1. パリで学んだ「ブレない自分の作り方」
  2. Vol.249「命の極限を経験して..

紛争調停官・国際交渉人の島田久仁彦さんのインタビュー第2回目です。 

生と死の間を見るような瞬間もある中で、島田さんはどのような思いで調停官という仕事に向き合っているのか?また、国際社会で日本人だからこそ持っている強みとその生かし方の秘訣や、答えを見つけるよりも大切な力と、その育て方の極意など、多岐にわたりお話を伺っています。

オープニングでは、アキが最近日常生活の中で取り入れている健康グッズのお話をしています。

オフィシャルサイトは、http://projectsparis.com/


00:15
こんにちは、木です。
今日もパリで学んだ「ブレない自分の作り方」の時間がやってまいりました。
今年も、もうすでに2週目に入りましたけれども、いかがお過ごしでしょうか。
フランスの方はですね、相変わらずゆるいロックダウン的なものがあるんですけれども、
20日にね、一応また新しい方向性が見えるということで、
20日待ちのものは結構多いかな。
でもやっぱりレストランとか、そういう映画館の類とかね、そういうのは相変わらず閉まっていると。
まあ多分20日には開かずに、もうこのまま1月いっぱいは行くんじゃないかなという意味で、
なんかやっぱりパリの街並みも若干寂しいなあっていう感じはします。
今日もですね、ちょっと健康ネタじゃないんですけど、最近ちょっとね、
広報からいろんな質問とかお話を聞くので、ちょっとね健康グッズ的な話をしたいなと思ってます。
12月の時にね、大輔さんがインタビューに答えてくださったっていう流れもあるのかなとは思うんですが、
私自身がその最近の日常生活の中でどういう健康グッズを取り入れているかみたいなことをね、ちょっとお話ししたいなと思います。
もちろんね、普段からランニングをするとか、そういう方は別ですけれども、
きっとジムに行ったりしてた方とかね、何かアクティビティをやっていた方っていうのは、ジムがね閉鎖したりすることでできなくなっちゃってる方って結構多いのかなと思います。
私自身もピラティス、まあオンラインでやってますけどね、やっぱりスタジオとオンラインは違うなあと思うし、
そういう意味ではね、自分の家の中でどれぐらい何ができるかみたいなものはずっとやっぱ去年模索してたという感じはします。
で、一番最初の健康グッズで、しばらく私も使ってなかったんですけども、去年復活したのが家にある18年ぐらい前に買ったステッパーなんですね。
で、今の機能は多分ね全然違うと思うんですけど、何せ18年前なので、何分歩いたか、何歩歩いたかしかわからないステッパーなんですね。
03:00
負荷とかも全然変えられないし、もうひたすら一つの負荷で、ただ歩くっていうよりはもうどっちかっていうと山登りをしているぐらい結構負荷があるような感じのものをひたすらこぐ、みたいな感じなんですよね。
なのでちょっと重たいし、場所の移動も大変なので洗面所でね、私はできる範囲でやってるんですが、それは本当に軽くだけど復帰しましたね。
で、あとは元々ヨガマットとかはあるので、これはピラティスをね始めた時に買ったものなので、これもかれこれ14年ぐらい前のものなんですけど、当時では良いのを買ったので、結構今でもちゃんと普通に使えているヨガマットなんですね。
それを使って、YouTubeとかでやっている健康系の動画とかね、筋トレとか、有酸素とかいろいろ本当にあるじゃないですか。それを見つけてやっているという感じです。
当時はいろいろ回してたんですけど、やっぱり好みってあるんですよね。この人のこのスタイルがいいとか、この人のこのメニューがいいみたいなものがあるので、どちらかというと最初の頃はいろんなものにトライしてたって感じですけど、今は本当に絞られてますね。
私はね、筋トレ自体は自分でもできるところもあるし、わかっているところもあるので、その辺は置いといて、有酸素運動系、やっぱり家から出れない日とかもあるし、やっぱりね、ウォーキングとはいっても、やっぱり寒い時もあるし、大雨の時もあるし。
なので、家の中でできる簡単な有酸素運動系は結構最近は使っているかなと思います。これはね、本当好みなのでね、なんかそれぞれの方が、私ね15分ぐらいのやつで、最近やっているのはダンスクラシックだからバレーですよね。
バレーを使った有酸素運動とか、なんか気分よくできるので、そのきつい有酸素運動とか、結構激しい音楽の有酸素運動よりは、そういう方が私は楽しめるかなと思ってやってます。
私がね、やっぱり一番この1年で変わった習慣っていうのは、やっぱりほぐしていくことだったんですね。もともと筋膜ストレッチ、筋膜のほぐしのやつは見ていて、YouTubeとかで見ていて、
Amazonで買ってたんですよ。フォームローラーとマッサージボール、テニスボールみたいなボールでグイグイやるやつと、あとコロコロ回すやつが3点セットであったので、それをAmazonで買いました。
06:09
それをYouTubeで見よう見真似にね、やってたんですけど、何せ本当痛いし、どっから手つけていいかわかんないぐらい本当に痛かったんで、これはでもやらなきゃいけないなぁとは思ってたんだけど、そこまでほぐすことの重要性をわかってなかったのも事実なんですね。
大介さんに夏初めてね、お会いしたっていうかオンラインでね、しゃべった時に、12月の時も話してるかわかんないですけど、私はもうこれ以上あんまり筋トレをバリバリやらなくてもいいんだっていう、むしろ筋肉つきすぎてるぐらいだから、もっとほぐす方にいかないとっていう話をアドバイスもらって、
それから習慣的にほぐしを取り入れてたんですよ。なので、私の中ではほぐすっていうことの意味が彼のおかげでだんだんわかってきて、朝晩ちょっとずつやるようになったんですね。
今では筋トレよりも、そっちのほうほぐしをとにかく重視してやってますね。そのフォームローラーを最初の頃は16ユーロぐらいのアマゾンで売っているフォームローラー、日本だと2000円とか2000円から2500円ぐらいのあたりで買える普通に売っているフォームローラーを使ってたんですけど、
