと、当然すごく買っちゃうわけですよ。
編集さんにまたたくさん買い込みましたって言われるぐらい買っちゃうんですよ。
全部見ていくんですけど、意外とですね、ちょっと導入が雑な同時誌ってあってもったいないなと思ったんですよ。
あるサービスについて知らないからも当然その本を読むので。
そういったところだと、もう少しこれはこういうものだよって前提が欲しいっていうか、ちょっとそこが抜けてるっていうかちょっと雑なんですよ。
導入が雑。だから、かなり知ってることを前提に書いちゃってる部分があってて、ちょっとそこがもう少し、これはこういうことです。一言、二言足すだけでもう少し分かりやすいのになっていうところがありますよね。
なんかその、この本、例えばそのAWS知らないからAWSの方読もうって思った時に、そもそもAWSで何ができるのかとか、この本読んだらその中のどの部分が分かるようになるのかとか、逆に重要なんだけどこの本では解説しませんよだったりとか。
なんかその最初の切り分けみたいな、まさに導入だと思うんですけど、結構そういうのがなくいきなりポーンと何かに入っていくみたいなのはあったりしますよね。
そこのちょっと唐突感が若干もったいないかなってところがありますね。あとは、その辺がちょっと同時に、やっぱり自分の書きたいところを書くのと、編集さんが当然いないって書くので、ちょっとそういう第三者的なところ、もう一歩下がって書いたほうがいいんじゃないっていうのは若干ありますよね。
僕も一人で書いてる、そのサークルがやっぱ個人サークルなんで、一人で書いているのがあって、結構レビューってすごい大事だなと思っていて。
そうですね。
結構Twitterとかで雑に書き上がったんで誰か読んでくださいみたいなのをやっている方結構いらっしゃるんですけど、あれはすごいいいよなって思いますよね。
そうですね。レビューはぜひね、してもらった方がいいと思いますね。
そのためにも早めに書き上げて、反映する時間を作らないといけないっていう苦しみがあるんですよね。
1:00:04
あとは技術的な問題として、手順と概要を混ぜて書くって分かりにくいとかですね。概要は概要でちょっと先に出したほうがいいんじゃないとかっていう、ちょっとそういうところはありますよね。
そうなんですよね。分からない用語を分からないまま進めるのが結構厳しい人が、偏見かもしれないですけど、個人的には多いと思っていて。
僕がそうだからっていうのもあるんですけども。○○はこうやりますみたいなことが来たときに○○がよく分かるみたいな。
まず○○説明してくれみたいな。
あったりするんですよね。
あと、なんでそれがいるのかも結構気になっちゃったりして。
そうですね。そういう背景が大事ですよね。
なんかそれはめんどくさければめんどくさいほど、え、なんでこれいるの?ってなっちゃうっていう感じがあるんですよね。
そうですね。そういうのはやっぱりありますね。
僕、実際に執筆もやってますけど、別の編集的な立場っていうか、他の調査さんが書いた原稿を直すとかいうとこも子どもが仕事してやってるんですけど、
そういうリライト的な仕事ですとやっぱりそういうところを補足したりとかして、商業心仕上げたりとかするんですけど。
そういうところが実際、やっぱり気づくと結構クオリティが変わるっていう部分がありますね、大きくね。
そうなんすよね。結構今、フレームワークライブラリ的なところって、それいくつかの技術とか考え方の集合体であることがやっぱり多いんですけど、
それを構成している一個一個のライブラリだったりツールだったり、フレームワークそのものでも一冊書けるぐらいの濃さがあったりするものをまとめたものとして本で書くと、すごいそれを吹っ飛ばしていく感じがすごくて。
だから、飛ばすなら飛ばすでも全然いいと思うんですけど、飛ばすなら飛ばすなりにここを読んでるとか、2章先とか3章先とかがちょっとあるだけでも正直違うと思うんですよね。
だからやっぱり、読者って話の道筋が見えてないとちょっと厳しいんじゃないかなってところはありますね。
