ビリーとなしのタイトルゲーム
皆さんこんばんは、バックナンバーのビリーです。
レオナルドデカプリオのナッシーです。
今日も赤組ラジオよろしくお願いします。
よろしくお願いします。やめてよ。
びっくりした。
びっくりした。いや、バックナンバーどちらかと言えば私だろ。
確かに。
デカプリオも俺だろ。
そうで、どちらかと言えば反対の赤組ラジオです。よろしくお願いします。
ということでですね、今日は何ですか?
小説の書き出し王。
どんどんパフパフ、王がいるんだ。
王がいるんだ。知らんけどね。
なんとなくタイトルと言えば王をつける。
王加選手権だよ。
ということでですね、ルールを説明いたします。
勝負ではありません。すいません、王って言ったら。
勝負じゃないんだ。
分かりにくくしてしまったんですけども、まず出典から紹介させていただきます。
出典からね、はいはいはい。
私、ラランドっていうお笑い芸人が好きです。
はい、存じ上げております。
我々と同じく男女コンビでやっているお笑い芸人ラランドさんのYouTubeがあるんですけども、
そこでですね、小説の書き出しを男性側、西田さんですね、男性側が書いて、
タイトルを沙耶さんという女性側が即興でつけるというやつがあるんですよ。
そのYouTubeのタイトルはですね、
西田の小説書き出しに沙耶がタイトルをつけるっていうタイトルのYouTubeがありまして、
私はそれがどうしても好きだと。
なるほどね。
でね、私これをやりたい。
なるほど。
ビリ君。
でも、なし、書けないから、ちょっと書き出しお願いしていい?って。
なるほどね。
私、全然本なんか読んでこなかったわけですよ。
はいはいはい。
だから、タイトルじゃないわ、語彙がないし、言い回しも無理だし。
だから、ビリ君やってくれないか。
だから、今日はなしがタイトルを考えて、ビリが書き出しを言うみたいな感じ?
そういうことです。
例題言い出そうか。
OK。
国境の長いトンネルを抜けると、雪国に出会った。
雪国より。
ちょっと難しいな。
難しいよ。
結構難しいよね。
全然難しいよ。
いきます、じゃあ。
はい。
3度目のキスは、コーヒーの味がした。
はいはい。
これにタイトルをつける。
タイトルをつける。
はいはいはい。
なんだろうね、まだ分かんないよね。恋愛かミステリーか。
まだ分かんない。もう一回もらっていい?
3度目のキスは、コーヒーの味がした。
3度目のキス、どこについてんねん。
はい、OKOKOK。
じゃあ、できましたんで、今からですね、ビリ君が調節の書き出しを読みます。
ビリーとなしの書き出しゲーム
続けて、私がタイトルを読ませていただきます。お願いします。
3度目のキスは、コーヒーの味がした。
夜のメリーゴーランドより。
こわ。こわ。
できんじゃん。
ありがとう。大人感を。
なるほどね。
そうそうそうそう。
夜の遊園地って大人のデートじゃない?
はいはいはいはい。
分かんないよ、中身は。
でも、まあ、恋愛系だろうね。
ちょっとね、あの、あんまりなんて、ムラクソのきっとよくない恋愛なんだろうね。
そうだね、そうだね。大人のそういう。
コーヒーって。
こわ!ちょっと待って。
これ結構怖い。
いきなり逆やる?
いきなり逆やる?
いきなり逆やる?
OKOK。
じゃあ、次は、私が書き出しね、タイトルね。
じゃあ、いきます。
お願いします。
稲が枯られた寂しい田んぼになった頃、住み慣れた故郷が少し他人のものに感じた。
はいはいはいはいはい。
稲が枯られた。
稲が枯られた寂しい田んぼになった頃、住み慣れた故郷が少し他人のものに感じた。
はいはいはい。
むずくね?
むずいね。
むずいでしょ?