だんだんね、もっとがっつりほぐしたくなったんですよね。その時に大介さんから勧められたのが、ルルレモンっていうところのフォームローラーだったんですよ。
これ二重構造になってて、外側はね、もともと私がやっていたぐらいの厚さというか圧力のかかり具合なんですけども、中の芯も外せて、その芯だけでやるとね、がっつり入るんですね。
なので、ほぐし方も私は昔は結構ゴリゴリほぐしてたんですけど、ほぐすっていうのもいろいろあって、私の場合はもっと押し当てるような感じでグッといった方がいいみたいな感じで言われたのでね、その内側を結局秋に買ったんですよね。
で、ルルレモンって、もちろん日本語でのサイトしか最初教えてもらった時は知らなかったんですけど、もともと調べたら多分カナダかどっかの会社で、ヨーロッパとかにもいっぱい拠点があって、もともとがスポーツウェアの会社なんですよね。
そこの中のフォームローラーっていう形で買ったんですけど、デザインもすっごく素敵だし、美しいし、機能性的にもすごくいいので、私結構、郵便事情が悪くなっている最中だったと思うんですが、多分私はフランスで選択して、フランス語で選択したんですけど、言語も。
09:18
多分あれはスイスからじゃないかなと思います。スイスから来たもので、最初10日以上はって言われてたんですけど、結局3日ぐらいで届いたかな。なので、フォームローラーは正直泊りがけで出かけていっても、内側だけは今必ず持っていって、で、ルルレモンはミニサイズも売っててね、旅行用とかに使えるミニサイズも売ってるんですけど、
まあ今旅行に行く機会もそんなないので買ってはいないんですけど、やっぱり例えば日本に戻る時に持っていきたいなと思ったらミニサイズもあるといいかなとはちょっと個人的には思ってます。
で、このフォームローラーは2000円ぐらいで買ったね、あれより全然高いんですよ。フランスだと58ユーロなんですよね。だから軽く3倍はしてますね。16ユーロぐらいのアマゾンで買うようなね。
で、もちろん高いんだけど、私はこの二重構造の意味はあると思っていて、いい投資だと思ってます。し、実際ね、私本当に今どんなに時間がなくてもフォームローラーだけは朝晩やってるんですね。で、本当に丁寧に丁寧に全身をやろうとすると軽く3、40分かかるんですよ。
気持ちいいからね。なので、あんまり時間をかけないレベルなんだけど、とにかく朝晩最低15分ずつぐらいはやってるんじゃないかなと思います。
このおかげで、やっぱりむくみとかも含めてだいぶ楽になったし、私の中では毎日2回やってるのに、次の日にまた痛いんですよ。っていうくらい常にほぐしていかないと、私の場合はダメなんだなと思って、毎日これだけは本当に運動しない日でも欠かさずやってます。
ということで、フォームローラーはね、特に皆さんこう運動しようって言った時に筋トレとか、有酸素運動とか、そういう方に目が行くと思うんですけど、ほぐすってとっても大事だし、私の場合はやっぱりPCを見たりするケースが多いから、首とかもねフォームローラーでほぐすとすごい気持ちいいし、頭痛とかもなくなるので、
やっぱり私は何か持ってて損はないというか、必要なアイテムだろうなぁとは個人的に思ってます。
12:01
まあね、その人の体とかね、状態によって使うアイテムは違うと思うんですけど、私の場合は今はこのフォームローラーにがっつりハマってるというか、重になっているというか、かれこれ本当に半年以上お世話になってますけど、でもやっぱりやめられないところまで来てるかな。
ちょっともしね興味のある方はいろいろサイトを見てみたりするのはお勧めかなと思っています。それでは本編スタートです。
はい本編です。今回も紛争調停官で国際交渉人の島田邦彦さんのインタビュー後半です。
前回、自分の死亡記事をテレビとかで新聞で見るっていうところで終わったと思うんですけど、やっぱりそれだけ死と向き合うようなお仕事を常日頃されている時のメンタリティってどんなところなのかとか、
あとはまあ国連を辞めてね日本に戻ってくることになったきっかけであるとか、あとコミュニケーションの専門家という立場でやはり伝え方っていうのはどういうところを意識していったらいいのかみたいな、特に交渉というお仕事じゃなくても非常に参考になるお話を伺ってますのでぜひ聞いてください。
自分の死亡ニュースを見るってどういう感覚なんですかね。
なんかね、あの死んだ可能性が高い、いやー生きてるなここで見てるんだ。見てます。そういうのもありましたし、実際に赤谷市長に行った時に、私も大好きなパウエルさんが国務長官の時なんですが、やっぱり時差を読み間違えてました、お互いに。
わざとかもしれませんが、24時間狂ったんですね、時間が。
爆撃する時間と私が出る時間がちょっと重なってしまいまして、知らないままいてですね、なんか嫌やなぁと振り返った瞬間に後ろに爆弾が落ちて、ガラスの破片が飛んできましてですね。
あの時ダーツの的あるじゃないですか。
気持ちが少しわかりました。
ああ、こういうふうに刺さるんだって。
笑っちゃいけないけど。
それから約2ヶ月くらい寝返りを打つたんびに悲鳴上げてましたが、そういったこともありましたし。
ビュンビュンビュンビュン弾が飛び交わってると奇跡的に言ってみたいだとか、
どっかの戦地行った時に、歩いてたら後ろの兵士の人が足を打たれたとかですね。
15:00
いろいろありました。私のスーツケースが丸焦げになったとかいうのもありましたし。
私はスーツとか大好きなんですが、せっかく新緑でわーいと思って買ったスーツが、着る間もなく燃えてしまったっていうのも何度かありますね。
なるほどね。
こういう命というか死と向き合っているようなお仕事の人たちって、島田さんだけじゃないとは思うんですが、
そのメンタリティ、常に向き合った仕事をしているって、どんな気持ちというか、どんな思いで、
いつも仕事に向き合っているのかなってすごい興味があるんですけど。
まず一つはですね、絶対死にたくないんです。
ですよね。
怖いですね。怖がりなので、危ないことはやっぱりちょっとしないですね。
ちょっと酔っ払いすぎた時とか、若干危ないことをする時あるかもしれませんが、
基本は、ちょっとここ嫌だなという直感を信じて動かないとか、
よくなんか冗談でしょうと言われるんですけど、私すさまじくですね、方向音痴なんですよ。
そうなんですか。
