#102 心臓医がLAで挑む医療AI研究 【Cedars-Sinai Medical Center 佐橋さん】
2026-04-03 14:27

#102 心臓医がLAで挑む医療AI研究 【Cedars-Sinai Medical Center 佐橋さん】

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今回は、Cedars-Sinai Medical Centerで研究員をされている佐橋 勇紀さん(@Yuki_Sahashi)に、専門的な医療AIの最先端、そしてアメリカでの生活実感まで幅広く語られています。

👉 佐橋 勇紀さん

https://sites.google.com/view/yukisahashi/home


4月のアメゴーは「LAからこんばんは! in UJA Gathering 2026 後半戦」をテーマに、2/28、3/1にLAで開催された海外日本人研究者ネットワーク UJA Gathering 2026での公開収録の模様をお届けします!


▶️ UJA Gathering 2026

https://manager58896.wixsite.com/uja-globalgathering


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🗽トピック🗽 

岐阜トーク/臨床医からデータサイエンスへ/アメリカの医療AI研究の優位性/心臓画像解析の自動化/医師とAIの共存/ロサンゼルスでの生活と将来の展望

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✏️参考✏️

  • 医療AI:心電図や画像などの医療データを人工知能に学習させ、病気の診断や将来のリスク予測に役立てる技術のことです。
  • 心(画像)エコー:超音波を使って心臓の形や動きをリアルタイムで観察する検査で、AIによる自動測定の研究が進んでいます。
  • 心筋梗塞:心臓の筋肉に血液が届かなくなり細胞が死んでしまう病気で、一度死んだ細胞は現在の技術では元に戻らないのが一般的です。
  • 心筋症:心臓の壁が分厚くなったり薄くなったりして、心臓のポンプ機能が低下してしまう病気の総称です。
  • 心房細動:心臓が細かく震えて正しく拍動できなくなる不整脈の一種で、AIを使えば心電図から将来の発症を予見できる可能性があります。

本配信は個人的な見解であり、所属する組織とは全く関係ありません。


★パーソナリティ ⁠⁠⁠NAKAMURA ⁠⁠⁠

1994年生まれ、岐阜県出身、広島大学大学院にて博士後期課程修了。現在は、米国のサンフランシスコにある大学にて、ポスドク研究員として、循環器、再生関係の研究をしている。


★雑務 ⁠⁠おニューのわら人形⁠⁠

★番組のX ⁠⁠⁠@ANG_2024⁠⁠⁠

⁠⁠⁠メッセージはこちら⁠⁠⁠

★オープニング: ⁠⁠⁠Trick style(まんぼう二等兵様)⁠⁠⁠

★エンディング: ⁠⁠⁠Night trip(Make a field Music様)⁠⁠⁠

★ジングル:

気分一新 (otologic様)

OP/EDジングル41 (t12ya様)


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サマリー

佐橋勇紀さんは、岐阜大学医学部を卒業後、臨床医からデータサイエンス、そして医療AI研究へと転身し、現在はロサンゼルスのCedars-Sinai Medical Centerで心臓画像AIの研究に取り組んでいます。アメリカでは豊富なデータへのアクセスが医療AIの発展を加速させていると語り、心臓超音波検査の自動測定モデル開発や、心筋梗塞・心筋症などの幅広い心臓疾患の診断支援にAIを活用しています。また、iPS細胞を用いた心筋再生医療の可能性や、心電図から将来の心房細動を予測するAI技術についても触れつつ、AIの精度向上と医師による最終確認の重要性を強調しました。ロサンゼルスでの生活は、意外にも故郷の岐阜と似た住みやすさがあると語り、今後の独立研究者としての展望も示しました。