なんか、ランガイに客注とかがあるだけで、あとコラムとか全然違うんですけどね。
そうなんですよね。
だから、フロントエンドに限らなくてバックエンドもそっちはそうなんですけど、なんか選択肢が2個あるときに、今回はこっちでやりますみたいなのを結構好みで書いてたりする人もいるっぽいんですけど。
1:03:01
ああ、そうですね。
なんの違いがあって、どういうときにどっちがいいみたいな、なんかちょっと書いてくれってちょっと思っちゃうときがあって。
そうですね、そうそう。
そのままコラムとかで書くの。
だから正直その選んだ理由がこっちが簡単だからとか、こっちはめんどくさいとか、それだけでも正直いいと思うんですよ。
だけど選んだ理由がないとやっぱり気になりますよね。
そうそうそうそう。
あとなんか、最初から1個しか書かれてなくて、参考にした別の、例えば公式ページとかに行ったら2個書かれてて、あれ本人は1個しか書かれてないなみたいなの結構あったりするんで。
そうですよね。だからそういうのは難しいですよね。
あとは最近Amazonデビューとかもあるじゃないですか、商業誌に言われましたと。結構国標がついたりするんですよね。
だいたいそういうのって自分の持ってる本と内容が違うようなパターン。
Amazonって内容を見ないで買う人結構多いっぽくて、まあそうなんですけど。
そうすると結構叩かれるケースがありますよね。
こっちは目次は一応計算してるけど、見るだか見ないだかわかんないみたいな。
そういうことを考えると、先ほどの同人の話ともつながりますけど、やっぱり表紙で一目で分けるようにするのがやっぱり大事だと思うんですよね。
なんか不思議ですよね。リアルで本買うときってやっぱり中見るじゃないですか。
見ます見ます。
だからあんまりずれた感じにならない。
なんならサークル主が補足入れたりとか、なんかこの技術興味あるんですかみたいな話しかけたりするんで、そうそう起こらないんですけど。
通販でやるときって、ほんとタイトルがいいみたいな、表紙がいいみたいなことして、なんかこれは全然初心者向けではありませんみたいなのを書いたりするんで、結構もやることはありますよね。
そういう辺難しいですよね。
かといってなんか文字だらけの表紙にしようなみたいなのもあったりして。
あとは表紙で正直売れる売れないが大きく違うので、正確じゃないですけど、やっぱりいい表紙がつけばかなり売り上げは全然という感じで、全然違いますねやっぱり。
目につくのも全然違いますもんね。
そうそう目につくかどうかとかはやっぱり大きく違うので、そこはやっぱり大事かなと思いますね。
ところでフォルテさん自身が同人誌に求めるものってどんなものなんですか。
求めるもの。
当然だって商業者は商業者であるわけでしょ。同人誌は同人誌であると思うんですけど。
1:06:03
なるほど。商業者との比較でって感じですか。
比較しても比較しなくても全然いいんですけど、同人誌にどんなことをやってほしいのかみたいなのがありますかっていうのは正直。
書いてる立場だからこういうことをやりたいっていうのはあるんですけど、それも含めて。
多分大きく、どっちかというと技術書に対してっていうのと、同人誌に対してっていうのが一つずつあるかなと思うんですけど。
技術書に対して全般に対しては、やっぱりその自分が知りたい技術とか、その知識が書かれていることみたいなのはあるかなと思っていて。
それがその時々によって結構変わっちゃうから。
AWS全体についてふわっと知りたいときと、AWSの特定のサービスについて知りたいときとは全然違うので、
それがすごい分かりやすかったりとか、フラットに広く浅くの本でもいいし、深い、どっか深い本でもいいんですけど、
ちゃんとそれがメリハリ効いてはっきりしている本を書いてくれた方が、技術書全般的には嬉しいですね。
あと同人誌的には、やってみたみたいな生の声がすごい僕は嬉しいかなと思っていて。
