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2022-08-15 1:25:19

epi6 山越え谷越えニータは走る、いまここ。

平凡な市民ランナーの石川です。マラソンのPBは3時間19分58秒。トレランのレースでは15位以内に入ったことありません。まぐれの年代別3位がやっとです。それでも自分のアイデンティティーはランニング、〝走ること〟と言えます。今回のゲスト、友達のニータは女性ながらマラソンPB3時間6分42秒。トレランレースでは優勝・準優勝多数、悪くても入賞とレベルが違います。もちろん彼女も〝走ること〟はアイデンティティーだったと思います。しかし2020年9月、交通事故で重症を負いました。アスリートとしての絶頂から、谷底まで一気に叩き落とされたニータはいまどこにいるのか。今回はそんな話です。


聴き手 : 7trails / @7trailsfun

Ishikawa hiromi / @rolleinar

Tomono satoshi / @s_tomono


ゲスト : 

ニータ(白仁田理恵) / @s.rie.n

千葉県松戸市出身。マラソンPB3時間6分42秒(2020年大阪国際女子マラソン)。ウルトラマラソンサブ10、100マイルレース完走、入賞歴多数。2020年9月に交通事故のため第一腰椎椎体骨折、左足関節脱臼骨折(距骨)ほか多数の重症を負う。


収録 : 2022年8月9日


#トレイルランニング #ランニング #7trailsfun #ニータ #白仁田理恵 #大阪国際女子マラソン #霧島えびの高原エクストリーム #青島太平洋マラソン #大阪マラソン #別府大分毎日マラソン #四万十川ウルトラマラソン #信越五岳トレイルランニング #高隈山ピークハントトレイル #グランレイドレユニオン #多良の森トレイルランニング #鏡洲の森トレイルランニング #小岱山トレイルランニング


このPodcastは、九州のランニングメディア「7trails(セブントレイルズ)」のメンバーが、日頃のランニングにまつわる、ローカルな話を配信しています。


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00:22
7trailsラジオ園、今日はラン仲間のニータこと、白杏田理恵さんをお迎えして、石川と、今日は友野さんとお送りしたいと思います。
ニータ、よろしくお願いします。 よろしくお願いします。
ニータといえばね、福岡、九州のトレールランニング会とか、ランニング会では割と有名な、
ね、友野さん。 早いですからね。 早いですよ。有名な人ですよ。
何、口を押さえてんの?
いやいや、本当にね、僕がもう、ランニングした時には、もうすでに有名人として、大堀に君臨してた人ですから、
まあ、そういうところの話もちょっと聞きたいと思うんですけど、まずニータのね、ランニング歴というのをちょっと簡単に話してもらえる?
ランニング歴は、初フルマラソンは2014年の福岡マラソン。
いやもうね、戦績がもうすごすぎて、全部言ってたら終わっちゃいますね。
はい、あの、事前にニータからね、これだけの戦績っていうか、それもかなり割愛した戦績をいただいてるんですけど、もうすごい量です。
優勝、準優勝、めちゃめちゃありますよね、これね。
それでもけど、2014年その11月の、初マラソン、福岡マラソンは5時間28分。
うん、意外と遅いよね。
遅い。まあ、故障したんです。フルマラソンを走るのに、全然練習してないのに、いきなり練習会で20キロ走っちゃって、いきなり足壊れるみたいな。
もうレースの前に怪我してた。
そう。
まあマラソンにエントリーするぐらいだから、事前にある程度ジョギングしてただけ?
いや全く。
いきなり?
いきなり。
でもいきなりで走れるの?
走れなかったんです。
歩いてこのタイム?
これは、走ったり歩いたりしながら、福岡マラソンはテーピングぐるぐる巻きで、痛みと戦いながら走ってます。
練習前で走れるもんなんですか?
うーん、まあ練習しなくて、走ったらこれぐらいのタイムでしょうね、けどね、やっぱり。
03:02
なるほど。でもさ、次が、ここに書いてるのは2015年2月、北九州マラソン、4時間39分。これもまあまあ練習してるんじゃないの?
本当はね、4.5を目指してたんです。
あ、じゃあまあ1年間ちゃんとやったの?
いや、けどこれ3ヶ月後でしょ?