いろいろバックグラウンドが想像できるよね。
そうなのよ。
愛なのか、友情なのか、はたまたなんなのか。
刈り取られたってことは、あんまり良い印象はきっとないから、決めよりました。
すごいね、君。一緒に働かないか。
一緒に働いてるんだよ、我々。
じゃあ、いきます。
稲が枯られた寂しい田んぼになった頃、住み慣れた故郷が少し他人のものに感じた。
貴郷より。
帰るふるさと。
そうだね。
これはね、ごめん。
それはそうだよ。
引っ張られちゃうけど。
でも、そういうもんだから。
雪国スタイルだよね。川端スタイル。
そうそうそう。いや、いいんじゃないですか。
てか、私はこの速度を褒めたい。
でもね、さっきのはカットしたからバレてないんだけど、すごい悩んだのよ、私は。
はいはいはい。
無理無理無理無理。
出ますね。さすが先生。
やめてよ。
先生。もらいましょうか。
じゃあ、交代していい?
私、やっぱり怖いわ。
OK。
じゃあ、僕の書き出しいくね。
OK。
いつもクラスの中心にいた坂田君が学校に来なくなった。
おかしなことに誰もそのことについて疑問を持っていなかったのだ。
中学2年の初夏のことである。
それっぽい。
それっぽい。
どうよ。
初夏のこと。しかも、中学何年って言った?
中学2年だ。
ていうのがいいよね。3年とかじゃないね。
受験とか部活の引退とかじゃなくて、シンプルな多分人間関係のごたごたがね。
1年頑張ったのでも、この子は。
1年頑張ったっていうところもよ。
ちょっと考えさせてくれ。
遠くであたけてるヤンキー見ながらね。
今日豊橋公園でヤンキーがさ。
スケボーとかやってた。
いつもスケボーのヤンキーいないよね、豊橋公園で。
喋んないでよ。
なになになに。
よし、もうこれしかない。
はい。
いつもクラスの中心にいた坂田君が学校に来なくなった。
おかしなことに誰もそのことについて疑問を持っていなかった。
中学2年の初夏のことである。
防波堤を越えてより。
夏だね。
夏だね。
これあの、いつか映画化されます。
なんかね、夏っていうのと人気者だったわけだから。
はいはいはい。
防波堤っていうのがしかもさ。
はいはい。
越えちゃいかんところを越えてくるっていうね。
安全策だったのに。
うちにいたってことはさ、盛り上がってた、守られてた、安全なところ、住みやすい街から一歩抜けたのよ。
荒波に。
はいはいはい。
これは難しいな。
難しいね。
これは難しいだよ。
どういう流れで行こう。
私、考えていい?書き出しを考える。
はいはいはい。
タイトル言ってもらっていい?
はい。
いきます。
はい。
スープ冷めるわよ。
母がそう言って僕を呼んだ。
母からの愛は僕を一層孤独にした。
うわー、むずい。
むずいな、こっち。
むずいやろ。
むずいわ。
むずいねん、こっち。
どんなお話やろ。
いやー、考えさせられんじゃね。
ねえ、10判です。
決まったんだ。
でもこれ、タイトル次第だから。
タイトルクソだと。
タイトルクソだったら10判かからんよ。
そうよ。
いやー、なんか本も出すまでじゃないんだって。
はいはいはい。
出してから10判かかるかかからんかなんだって。
へー、そうなんだ。
で、なんだったっけ。
うわー、今2個まで来てる。
すご。
いきます。
はい。
スープ冷めるわよ。
母がそう言って僕を呼んだ。
母からの愛は僕を一層孤独にした。
三者面談より。
そう来たか。
はいはいはい。
そう来たか。
だから、そういう、なんて言うんだろうな。