いまだかつてそういう本を読んだことがあるわけではないんですけど、公式ページに書いてあることだったりとか、
公式のチュートリアルをそのままやってみたみたいなのは、正直公式でいいじゃんってなっちゃうので、
このバージョンでこれをやってみた、ここにはまったとか、ここがちょっと分かりづらいと感じたとか、
やった結果ここがちょっと公式は薄いとか、自分が興味あることは別のところにあるから、
例えばリアクトとJavaをフロントとバックでそれぞれやってみたみたいなのがセットでくっついてくると、
個人的にはすごいこれは面白そうだなってちょっと思います。
なるほど、そういうことですね。
最近同人と商業の境がちょっと近くなってきた部分があると思う。
僕どちらかというと同人っていうと、本当にマニアックな人たちがあって、
そういうコアな技術をみたいなのが僕の同人のイメージなんですけど、
最近技術書店の話もあって、もう少し窓口が広がってて、
1:09:03
同人誌なんだけど初心者向けの同人誌って結構増えてるじゃないですか。
それって商業紙じゃダメだもんみたいな疑問も正直あるんですけど、
そもそも見分けとか感じるところとかってあります?
僕まさにその初心者向けの同人誌を書いている方だと思っていて、
っていうのは多分僕がその初心者である分野について、
自分が勉強したことを書いているからみたいなのはあるのかなと思っていて、
じゃあなんでそれが商業紙でないのかっていうと、
多分ニッチすぎるのかなと思っていて、あるいはまだ流行ってないみたいな。
一部のエンジニアでは流行ってるみたいなのあったりするじゃないですか。
あります。
僕今書いてる本ってサーバーサイドコトリンなんですけど、
サーバーサイドコトリンでやるってやってる会社さん結構、
結構ってのはないわけじゃなくてあるんですけど、
それが主流かって言ったら全く主流じゃないっていう状態で、
かつコボルとか、Javaもそうなんですけど、
レガシーと言われてしまっているところから、
いわゆるモダンというか新しいところに行こうとしている需要みたいな、
実際僕がそうだからそうっていうのもあるんですけど、
っていうのもあったりするんで、
そういう意味で言うと入門書なんだけど同人っていうのは、
その入門自体がマイナーというか、
ある種のニッチなのかなみたいなところはありそうかなって気はする。
そうですね。確かにニッチなところだと同人の入門書は確かに十分。
それしかないですもんね、届ける手段。
そうですよね。
あとなんか、同人誌だけじゃないんですけど、
情報型みたいなところはあるのかなと思っていて、
何でもいいんですけど、言語でもフレームワークでもライブラリーでも何でもいいんですけど、
始めようと思ってGoogleじゃないですか。
そうすると大体の技術ってめちゃくちゃヒットするんですよ。
よっぽどマイナーな技術じゃない限り。
そうするとそこから何を選んでいいかっていうのが、
結構ある程度の経験がないと分かりづらい。
ありますね。
みたいなのがあると思っていて。
それが本になってると一つ道ができるじゃないですか。
ありますね。
それがいいか悪いかは別としてなんですけど、
1:12:01
そこに重要があるのかなみたいなのはありますよね。
そうですね。
最近、技術全般がっていうのは確かにありますよね。
うち同人誌であさってシリーズっていうのを出してるんですけど、
これがどうしたかっていうと全般の技術で、
とにかく何から始めていいか分からないみたいな。
そういう人たちに向けた入門書の位置づけでやってるんですけど、
最近本当に情報型ってさっきもおっしゃいましたけど、
どこから始めていいか分からない部分がやっぱりあると思うんですよね。
そもそもこのあさってシリーズって、
初手にいたときに、
初手のお客さんが普通に、僕らもお客さんだから別にお客さん同士の壁なんですけど、
モーフカブールで一緒にやってる小笠原のほうに一緒にいたんですけど、
どこかって詳しいですかっていきなり聞かれたんですよ。