そう、3ヶ月後。
あ、そっか。
なんとか故障を治さなきゃいけないって思いながら、頑張ったけどちょっと遅かったんです、出だしが遅れて。
あ、でももう、ランニングやろうと思ったんだ。
うん。
けど、もうその次2ヶ月後、また佐賀桜マラソン出てますからね。
いやもうこの時からちょっとおかしいですよ。
おかしいね。
もう片鱗が出てます、これは。
あ、もう、北九州マラソンの時出たぐらいからは、もう絶対サブ4するって思ってました。
立て続けに出てる感じが。
もうハマってますよね、これね。
だってもう福岡マラソンにエントリーして、じゃあ3ヶ月の北九州マラソン、その2ヶ月後の佐賀桜マラソンって、もうすでにエントリーバンバンしていってたってことだよね、もう。
2、3ヶ月に1回ペースですね。
その年の2015年10月には大阪マラソンで4時間3分。
うん。
これ女性でやったらすごいですよね。
すごいですね。
本当は、ネットタイムでは切れてた。
あー、なるほど。
え、これ何?ネットタイム書かないの?
ん?
グロス派?
グロス派です。
グロス派。
俺はもう絶対にネット派ですよ。
それ出したら2分くらい違うもんね。
違いますよ。大阪とか東京だと4、5分違ったりしても違うんだよね。
いや、だったでしたよ。10分以上ありましたね、15分くらい。
えー、これはもうネットタイムでいいんじゃないですか?
2014年の11月から始めて、2016年にはもう小泰山トレイルショートっていって、もうトレランもデビューですよ。
そうなんですよ。1年後に。
トレランもデビューでまた7位。
どんどん上がっていってるね、もうこれ見ると。
なんかサブ4したらトレイル出ていいんじゃないかみたいなのがあって、出れるんじゃないかみたいな。
その前の青帯で3時間53分サブ4して、
じゃあその前からトレイルには興味があったんですね。
いや全くなくて、サブ4した時にトレイルしようよみたいなお誘いがあって、
エビ切りのPVを見せられて、これに行かないみたいな。
で、わー映画みたいでかっこいいって。
かっこいいよね、あれ。あれはよくできてたよね。
ノエが憧れで、なんかグループで乱仲間で、
これにみんなで出ようぜってなって、それから山に連れて行かれて。
06:02
でもその乱仲間って、走り出してからのそういうコミュニティっていうのができた?
あー大会行くたびに前夜祭とかあって、
なんか月間200キロ走りましょうみたいなグループの主催者の人と繋がって、
そういうグループに入ったら、全国にいっぱい大阪支部とか、いろいろ関西支部とか。
いつもみんな聞いてて、やっぱりランニングしだして、ガラッと世界が変わりましたとか広がりましたとかいう話聞くんだけど、
やっぱ広がった?
広がりましたね。
なんか職種も違うし、年齢も違うし、
なんか普通の生活では知り得ない人たちと話す機会があるから、
それもやっぱハマった要因ではある?
うーん、はじめはなんかズレランっていうのが流行ってて、
みんなでなんかロードを走ってパン屋さんとか酒グランに走りに行って、
温泉入って酒飲んで帰ってくるみたいな、それが楽しくて。
マラニック的な感じだよね。
走ったら飲んでいいみたいな、遊びでやってましたね。
あんま速さは求めてなくて、楽しいからやってるみたい。
でもどんどん速さを求めてるよ、これ。
そこからに2016年のトレールの戦績がすごいことになってるんですよね。
2016年からもう覚醒してますよね。
PVの念願の霧島エビのエクストリームには2016年7月に出て、もう6位に入賞と。
そこからの年、すごいですね。
すごい、その前の太良守賞と4位。
彦山修玄堂院、徒歩村優勝、西メラスカイラインクエスト4位。
この辺は何かもう、トレール適正あるなって感じてた。
霧島の時に、エビの高原の時に、ショートで入賞して、もしかしてって思いました。
ちょっと差があるかも。
向いてるかも。下りが結構速いねって言われてたから、もしかして私向いてるんじゃないかなって、その時に思いました、ちょっと。
確かに下りはね、ニータめちゃめちゃ速いけどね。
なんか招待さんに出た時に、下りは速いねって言われてて、でもすごいロストしたんで、速いかもしれないけど、ちゃんと道を見れてないから注意力がないんだなぁと思ってて、
向いてるとかは思ってなくて、下りは速いよって言われたから、速いんだなーって、それは思ってましたけど。
全体のトレール適正は、ちょっとまだ微妙な感じでした。
09:02
そう、でもさ、彦さん、しげんどう、イン徒歩村優勝するぐらいだから、上りもできてってことだよね、これ。
上れてるってことでしょ?