1回も学校は出てきてないじゃん。
うん。
三者面談ってさ、家族を感じるよね。
うん、そうそうそうそう。
だから、あえて家族関係なさそうなところで家族を感じさせる。
こわ。
しかもさ、その家族の仲間も連れて行ったとしてよ。
うん。
その時のさ、母は愛があるのに、子はそうじゃないわけじゃん多分。
苦しめられてる。
この時の三者面でめっちゃきついよね。
きついと思う。
こわ。すごいこと言うじゃん。
そういう意味でもう1個は、偏愛。
あー。
偏った愛。
あるよ。あるじゃん。
どっちに傾けようかなと思って。
はいはいはいはいはい。
ちょっと広げてみました。
素晴らしい。ありがとうございました。
ありがとうございます。
次はね、同時に、見ずに。
お互いのやつ聞かずに、型や小説の書き出し、型やタイトルを一気に発表します。
お互いにインスピレーションを受けてない。
はいはいはい。
OK、じゃあやりましょうか。
OK。
じゃあ、ビリ君書き出しで、私続けます。
面白い書き出しとタイトルが生まれる
もうできてるやつ。
はい、いきます。
ホームセンターの屋上に3台の車が停まっていた。
閉店時間も近づいており、警備員は不審そうに見回りをしていた。
部屋の畳が少し痛んで、より。
いやでも、奇跡。
奇跡起きてる。
ホームセンターだと。
多分ミステリーだね、これ。
そうだね。そうだね。もう一回教えて。
ホームセンターの屋上に3台の車が停まっていた。
閉店時間も近づいており、警備員は不審そうに見回りをしていた。
部屋の畳が少し痛んで、より。
うわー、ドラマ化します。
ドラマ化します。
うわー。
奇跡だ。
すごいね。
マジか。
いいね。
これ、いいかも。
だから、インスピレーションを受けるって逆にさ、
ダメかもしれんね。
可能性あるよ。
もう一個いく?
もう一個いけるよ。
OK、OK、OK。
すごい私シンプルなんだけど、タイトルもう一個考えてる。
OK。
全然あるんだけど。
こっちでもちょっとコンセプト強めかも。
逆にいいかも、それが。
確かに。
いきます。
5時52分発の特急電車がゆっくり動き出した。
まだ薄暗い港町に汽笛が響く。
客は少なく、車内はガランとしている。
春をなぞる。より。
おー、いいんじゃない?
いいんじゃない?
なんでできんの?
いいんじゃない?
なんで成立してんの?
だから、その方が。
私、タイトル側だからさ、なんて言うんだろう。
そっちがいいから。
私はそれにさ、変にインスピレーションを受けてタイトルつけるとちょっと安っぽくなっちゃう。
私は。
はー、なるほどね。
インスピレーション受けまくっちゃうから。
はいはいはい。
まんま訳しちゃうみたいなところあるけど、
私はもう無でいったほうが。
なるほどね。
これが皆さん才能ってやつですね。
いいね。
いいよ。
私はめっちゃ面白いけど。
すごくない?
友達の小説
どうなのみんな。
面白いのかなこれ。
シーンは思い出したわ。
ミリー君には見せたことあるけどさ、
私についての小説を。
あー、友達が書いてくれたみたいな。
あれを紹介したいよね。
うん。
一応読んであげてもいい?
私の友達の作品。
あー、オッケーオッケー。
すぐ出てきたから。
お前本当にわー。
彼女との出会いはあまりにも唐突だったので、
10年たった今も忘れられない。
思い出したわ。
思い出したでしょ。
ボカロ曲っぽいなと。
そうそうそうそう。
あ、確かに。
ボカロ曲っぽいわ。
うん。
一応読んであげていい?