オープニングとゲスト紹介
アメリカからこんばんは、ナカムラです。この番組では、アメリカ研究留学4年目を迎えた私、ナカムラが、ゲストとお話しながら、アメリカ留学の魅力を再発見し、大きなあなたにおそわけすることを目指しています。
7月の雨後は、LAからこんばんは in UJA Gathering 2026 後半戦をテーマに、2月28、3月1日にLAで開催された海外日本人研究者ネットワーク UJA Gathering 2026での公開収録の模様をお届けします。それでは、どうぞ。
この配信は、海外日本人研究者ネットワーク UJA の応援でお送りします。
アメリカンナイトGOLD
今回のゲスト、佐藤先生です。こんにちは。
佐藤先生 こんにちは。よろしくお願いします。
簡単に自己紹介をお願いします。
佐藤先生 ありがとうございます。佐藤幸と申します。私は岐阜県岐阜市の生まれで、一緒?
岐阜県橋増市です。
佐藤先生 すみません。びっくりしている顔があったので、ちょっと急に驚きました。
佐藤先生 出身は岐阜県岐阜市で、育ちは愛知県で、2014 年に岐阜大学の医学部を卒業して、その後は岐阜大学とか、他には岐阜県のアカデミックセンターで働いた後に、
2023 年にロサンゼルスにあるシーダーズ・サイナインメディカルセンターというところで、医療 AIの研究をしています。
今日はどうぞよろしくお願いいたします。
臨床医から医療AI研究者へ
岸本 よろしくお願いします。すみません、高校はどこですか?
佐藤先生 柿高校と言って、愛知県の柿か。この漢字はおそらく東海の漢字ですね。
岸本 僕、岐阜です。
佐藤先生 ああ、岐阜高校ですか。なるほど、なるほど。
佐藤先生 全くね、このアメリカに来て関係のない岐阜東区をしておりますけど、最近、岐阜高校は校舎も新しくなって、あと一郎とかもね、最近来てましたね。
岸本 ああ、そうなんですか。
佐藤先生 そうですね。野球の指導で一郎が来てて。
岸本 そうですね。野球の推薦入学もやってましたからね、前は。
佐藤先生 そうなんですね。僕は結構岐阜愛、結構強いので、最近で言うとミラノオリンピックの村瀬選手とか、毎日最近ちょっと見て頑張ろうなと思っている感じです。
岸本 岐阜と今は心臓系のお医者さんをやってるんですか?
佐藤先生 ああ、そうですね。アメリカでは医者としては勤務はしてないですけど、アメリカはこちらのほうで、その新衛校の画像AIとか、あとは心電図を扱った医療AIモデルというのを開発をしていて、それをアカデミアの論文として発表しているような感じですね。
岸本 どういう感じで日本から、日本で普通にお医者さんをやっていて、急に来ることになったんですか?
佐藤先生 そうですね。もともと日本で医者をやっていて、途中で修士の大学院でデータサイエンスのことを勉強してたんですね。
データサイエンスといっても、例えば液学だとか生物統計だとか、そういったところであまり画像とかそういったことはやってなかったんですけど、
色んなことをきっかけとして、画像AIをやりたいなということを思って、ちょくちょくやってたんですね。日本の方でも。ご縁をいただいて、答弁をしてという感じですね。
アメリカにおける医療AI研究の優位性
岸本 やっぱアメリカの方がそういう画像AIの診断とかは進んでるんですか?
佐藤先生 そうですね。やはりこちらのほうがそれは進んでいるかなと思っています。その理由としては、いわゆる検査数だとか、それをアクセスがしやすいこととかが挙げられていて、
結局、AIモデルというのは学習させる数が多ければ多いほどいいモデルが作れたりとかするわけですよね。
こちらのほうは緩いというわけではないんですけど、比較的多くデータが取りやすいなというのもあったりするので、進んでいるような気はいたします。
岸本 確かにこっち、僕もこっちで1回エコーを取ったことあるんですけど、結構取りがちなんですかね、こっちの人はエコーとか。
佐藤 いや、それに関しては日本のほうが、こう、頻繁に患者さんに対してエコーを取るような印象はあります。
ただその病院というのはやはり、その病院のサーバーにデータがあるんですけど、
それを取り出しやすい形で整備されているのが、アメリカの形なのかなとは思ったような気がしますね。
心臓画像AI研究の現状と課題
岸本 実際その心臓のどういう病気を今やってるんですか。
佐藤 心臓の病気なんかこう、一つのことをやっているというよりは、もうブロードにいろいろやっていて、