あー、なんか桐島の時に、上りで最後結構抜かされて、いっぱい。
ちょっと悔しかったから、私の弱いとこから上りだと思って、徒歩村の前はめちゃくちゃ頑張りました。
ひたすら上りを。
こういうところがあるよね。そうですね。
なので、累積を見て、上りの練習しようと思って、
四津塚重僧とか。
その頃から行ってた?
行ってました。徒歩村の前は、走れるよりも、上りの力が大事って思ったから、ひたすら。
結構きついやつよね。
一回上って下って。
でしょ?
一発2000か3000ぐらいあるやつよね。
水場がない。
水場がないです。
なるほど、そのきついやつやってたのね。
でも、もう2016年のほんと、からの戦績ってすごいよ。
2016年12月、青島太平洋マラソンは、3時間28分ですよ、女性で。
すごいですね。
これは、そのトレイルやったのが、マラソンにも行きた?
うん、行きました。
なんか、つながると思ってて、山をやってたから。
で、3.5する前に、何仲間の人に、山に逃げて何してんだって言われたんですよ。
3.5してないのに、山行ってる場合じゃないぞって言われて、
いやいや、私は3.5するために山に行ってるんだよって言うけど、なんか信じてもらえなくて。
まあ、そっち派の人はね。
そっち派の人、労働派の人は。
分からないから。
でも、それを証明したくて、よし、じゃあ今年中に3.5切ってやるから、見ててよみたいな感じで。
こういうところがニンタですよね。
いや、すごいんですよ。やるっつったらやるんすよね。
すっごいね、まだ俺走ってないわ。
西川さん、走ってない?この頃。走り出したくらい?
え、走り出した頃か。走って、この都市と同じ年の10月に俺は福岡マラソン初ですよ。
おー、なるほど。
その時にはもうすでにニンタは3.5ですよ。
大先輩ですね。
大先輩ですよ。
それからも、花々しい戦績だね、ニンタこれは。
2017年1月、小泰山に優勝。
2017年2月、九段松。これ何て読むの?
笠戸島。
アイランドトレイル?トレラン?
トレイルです。
これは福野宮さんがやってるやつだね。
4位に優勝。
2017年4月、太良の森。
3位に優勝。
12:01
2017年5月、鏡津の森。
トレイルランニング優勝。
へーやねん、もうこれね。
8月、北熊八方トレイル準優勝。
すごいね。ちょっと脳みそが、あの、ちっちゃいんですかね。
あんまりこう、あんまりこう、なんか考えてなさそうな雰囲気が。
言うたら野生なんでしょうね。
思うままに。
ちょっと自精神がなさすぎるっていうかね。
ニンタこれだって、怪我で出てないレースとかもたくさんあるでしょ。
エントリーしたけど結局怪我で出てないとかさ。
だってさ、俺が出た水神でもさ、ニンタなんかは結局出なくて、ずっとみんなの写真撮ってあげてたじゃない。
ああいうね、多分怪我とかがあって、出てない、飛ばしたレースとかもきっとあるから、むちゃくちゃレース入れてるんだよね、ずっと。
びっちり、年間。
確かに。
いや、すごいですよ。
100マイルレースが早くも2017年の10月に、フランスレイユニオン、100マイル完走しております。ニンタ。
これは、何がきついって、眠れないことがきつかったです。
もうこの、眠れないっていうのは、なんかトレーニングしたの?100マイルに向けては。
ああ、100マイルに向けては、3月ぐらいから、あの、セフリー前山?
はいはい。
で、寝ない練習、夜通し走る練習、を3、4、5までやって、6月に念座したからできなくて、9月にもう一回して。
でもさ、寝ない練習とかさ、やったって眠くなるでしょ?
うん。
俺、あんまり、あれ意味ないと思うんだよね。
本当。
しょっちゅう言うけど、自分でやって言うけど、寝ない。
やっぱ、けど、夜一晩走るっていうのは意味あるでしょ?
あ、それは意味あります。あ、こんなに眠いとこうなるのかって。
うん。
あの、経験としてはですね。
それは大事ですよね。
経験だけですよね。
でも、なんでも経験って一回やっとけばいいんじゃないかなって思いますね。
克服できないもんね。
克服はできなかったですね。
素晴らしい、100マイル完走してます。
初チャレンジで完走ってすごいよ、やっぱり。
海外レース。
しかも海外ですよ。
海外だから完走できたのかもしれないなって。高いお金払ってるから。
ああ、もと取り根性。
それはあるよね。
ある。
ここまで来て、ここまでお金使って、やめれないっていうのはあるよね。
15:00
何度リタイアしようと思ったことか。
人を巻き込んで、ねえ、やめない?みたいな。
一緒にいてた人に。
良かった?克服は。
めちゃくちゃ良かったですね。
何が良かった?