普通の方が絶対そっち行かないだろうというふうに、普通に何も考えずに行ってしまう。
ゆえに例えば、言われたことがあったのが、あれも15thレベルと思いますが、
スナイパーが待っているときに、もうちょっとで射程距離に入るとこだったんですね。
そこを直角に曲がっていったらしくてですね。
普通に行きたいところに行こうと思ったら、まっすぐ来なきゃいけなかったところを、
こっちに違いないと思ってですね、くるっと曲がったらしいんですよ。
あるいは気づいていたのか、いなかったのか、後々話題になったそうなんですが、
全く気づいていないです。
なんかこっちだと思うというふうに、ふっと何か疑いもなく曲がっていくとか。
その直感って何なんですかね、すごいですね。
あるいは動物的観なのかどうか分かりませんが、こっちは危ないみたいなものです。
そういう怖さとはどういうふうに向き合っているんですか。
やっぱり死にたくないじゃないですか、もちろん。
でも普通にそういうことが起きるわけじゃないですか。
ダーツになるかもしれない、ダーツの的になってしまうようなことが。
それって自分の中ではどうやって切り替えていらっしゃるというか、
どういうふうな感覚でいらっしゃるんですか。
怖いが故に注意力がいつも以上に働いているということと、
もう一つは、人間生きてたらいつかは死ぬだろうぐらいの思っているところで、
でも僕なかなか死なないんだよね、というのを思っていると。
何回か危ないこともあるので、そう思ったときになかなか死なないということは、
まだしばらくは死なせてもらえないということであればあれだし、
同時にやっぱり危なくて怖いんですけど、
18:02
誰かがこれをしなきゃいけない。
なぜか知らないですけど、私向いてるみたいだということであれば、
これをやろうと。なかなか自分たちの利益にもなる人間を殺さないだろうということで、
そのあたりにどこかで無邪気な信念があるんでしょうね。
でもやっぱり怖いです。
怖くない人はいないと思うんですけどね、もちろんね。
じゃあ、やめたいと思ったことはないんですか?
何度もありますね。
何度もあります。
100だとしたら、期待99.5ぐらいなので、
残り0.5%上回ってるから、やるのかなと。
行けばそれなりに感謝されるし、よかったというところで、
もしかしたら僕に向いてるのかもと、最終的に思ってまた続けてるっていうところでしょうかね。
その繰り返しなんですか?
その嫌いとかやめたいと思う時ってどういう感じなんですか?
99%の方は。
やっぱりその色んな、どの仕事でもあると思うんですが、
こんなに頑張っているのにあんまり認めてもらえない。
それも知らない。
でも何かいかにも自分がやったようにみんな言ってしまうんだな、
これみたいなことを思ってる時っていうのは嫌ですよね。
もっと認めてくれないか、みたいなことを思うと。
ですから上手くいってる時でも、
私のボスが生きてるときはまだよかったんです。
上手く棲み分けできて。
でもよくあるのが、自分がほぼゼロから立ち上げて、
合意文書まで作っておいて彼に渡すわけですよ。
彼以外の元大統領だった人とか、そういう偉い人に渡していたときに、
だいたいアークショー、CNNだとかフランスドゥディアというのは彼らですよね。
確かに。
空港のラウンジでワインを飲みながら見てるわけですよね。
もう終わってるんですね、島田さんの仕事は。
これでいいんだと、みんな知ってると。
あまりその仕事から、この面が割れると言いますか、
今顔出てますが、どういう見た目なのか分かるっていうのは、
あまり良くないことにどちらか気づきまして、
この紛争朝廷館だとか、いろいろな国際紛争朝廷の場所でついた、
あだ名が最後の朝廷館なんですが、
きっとまとまるらしい。
あいつが来てまとまらなかったら、もう戦争しかないんだという、
そういう非常に名誉なあだ名をいただいてるんですけど、
この紛争朝廷館だとか、最後の朝廷館だとか、
いかついお兄さんが来そうな感じなんですが、
普通に若いアジア人のニコニコ笑った人が来ると、
誰も想像してくれないんですよね。
確かに、イメージ違いますよね。
それをうまく使ってやろうというのもあって、
表で一つの命を守る術かなというのも。
確かにね。
21:00
すごい話なんですけど、
国連を辞めて、今はご自身でいろんなお仕事をされてらっしゃると思うんですけど、
その辞めようと思ったきっかけとかはあったんですか。
イラクでまず一つは生き延びた。
その時にただ自分がメンターでずっとしたっていた方が亡くなった。
という時に後からそれから2年間ぐらい残るんですが、
ちょっと抜け殻みたいになってしまいまして、
今それを見ていた方たちが何かさせておかないと彼は死ぬというのもありですね。
いろんな仕事を年齢も関係なくオファーしてくださったんですが、
ちょっとまだ僕には早いと思いますみたいなこともあって、
代わりに危機として行かれた方が2日後ぐらいに地震で亡くなったりとか、
私が行くとそこにいたわけですから、
ハイチの地震の時に特別代表になるはずだったんですけど、
なんか嫌だと思って、
ハイチもよくわからないし、フランス語っていうのはいいんだけど、
それだけで知らないとこ行くのもなんだし、
みたいなことでちょっと怖かったんでしょうね。
ちょっとまだ僕は無理です。
隣のオフィスにいたインド系の方が行かれて2日後に亡くなってるんですが、
そういうのもあって、
ちょっとこれはいかんと。
あまり、一応死なずに住んでるけれども、
一度ここでリセットしようと思ったんですね。
よくよく考えると日本で働いたことがないじゃないか。
確かに。
国産案件から逃げることはできないので、
一回日本に帰ってみよう。
そのときにたまたま日本政府のあたりからお誘いがあったので、
日本政府の保障官として、
気候変動だとかいろんなことをちょっと。
せっかくだったら日本もいろんなことやってるわけですから、
もっと働いたっていいんじゃないかという評価されるための
術っていうのを伝授しようというのがあって、
一旦日本政府の代表団に戻りました。
なるほどね。そういうのがきっかけだったんですね。
日本の、例えば国際舞台での位置づけで、
島田さんから見てどういうふうにご覧になってます?