というのは心臓の聴音波検査というのは構造がわかるわけですけど、大まかな構造が聴音波検査でわかるわけですけど、
例えば心臓の動きが心筋梗塞によって悪いとか、他には心筋症という病気で心臓の壁が分厚いとか、いろいろわかるんですよね。
あとは測定をすることがあったりするので、そういったことの自動測定モデルを作ったりとか、
CECOでわかること全てを包括的に行っているというような感じです。
岸本 じゃあ結構強いですね。全部わかっちゃうわけですね。
佐藤 そうですね。全部わかっちゃうんですけど、やっぱりそこが難しいというか、
最近でいうといわゆる基盤モデルというものが出てきていて、わかりやすく言えばGeminiとかOpenAIとかみたいなのを出しているものだと思うんですよね。
そういうのはいろんな包括的な知識というのを勉強していて、包括的なものがわかると思うんですけど、
それにやっぱりOpenAIとかも特殊な領域のこととかは勉強不足だとは思うんですね。
なのでスペシフィックな病気だけのモデルを作ったりするほうがいいこともありますし、なのでケースバイケースというところだと思います。
心筋再生医療とAIの可能性
岸本 僕今、心臓の研究をやっているんですけど、お医者さんの意見を聞いてみたいんですけど、
今、心筋梗塞をマウスで起こして、それを再生させるという研究をやっているんですけど、人間ってそういうことが起きたりするんですか?
佐藤 おそらく研究段階だと思うんです。一般的には心筋梗塞を起こすと、心臓の細胞というか筋肉はエッシーするんですけど、
基本的には戻らないと思って、普通には今の知識というか今の技術では戻らないと考えていてよくて、だからこそ研究する価値があるんだと思うんですけど、はい。
岸本 あれはどうですか?最近日本でiPSの心筋のやつ出たじゃないですか。ああいうのっていうのは結構使えるものなんですかね?
佐藤 まだもちろん大阪万博とかでもそういったiPS細胞を使った心筋シートなどは展示されていたというのはニュースなどで耳にしてはいるんですけど、
それが実際の目の前の患者さんで使えるかどうかというのは厳格な臨床試験というのが必要ですので、まだまだわからないと思いますけど、
非常に今は良い段階に来ているんじゃないかなとは思っています。それが良くなるのか悪くなるのかまだまだステップが必要だと思います。
岸本 それにも多分そういう画像診断を使えるわけですよね。移植してみてどうなるのかっていうのも見えるんですよね。
佐藤 そうです。おっしゃる通りですね。恐らくそういう高額な心筋シートとかを使った患者さんというのは、これまで我々の人間がちゃんと評価していると思うんですけど、
恐らくそういう患者さんがたくさん増えてきたりとかすると、人間でやっぱりやりきれるんじゃないと思う。そういったところには医療AIが入っていて、
測定をしたりとか判定をするということの自動化するスペースもあるんだと思います。
AIによる疾患予測と医師の役割
岸本 要望みたいなやつもできるんですかね。この心電図だと今後なんか心筋梗塞が起きちゃうんですよみたいな。
佐藤 それはもうすでに結構あって、例えば心電図を見たときに、この人将来心膀細胞性弱になりやすいなとかは実際に研究があって、技術としては確立されています。
だからといって実際の方を現場で使えるかどうかとか使っていいかとかっていうのはまた少し別の話は見えると思うので、
まだそれが実際に目の前の患者さんで使われているかというのは刺し目でいいかなぐらいかなと思って。
岸本 今後どんどん精度を上げていくっていう感じなんですね。
佐藤 はい。
岸本 すげえね。やっぱりそういうのってお医者さんがやってくれるからこそ確認ができますよね。
自分も見れるしその答えがわかるじゃないですか。そういうのってやっぱり大事ですよね。
佐藤 そうですね。おっしゃられたようにですね。やっぱり何のモデルとかでも全部が全部正しいわけではないですよね。
なので、どういうものが正しかったのかどういうものが間違っていたのかということをいく合わせをする必要があると思うんで、
そういう意味ではやっぱりお医者の目で確認していくっていうのは重要な作業なのかなとは思います。
将来の展望と岐阜への思い
岸本 そうですね。あと何年ぐらいこっちにいる予定なんですか?