はいはいはい。
お客同士なんか変な話なんですけど、
どうやらその人は新人の人で、
先輩に今度ドッカーやるから勉強してこいって言われて、
初手に来たらしいんですよ。
ドッカーのコーナーにいるんだけれども、
結局いっぱい本があって、
そもそもどの本を買っていいかも分からないわけですよね。
で、そういう需要もあるんだって話で、
あさってシリーズっていう。
そもそも全体としてどうであって、
あなたが勉強しなくちゃいけない技術はどれっていう。
そこですよね。
そこのところを伝えられるようなものを作りたいなっていう。
そういうのって結局同時に作りにくいものがあるので。
そうなんですよね。
本を書いてて思ったのが、
ここ1,2冊で思ったのが、
書いた結果の本よりも、
その本を書く経緯、経緯というか経過みたいな。
はいはいはい。
で、そこのスキルを伝えるみたいな。
スキル、考え方を伝えるみたいなのが重要なんじゃないかなって
最近ちょっと思い始めていて。
そのフレームワークなりライブラリなりを動かそうと思ったときに、
たくさんヒットした中から、
じゃあ公式ページだけ見ればいいのかっていうと、
1:15:01
意外と公式ページ間違ってたりとか、
公式だと動く前提で書かれているから、
動かなかったときどうすればいいかとか分からなかったりとか、
その辺の取捨選択みたいな。
ちょっと違うことをやろうとすると、
公式ページに載っていないことってよくあるじゃないですか。
はい、ありますね。
それを聞いたとか、ブログとか、
そういうので補完しながらやると思うんですけど、
それも似たようなサンプルコードがいっぱい出てきて、
どのサンプルコードを試すといいのかみたいな。
取捨選択の基準だったりとかっていうのが、
無意識のうちにあるなっていうのをちょっと感じていて、
それを若い人に伝えられるといいのかな、
なんて思ってるんですけど、難しい。
そういうところはぜひ伝えていきたいところではありますので、
とにかくこのコンピューターの業界ってすごく大きくなっちゃって、
幅も広くなっちゃって、
これからやるっていうときに、
本当にどこからやり始め、手をつけていいか分からない、
全体像が見えてない部分って結構あると思うんですよね。
でも逆に言うと、今ってスクールとかあるじゃないですか。
いわゆる定番の入門書みたいなもの。
ある分野に対して統計立てて勉強していくってことは、
昔に比べてやりやすいと思うんですよね。
正直、僕が始めたときって手探りでいろんなことやってたから、
それに比べたら絶対効率異反なんですよね。
だから効率的に学べる一方で、
いわゆるメインの道から離れたところが全然分かんない、
正直なって広がりすぎてるところが広がってるとか見えないところがあるので、
そこを何らかの形で補完していければいいなと思うんですね。
なんか歩き方みたいなのは欲しいですね。
主要幹線道路は多分黙っててバスなり車なりでバーって行けるんですけど、
一本枝道入ると真っ暗みたいな感じなのに。
そうそう。歩き方って確かいい表現で、まさにそうですね。
なんかそういうのは欲しい。確かに欲しいな。
なんか今、僕も言うてもエンジニアになって13年くらいなんですけど、
意外と今でも悩んでることの方が多いので、
意外とってエンジニアからすると悩んでること多いよねっていうのはあるあるっていうのはあると思うんですけど、
それでもやっていけるスキルみたいな考え方みたいなのがあると思うので、
歩き方は結構欲しいなっていうのは僕でも思いますね。
1:18:01
この業界って結構何年かに1回大きなパラダイムシフトが起きてて、
ちょっと前だとDOSからWindowsとかだったりして、
かなり古いですけどね、ちょっと前。
それからWebもフレームワークがいっぱい出てきたりとか、
あとフロントエンドとバックエンドが分かれてきたりとか、
あと最近ですと人工知能機械学習とかですよね。
そういうところに結局乗り越えられるかどうかって結構大きく違うなと正直思ってて、