日本人が歓迎されることとか。
あ、そうなんだ。コースは綺麗だった?
コースもめちゃくちゃ綺麗でしたね。
このコースってすごいきついんだよ。
きついですよ。累積もかなりあって。
9000くらいあるんじゃないかな。
割と有名なコースだよね。
走れないコース。
9000の100マイル完走するんだから、もうバリバリ仕上がってますよ。
すごいですよ。
外国の人、登りが早いんですよ。めちゃくちゃ登り早くて。
ニータの2倍くらい足長いからね。
心配も強い気がします。
トレイル文化もすごいみたいで、向こうは。
普通の人が標高2000mのところにいっぱい応援にいるんですよ。
結構元気もらいましたね。
なるほど。そこからも、会心劇は続きます。
2017年11月、主限度トレイルインカミ。
ん?神戸町?
神戸町。
優勝。
同年12月、青島太平洋マラソン3時間26分。
2018年1月、イマリハーフ1時間36分。
すごいね。
またもや、18年1月招待賛3位。
この辺で何か思い出に残るレースってある?ニータ。
たくさん優勝がありすぎちゃって。
たぶん聞いてる人は、ずっと優勝って言ってるような場所だと思うな。
思い出のレースだったら、高熊山ピークハントが、
優勝。
雪降ってて、雪降ってるっていうか、樹氷?
アイスバーナーとかもちょっとあったりして、滑ってましたね。滑る区間もあって。
すごいよね。
あの景色が、雪の中の景色が忘れられないですね。
結構カッと上がって下るコースなんで、
初めの10キロがきついんですけど、
一面雪の景色がもう忘れられないですね。
九州では強度の高いレースとして有名なタラノモニ、トレイルランニングを
2018年4月に主演者コース優勝です。
これきついでしょ。
俺まだ一度も出たことないんだけど、きついっていうのはよく聞くんだよね。
一番きついんじゃないかなと思ってましたね。
水上村よりも、水上村に出たらそっちの方がきつかったけど、
その前にきついのって言ったら、やっぱりタラノモニ。
これ堂野さん好きなんじゃないですか。こういうの。
好きかもしれない。なんかね、タイミング合わないんですよね。
これちょっと優勝だけ言ってしまうと、2018年水上マウンテンパーティ優勝です。
コースがきつい時にしたね。
18:01
これはロング。
まだ暑い時期にやってたとき。
きついよね。
意識もおろうとしながら最後。
すごいね。2019年の2月の夜。
別歩を置いた毎日マラソン。3時間19分42ですよ。
もうすでに俺のPVより早いです。
ここまで勝ってたんですけどね、俺も。
兄だね。
ちょうどね、この頃僕知り合ったんですよ。
ちょうど微妙に勝っている時だったね。
来るだけは。
まっという間にね、ここからすごかったんですよ。本当に。
ここからは結構ね、お堀公園で知り合いになったから、練習しているのもちょこちょこ見てましたけど、
やっぱりね、すごいですよ。出し切り方が。練習でも。
脳みそがないんですかね。
ちょっと自精神がね。
褒めるどころかけなされるという。
2019年からは本当になんかすごい早くなったよね。労働もね。
そうですね。なんかもう2019年は山に行かないで、労働めちゃくちゃやってたもんね。
お堀公園でもスピード練習をめちゃくちゃやってたよね。
スピード練習とフェース走メイン。週末ロング走とか峠走。
あと大会とセットにして峠走した後、会場まで行って翌朝。
やってたね。
ハーフを全力で走るとか、疲労をためてハーフを走る。
レースかませてのセットね。
確かにね。よく大堀をすごいスピードで走ってた。
4分15とかの20キロ、金曜日やったっけ。なんかフェースで別れて走る会があるじゃない。
あれなんか4分15とかで走ってたよね。
俺その時は5分で走ってた。
そうですね。4分15で走ってた時がもう3時間10分切りを目指してた時。
そのペースで行かないと。
人たちの後ろにちっこい女の人が走ってるなと思ってたら逃げた。
ハーフまで行けたらフルマラソンはそのペースで走れると思ってたから。
嘘?