佐藤 まだしっかりは決めてないですけど、最低1年ぐらいはこっちにいたいなとは思っていますし、
できれば独立者研究者になろうかなとは思っていて、できれば技術部でやりたいなとは思っているんですけど、
なので先ほど様々な政府関の方からどういったファンドがあるのか、そういう説明が今回の回でもありましたけど、
そういったところにアプライをしながら考えていければと思っています。
岸本 確かに雪谷医学部、あれでしたよね、ジェネラル・ルージュの外線みたいなモデルになってましたよね。
岸本 すごい綺麗、確か綺麗なんだね。
佐藤 それはもうそんな、さっきから20年以上経っていて、
ジェネラル・ルージュの外線自体はもう17年前ぐらいの作品なので、
その時は綺麗だったのかもしれないですけど、今ではまあまあ別に普通かなぐらいのあれですね。
撮影を行われた時には僕もチラッと見に行きましたけど、
安倍博史さんいたなって思いましたね。
心臓研究の共通点と日本の研究環境
岸本 いいですね、僕もいつかできれば岐阜大学の応用生命科に行きたいな。
佐藤 そうなんですか、ぜひぜひ。一緒に研究したいですね。
岸本 そうですね、僕もやっぱり心臓をやってるんで。
佐藤 それはすごい。
岸本 僕も実は心房サイドやってるんですよ。
佐藤 研究をですね。
岸本 研究を、はい。
岸本 自分は持って、この前エコー撮ったんですけど、
普通のエコーとトレッドミルエコーを撮って、自分で見ながら
佐藤 ないな。
岸本 見ながら。
佐藤 なるほど、良かったです。
岸本 とりあえず無かったんですけど、マウスで心房サイドをちょっとやってて、
家族製のミュートネットを使って。
佐藤 なるほどな。
岸本 そういう系も、日本だとそういう結構最近帰国発展とかの額が大きいやつが多いので、
日本でもそういうのができるかなっていうのは。
佐藤 そうですね、なるほど。ありがとうございます。
ロサンゼルスと岐阜の意外な共通点
岸本 話は変わって、ロサンゼルスの街。
佐藤 僕はこれは本心で思ってるんですけど、結構、
地域とロサンゼルスは同じぐらい住みやすいなと思ってて、
おそらく全くどっちの都市にも馴染みがない方だと、
ロサンゼルスって大都会だから東京みたいなんでしょうって思うと思うんですけど、
ロサンゼルスってそこまで大都会のところもあれば、
すごく緑も豊富で、道も広いんですよね。
住んでるエリアとかはUCLAの近くとかに比較的住んでますけど、
別に道が狭いわけでもなければ、
緑もすごく豊富で、山とかもあったりとかしてて、
生活してる感じが岐阜と似てるというか、思ってます。
東京っぽいなっていうのは、
ダウンタウンとかそういうところは高層ビルが立ち並んでて、
東京っぽいんですけど、ほぼ外はないんで、
住んでて、例えば名古屋とか岐阜とか、
それぐらいの肌感かなと思ってるんで、
すごく自分自身にフィットしてるなと思ってますね。
確かに岐阜は結構住みやすいんだよね。
田舎と思いきや、結構商業施設とかもあったり。
そうですね、日本の中でもみんなに迎えされてること多いと思うんですけど、
名古屋駅から岐阜駅とか18分ぐらいなんで、
全然近いですし、すごく住みやすいってことだと僕は思ってます。
全くその通りです。
岐阜ラバーとして。
エンディング
てな感じで、今回沢井先生に来ていただきました。
ありがとうございます。
初めてですか、ポッドキャスト収録。
そうですね、初めてですよ。
ポッドキャストよく聞かれてるんですよね。
そうですね、聞いてますけど、
朝ご飯作りながら聞いたりとかしてますけど、
別にこういうインテリジェンス高いものとかではなく、
何聞いてるのか、芸能人のポッドキャスト。
よく聞いてます。
何かおすすめとかありますか?
おすすめするほどでもないとか言うと失礼になりますけど、
よく聞いてるのは吉岡里保さんのポッドキャストとか、
田中美奈美さんのポッドキャスト聞きながら、
別に何か右から左に流れてるだけなんですけど、
それはそれで楽しくいいポッドキャスト生活してるかなとは思ってます。
じゃあぜひそのルーティンの中に我々のアメリカのナイトGOLDも
加えていただければと思います。
はい、ありがとうございます。
今回はありがとうございました。
ありがとうございました。
この配信は海外日本人研究者ネットワークUJの応援でお送りしました。
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