1ページ分しかないから。
反覚少女。
お前本当にわー。
彼女との出会いはあまりにも唐突だったので、
10年たった今でも忘れられない。
反覚少女。
本当にわー。
新しい小説のタイトル
彼女との出会いはあまりにも唐突だったので、
10年たった今でも忘れられない。
あの年の春、肌で感じる春風が例年よりも暖かかった。
特段季節や気温に敏感なわけでもない私さえ感じるくらいに暖かかった。
毎年のようにニュースでは例年よりも桜の開花時期は早まりと歌っている。
そんな決まり文句を流し込みながら、
今年は私は変わり映えのない当たり障りのない春を過ごすのだろうなと思っていた。
そう、あの少女に会うまでは。
彼女が私の前に現れたのは、その年の春にしては珍しく、
少し肌ざまい雪のちらつく日だった。
昨日までの晴天が嘘のように空はその色を曇らせ、
どこまでもパッとしない顔をしている。
後から聞いた話でか、彼女は飴女らしかった。
道理で天気が悪かったわけだと、今でも二人であの時のことを思い出しては笑っている。
あ、すみません。どうもどうも。
っていうのがナンシーをテーマにした。
そうそう。ナンシーが結構高い声で喋る。
だからなんかその文字に起こすと反核だよね。
そうそう。反核少女っていう名前で書いてくれた。
これもう名作ですね。
名作だね。3、4年、5年くらい前だね。
あ、5年前。これ十半かかってるよ。
十半かかってる、十半かかってる。
よかった。
そういう小説、ビリー小説家になる。
勝手にすんな。勝手に小説家にすんな。
よし、始めましょう。
でも実際そうですからね。やってますから。
書いてますから。
ちょっと企画の方戻って、ナンシーさんにタイトルもらって、新しい小説を書こう。
てかそうすれば無限に小説書けるじゃん。
そうだわ。確かにね。
用意してなかったから、めっちゃむずいこと言っちゃうね。
友達100人できるかな?
はいはいはい。
めっちゃむずくない?これ。
イメージありすぎるから。ごめんね。こんなこと言って。
まだ少し肌寒い風が吹いて、桜は少しずつ散っていった。
はいはい。
散り際?
散り際だね。意外と。
続きまして。
こわっ。こわっ。
隣町の節子。
うわー。反覚少女に引っ張られてる。
いっぷっとしちゃったから。
確かにね。読ませちゃったのが悪かったかもしれない。
隣町の?
隣町の節子。
はいはいはい。隣町の節子ね。
名作だよね。あれも。
名作だよ。
誰だったっけ?映画化されたよね。主演が結構印象的だったんだけど。
昔の若い人に逃げ出した頃でさ。
はいはいはい。
今でこそ大女優だけど。
名前なんだったっけね。妹もイメージ。
あれ?アリスの方だっけ?スズだっけ?どっちがやってたっけ?あれ。
いやー確かね。スズだと思うよ。
の方がやっただっけ?
スズだったと思う。
で、ダブル主演で、あれじゃん。有村霞が。
え?有村霞何役だっけ?
有村霞何役だっけ?
有村霞はだって、主人公がせっちゃんじゃん?
せっちゃんは主人公じゃない。せっちゃんと主人公の友情物語だから。
あーそうそうそうそう。そうだったわ。そうだったわ。
有村霞はでも、あの人気もの、すごい人気ものだったんだけど、夏に消えたのに。
それ逆だよ。それ逆だよ。
今日覚えてるな。逆だよ。えらいやん。ちゃんと覚えて。
思いついた?
思いついた。コンセプトはね、コンセプトは決まったから。
すごいじゃん。
終戦から60年たった今も、節子と別れた夏を忘れることはないだろう。
あれは夕立のひどい夏の日だった。
節子って言ったらそうなるよね。節子はさ、もう戦争じゃん。
引っ張られたよね。
節子ってさあれなんだっけ?ジブリで出てくるこの名前?
ホタルの墓だね。
だっけね。せっちゃん。
古いし、なんかベタに戦争ものにしとけばいいかなっていう。
はいはいはい。
浅はかな発想だったね。
いや、そんなことないよ。
これ怖ぇな。
どっちが好き?今の、これ今日やってきたけど、どっちが好き?書き出し書くかタイトルつけるか。
私ね、ちなみに今回さ逆やってないじゃん。今の最後のやつさ。タイトルって言われて書き出してないじゃん。
それ絶対できないから。
はいはいはい。
いいタイトル。
思ってた?
アンバランス。
アンバランス?
アンバランス?
誰もやりたいって言ってねぇだろ。
アンバランスね。
どういう系だっけ?