嘘?30キロの壁ってそれじゃない。
本当?知りませんでした。
僕結構いろんな本読んだりしたんですけど、そんなことどこにも書いてなかったですからね。
21:01
自分の中では半分行けたらもう行ける。
そんなことないと思うから。
まじか。
算数のできない人なんじゃないの。
とりあえず20キロペース走で4分15で行ってたら。
そのまま行けると。
やっぱり意識の差ですねこれは。
なんとかなる。
僕は20キロのペース走したらそこから10秒落としますもんね。
フルのペースは。
落とす?
落とします。もちろん落とします。
確かに慎重やもんね。
それがダメなんだ。
血を飲んだ方がいいですよ。
白板コーチやべえっすな。
やばいですよ。
そこからもずっと優勝準優勝がガンガン続きます。
もう、キリがないんで。
いや本当そうなんですよ。
次ロング110キロ。ずっとその間の花々しい戦績は続くんですが、
2019年9月、新閲合楽トレールランニング110キロの部、8位に優勝です。
素晴らしいね。
で、次の翼付きですよ。
シマウントウルトラマラソン100キロ6位。
これサブテンですよ。
翼付きっすねこれ。
翼付きですよ。
翼付きですね。
サブテンですよ。
この辺の疲労のマネジメントというか、どうなん?問題ない?
新閲の時はもう、すでに怪我、念座、ジンタンよくじってしてからの1ヶ月後に出てるんで、ちょっと足はギリギリな感じでしたけど。
普通そんなんじゃ出ませんよね。
普通はDNSですねこれはね。
結構腫れてました。
足。
やっぱ飲みそがないんですかね。
痛いとこある?
ありますよ。もちろん痛かったです。
あるの?
痛かった。レース中も痛かった。
でも多分アドレナリンで。
このウルトラマラソンに向けてのサブテン練習はどんな感じだったの?
あれでも結構走ってたよね。小堀公園5分30ぐらいずっとね。
なんか一定のキロ5分でずっと走り続ける。5分半でいいと思ってたから、5分半でずっと行く練習をしてました。
なんかあの頃覚えてる。ニータが走ってて、私は5分半で走りたいんだから、その速度で走りたくないみたいなことをゴネてました。
そんなことあったっけ?
ゴネてました。
言いますね、そういうことね。
5分かなんかの集団に入りたくない、私は5分半で走りたいんだ、みたいなことでゴネてるのを僕は見ました、横で。
24:04
なんかゴネてる、寝ちゃおるなと思ったらニータでした。
これけど新月の後は普通にトレーニングした?疲労抜き的な感じじゃなくて?
普通にしてましたよ。なんかとにかく疲労抜きにはちゃんとしっかりケアしてましたね。
生体行ったりとか。
でもここすごいですよ。2017年からのこれを含めての2017年キリエビ準優勝、9月新月合格8位、10月シマントウルトラマラソン6位、そして翌月の12月の大阪マラソンは3時間10分です。
すごい。
おまけに、これ同じ月?
1週間後です。
1週間後の青島太平洋マラソンは3時間9分ですよ。
そうそう、これがね。
これね、この大阪国際に出るのに10分切らなきゃいけなかったんだよね。
翌年大阪国際に出るんですけど、それに3時間10分切らないとダメなんだって言って、大阪で切れなかったんです。
1週間後の青島太平洋マラソンで、私絶対切りますから。
いや、俺たちの常識化を考えたら1週間後ですよ。
兄さん何言ってるんだと。絶対無理やぞと思ってたんですよ。
でもこのレース僕走ったんですよね。青島太平洋マラソン。
同じレースを?
同じレースを。
これで、あそこ何回かスライドするじゃないですか。
で、ニーターが最後トロピカルロードでスライドしたんですけど、ニーターやと思って声かけようと思ったんですよ。
そうしたのね。今まで見たことのないようなね、鬼の表情で走ってましたよ。
もう、これは声かけるのやめようって思うぐらい。
殺されるよね。
そんな顔でした。やっぱね、俺たちと違うって思いました、あの時。
いやー、これすごいですよ。この7月からの12月の怒涛の戦績。
この青帯のこの3時間9分51秒っていうのは、本当にすごいと思います。この流れで。
すごい。
めっちゃ必死でしたね。
あれのレースはすごかったよね。
あれは、40キロ地点で大阪マラソンで失敗した記録と同じになったんですよ。
やばい!また同じ!