逆に今まで周り見てるとそこで脱落してる人って結構意外といたりして、
だから何だろう。
そういう今の歩き方の話になりますけど、
歩き方を知ってると意外と新しいものが出てきても、
なんとなく調べて自分で何とかいけるはずなんですよね。
だからやっぱりそういうところは大事かなと正直思いますね。
そうですね、老害にならないみたいなのはあるかなと思っていて、
受け入れるだったりとか否定しないだったりとか、
なんか自分がそれのプロフェッショナルになる必要性はないとは思うんですけど、
それについて自分なりに説明できるとか伝えられるみたいなレベルの乗り越えた先感はやっぱり必要ですよね。
そうですね。
あと今これだけ技術があると全部その分野に精通していったら絶対無理だと思うんですよ。
なのでむしろ一体その本質は何かっていうところを知ってっていう、
そこのところをもっと全体的に見てっていうところがやっぱり大事かなって思いますね。
正直本当に専門でやってる人にはスピード的にも全然勝てないし、
僕最近思ってるのがスマホ開発で、
僕スマホ開発できなくはないんですよ。
iPhoneもAndroidもできるんだけれども、
もう進化が早すぎてやろうとするとすっごい調べ物に時間かかるんですよね。
メジャーな主流な開発の手法とかフレームワークとか考え方が結構早いスパンで変わっていくので、
あれ追っかけるの大変ですよね。
前回これでやったからこれでやろうと思ったらもう今は処理が全然違うっていうことになってて、
1:21:00
もうそのスマホに関してすごくちょっと修正を加えるだけでも、
専門でやってる人がやってるのに比べてすごい時間かかっちゃうんですよ、どうしても。
できないことはないし、調べれば当然できるんだけれども、
そういうことを考えるともう本当にそういうところはもちろんもちろんじゃないけれども、
専門でずっとやってきてる人に任せるしかないかなって正直思ってますね。
なんかそのぐるぐる回る、一周回るからやっぱりやって、
すごく専門化した効率を高めていった結果、
縦割りになっちゃってもうちょっと平均的な技術で何でもできるようにしようみたいな、
揺り戻しみたいなやっぱりあるかなと思っていて。
なんか特にスマホはAndroidとiOSで違うみたいなのが、
そのなんちゃらネイティブみたいなので、
やっぱり統合するのかなって思いつつ、
でもやっぱりそういう外小鳥に出しなみたいなのがあったりして。
最近だからUIがWebっていうかHTMLでみたいな、
ハイブリッドなシステムも流行ってるし、
実際にツールレベルのアプリ、ツールレベルのアプリって言い方悪いけど、
いわゆるブラウザでもできるようなことをアプリにつけ込んだようなやつは、
もうそういうふうに共通化してますよね。
だから結構すみ分けが進んできてるみたいなのもあったりはしますよね。
最適化されているっていうのかな。
でもアプリも作り込みをしてたら全然ダメでしょ。
ちょっとスピード感が間に合わないから。
本当にそういうWeb技術でも何でもいいけど、
そういうの使ってどんどんどんどん早く作っていかなくちゃっていう時代でしょうね。
結構手触りが良くなるようなライブラリーみたいなのも、
バンバン出回ったりしますからね、今。
出ますね。今いっぱいありますね。
正直UIに関してはどれだけライブラリー知ってるのかが勝負みたいなとこありますね。
そうなんですよね。だから、
Nintendoかな、かなんかがこないだAndroidのアプリかなんか出してたんですけど、
だいたいAndroidっていうかスマホのアプリってどのライブラリー使ってるかみたいなのを
どっかに書かなきゃいけない規約のやつが。
GPLのライセンスとか。
そうそうそうそう。
ありましたありました。
Nintendoもまだまだ使ってんだみたいな。
最近さまざまに流れてくるんでね。
あの辺は知識が出回りやすいというか、
最適化されやすい感はちょっとありますよね。
そうですね。
まあ今、プログラミングとにかくスピード感重視の時代なんで。
