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こんにちは、キャリアとお金と労働の専門家、うるのあきなです。 今日は午前中にリアルでの個別相談がありまして、今ちょっとその時間まで少しありますので、収録したいと思ってこれを撮っています。
今日はちょっと最近よく読んでいる本のことについて話をしたいと思うんですけれども、臨床心理学者の河合隼雄さんの本を最近ちょっとよく読んでいるんですね。
私も、私自身もキャリアコンサルタントとして、カウンセリングであったりとか心理学の勉強なんかを始めていると、やっぱり河合先生の本に
突き当たったと言いますか、出会うことができまして、河合先生の本をよく読むようにそれがきっかけでなったんですね。
それで今日はちょっとその河合先生の言葉から、本当にその通りだなと思うことがあったので、ちょっと紹介したいと思うんですけれども、
別冊対応っていう、一人の人だったりとか一つのテーマについてをまとめたカラー版で雑誌のような形でまとめた本というのがあるんですけれども、
その中で紹介されていた河合先生が2008年の1月号の論座っていう本で書かれた言葉を今日はちょっと紹介したいと思います。
葛藤保持力というのが出てくるんですけれども、これについてちょっと本当だ、その通りだなと思ったのでご紹介します。
ではちょっと読み上げます。
人生に悩みや迷いがあるのが問題なのではなくて、問題があるのにちゃんと悩んだり迷ったりしないことが問題なんですね。
そういう悩みや迷いを持ちこたえる力を、僕は葛藤保持力と言っているんです。
それが今すごく弱くなっていると思いますね。
葛藤に耐えられないんじゃなくて、葛藤しない人が増えている。
このような文章なんですね。
これが述べられたのが2008年っていうことで、だいぶ今から本当に20年近く前の言葉なんですけれども、これが生成AIとかSNSが発展してきている中で、いよいよもっともっと葛藤できる人、葛藤保持できる人が減っているんじゃないかなということをすごく私自身も感じました。
タイパーであったりとかコスパーであったりとか、そういった早く解決したい、早く答えを知りたい、結論を早く見たいとか、そういったものも言われていても久しいですけれども、それがもっと加速しているような気がするんですね。
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何か例えば企業であったりとかビジネスをしているときにも、爆速で結果を出すだったりとか、年少いくらいくらに何年でなるとか、そういったものとかっていうのもやっぱり言われていると思うんですけれども、実際そのようなスピードで出す方もいらっしゃるとは思うんですけれども、多くの方は葛藤であったりとか悩みを抱えながら進んでいくと思うんですね。
自分自身の人生を振り返っても本当にその通りだし、今も別に悩みや迷いというのがゼロでは決してないんですね。
だけども人とか特に働くママとかは、やっぱり子どもの悩みだったりパートナーとの関係だったり仕事の悩みだったり、日々いろんな葛藤や迷いを抱えながら日々生活していると思います。
そういったものがすぐにどうにかなるものではないけれども、やっぱりそこを怖がらずに痛みを伴いながらでも向き合う人っていうのが、改善に向けても一歩二歩進める人だと思うんですね。
悩みや迷いをやっぱり持ち続けられる人、持ちこたえられる人っていうのがやっぱり長期的に見たらすごくその基盤と言いますか心の土台もそうだし、人生としても一歩一歩進んでいるっていうような形で積み上げていける人だと思うので、この葛藤を保持する力っていうのは非常に必要であって大事な力だと思うんですね。
なので、すぐに結果が出ているように見える人だったりとか、SNSとかYouTubeとかでも、キラキラした場面だけが切り取られるところを目にして、自分と比較して落ち込むっていうことも人間なのでそういう方もいらっしゃると思うし、そういうタイミングっていうのもあると思うんですけれども、本当に大事なことだったりとか、
自分の人生を一歩でも二歩でも前に進めるためには、どういうこと、どういうものが必要なんだろうかとか、その辺も何かちょっと思いが至れるとすごくいいなっていうことを思いました。
現実問題ね、日々生きてたら絶対迷いとか悩みとかそういうのはあるんですけれども、やっぱりその悩んだままでもいいと受け入れられて、そこからじゃあどういうふうにしようかっていうふうに考え続けることっていうのが大事だと思うんですね。
その悩みや迷いを放棄して、見ないふりとかっていうのの方が早いし楽だとは思うんですけれども、やっぱりそことを向き合って、苦しくてもそれを持ち続けて、どうしたら自分の理想になれるんだろうかっていうのを考える力を人間というのは放棄してはいけないと思うんですね。
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【佐藤】そうですね。AIとかで便利にはなってますけれども、やっぱりそこを考え続けるのは、人間ならではだと思います。なので今日はちょっと河合先生の葛藤保持力という言葉を引用させていただきましたけれども、私もそれはすごく大事な力だと思いますし、これが備わっている方は本当にそれだけですごく、
素晴らしい資質を持ってらっしゃる方なんじゃないかなと思います。私が評価するのはおかしな話なんですけれども、私自身はそういうふうにちょっと感じました。
今日も聞いていただいてありがとうございます。また次回の配信を楽しみにしていてください。