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お疲れ様です、Akiです。今回も放送を聞いていただきありがとうございます。今回はAIでメルマガジンを100通また作ったので、その全行程をお伝えしようというテーマでお話ししていこうと思います。
そうですね、5月にメルマガジン100通作った話というテーマでスタイフで配信したんですけれども、今月またメルマガジン100通作るお仕事をまたいただきまして、ちょうど今月の下旬頃に完成しました。
前回と同じように100通作った話をしても変わり映えがないと思いますので、今回は100通作った上で僕の制作過程のワークフローだったり、使ったAIツールなどをお話ししていければなと思います。
この放送をきっかけにメルマガジンを作成する際にどういったAIツールを活用すればいいのなど、もしくはメルマガジンを作成する際にどこが重要なのかということを何かお役に立てれば幸いです。
メルマガ作成の目的
というわけでメルマガジンを実際に100通作っていく話になるんですけれども、最初に絶対に決めなければいけないのがメルマガジンの目的ですね。
このメルマガジンを作成して配信するにはどういった目的が必要なのかというのを明確に決める必要があります。
具体的には3つのパターンがあるかと思っていまして、教育型と誘導型と販売型だと思っています。
教育型というのはメルマガジンを通して読者の方に価値ある情報を提供して信頼関係を築くこと。
誘導型というのはメルマガジンの中にクライアント様が他にもSNSだったりサービスを展開していますので、そちらのリンクを添付することなどが挙げられます。
ここの目的が曖昧ですとこの後の作業がすべてブレてしまいますので、このメルマガジンを作成する目的というのはかなりしっかり最初の段階で決めていきます。
ここを外してしまうとメルマガジンを作っているのにうまく作れなかったりということになって、またメルマガジンを作る目的から設定してしまうという時間のロスが発生してしまうので、ここはもう最初の段階で慎重に決めていきます。
次なんですけれども目的が決まりましたら、次はメルマガジンの構成を作ります。
僕は今回100通作りましたので、やみくもに100通作るのではなくて、カテゴリーに分けるのがポイントです。
例えば40通は読者の方への価値ある情報を提供するコンテンツだったり、残りの20通は読者との関係構築をテーマに謳ったメルマガジンだったり、
あとの20通は商品だったりサービスの紹介、残りの20通はプレゼントの配布などでカテゴリーごとに分けていきます。
そしてメルマガジンの構成を作る上で最も重要なのが懸命です。
これが本当に大事で、どんなにメルマガジンの本文で素晴らしい内容を書いていても、懸命で興味を引けていなければメルマガジンが開かれることはないです。
具体的には読者にとって興味を引いたり、あとは内容が具体的であったり、簡潔な懸命である、読者のメリットが分かる、こういった4つの要素を必ず入れます。
例えばなんですけれども、今この情報を知っておくことはチャンスです。
AI初心者でもこういう方法を使えばマネタリズムできますといった読者にとって具体的なベネフィットが分かるような懸命を簡潔に書くことが重要です。
これを例えば自分の日記だったりブログを書くような形で、AIを3ヶ月間使ってみたけれどもこういったおかげで人生変わりましたというような長い懸命でしたり、
それこそ自分の日記のような名前で懸命を作るとそのメルマガジンがクリックされて開かれる。
最後まで読まれる確率は低いと思います。
ここでメルマガジンの目的と構成を決めるんですけれども、ここで僕が使ったのはAIツールでGemini 2.5 ProとCloud、この2つのAIを使いました。
Gemini 2.5 Proでは主にキャンバス機能を使って概要と懸命を作成しました。
キャンバス機能を使うと視覚的にメルマガジンの概要と懸命が一覧化できるので、100通分の構成を一気に管理できるのがすごい良いかなと思ってやってました。
前回はChatGPT-03を使って概要と懸命は作成したんですけれども、ここ最近僕はChatGPTよりもGeminiの方をかなり使うようになりましたので、
今回はGemini 2.5 Proのキャンバス機能を使って概要と懸命を作成しました。
実際ChatGPTで作るよりも、こちらがしっかりメルマガジンの目的だったり構成を与えてくれればGemini 2.5 Proの方が出力結果はちょっと高いのかなと思っています。
今回作成する上でも前回よりはワークフローだったり制作期間が短かったです。
作成のワークフロー
Gemini 2.5 Proでは概要と懸命を作成しまして、Cloudではその概要と懸命に基づいて実際のメルマガジンの本文を出品しました。
メルマガジンの本文を出品する際にここが重要なポイントになってくると思うんですけれども、
100通メルマガジンを作成するためには一貫した口調を保つ必要がございますので、事前にクライアント様とヒアリングを行います。
敬語を使うのかカジュアルにするかとか、絵文字を使うのかどうかなど、あとはどんな文体にするかどうか、ブランドの個性をどう表現するのかどうかということを事前に綿密にヒアリングします。
そうしてメルマガジンを作る際に口調だったり文体だったり個性だったりの情報をまとめてナレッジというデータにして、Cloudのプロジェクトに記憶させます。
これによってメルマガジン100通作る際でも全てが同じ人が書いたような一貫性を保てると思います。
実際にCloudのプロジェクトにナレッジというデータを記憶させた後は、今度はそのメルマガジンを作成するプロジェクトの指示文を作っていきます。
ここではメルマガジンの文字数の指定だったり、構成の指示だったり、あとは文体だったり口調だったりというものを決めていきます。
ここの指示文を細かくかつ綿密にわかりやすく書けば書くほど、AIはかなり質の高いメールを一度に生成してくれると思います。
ですので実際のメルマガジン作成のワークフローに関しましては、まずはメルマガジンの目的を決めます。
目的を決めた後にGeminiを使って概要と件名を作成します。
概要と件名でOKということをいただきましたら、ウクロールで1通ずつ概要と件名に沿って本文を執筆していきます。
その後に微調整をしたりして1通ずつ完成させていきます。
こういった流れで今月は100通メルマガジンを作成していきました。
実際に時間かかったのが10日から2週間くらいかけて作りました。
ですのでメルマガジンを作成する際に重要なのは、そのメルマガジンの目的を明確化すること。
あとは構成をしっかり設計すること。
そしてAIをGeminiとウクロールに今回分けましたけれども、適切に役割分担して使っていくことだと思います。
というわけで今回の話は以上となります。
まとめますと、メルマガジンを作成する際には目的と構成、概要、件名、この4つを事前にしっかり決めておくことが最重要であるということ。
AIツールを使う際も概要と件名はGeminiに任せて、本文・執筆はクロードに任せるといった役割分担が必要なことということに関してお話していきました。
今回のお話を聞きまして、メルマガジンをこれから作成していったり、メルマガジンを作成するお仕事をしていたりという方に少しでもお役に立てましたら幸いです。
また疑問点やご質問などがございましたらコメントやレターでお気軽にご相談ください。
それでは今回の放送は以上となります。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。お疲れ様でした。