人生の選択肢
今日、私は皆さんに問いかけたいことがあります。
今、目の前に、想定内の人生と想定外の人生、2つの扉が現れました。
あなたは、どちらの扉を選びますか?
ちょっと前の私だったら、迷わず想定内の人生を選んでいました。
学生の頃は、友達に誘われて、習い事や部活を選んだし、
親や先生の意見を聞いて、高校や大学に進んだ。
アナウンサーやリポーターを夢見ていたけど、どうせ無理だろうと、挑戦すらしなかった。
なんとなく入った会社に13年以上勤め、与えられた仕事をただこなしてきた。
そんな失敗しない人生を送ってきたんです。
いつの間にか、私は失敗することがとことん怖くなっていました。
しかし、そんな私に、ここ数年で変化がありました。
最初の転機は、第一子の育休。
コロナ禍で初めての育児。
寝ない息子。
削られる睡眠。
孤独。
みんなやってる子育てが、私は全然できない。
私は母親になるべきじゃなかった。
思いつめた先に、泣き叫ぶ我が子を階段から落としたり、
枕で口をふさぐ想像をしている自分がいたんです。
ゾッとしました。
自分がどんどんおかしくなっているのを感じました。
そんな時、ある偶然の出会いが、私の世界を変えました。
たった一人のインフルエンサーの等身大の発信が、私を救ってくれたんです。
みんなと同じようにできなくたっていい。
失敗したっていい。
子育てしんどいって言ってもいい。
周りを頼っていい。
今思えば、私の発信の原点はここにあるのかもしれません。
この経験から、第二子の育休中に音声配信を始めました。
人生の終わりと選択
平凡なままの配信なんて、どうせ誰も聞かないだろうと、
自分のために発信を続けていたら、
私に感謝をしてくれる人、
私の配信を聞いて行動してくれる人、
私にこんなことをしてほしいって言ってくれる人、
想像もしない世界が広がっていきました。
私にも何かできるかもしれない。
そんな思いが芽生えました。
そんな中、去年の冬、
突然の腹痛に倒れ、緊急搬送、検査の結果、
私はお腹から脳法を取る手術をすることになりました。
当時、0歳と3歳の子供たちを夫に託して、
2週間入院しました。
この時、気づいたんです。
人生はいつ終わるかわからない。
皆さんは、自分の人生の終わりを考えたことがありますか?
私は正直考えたこともなかった。
将来への不安ばかりに目が行って、
目の前の幸せをかみしめられていなかった。
今自分がどうしたいのかを見ないふりしてきた。
今の私は迷わずに、想定外の人生を選びます。
失敗してもいい。
生きてさえいれば。
だって、生きてりゃ毎日コンテンツですからね。
私は2025年8月5日、37歳の誕生日までに会社員を卒業します。
正直、先は見えません。
怖いです。不安です。
だけど、ワクワクもしています。
自分の人生にこんなにワクワクするなんて、初めてなんです。
改めて皆さんに問います。
目の前の2つの扉。
あなたはどちらを選びますか?
自分の心の声に耳を傾けてみてください。
本当はどうしたい?
一度きりの人生。
命の使い道。
どう使うかは、あなた次第です。
ご静聴ありがとうございました。