そうですね。日本のメディアで言われてるほどは馬鹿にされてないです。
非常に地位は高い。
違うんですね。やっぱそのメディアの、
メディアの感覚ってちょっと違って報道されてますよね。
そうですね。
どちらかというと外交力が弱いか強いかと言われたら、
推しは強くないですが、力は非常に強いですし、
波のように次から次へといろんな人が来るんですよね。
悪く言えばその人の顔と名前が一致しないとよく言われますが、
さっきの私の放送調査のときと同じで、
誰が誰かわからないっていうのは実は身を守るためには非常にいいのと、
意味で責任の所在がわからないというのもこれまたなかなかいいんですよね。
24:03
それが良い方に働いてるってことですか?
ですから例えばいろんな貢献もしてきて、
二次大戦なんか多い目があるのか、
ODAとかも非常に奮発してきましたので、
助けてもらった日本のJICAが来たからこうだ、
みたいなことを感謝されることが多いです。
今ちょっと変わってしまいましたが、
アラブに行ってる時でも、
中国人か韓国の人なのか、
日本の人なのか一見して分かりませんよね。
まあジョークのような話もありますが、
ただその時でもやっぱり、
実は僕日本人なんだよって言ったら、
もう行けと。
ああもう面倒くさい、
行け、お前はいい奴や、みたいな話で出してくれると。
まあいうのはあるし、
自衛隊が行ったイラクの場所でもそうでしたよね。
サマワでも非常に感謝されている。
移動もロケット弾を撃ち込まれながら逃げずにずっといてくれて、
普通なんかもうお前ら働けっていうのが、
だいたいオランダとか行くとそうなるんですけど、
イギリスとかが行くと、
フランスもそうかもしれませんが、
なんですが、
日本人一緒に働くんですよね。
階級に関係なく。
一緒に汗流し、
暑いので半分、
熱中症になりながら仕事をし、
夜10時でもまだ電気は高校とついてみんな仕事してるっていうのは、
日本の自衛隊の人たちだけだったよ、
そういうところも含め、非常に高く評価はされています。
メディアでよく言われますけど、
日本は国力が衰退したって言いますけど、
まだ今の世界第3位の経済国なので、
一応超大国の一つなんですよね。
日本大国なんですよって影響力がすごくあるんですよと。
だから突然なんか、
私よくなんか冗談っぽく言ってましたけど、
そんなことひどいこと言うんだ、
もう日本は金出さないよと。
止めてやろうと言うと、
国連議会はほとんど動かないんですよ。
真面目に何を言われても払ってるのは日本だけなので、
満額で。
なのでやっぱりもういいもんと、
外務省と財務省によって全部止めてやると。
本気で言ってるよ。
言うと結局、そう言わずにちょっと熱くなるなよ、
みたいなね、よくありましたが、
それでもやはり評価されている証拠だと思うんですよね。
だから言いたいことも言ったらいいと思いますし、
もう少しやはり貢献に見合った声というのを出してもいいのかなと思いますが、
よくビジネスでもいいじゃないですか。
なんか言って、極限まで詰めて、
さあこれで合意か、サインするぞって言ったら、
ちょっと東京に聞きますと。
なんやねんってなると。
で、日本ではやっぱりそれはダメだとか言うんですが、
いいえいいえと、これほど最強の交渉術はないですよと。
だって相手に対していきなり、
はしごを外すわけですからね。
ここまで必死でいろんな情報を提供し、
妥協してきて、ああ苦しかったよね、これまでの時間。
じゃあいよいよサインかと思ったら、
僕そのサインできないんで、みたいな。
東京の本社に帰ってきて聞いてみますと言われた時に、
27:02
やっぱり相手としては一回ずっこけると。
それで腹立てる以前に恐ろしさを感じるんですよ。
ここまでやってきたのに、
今この人を返してしまうことによって変わるんじゃないか。
なるほど。
目の前にいる彼、彼女の功績をもっと称えるべきではない。
いろんなことが出てくるので。
やはり、なかなか今回の交渉は厳しいですよという時は、
本当によくジョークで言われるのは、
この日本式方式というのは非常に怖い。
私たちは結構無意識というか、
普通にやっていることが相手にも脅威を与えていることがある、
みたいなことなんですね。
面白い。
なるほどね。
日本は押しも弱いから、押しも強くしなきゃとか、
そういう感じで普通は思っちゃうけど、
逆にそこをあえて変えなくても、
もっと活かせるところを、
普段にやっていることで、
いいこともいっぱいあるということですよね。
そうですね。
はじめにお話ししましたが、
私の場合はおしゃべりなので、
あんまり話すことで逆にならない人なんですが、
欧米の交渉官は、
いろんなことを理論、想像、生然としゃべり、プレゼンし、
このジェッシャー、巧みにやりながら、
相手をねじ伏さえていくというイメージがありますが、
日本の方は、例えば聞きながら、
ふん、ふん、ふん、ふん、と言って、
散々相手に話させてから、
一言、ノーと言うだけでもいいわけですよ。
確かに。
これは凄まじく痛いボディブローになりますので、
ここまで説明しておいて、
ノー一言かよとかですね。
やっぱりあんまりごちゃごちゃ、
私の弱点を言うとよくしゃべるので、
もしかして一つ一つのアイディアが軽くなる可能性があるんですよ。
あー、確かにね。
やっぱりあんまりしゃべらない、
この人は聞いてるんだろうかっていう相手が、
突然ボソッと、でもそれって違うんじゃない?
