#104 アメリカ女子大進学から始まる研究ライフ 【Yale univ Maoさん】
2026-04-10 14:37

#104 アメリカ女子大進学から始まる研究ライフ 【Yale univ Maoさん】

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今回は、イェール大学大学院生のMao Yasuedaさんに、Mount Holyoke Collegeを経たアメリカでの学生生活と、研究のお話しを伺いました!


ゲストMCにはスタンフォード大学井口さんにきていただきました!

#58 磁力と超電導で拓く未来【Stanford Univ/JASS 井口さん 前編】

https://open.spotify.com/episode/7kmBV9HQ8xIHkmHBRpUNJC?si=6Z6BIZkUR9GHA1ROuMX3PQ


4月のアメゴーは「LAからこんばんは! in UJA Gathering 2026 後半戦」をテーマに、2/28、3/1にLAで開催された海外日本人研究者ネットワーク UJA Gathering 2026での公開収録の模様をお届けします!


▶️ UJA Gathering 2026

https://manager58896.wixsite.com/uja-globalgathering


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🗽トピック🗽 

イェール大学での博士課程生活/日本からアメリカの女子大学への進学/アメリカの女子大学独自の文化とコミュニティ/イェール大学への進学/UJA論文賞オーガナイザーの仕事/今後の展望

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✏️参考✏️

  • コンピテーショナル・ニューロサイエンス(計算神経科学):人工知能(AI)などを用いて、脳がどのように働いているかを理論的に解明しようとする研究分野です。
  • コネクトム:どのニューロン(神経細胞)がどのニューロンと繋がっているかという、脳の構造(接続マップ)を指します。
  • スパイク:ニューロンが情報を伝える際に発する電気信号(発火)のタイミングのことで、研究における「機能」のレイヤーにあたります。
  • ホリスティック・アドミッション・システム:テストの点数だけでなく、推薦状やエッセイなどを通じて受験生を総合的に評価するアメリカの大学入試制度です。
  • アイビーリーグ:イェール大学やハーバード大学など、アメリカ北東部に位置する名門私立大学の連盟のことです。
  • 量子コンピューティング:物理学の原理を応用した次世代の計算技術で、イェール大学はノーベル賞受賞者やスタートアップを輩出するほどこの分野に強みを持っています。


本配信は個人的な見解であり、所属する組織とは全く関係ありません。


★パーソナリティ ⁠⁠⁠NAKAMURA ⁠⁠⁠

1994年生まれ、岐阜県出身、広島大学大学院にて博士後期課程修了。現在は、米国のサンフランシスコにある大学にて、ポスドク研究員として、循環器、再生関係の研究をしている。


★雑務 ⁠⁠おニューのわら人形⁠⁠

★番組のX ⁠⁠⁠@ANG_2024⁠⁠⁠

⁠⁠⁠メッセージはこちら⁠⁠⁠

★オープニング: ⁠⁠⁠Trick style(まんぼう二等兵様)⁠⁠⁠

★エンディング: ⁠⁠⁠Night trip(Make a field Music様)⁠⁠⁠

★ジングル:

気分一新 (otologic様)

OP/EDジングル41 (t12ya様)

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サマリー

イェール大学大学院生のMao Yasuedaさんが、アメリカでの研究生活とキャリアパスについて語りました。彼女は日本の高校を卒業後、アメリカの女子大学Mount Holyoke Collegeに進学。そこで独自のコミュニティや文化を経験し、ホリスティック・アドミッション・システムを通じてイェール大学の博士課程に進みました。現在は計算神経科学を専門とし、AIを用いて脳の働きを解明する研究に取り組んでいます。将来はアメリカでのポスドクや企業との連携も視野に入れ、海外日本人研究者ネットワークUJAの論文賞オーガナイザーとしても活動しています。