アンバランスね。
アンバランスはでも、次の春に映画化?
決まってたっけ?
確かに決まっとったと思うよ。でも、アニメの映画?
アニメなんだ。
アニメ映画。小説をアニメーションに。
はいはいはい。
なるほどね。あれだよね。
タイトルなんだっけ?
アンバランス。
アンバランスね。はいはいはい。
小説版の表紙さ、俺覚えてるんだけどさ、Qと円錐と四角い線があってさ、まるで数学家の教科書みたいってネットでいじられてたよ。
アンバランスな企画
はいはいはい。そんなこともあったね。それも足掛けだったよね、映画化まで。
確かにね。それでちょっと話題になったおかげでっていうとちょっと内容に申し訳ないけど、意外と表紙って大事だなって。
はいはいはい。
アンバランスね。
小説読んだ?
結局読んだ。
あ、読んだんだ。
ウィキペディアで調べて内容を把握したわけじゃないんだ。結果読んだんだ。
出てすぐすぎて、あんまり情報載ってなかった作者とか、主人、登場人物みたいな、たぶんまだ読み込んだ人が記事書いてなかったせいで、あんまりそのウィキペディア見ても読んだ気になれんくて。
結局偶然さ、隣の席の職場の人が買ってて、昼休み、え、買ったんすか?
うん。
読み終わったら貸してあげるよって。結果、本当はウィキペディア読んだ気になって、いろんな人に喋ろうかなと思ってたけど、ちゃんと読む羽目になった。
はいはいはい。結果ね。
結果ね。
そういうこともあるわ。そういうこともある。
やられたと思った。話題作りのために話しかけたのに。
うんうんうん。もうちょっと話して。
スポーティファイをお聴きの皆さん、赤組です。この度赤組は新アルバムアンバランスをリリースしました。
曲も出したんだ。
とっても思い入れのあるアルバムですので、ぜひ皆さんスポーティファイで聴いてください。
これから30分間、広告なしで音楽をお楽しみいただきます。
オッケー、できた。
できた?
またした。
オッケー。
アンバランスね。
アンバランス。
春にアニメ化される。あれ、監督誰?ホスノマゴロじゃない?
やめろよ。やめろよ。色出てくるから。
よし、じゃあ私が走り言うからタイトル言ってもらっていい?
いきます。
まだ気合い入れない。
よし。
宝石屋の娘である私に、少しおづけづきながら指輪を送った彼は、今どう過ごしているとなろうか。
調節アンバランスより。
お、いいじゃん。
ありがとうございます。
できんじゃん。できんじゃん。
あぶねー。あぶねー。
アンバランスがどう響いてくるか。
でも、これあの、結婚してないことは今わかったから、指輪を送ったんだけど。
しかも1行目でちゃんと回収してくるっていう。
そうなのよ。気づいた?
素晴らしいね。
そこからなんですけど、別に。
なるほどね。
怖っ。
現代小説だ。
マジで怖かったわ。
これとんでもねえ企画持ってきたね。
そうね。
自分の企画持ってきてこんな苦しむの珍しい。
そうだよ。でもね、こんなはずじゃなかった。
っていうのは、こんなはずじゃないっていうのは、自分がこんなに思い浮かばないはずじゃないっていう意味じゃなくて、
やらせるつもりだったの。
はいはいはい。
彼に。
ウィリー君に頑張らせて、自分は簡単にタイトルだけ言ってみたいな。
思ってたんだけど、全然やらされた。
いいよ、じゃあ。なんかパッと。
タイトル言っていい?
うん。
机の隅の消しゴム。
無印良品の向かい側に喫茶店ができた。
その頃は何とも思わなかった街並みが、少しずつ変わっていくようで、どこか寂しかった。
なんでもいけんじゃん。
考えてた?
考えてない。
すごい。
もっといける?
もっといけるかも。
オッケー。いくよ。
はい。
通勤快速。
うわー、むずい。
むずいよね。
でも、従えばそのままでもいけるじゃん。
確かにね。通勤快速か。
怖いね、これ。
通勤快速?