って言ってしまうと、
場が静まり返ってみんな枯れかけるんですよね。
その時に言いたいことをボソッ、ボソッと言っておくと、
必ず入りますから。
そういうご自分のタイプに合わせたことをやればいいと思うんですけど、
そのよく言われる語学的なものもあって、
ついていけてないんじゃないか、
それはあるかもしれませんが、
要はやはりご自分のタイプをよく知っていらっしゃる方は、
自分の使い方をよく知っていると思うんですね。
割合にそれができてるんじゃないですかね。
そっちに苦手意識を持ってしまって、
逆に緊張して言いたいことが言えない自分とかに、
自信をなくしたり落ち込んだりっていうことが、
日本のケースって多いかなと思うんですけど、
逆に言うと自分のタイプをちゃんと知って、
それをうまく生かす方法を考えていけばいいってことですね。
そういうことですね。
例えば逆に、
アキさんがフランスで交渉しなきゃいけないという時に、
30:01
でも今回の内容はどう考えても私は不利だという時に、
使える手があるんですよ。
ぜひ聞きたいです。
メレさんがフランス語と日本語の通訳をつけるんですよ。
なるほど。
普段必要ないでしょ。
ないですね。
ないんですよ。
だから相手が言ってるフランス語はわかるし、
でも通訳を入れることによって日本語が入りますよね。
はい。
例えば、メレさんが5分喋ったことを日本語で喋ると5、6分かかるわけですよ。
倍かかりますね。
だから自分が言ってる内容をちゃんと彼彼女は訳してくれてるかという日本語のところのチェックもできれば、
相手が言ってることをもう一度日本語で聞けますよね。
両方聞きながらズレもわかるんですが、
逆に言うと日本語のところって聞き逃せるんですよ。
そうでしょうね。
フランス語でも掴んでおいたときに、日本語で訳していただいているこのギャップの間に次の作戦を考えるんですよね。
いや、そんな風に考えたことなかった。
日本語の国の言葉をよくお出来になる方によく言うのは、会社の社長さんもそうなんですけど、
いやいや、あえてね、俺英語できるからわかりました。
お出来になると思います。だからあえて通訳つけてください。
逆に必要なんですね。
それでいちいちこの人は通訳を通じないと、通さないと、意見を言ってくれないって思っておくんですよ。
ただ、2倍情報がありますから。
面白い。なんかすごい、言い方変ですけど、全部考えられてるんだなっていうのが当たり前ですね。
どうしたらいいかなって、今回足りないのは何だろう、時間だとか、
おそらくこういうことなんだけど、もう一つ自信がないなと思うときは、
2倍、3倍に情報を入れるように工夫をするんですよね。
私が亡くなったセール上でメロか言われたのは、
教えてくださいとごめんなさいとありがとうは無料だと。
お前はそれができると言われます。
プライドばっかり高くて、間違えても人に聞けない。
すごく意地を張ってる。自信がないのはいいけれど。
それはもうちょっと置いとけと。
まずは聞きに行けっていうのが一つのアドバイスですよね。
それをやってから、やっぱり今までと全然違う量で喜んで情報を提供してもらい、
クオリティがグンと上がるんですよ。
で、協定官、交渉官として私は、その内容の専門家である必要はないんですよね。
なるほど。
ある程度話の内容はこういう話をしてるんだなぁが分かってればいいわけで、
本気にこの重箱の隅をつついたような難しい話を知りたければ、
後で勉強するか、専門家としてやればいいだけで。
33:01
ある程度この話、私なんかちょっと知ってそうみたいなことを相手に言いたかったら、
どんなことを言えばなんかちょっとそういうポジションをつける?