うーん。
なんかどんだけ早く出して、どんだけ早くフィードバック受けて直せるかみたいなのはすごいありますよね。
1:24:01
おかしみたいに、きちんと作り込んでみたいなのは、
今はエサ屋系だと当然まだ基本設計やって、
満足設計やってって上からのモータフォールだけど、
そうしないと保証が担保できないから当たり前なんだけど。
そうなんすよね。
今はそうでない開発もある。
逆にそうでない開発の人がモータフォールの開発の現場に入って文句言うのはちょっとそれは筋が違うかなと。
そうなんすよね。
それで変えなきゃいけないのって開発じゃなくて勝利を変えないといけないので。
そうそうそうそう。
勝利を変えられないんだったら文句言わないでくれになっちゃうんですよね。
そう。
だからその保証できないしねとかっていろいろあるからね。
そうそうそうそう。
言いたいことは分かるんだけどやっぱり金額がでかくなっちゃうから、
そこの担保どう進んでんかやっぱりどうしても解決できないんだよな。
しかも止まるとまずいシステムかなり多いから。
そうなんすよね。
動かなかったら直せばいいじゃんがやっぱり通じないんですよね。
そう通じない。大事になってそれこそ何億の損害を外したりとかってなっちゃうんで。
ダメなんですよね。
エンジニアの1日の稼働費用で賄えるとかそんなレベルじゃないから。
そうそうそう。直せばいいって話じゃないですからね。
そうそうそうそう。
そこは結構ありますよね。
まあ稼働してないシステムだったらそのやり方でもいいですけどね。
特に回収案件とか大変なんですよ。
だいたいSIRなんかやるときって稼働していることが多いし、
稼働してないシステム作るときってめちゃくちゃ大規模だったりするので。
そうですね。
なんか難しいんだよな。
とんでもないと思いますよ。
面白い話をありがとうございます。めっちゃ楽しかったです。
ちょっと長々といろいろと。
だいたいこれぐらいの感じになるんで。
では一旦ここで切って。
まずポッドキャストの告知をやってからゲストの告知をいただくって感じで締めていきますね。
このポッドキャスト、Aozora FMではゲストを募集しています。
話したい楽しいことがあれば誰でもOKです。
今までポッドキャストに出たいけどハードルが高いなとか話すことなんてないよって人でも
普段楽しんでいる趣味の話とか仕事の話とか何でも大歓迎なのでお気軽にご連絡ください。
なお今ご連絡をいただくと3ヶ月から半年程度収録が先になる場合がありますのでご了承ください。
連絡方法はTwitterのDMなど何でも大丈夫です。
またAozora FMではご感想やご意見をお待ちしております。
Twitterでハッシュタグ、シャープAozora FM、シャープAozora FMをつけてツイートしてください。
1:27:02
配信ページのお便りボタンからお便りを送ることもできます。
あと配信ページにDiscordでポッドキャスト好きが集まるコミュニティのスパキャストというもののリンクを貼っていたりとかしているので
そちらも合わせて見ていただけると嬉しいです。
ではゲストの大沢さんからご口があればお願いします。
はい、ありがとうございます。大沢です。
僕はもう一人のライター、小笠原というライターとですね、毛布カブールというサイトでいろいろと活動しております。
執筆している著書、それから同人誌等についてはこちらの毛布カブールの案内を見てください。
最近ではですね、AWSの本をたくさん出しておりまして、僕の方ではですね、
Nikkei BPさんのAWS基礎化のネットワーク&サーバー構築というのが最近人気です。
この間第3版が出ました。
それから技術評論者さんのゼロから始めるAWS超入門という、
こちらはAWSのS3EC2√53とかELBとかRDSといった基本的なサービスを一通りやってみましょうといった本です。
はい、それからAWSについてはもう一人のライター、小笠原の方も技術評論者の方から