うん。
うわー、通勤快速か。むずい。
パスしてもいいから。
ちょっと一瞬調べていい?
いいよいいよ。
いきます。
オッケー。私、タイトル後でいいから。
はい。
今日も中央線は満員だ。
いつもと同じ顔が列車の中には並んでいる。
いつもは優先席に座れているじいさんが、
今日は座れなかったようで感触を起こしていた。
通勤快速より。
あぶねー。
すごい。
焦った。
感触を起こしていた。
あるねー。
焦った。ちょっと焦ったよ。
あるねー。
ちょっと。
かわいいよねー。
よりすぎると言えないんだ。
そうだね。そうだね。
うん。わかったわかったわかった。
ちなみにタイトルもう一個思いついてるんだけど。
いいよ。言って。
うん。
月曜日のオノマトペ。
おー。バカじゃねーよ。
月曜日のオノマトペね。
あれだよね。結構。
日曜劇場だっけあれは。
月曜日のオノマトペ。
俺、アメリカに行く。
重大なことをひょうひょうと言ってのける。
それが相方らしさではあった。
しかし僕は動揺を隠しきれなかった。
月曜日のオノマトペ。
できるじゃん。
こわ。
ちなみにね、
これやってもらってる間に
書き出し考えたから
タイトルつけてもらって。
タナボタになるための熱い思い
オーケーオーケーオーケー。
こえー。
こわいでしょ。
やっぱ私ね、鍛えたい。
はいはいはい。
で、ウィリーのタナボタになりたい。
なるほどね。いつも言ってるよねそれ。
熱からのタナボタ精神がすごいから
小説家になってほしい。
まずはなんかウィリーに勉強させるような。
そうそうそうそう。
例えば資格取るとか言ってもさ、
ウィリーが取ってから
受かるという知識を得たい。
これ知っとくといいよ。
そうそうそうそう。
書き出しの難しさとタイトルの考え方
そういうところなの。
いきます。
はい。
鍋の底に固まったそれや
ドーナツを買ったときについてくる
必要以上の紙
それらを自分に重ねた。
うわー。
鍋の底に?
鍋の底に固まったそれ。
か、ドーナツを買ったときの。
そう、ドーナツを買ったときに
必要以上についてくる紙。
もう一回読みます。
はい。
鍋の底に固まったそれや
ドーナツを買ったときについてくる
必要以上の紙
それらを自分に重ねた。
ラジオドラマ。
自己嫌悪より。
ちょっと違うな。
いやでも、そういうパターンのときもあるよね。
ちゃんとそう。
うん。
でもちょっとストレートすぎてさ
オシャレじゃないよなと思って。
いやでも、その本が売ってたら普通にそうじゃん。
確かに。
なのに、急に
その、こうやって考えてくださいって言われると
曲げたくなるよね。
そうそうそう。
わかるわ。
雪国だってだって。
本年抜けたの雪国でしょ。
そう。で、雪国。
それじゃん。
それだよ。
それじゃんってなる。
いやー怖いよ。
タイトルもらおうかな。
オッケー。任してくれよ。
書き出しできた。
すご。
あ、これ
ランダム書き出しタイトルが
いけるってこと?もしかして。
あ、そういうことか。
普通にタイトル考えさせようとしてんな。
そういうことだ。
じゃあ、オッケー。
普通にそれをやりましょう。
よし、タイトルとりあえず言うね。
ビリ君が書き出すために。
いきます。
人も歩けば壁に当たる。
がタイトル?