例えば経済学者のそういう、こういうなんか単語を使ったりとか言い回ししたら、
こいつもしかしたら経済のこと分かってんじゃね?みたいなこと、
相手が誤解してくれるよっていう、そういうのをちょっともらいながら専門家をどんどんつけて。
やっぱりだからそういうことです。情報をいかに得るか、
でも自分はどこに長けていて、どこは足りない。
で、足りないところに長けている人は誰だろうかっていうのをひたすら集めていくってことでしょうかね。
だからさっきおっしゃったように、軍事関係とか環境問題とかっていうのは両立できるっていうのもそういうところですよね。
専門家じゃないってことですね。
そうそう、安全保障でやっているこの内容だとかこの発見、
例えば環境問題に使えないだろうかとか、
これよりも流行りのAIだとかロボティックスだとかブロックチェーンの話に使えないだろうか、
今のCOVIDの例えば世界戦略のところに使えないだろうか、
例えばそういったところに応用させていくんですよ。
なかなか皆さんその応用しないんですよ。違う分野への応用。
そうですね。
それやってみると案が面白いんですよね。
応用できるんですか、結構。
できます。とんでもない、できないなと思ったら誰かが横から入ってくるんですよね。
それはでもこういうふうなことできるよ、それ面白いじゃん、もっと教えて、みたいな。
それがどんどんどんどんそっちへつながっていくっていう。
なんかやっぱり情報の網羅性とそれをこううまく活用していく能力っていうんですかね、
応用していく能力っていうのが結構大事というか島田さんの得意技なのかなっていう、巻き込んでね人を。
いざとなればそうかもしれないですね。
なんか自分で全部、さっきのありがとうとごめんなさいでしたっけは無料だからっていうのは本当その通りですよね。
一言言ってそこで情報をいただいたりとかできてクオリティが上がるっていうのは絶対プラスですよね。
いやーすごいいろんなお話聞きましたけど、島田さんは今後なんかやっていきたいとかなんか今後の方向性みたいなのあるんですか、お仕事の。
以前はですね、日本に戻ってきた理由が日本のそのプレゼンスを高めたい、もっと認めたいとかでその助けができればですが、
やはりその今どうしても交渉ごととかなってくると各社内に人を持っていて、
普段営業とかやってる方たちに交渉させてしまったりするんですが、
もうちょっとなんかいろんな交渉ごとを代表してできるような専門職的なものを作らないだろうかと思うと、
ものすごく皆さんの日本語で説明されるとよく言うんですよね、語学のねなんかできないとかですね、
日本語だと説明できるんだけどな。
それを例えば外国語で英語とかフランス語でやるときに、
36:00
どういうふうに説明すれば相手にはまるのかというその伝え方の語句位っていうところでしょうかね。
そういったものをうまくシェアしながらやっていければなぁと思いますね。
そういう交渉人みたいなスペシャリストっていうのは今後もやっぱ増えていきますか。
と思います。ただこれから先私も仕事してるAIだとかそのブロックチェーンの話で出てくることがあるとしたら、
通訳はいらなくなります。
通訳の方はね。
もしかしたら語学の勉強もしなくていいかもしれません。極論言うと。
なるほど。
いずれかというと、あなたは日本語でしゃべれるんだよね、ちゃんと。
その内容を深めてくれればほぼ98%ぐらいの精度で訳せます。
ものすごく狭い専門性があるところは違いますけど、
普通の会話とかちょっとした内容の話、ビジネスの話だとほぼ100%に近いぐらいまできれいな訳が出てきますので、
その国にあった、だったら中身を詰めましょうねということはよく言いますね。
だから交渉のところでもよくあるのは、
言葉遣いというところでやっぱりその語学の勉強はした方がいいかなと私が思うところは、
訳せる言葉と言葉遣いっていうのは全然度合いが違うことですよっていうところですよね。
同じことでも同じ動詞でもこういうふうに使うことで違ってくるし、
相手の使い方が変わりますよねとか、カジュアルすぎませんか、
その表現というところをもう少しちょっと何か賢まってみるとかいうのはもう少しあるでしょうし、
やはり出てくるのがいかにこの技術が発展しても、
AIには質問ができないんですよ。
例えばだからこれってなんだっけ、Googleとかですね、
アレクサこれは何か説明するとほぼ数秒間出てきます。
例えば私自身が過去30年ぐらいかけてやってきた内容でも3秒ぐらいあれば出てきます。
だけど逆ができないんですよ。
私に対してとか相手に対して、問いを立てることはできないので、
これから答えを探す能力よりはいろんなものを見て、
そもそもこれどうしてこうなってるんだろうか、
こうしてみたらどうなるんだろうかっていう疑問を持って、
問いを立てる。
これが例えば今後どの仕事をするにしても必要でしょうし、
私がやってる交渉人だとか朝廷官という仕事でも、
目の前に見せられた情報をそのうのみにするんじゃなくて、
答えを探すよりは答えを自分で自ら導かれるぐらいのもとですね。
というかこれでもかっていうぐらいいろんな質問を投げかけてみるのもいいんじゃないのかなと思うんですよね。
大事ですね。
これどんなお仕事でも大事ですよねきっとね。
だからこれはこういうふうに思ってきたし習ってきたけど、
そもそもどうしてこれこうなってるの?
案外答えられないです。
39:01
でも私たち面白いんですけど、いろいろこの問いをすると、
必ず俺知ってる、私知ってると答えたりしているんですが、
はい、いますいます。
でも大体間違ってるんですがね。
ただ後々そうなんですけど、やっぱりよくやってるのが問いのブレインストーミングですよね。
例えばですよ、女性活躍と言われているこの世の中らしいけれども、
どうして未だに取締役レベルの女性は少ないんでしょうかね。
何が女性のリーダーシップを阻んでいるんでしょうかね。
だからよくホテルチェーンの前のハイアットってありますけど、
どんどんやっぱりその女性がいろんなビジネスをされるようになってきてから、
出張で来られるビジネス客が増えてきてるんですね。
現在例えば全部の世界中のハイアットの割合で、
約4割弱が女性のビジネス客なんですよ。
へー、そうなんですね。
なんですが、好奇したときに、例えば女性がお一人で来られたとき、
もしくは同僚と来たときに、
ハイアット変わってきましたがおかげで、
やっぱりその部屋の作りがですね、男性仕様なんですよ。
なるほど。
そうしたときに、やっぱりなんか孤独感を感じるんです。
はー、面白いですね。
出張で同僚と来たときでも、
例えば全員が女性っていうケースやっぱり少ないですよね。
確かに。
そうしたときに、やっぱり仕事ですし、
私のやってる交渉だと打ち合わせているんですよ。
そうしたときに、例えば私の部屋に呼ぶのもいかがなものか、
相手の部屋に行くのもいかがなものか、
っていうときに、やっぱりそういうビジネス使いできるオープンスペースがありません。
そうしたときに、例えば気軽に使えるラウンジを作ってみたらどうか、
別に色をピンクに変えるとか、そういう話はなくてですね、
割合に大焼けだけど、セミプライベート的なイメージがある。
そういう危険性を感じるような精神状態にはならない。
そういう工夫はできないだろうかっていうのを、
ほぼ関係する全部も入れて投票をやったんですよ。
それもお部屋の掃除係の人からも含めてです。
どういうところに行くべきか、そうなんですよ。
男性客が泊まっているお部屋と女性がいるお部屋で、
やっぱりゴミ箱の配置って違うと思うんですよ。
確かにそうかも。
だからやっぱり洗面所に行ったときに、
男性が使うとすると普通に鼻かんだときぐらいですよね。
もしくは髪剃りが見たときに捨てるとか、ごめんなさい、捨てるけど、
やっぱり女性だと化粧もしますし、
いろんな違った使い道があるでしょう。
例えばベッドルームでもどうするべきなのか、
42:03
そういったところの配置をやっぱり変えていくべきなんじゃないですか、
という人数は、
女性のビジネス客にどんどん聞き取りをやっていった上で、
課題を挙げてもらいました。
やりましょうじゃなくて、
それを現実にするためにどうしたらいいのか、
誰を巻き込んでいくべきなのか、
という問いをひたすら挙げるということになりました。
そうすることで、やっぱり見えてくるんですよね。
でも、こんなん無理じゃないのって必ず言う人がいますから。
いますね、います、います。
せっかくここまでいろんなものをやってきた。
まだいっぱいクエスチョンがあるんだけど、
とりあえず一回やってみて、
また同時に意見聴取しましょう。
どうでしたか?