27:00
同じスピードで走るだけでもすごいですよ。
ここからもう一回ギア上げれるんですよ。
2.195キロ、どうやって走ればいいの?絶対間に合わんって思ったけど、やるしかない。
もう時計見ずに、全力疾走です。
すごいね。
ちょっとオフレコですけど、過去級でゴール後運ばれましたからね。
そこまでやれるのがすごいね。
いや、すごいですよ。
これやっぱり友が見習わないといけないじゃないですか。
いや、俺はね、俺だって35キロくらいから明日の仕事のこと考えてますからね。
いつもゴールした後、いやもうちょっと行けたかもってばっかり言うから。
35キロくらいはきついな。頑張るな。
けど明日の朝から仕事ですね。
1週間後ですよ、ニータはまた。
やばいですよ、ほんと。
いや、これやばいよ、ほんと。
そこでね、国際の資格が取れました。
その後も同じ月に行けばまたトレイル出てるじゃん。
これは息抜きですね。
息抜き。優勝してますけどね。
ね。
その後の新春マラソンも優勝しますけどね。
で、いよいよニータのマラソンとしてのPVが達成されました。
2020年1月大阪国際女子マラソン。3時間6分です。
これだって1ヶ月後っすからね。
いや素晴らしいですよ、3時間6分って。我々は。
我々はもう一向に伸びましたよね。
もう伸びませんね、なかなか。
3時間6分はやられたね。
俺も19分くらいまでまだね、ニータは射程距離だったんですけど。
ここはもうほんと参りましたって感じでしたね。
もうちょっと参りましたって感じだったね。
ていうかもう躍進の仕方がすごかったね。
いやすごかった、ほんと。
思いつき症候群になりましたね。
だって1ヶ月後その後別大、僕らも走った別大来てたじゃないですか。
あの時もなんか、まあちょっと息抜きに走りますみたいなね。
雰囲気を醸し出しつつ、3時間9分ですからね。
ね。
俺必死で走って24分くらいだったよ、多分。
もうこの辺はなんかもうこれぐらいで3時間10分ぐらいで走る感覚っていうのが完全にもう染み付いてる感じ。
まぐれじゃないよって、安定の10分切りだよって。
あ、ていうのはやっぱこう示したかった。
示したかった。
ちょっと腹立つね。
30:00
ちょっと腹立たん。
ていうのと途中で女性の人に引っ張ってくださいって言われたのもあって、
ちょっと途中まで靴ひもが取れたりして、諦めてたところもあるんですけど、
なんか引っ張ってって言われたから、
じゃあ頑張るかって感じで。
じゃあやったるわと。
やったるわと思って行ってたら、その引っ張ってって言った人が30キロ地点でもう、
落ちて。
もう無理ですとか言われて、
私頑張ったのにって思いながら、じゃあもうこうなったら10分切ろうと思って、
そのまま頑張りました。
すごいな。
引っ張ってって言ってくれた人のおかげで、ちょっと火ついた感じで。
なんかだって朝、あんまりやる気なさそうだったもんね、あの時ね。
いや、すごいですね。
すごい。
もうかなり割愛させてもらいましたけど、本当に入賞、優勝だらけですよ。
女子としては最高ランクの成績じゃないでしょうかね。
そうですね。
男子に混じってもね、ほぼほぼこれ上位ですよもうね。
上位ですね。
もっと自慢しいよニータ。
いや、やり尽くしてよかったなって。
でもすごい成績でした。
まあニータのね、ランニング始めてからの今までの花話成績っていうのは、
以上な感じで、次の話に行きましょうかね。
はい。
はい、じゃあニータの花話成績は以上ということで、
ここからね、ニータがね、あれだけの記録を出し続けている状態から、怪我ということになります。
怪我は2020年?
2020年の9月、ちょうど2年近く前になりますね。
なんかいろんな噂が立ってて、山で怪我したんじゃないかとかいろんな噂があったんですけど、
実は車の事故で、命も危ないような状態で、
第一腰椎の背骨、スパッと折れて、足首の脱臼骨折、一番足首がひどくて、
足首だけで5カ所折れてましたね。
びっくりしたもん。ニータが事故ったみたいって聞いて、
33:04
まあそんなにね、ひどいものとは先には思わないじゃないですか。
そこまではね。
なんか怪我したのかな、命に別状ないんだって言って、そこはないみたいって言ったら、
まあそこまでね、思わないけど、
よりによってね、足がね、荒らぬ方向に。
最初だって連絡もらった時は、腰椎の方がね、なんかちょっと気にしてて、
あれ腰椎、腰椎やべえなって思って。
積層一歩手前ぐらいまで、ギリギリラインまで行ってから。
最初はすごい腰椎骨折の方を気にしてたんですけど、
まあ蓋開けてみたらね、ちょっと足首の方が結構やばい状態。
どちらもやばすぎてね。
足首、どんな状態だったか、もう一回。
足首はもう、手術3回しましたもんね。
1回以上もう済まなくて、1回目はもう緊急手術で、
このずれた足をとりあえずまっすぐに戻さないと、
もうパンパンに腫れ上がって、水放ができなくて、
もう次のちゃんとした手術ができなくなるから、
とりあえず一時的な処置をして、骨の位置を戻します。
まっすぎかけられて、障害固定といって、
骨の皮膚の外側からブシュッと貫通させて固定しちゃうんですよね。
いい位置に持ってきて。
まっすぎなしで、いきなり足をレントゲン照射したまま、
クワッて曲げられて、曲がってる足を、
すんごい角度に曲がってる足をグーって、
左足ね。
はい。戻されたんで。
もう麻痺してるから、痛いは痛いんですけど、
我慢できるんですよね。
俺がニータの病院に行ったのっていうのって、
あれ、事故ってどのくらい?