オープニングとゲスト紹介
アメリカからこんばんは、ナカムラです。
この番組では、アメリカ研究留学4年目を迎えた私、ナカムラが、ゲストとお話しながら、アメリカ留学の魅力を再発見し、大きなあなたにおそわけすることを目指しています。
7月の雨後は、LAからこんばんは in UJA Gathering 2026 後半戦をテーマに、2月28、3月1日にLAで開催された海外日本人研究者ネットワーク UJA Gathering 2026での公開収録の模様をお届けします。
それでは、どうぞ。
この配信は海外日本人研究者ネットワーク UJA の応援でお送りします。
アメリカンナイトGOLD。
というわけで今回は、私もゲストに来ていただきます。
まずお馴染みの。
スタンフォーダー役の三口です。
久しぶりです。
お久しぶりです。
そして。
イエール大学から来ましたマオです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
イェール大学での研究内容
イエール大学ってどこにあるんですか?
コネツカットのニューヘイブンというところにあります。
コネツカットのニューヘイブンか。
ニューヨークとオーストンのちょうど間ぐらいにあります。
そっち側なんだ。
ニューヨークまでも2時間、オーストンまで2時間半。
ちょうどいいですね。
アメリカスケールはちょうどいいですね。
ちょっと休日に遊びに行けるぐらいの。
東京、仙台で若干遠いぐらいですよ。
若干遠いな。
今どの大学生とかポスト区とか。
今大学院の2年生をしてます。
大学院の2年生。
PHDの2年生。
今何をされてるんですか?
今はコンピテーショナルニューロサインスという分野の研究をしてます。
難しそうだな。
今流行りのAIとニューロサインスを掛け合わせたような分野で。
人工脳みたいな。
そうですね。
人工知能を使って脳がどうやって働いてるかを研究しようという分野です。
難しい。ニューロサインスの人なんだよ。
そうなんですね。
私はストラクチャーとファンクションの関係性っていうのに興味が持ってて。
ストラクチャーっていうのは脳のコネクトーム。
どのニューロンがどのニューロンとつながっているかっていうのを指して。
その一個上に記号っていうのが来て。
さっきおっしゃってたのスパイクですよね。
ニューロンがいつ発火するか。
どのようなタイミングで発火するか。
っていうのがもう一つのレイヤー。
最後にアウトプットとして。
マウスがどういうふうな行動をとっているか。
右に行ったり左に行ったりとか。
方針を獲得して。
学んで息を吸う。
行動データとしてとって。
それを一貫性つなげるような理論的なモデルを作れたらいいなと思ってます。
電極させて動かしてみたいなことをやってるんですか。
っていうのを他の方がやってくださって。
私はそのデータをもらって解析してます。
もともとニューロサイエンスに興味を持ったのはいつだったんですか。
アメリカ女子大への進学と文化
高校3年生ぐらいの時です。
日本の高校ですか。
日本の高校です。
そこから日本の大学に行ったんですか。
そこからアメリカのワントルカレッジっていう女子大に行きました。
女子大があるんですか。
アメリカにも女子大が存在するんです。
知らなかった。
それはなんでそこにしたんですか。
もともとは理系部員に興味があって、研究もいつかしてみたいなと思ってたんですけど、
幼稚園小中高ずっと女子校に通ってたので、なんとなく女子校に慣れてるのもあったし、
逆に例えば都内で授業に通ってたんですけど、めっちゃ男子校の人多いじゃないですか。
その感じがあんまり合わなかったりして、
女子校でできるのはすごいいいかなと思って進学することにしました。
そうか。どうなんですか。海外大って難しいんですか。
そう。
やっぱり日本と全然プロセスが違くて、
日本だとテストを受けてその点数で合比が決まるっていうシステムだと思うんですけど、
アメリカではホリスティックアドミッションシステムって言ってて、
栄養技術みたいな感じで、学校の設備、推薦状、そういういろんなものを集めて、
SOS制とかを出して、総合的に評価するんです。
それ用に特別に努力したみたいなのってあるんですか、高校の時に。
私は高校3年生の時に日本の大学を受けて、
ちょっとあまりうまくいかなかったので、浪儀することにして、
その時にやっぱりアメリカの大学に行こうって決めたので、
高校の間に特別にそれに向けて努力したことはなかったんですけど。
そこから間に合うんですね。
4月とかに落ちて留年するってなって、9月にもアメリカに行ったんですか。