そうした時に、初めからでもこれでよくやってしまう奴が
アイデアがあった。
じゃあ数億円かけて回収します。
これやっちゃえ。
ありますよね。よくでもありそう、それ。
でもだいたいね、バックヨアドにね、
まだ使えるんだけど、
古いからっていう、積んである椅子とか机っていっぱいあるんですよ。
それをガラーンとしたスペースに並べてみて、
ラウンジっぽくしてみた時に、
ちょっと例えばレストランから飲み物が出てくるとか、
っていう形にした時に、こういうスペースで周りに観葉樹を置いてみて、
観葉植物を置いてみた時に、
例えばどういうフィーリングがあったかとか聞いてみたりとか、
どういう椅子の角度にするのがいいか、
外に向ける方がいいのか、外に背を向けるのか、
いろんなことを試させるんです。
うまくいったら初めてブランニューで新しいのを入れたり、
例えばそういったこともそうですし、
交渉でも同じなんですよね。
その間にいいじゃないっていきなりやるのもいいんですが、
でもまずやるための前ステップとして、
とりあえず引き返せるようなところまで一回やってみるんですよ。
とりあえず3割くらいの試しを。
お金かからないことをするんです。
こういうことを考えてみたらどうですかっていった時に、
何か前より使いやすくなって、
気がちょっとみたいになってきたら、
本格的に次7割ぐらいまで上げていくんですよ。
ぐらいまでいってもやっぱりなかなか完成度が上がってきましたね。
初めて10割いっちゃうという形で、
初めてお菓子を作る。
それはEIではどんどん試して失敗するのがいいことですし、
失敗が何かしら足りないところから学び取っていくことも多いので、
そういうことをぜひやっていきましょうというのが、
ビジネスでもそうですし、交渉でも絶対そうですよね。
一気にやろうとしないっていうのも大事ですね。
確かに今伺っていると。
すぐやりたがるってなんとなくわかる気がするんですよ。
すぐアクションを起こしたいって思うけど。
そういうところです。
みんなでおおってやりながら、
ほんまかいなと思っている人7割ぐらいいるのにやってみた。
でもいきなりやったからこうすべきだ、
壁はこの色にしようみたいにやってしまう。
壁もやっぱり塗ってしまうとですね、
なかなか元に戻せないんですよ。
45:00
そりゃそうですよね。
とりあえずちょっと机並べてみましょう。
でもいいですし。
アメニティを変えてみよう。
もちろんチェックインとかでわかるわけですから。
そういうのもわかってきて、
ある程度事前にもしかしたら
プレファレンスがわかるんだったら
そういうものをつけばいいですし。
その時にやっぱりどうして
掃除担当の人が入れたかというと
通白される方だと
ついてる香りってあるんですよ。
それによって例えば
この方はバラ系の香水をつけてる人なのかとか
あまり香水をつけない方なのかによって
例えば次の日に入れてる花が変わっていくわけですよ。
なるほど。
例えばその飲み物の補充というのも
なんかこの人は
ビールをよく飲む方だったら
ビールをたくさん目に入れて
ソフトドリンクを減らしていくとか
そういった入れ方もできますし
カスタマイズしながらでも
トゥーマッチにあまり負担をかけない。
やり方を一回試してみたらどうだろうかね。
そういう例えば
オレンジジュース飲みたと思ったけどないけど
ってかかってきたら
その時のオレンジジュースを入れればいいわけで
そうですね。
やっぱりいろんな部門の人
経営企画部門だけでやるんじゃなくて
いろんな部門の人を入れてみて
いろんな階層の人を入れながら
アイデアを練ってきたときに
何が面白いものが出てくるでしょって。
なるほどね。
そのためには問いをどんどん
やっぱり出していくっていうのが大事ってことですね。
これでいいのかとか
例えばそういう話ですよね。
でもなんか本当国だけじゃなくても
日常生活レベルで使えるお話ですよね。
今の話は。
でも本当に
私もこれから自分が交渉していったりとか
日々交渉じゃないですか。
日常の中でも
もううちの夫もやっぱり
フランスで生き抜いていくためには
交渉力だっていつも言ってるんですよ。
多分日本人からしても
フランスのハードルは私にとってすごい高いんですね。
ありがとうございます。
フランス人との交渉。
本当に言ってることもわからないし
さっきおっしゃってたのがよくわかりました。
自分の考えは一旦抜かないと
この人たちのロジックは
全然わからないみたいなところもあったので
ちょっと個人的にもすっごい参考になりましたね。
今日の話は。
面白いと思うんですよ。
話を発見ばかりなので
そんな考え方なんだ。
そればっかりですね。
でも違うとか何が違うかわからない。
私にとって違う。
やっぱり相手は
私が聞きたいことを喋っているのか
彼が言いたいことを言っているのか
によっても全然違ってきますね。
逆に相手が聞きたいことを聞きたいように
でも自分の意見を言ってあげればいいんですよ。
そうすると
48:00
そういうことなんだよ。
僕が言いたかったのは。
自分が言いたかったことを代弁してくれた
この人はよくわかってくれている
という信条が生まれるでしょ。
Cからどれだけきつめの要求をしても
ある程度のクッションが効くんですよね。
でも彼女は僕のことをわかっている。
作詞みたいな感じの
結構ハードルが高い感じがしちゃうんですけど
でもよく考えられているんだな
というのがよくわかります。
だから常に考えて
