著者はベーシックインカムについて書いた前著『隷属なき道』を出版した際、自分を含めて人々がなぜ否定的な人間観に囚われてしまうのかと考えます。人間の本質はかなり善良だという直感に基づき、持ち前の行動力で、丹念に調べ上げ、人類史、心理学、思想史、経済史などを辿り事実を明らかにしていきます。上下巻の大部とはいえ、各章ごとのエピソードに驚かされて、楽しみながらあっというまに読めるはず。「善き未来」をつくるため、多くの人に読んでもらいたい一冊です。(宮台)
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