いやいや、その次の9月です。
なるほど。結構1年くらい準備はしてるんですね。
英語の勉強したり、エッセイ書いたりって感じです。
その大学はどこにあるんですか。
マサチューセッツです。
なるほど。
ボストンから西に車で3時間くらい行ったところにある。
それもまたすごく田舎の大学に行って。
そうですね。ボストンから西に3時間行ったら田舎っすね。
だから福沢さんが行ったところに近いですかね。
ウィリアム大学。
ウィリアム大学。
それよりもうちょっと手前なんですけど。
あれもっと田舎なんだ。
田舎度は変わんないです。
ウィリアム大学のライバル校のアマースト大学っていうのがあって、
そこの近くにいます。
アマースト大学、スミス、マントホリオック、
ユーマス、マースト、ハンプシャー。
5個の大学が提携してて、
それぞれバスで2、30分かかるんですけど、
一応単位互換制度みたいなのがあって、
他の大学で授業を取れたかったり、
研究室に入りたかったりしたらそれも可能です。
女子大のユニークな体験
アメリカの女子大ってどんなのなんですか。
面白いですよ。
すごそうな。
まず女子大の定義が今は少し違っていて、
今は私たちは女子大ではなくて、
Historically Women's Collegeって言ってて、
歴史的に女子大っていうのも、
今は性別学的に女性の方だけではなくて、
性自認が一致していない方もたくさん受け入れているので、
もう少し性別としての定義が多くなったっていう感じですね。
どんな面白いこととかありました?
日本ではなさそう。
日本の女子高と比べると。
大学の高齢行事の一つとして、
マウンテンデというのがあって、
学長がランダムで秋の天気の良い日を選んで、
その日の朝に金が100回になるんです。
で、授業が全部キャンセルになって、
マウントホリオクっていうので、
山に登りに行くんです、みんなで。
それも嫌だな。
でも、高尾山より全然低いぐらいの、
登山レベルとしてはめちゃめちゃイージーな。
ちょっとしたハイキング。
山頂でアイスクリームを食べて、
学長と写真を撮るっていうのが高齢行事です。
日本ではないな、絶対。
大学っぽくない?
そうですね。本当に規模がすごくちっちゃくて、
一学年500人×4の2000人。
大学院はないので、
2000人全員がキャンパスの中で生活するので、
コミュニティとしてはすごく密ですし、
そういう可愛い行事も年間通してたくさんあるので、
みんな仲良くなります。
僕はやっぱりどう頑張ったらヒエラルキーが気になっちゃうんですけど。
ヒエラルキーって何なんでしょうか。
女の社会と。
一軍二軍とか。
一軍女子、二軍女子みたいな。
ないですね。
逆にないのか。
例えば専攻によってやっぱりカラーってだいぶ違くて、
ステム専攻だと授業も大変だし、
途中間に曇りがちみたいなステレオタイプがあったりとか、
フィルム専攻とかだと髪がカラフルな人が多いとか、
そういう若干ステレオタイプはありますけど。
僕高校男子校でしたけど、
そもそも男子校、女子校多分あんまない。
ライバルが男女がいないんで、
そもそも急い合わない。
ただの仲いい友達。
フレンズグループで分かれてるだけで。
モテようとか関係ないですもんね。
みんな趣味ごとに固まるんで、
その間に何かヒエラルキーが修じるってことはないですよね。
ないですね。
イェール大学博士課程での生活
そっからイエールにPhDで行ったんですね。
はい。
それをいくつか申し込んだんですか。
たくさん応募しました。
東海岸が良かったんですか。
東海岸は多かったですけど、西海岸も少し出しました。
それをイエールに決めたきっかけって何かあったんですか。
きっかけは出願する前に、
いいなと思う研究室にいくつかメール送ってたんですけど、
イエールの先生が一番丁寧にメールを編集してくださり、
Zoomのミーティングまで設定してくださったので、
そういう風にして学生と向き合う態度みたいなのは、
すごくいいなと思って、イエールが第一棒でした。
江口さんもイエール行ったことありますよね。
そうですね。
うちの奥さんがイエールでPhDやってるので。
そうですね。
毎月行ってますよ。
毎月来てるんですか。
毎月来てます。
イエールって名前は聞くんですけど、
どういう大学なのかってあんまり分からないんですけど、
どんな感じの大学なんですか。総合大学ですよね。
総合大学です。
でも、例えばUCLAとかUC Berkeleyとかに比べるとすごく規模が小さくて、
キャンパスも割と小さいですし。
そうなんですね。