問いというのもそうなんですけど
この方は相手の目の前で
例えばそれがご主人であったとしても
お友達でもお子さんたちでもいいと思うんですけど
この人は一体何を
私が聞きたがっているんだろうか
どういったことを言ってもらいたいんだろうか
と。
内容は変えないけどね。
だけど言い方を変えてあげたらいいのか。
そうすると
みんなハッピーですよね。
それはね。
それは言いたかったのは
僕みたいだったら
あるんですよ。
これは日々の中で
まさにトレーニングしていくしかないなと
思いました。
意識的にやっていかないと
ついつい流されちゃうので
でも本当に
トレーニングをずっとしてきて
日常レベルまでやってらっしゃる方の
お話なんだろうというのはよくわかります。
案がなかなか家族あてはできないですけどね。
日常は違うもんですか。
お仕事で受けている案件で楽なんですよ。
先ほどちょっと言ったように
最終的にはどうなったとしても
僕知らんしって言えるんですよね。
家族の話はそうはいきませんし
例えば仕事の報酬だとか
今の話だとか
子どもの今後の進路の話とかも含めて
やっぱり
自分が父親として
夫として
それがどこかに出てくると
ダメでしょうし
仕事でも例えば
私は講演料はこれくらい
もらわなきゃいけないとか
フィーの話とかのときは
本当はプロの交渉官では
あるんですけども
誰に耐えた方がいいと思いますね。
そこにまた別の方を
入れた方が
僕はこれ
他の人のことは上手にするけど
僕のこと決めれないから
交渉できないんでお願い
みんなでもそうだと思いますね
コーチングとかカウンセリングもやっぱり
結局自分のことになると
そうなるっていうのは
別の人がいた方がいいっていうのは
そういうことですね。
よく何か言っているんですよ
4・24の
法則ってあるんですけど
24時間中
4分だけ自分に対して
クエスチョンをずっと投げかけるんですよ
4分いいんですか
24時間中
毎日どこかの4分で
51:01
ところで僕はどうしてこんなことを考えているんだろうか
そもそも何が起こりなんだ
とかいろんなことを考えるのが4分
ひたすら
それが終わったら
とりあえず今日も考えた
明日になってまた4分考えるわけです
それについて
同じことなのか全然違うことなのか
にもよりますよね。それはどうしてなんだろうか
それやってると
24時間のうちの
4分というのを365日やってると
だいたい足していくと
1日になるんですよね
なるほど
クエスチョンつけてると
いろんなことに対して
疑問を持っていいんだと
逆にこの疑問を持って
突き詰めていくことによって
あ、おのずからどこかで
答えがポンと浮かんでくるんですよね
その中でね
その4分間の積み重ねで出てくるってことですね
いやー面白い
ちょっとまずは4分から
やってみようと思います
なんでもなんかもうポンと1つ
問いでもいい時間の課題が
たってきたら答えを出しゃだめなんですよ
ひたすら問うんです
そうなんですよね
どうしてもそこに行っちゃいますよね
言いたいと思っちゃうんですよね
これってこういうことでしょと
言いたい衝動を抑えながら
でもそう私は考えるけど
どうしてなんだろうか
問い続けるんですね
あーでも
それはいいトレーニングだと思う
なんかすごく答えを探したがる
私たちにとっては
結構一旦ストップさせるっていう意味では
必要かもしれないですね
まあ時々めんどくさい時がありますよ
なんか紅茶にするかコーヒーにするか
コーヒーにするかコーヒーにするか
色々考えてますけど
やっぱり違う
やり出しをすると
どうして僕は今コーヒーが飲みたくなったんだろうか
カフェインの量が色々
あの香りなんだろうかと
色々考えてますが
一旦これが結構よくやってるのは
ピクサーさんとか
あのディズニー
やっぱり皆さん
作られる映画監督にとっては
自分の作品って子供みたいに可愛いんですけど
自分で
叩き合うんですね
30分間で
ただし
こいつの映画がつぶれたら
俺の映画が
って話じゃなくて
家族みたいなもので
どうやったらさらに
この映画がよくなるかな
面白くなるかな
っていうのを
気づくための
クエスチョンをみんな
どっかでご飯食べながら
美味しい
ちょっとメインが来る前にやってみようか
とかやって
俺ちょっと不思議だと思ってたんだけどさ
なんでだろう
これこうなんだろうね
みんな気づかなかったことに気づきます
それだけでも
発見ですもんね
だから今日あの人はこんなこと
言ってたのかな
明日聞いて
そういう風に考えて
54:01
日々発見の
円が
毎日続くってことですもんね
いやーちょっと本当に
今日は学びも多いし
びっくりも多かった
インタビューでしたけど
本当にこれからのご活躍も
記念しております
今日は本当にどうもありがとうございました
この番組は毎週金曜日
おみどりお届けしています
確実にお届けするための
方法として
iTunesやPodcastのアプリの
購読ボタンを押せば
自動的に配信されますので
ぜひ購読する
のボタンを押してください
また皆様からの質問や
感想をお待ちしています
オフィシャルサイトは
パリプロジェクトで検索していただき
お問い合わせから
質問や感想をぜひ送ってください
オフィシャルサイトから
LINEアットやメールレターで
有益な情報を
お届けしているので
こちらもぜひ登録してくださいね
また次回も
パリで学んだぶれない自分の作り方
をお楽しみに
あきでした
55:15

コメント

スクロール