足見せてくれたじゃない。もうパンパンやって。
あれ、術後ですよね。
術後?
そうですよね。
あれは2回目のちゃんとした手術の後なので、
だいぶ経ってからですよ。
退院直前だったから、
手術して、2回目の手術して、2週、3週間、2、3週間。
病院で聞きましたけど、何も言えんよね。
ちょっとね、言葉がなかったですね。正直。
言葉がないよね。
36:02
本人はね、走れないかもしれないって言ってるからね。
何も言えないよね。
障害者になるって思ってましたからね。
ほんとそのレベルの怪我だったし、
歩けたら同じだなって正直思ってたですね。
先生からも言われたし、自分もレントゲー見て、
これはもう無理だなって、バラバラすぎて骨が。
ね、見せてくれたよね。
人体は全部ぶち切れてるし、外側。
もうあの、変な話やけど、
トンソク食った骨がぐちゃって皿の上に乗ってるような状態の、
あの写真ですよ。
あれですよね、ほんとね。
肉の中にあんな感じの骨がね、ある写真を見せてもらって、
いやもう何ともね、言いようがないですよね、あれはね。
何が辛かったって、
今まで頑張ってきたものが一瞬にしてなくなったっていうのが、
もうショックすぎてから。
なくなったっていうか、日常生活ですらね、
マイナスになる危険なぐらいの怪我だよね。
そうですね。
半年入院してましたからね。
車椅子で生活したりもありましたしね、お家で。
まあそうよね。
車椅子だったね、最初ね。
そう、なんか、
医療センターで手術して、
転院したんですけど、別の病院に、リハビリ病院に転院して、
退院も、本当は松葉杖で退院する予定が、
肋骨も結構折れてたから、
事故を起こして1ヶ月経ってるのに、寝返りで肋骨が折れるっていう状態になって、
本当なら松葉杖ついて、
転院できるはずも、全く動けない状態にまた戻っちゃって、
肋骨折れてるから。
まあでも、カレーが食いたいって言ってきたよね。
野原エリアのカレー買ってこいって。
食欲はありましたね。
まあそこはね、救いやったよ。
もうなんかね、人が変わってるようやったらどうしようって思うじゃないですか。
もうそこまでね、走れる人が歩くことさえもできなくなったとかなってね。
周りは相当ざわついたよ。
カレーって言いましたっけ?
うん、言った。
何が食いたいって言ったの?野原エリアのカレーって。
俺も言ってたやろ?
覚えてないもん。
ざわめいてこいつ。
なんか一緒に退院した後、カレー食べに行った記憶がすごくて。
39:01
いつもあんたカレーって言ってるって。
持ち前の諦めないにいたが、そこからのリハビリというところで。
散々やったやろ?やってきたね。
そうですね、いろんなところにいいと聞けば出向いて、いろいろしましたね。
どういうところから?どういう感じで?
なんかピラティスとか、ピラティスも普通のピラティスだと体重かけたら痛いから、
リフォーマーって言って寝ながら、ちょっと重りを、負荷を少しずつつけられて、
あんまり自分の体重の負荷をかけないでバランスを整えていくっていうのとか、体幹鍛えたりとか、
フィルデンクライスとかわかります?
知らない。
あんまりわかんないですよね。
何それ?フィルデンクライス?
脳の刺激、簡単な動作を繰り返して、それを全身に覚え込ませて、その動きをつなげていくっていう。
それどこからそんな知識?