図解即戦力AWSというのを出しています。
AWSの本がですね、いっぱい出していて取るかわからないという話がありまして、
そちらの違いについては納得のファインに書いてあるので見てください。
はい、それからですね、あとこういった最近ハンズオン的なものが多いんですけども、
ハンズオン以外のもので押していきたいのがありまして、
そちらが原理・原則・図解本という感じのやつですね。
で、私の方からですね、まいなびさんからちゃんと使える力を身に付ける
Webとプログラミングの基本の基本というのを出しておりまして、
少し前の本なんですけれども、HTプロトコル、DNS、それからセッションアッキー、
それからSQL、そういったところをですね、概念を伝えているような本です。
はい、で、同じようなものとしてですね、小笠原の方がですね、
商業者の方でなぜがわかるデータベースというのを出しています。
こちらも図解でデータベースを学ぶという本です。
はい、で、こちらちょっと特徴的なのがですね、SQLの話が全然ないっていう。
データベースに意外とあるんですよね。SQLってデータベースに付き物っていう感じもしますけれども、
実際そうじゃなくて、テーブルって何とか、リレーションって何とか、
そういう話が大事だと思うんですけれども、その辺をきちんとSQLなしで話すという感じですね。
はい、で、こちらの図解がですね、すべてがカラーゲで紹介しているので、
1:30:02
うちらの中ではカラーゲデータベース本と勝手に呼んでるんですけど。
で、まあちょっとこの間、まとめサイトでちょっとバズりまして、
カラーゲデータベース本のイラストがですね、中学校の教科書に書かれているみたいな話。
全然違うんですけど、本当はこの元ネタカラーゲデータベース本なんですけども、
ちょっとこの話が書かれていたというので、
みんな元ネタ見ずに勝手に話題になってるみたいな話でした。
ありがとうございます。いくつかURLが貼れそうなものは配信ページに貼りますんで、
興味ある方はぜひぜひ覗いてみてください。
では最後にエンディングトークってことで、
ポッドキャストの収録どうでしたって話を毎回してるんですけど、
大沢さんはポッドキャストの収録初めてですか?
初めてですね。
どうでしたか?
今日は楽しくお話しさせていただきます。
ありがとうございます。
やはりあの、共通の話題がいろいろあるとかですね、
そういうところもあるのと、技術者同士で話すのも面白いなっていうところがやっぱりありますよね。
分かります。
なかなかね、技術のところで分かり合うっていうか、
分かりたいこともやっぱりありますよね。
なかなか雑談するっていうことがないし、
バックグラウンドが違う人で話をするだったりとか、
あとその、自分の話をするってこともあんまりないじゃないですか。
そうですね。意外とないですね。
そうですね。
なので結構ポッドキャストとか、
別のバックグラウンドの人が会う場所みたいな、
技術書店のイベントとかもそうですけど、
での会話ってすごい楽しいですよね。
そうですね。
ポッドキャストと特に1対1の会話になりますので、
ワイワイガヤガヤっていうのと違って、
本当に細かいところまで喋れるっていうのが大きく違いますよね。
分かる。
だから他人数だと話が流れていきやすいじゃないですか。
こうして話題がね。
話題変わりやすいですからね。
そうそうそう。
それに対してやっぱりちょっと深くまで喋り込めるのが、
ポッドキャスト面白いかなと思いましたね。
本当今日は技術書店の話以外にも結構テック系というか、
プログラミング的な話でもできて、
すごい楽しかったです。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
というわけで第64回目ですね。
第64回目はゲストに大沢さんをお迎えしてお送りしました。
大沢さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。