がタイトル。
うわー。
たまにそういうのあるよね。
ことわざから
はいはい。
とるタイプのやつ。
人も歩けば壁に当たる。
自伝みたいなもんね。
か、自己啓発だよね。
そうだね。
はい、いきまーす。
座説。
思って続けてきた仕事などが
途中でダメになること。
くじけ折れること。
僕はこれまで
全く経験したことがなかった。
勉強、運動、恋愛。
すべてが順風満帆だった。
人も歩けば壁に当たる。
より。
すごい。
ええやろ。
よく言ったな。
よく言ったな、それ。
あった。
単語で意味を言って書き出すっていう。
すごいぞ。
ちょっと違うことやらんと。
いい加減。
はいはいはい。
で、何?書き出し持ってんでしょ?
書き出しもね、今考えちゃった。
書き出し持ってんでしょ?
ちなみに
うん。
めっちゃ楽しいぞ、これ。
楽しい。
みんな。
みんなもやったほうがいい。
みんなはどう?
どうもありがとうございました。
客がまばらな劇場に
深くは頭を下げながら
舞台袖へと引っ込む。
こんなはずではなかったと
コンビニで買った発泡室を羽織りながら
阿佐ヶ谷のアパートへと帰る。
無事より。
できるじゃん。できるじゃん。
こわっ。
それちょっともう一回読んで。
どうもありがとうございました。
客がまばらな劇場に
深くは頭を下げながら
舞台袖へと引っ込む。
こんなはずではなかったと
コンビニで買った発泡室を羽織りながら
阿佐ヶ谷のアパートへと帰る。
無事より。
いやもうこれしかないと思った正直。
いやいいじゃん。
無事でしかなくて。
無事でもいいんじゃん。
いいよね。
あの表紙はあの何か何ていう画材みたいな
そういう紙の質感。
はいはいはいはい。分かる。それなのよ。
あとその何て言うんだろう。
多分お笑い芸人的なさことじゃん。
それのネタ調みたいなさ。
あーなるほどね。
もう書かないから多分。
書かないというか出ないというか
売れるようなネタが。
こわっ。
できるじゃん。
ポンポンだったじゃん。
ポンポンだった。
今のはそれしかなかった。
こわっ。
本当はねそっちをやりたいのよ。
はいはいはい。
タイトルって結構怖いんだって。
一番最初は今年タイトルやりたいって言ってたじゃん。
書き出し無理だから。
タイトルで言ってたんだけど
ちゃんと考える時間さえくれれば
タイトルの方が書き出しより怖い。
そうだね。
あんま外にも出なければなしはね。
外にも出んし、人とも交流しんし
何か好きなものがあるわけでもないし。
終わりじゃん。このやつ。
いやそんなやつが
なるほどね。
だって俺は限界不変だもん。
はいはいはい。なるほどね。
こわっ。
第1回はどのくらいにしようか。
これ多分好きでしょ。
これね、面白い。
やりたいでしょ。
もっと気高かしたい。
いっぱいやりたいでしょ。
だから今度
延長戦?
延長戦やろう。
か、もう持ち寄る。
持ち寄ろう。
即興やめて
タイトル即興で考えると
もう持ち寄った状態でやろうか次は。
そうしよう。そうしよう。
組み合わせ2かもしれない。
こっちのタイトルとそっちの。
確かにランダムなのにこんな合うっていう。
覚えてるかみんな。
部屋の畳が少し痛んでって。
あのホームセンターのよ。
あの回。
すごい。
感動したね正直。
ビビった。
よかった。
偶発の面白ってある。
そうだね。
持ち寄ろう。
好きだこれ。
持ち寄りましょう次は。
みんな面白いか?
これみんな面白いのかな?
もし全然再生回数
まあ再生回数だけじゃ測れないところあるんだけどさ
タッチしてくれるかどうかだから
聞いてくれるかどうかだからあれだけど
もしその再生
最後まで再生率が高かったら
次回やります。
続編やります。
であと
こんなこと言ったけど
再生率が高くなくても
好きだからやります。
いいんだよそれ。
好きだからやる。
よし。
それでは。
今日はたくさん創設ネタができたんで
ぜひ本気で書いていこうと思います。
よろしくお願いします。
今回の回
私を好きだけどね
思った方
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そして応援のコメントよろしくお願いいたします。
それでは皆さん
さようなら。