今回はシリコンバレー近郊のコミュニティカレッジ(コミュカレ)Foothill college 生物学専攻2年の 金城吉哉さん に、AI時代のコミュカレの授業スタイルや生徒の多様性を伺いました。
🗽トピック🗽
分厚い教科書からの脱却/大学教育でのAI活用/Rate My Professors/生物学専攻/名門大学への編入戦略/コミカレでの生活と人間関係/言語とコミュニケーションの壁
本配信は個人的な見解であり、所属する組織とは全く関係ありません。
★パーソナリティ NAKAMURA
1994年生まれ、岐阜県出身、広島大学大学院にて博士後期課程修了。現在は、米国サンフランシスコにある大学にて、ポスドク研究員として、循環器、再生関係の研究をしている。
★雑務 おニューのわら人形
★番組のX @ANG_2024
★オープニング: Trick style(まんぼう二等兵様)
★エンディング: Night trip(Make a field Music様)
★ジングル:
サマリー
今回のエピソードでは、NAKAMURAさんが自身の教え子たちが医学部進学を目指し、ギャップイヤー中に臨床経験を積んでいる現状を紹介しました。その後、Foothill Collegeで生物学を専攻する金城吉哉さんをゲストに迎え、AI時代におけるコミュニティカレッジ(コミュカレ)の授業スタイルや学生生活について深く掘り下げました。 金城さんは、分厚い教科書「キャンベル生物学」がデジタル化され、AIチューターや動画教材と連携していることに触れ、AIが学習をサポートする最先端の環境を説明しました。また、大学教育におけるAI活用については、エッセイ作成でChatGPTなどのAIツールを推奨する先生と、厳しく禁止する先生との二極化が進んでいる現状を報告。コミュカレでは「Rate My Professors」のようなサイトで先生の評判を確認し、自分に合った授業を選べる柔軟性があることを強調しました。 生物学専攻のカリキュラムは細胞分子生物学から人体解剖、PCR実験まで多岐にわたり、座学と実験の両方で記述式のテストが課されるなど、高い応用力が求められることが語られました。UCバークレーやUCLAといった名門大学への編入を目指すためには、生物学、有機化学、物理、高度な数学といった必須科目に加え、高いGPA、ボランティア活動、リーダーシップ経験が不可欠であると説明。金城さん自身も日本文化クラブの再建や沖縄県人会でのボランティア活動を通じて、学業以外の経験を積んでいることを紹介しました。日々の学習は講義と実験で長時間拘束され、夜遅くまで課題に取り組む多忙な生活を送っているものの、コミュカレの教授陣は学生に非常に協力的で、親身なサポートを提供しているとのことです。 コミュカレには、高い英語力を持つ学生から、特定の分野に秀でながら英語に課題を持つ学生、あるいはパイロット免許取得と並行して学ぶ学生など、多様な背景を持つ人々が集まっていることが明らかになりました。金城さんは、英語の壁を乗り越えるためにコミュ力とAIを活用し、特にリスニング力の重要性を強調。長期滞在によって英語力が向上するというよりも、相手の意図を予測する能力が高まっていると感じていると述べました。コミュカレでの生活は理系学生にとって非常に厳しく、自由な時間は少ないものの、将来の展望を見据えた努力が報われる場であると締めくくられました。