IBリーグですよね。
いわゆるハーバードとかそこらへんと並ぶ私立の。
だからアメリカの歴史的には3番目の大学ですかね。
有名な中では2番目の大学で。
ハーバードにできたやつです。
ゆきさんの奥さんと一緒のデパートメントというか。
デパートメントは違うんですけど、
日本人少ないので仲良くさせていただいてます。
どうですか。実際イエールでのPhD生活っていうのはどんな感じですか。
遊びとかもある?楽しみとかもあるんですか。
そうですね。さっきもちょっと話してた通り、
ニューヨークとボストンの間にあるので、
月に1回とか2ヶ月に1回とかは都会に遊びに行ってリフレッシュしたりとか。
そうじゃないと日はみんな友達が近くに住んでるので、
友達のアパートに行って一緒にご飯作って食べたり、
一緒にお菓子作って食べたり、
ジムに行ったり。
イエールでできる友達っていうのは外国人の人が多いんですか。
そうですね。日本人少ないので、
もちろん日本人同士で集まって一緒にタコパスタにすることもあるんですけど、
学科の友達とかルーメンと一緒に住んでるんですけど、
彼女は韓国人なので、その子を通じて韓国人の友達はいろいろできたりとか。
いいな。バランス良いです。
イェール大学の研究力と将来展望
イエールの研究レベルはどんな感じなんですか。レベルはやっぱり高いんですか。
どの分野が強いみたいな。
どの分野も強いと思いますけど、一番有名なのは量子科学、量子コンピューティング。
おお、量子コンピューティング。量子コンピューティングではないか。
いや、かなり近いです。
あの、すごい有名です。量子コンピューティング。
先生、去年能力賞を取った先生がいるところで、
その先生のグループが立ち上げたスタートアップの会社も、
ニューヘイブン、イエールの近くにあって、
そこも最近大きい会社に吸収されて、盛り上がってますね。
じゃあ、えぐちさん的にもイエール良いですね。
良いですよ。一応そこの会社も一応書類だけ出してますね。
じゃあ、そこであと3、4年いるって感じですか?
はい。
その後、アメリカでポスドクとかを考えてるんですか?
そうですね。もうちょっとアメリカに残れたらいいなと思ってるんですけど。
そうっすね。確かに。
将来的には脳の研究者?
コンピューテーショナルユーロサインティストになれたらいいなと思っていて、
かなり企業とのコラボレーションも活発な分野ではあるので、
例えばAIの会社とコラボして何か一緒にしたりとか、
逆にインダストリーに行ってそっちから研究したりとかできたらいいなと思ってます。
UJA論文賞オーガナイザーとしての活動
良いっすね。今後もUJAで?
UJAでは今回が初めてで、論文賞の担当しています。
今、多分大学院生とかが意外と少ないですよね。
ポスドクとかそういうちょっとキャリア的に行っちゃってるというか、
方向性が決まっちゃってる人が多くて、
そういう学生さんとかはやっぱりいないので、
今後とも是非我々と一緒に活動していただければというふうに思います。
よろしくお願いいたします。
ちょっとだけまだ時間あるので、もう一問だけお伺いしたいんですけど、
以前僕たちの番組でもUJA論文賞取り上げなんですけど、
実際オーガナイザーとして論文賞やるってどういう感じなんですか?
いろいろ審査とかいろいろあるんですか?
そうですね。審査自体は審査員の先生にお願いするので、
審査員の先生を探してリストを作ってメールを送って、
お願いできませんでしょうかっていうふうにお願いするっていうのが一つと、
あともう一つは審査員の先生が出してくださった点数を集計して、
今年の論文賞を何人ぐらいに上げようかとか、
誰にしようかっていうのを最後に話し合う2つが大きな仕事になります。
何人ぐらいのチーム規模で今年はやられたんですか?
今年はイエルのポスドクの方2人がチェアでやっていらっしゃって、
その下に各コミュニティのディレクテーターっていうのがいらっしゃって、
井口さんもそうですよね?
そうです。
サンフランシスコとかテキサス、ボストン、ダンブーイヤーとか、
本当にいろんなところからコミュニティの代表が2人ずつぐらいですかね。
メンバー2人、3人で1人代表がいてって感じですね。
みんなで20人、30人ぐらいの規模でやってます。
分かりました。ということでセッションが始まるということで、
今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
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