全く知らなくて、たまたまなんか昔、それこそトレイル一緒に始めようって言った人のインスタで、
バイクのことについて投稿してて、クロスバイクとか。
ところリハビリで走れないから、バイクトレーニングとかをしてたから、それに対してのコメントをしたのがきっかけで、元気?っていう話から、
私あんまり事故のことをみんなに言ってなかったんで、その時にその人に話して、
そしたらこういうのがあるよっていうフィルデンクライスを教えてくれて、よくわかんないけどなんか良さそうって言って、何回か通いましたね。
その先生が東京から来てる先生で、なかなか予約が取れないみたいなんですけど、よくそういうのに出会えて、
やらないと動きを忘れちゃってて、リハビリ中も椅子から立ち上がる動作もできなかったんですよね。
言ってたね。
3ヶ月足をついちゃダメとか、いろんな制限があったから、それを戻していくのがめちゃくちゃ大変でしたね。
足の内外半がダメとか、横に倒す動き。
最初のお医者さんの診断も、例えばこれは歩けるようになるのは結構厳しいですよとか、
積むんじゃないけど走れるようにはなりませんよとか、そういう診断というのはだんだん変わっていったの?
ニタがいろいろやりだして。
先生はずっと、走れたとしても5キロぐらい痛みが出てきて、もうダメだろう。
運良くて、それぐらいかな。
まずは日常生活をちゃんと過ごせることを目標にしてください、しか言われなかったんで。
42:02
だから私がずっと希望を持って前向きにリハビリをしていたけども、先生は現実を見なさいと。
周りはなんて言ってんのって。ニタならなんとかいろんな筋肉を鍛えて、いろんなところをカバーして、
歩けるようになれるんじゃないって言ってくれてるっていう話をしたら、周りはそう言うよねみたいな。
そんな甘い話じゃないよって。
呆れるみたいな。
圧盤的なことは言わないだろうなって。
その度にちょっと傷ついて、泣くとか心を乱されて、精神状態があまり良くなかったんで。
ちょっと怖かったもんね、ニタ。
おかしかったと思います、自分でも。
俺も何回か当たられたような気がするもんね、やっぱね。
しょうがないですよね。
ストレスがすごすぎて。
それはしょうがない。
ボディイメージの変化とか、なんだろう。
自分が障害者になった気持ちで、何も自分のことが初めできなかったから、
人に迷惑をかけて、私は生きてるみたいな気持ちでずっといて、
いいのかな私、生きててみたいな感じのとこまで来ちゃってたから。
重症だからね、普通で。
本当なんか家のゴミ捨てもできないし、買い物もできなくて、
なんかお願いしなきゃいけないんですよ、ゴミ捨ててきてとか。
初めはうんうんとか言ってくれるけど、やっぱり経過が長いと、
えーとか言われるんですよ、やっぱり。
そうなると、ちょっと頼みづらいし、
自分で本当はできたら早いのになーとか、
やっぱストレスがたまっていきますよね。
9月に事故って、手術して立てるようになったっていうレベルはどのくらい先だったのかな?
立てるようになった?手術してから?
うん、もう松葉杖なくていいよって。
2月?
約5ヶ月とか半年くらいか。
3ヶ月は完全に足ついちゃダメだったから、
足ついていいっていうのが3ヶ月以降に部分かじるをどんどん増やしていって、
最終的に2月の頭くらいから全かじゅうOKみたいな。
3分の1とか2分の1くらいまでは体重かけても全然痛くなかったんです。
全かじゅうになった途端、激痛が走って、
これ退院できない状態になっちゃって、
退院が延びたんですよね。
プラス2週間延びて、先生もギリギリのところまで延ばしてくれて、
もう限界っていうところまで延ばしてくれたけど、
それでもちゃんとまともに歩けなくて、退院したから、
家帰ってめちゃくちゃ大変だったんですよね。
怪我の大変さっていうのは、
友野さんも怪我したから、
45:00
分かりますよね。
うん、なんとなくは。
みんなの優しさはいろいろ。
俺相当優しかったと思うよ。
感じましたよ。
僕は本当に同じ時期に補節してたから、
割と辛さを共有しながら。
そうですね、よくメールしましたね、友野さんに。
メールしたし、退院してからもコーヒー買いに行くついでに緊急報告しながら、
分かる分かるっていう感じだから。
やっぱり怪我した人間が一番分かるしさ、
相談しやすいよね。
励まし合うみたいな感じでしたね。
いや、もう正直ね、
僕もまあまあね、重症やったけど、
ちょっと状況が複雑だったんだよ、本当。
なんか難しかったですよ、声かけるの。
対応が。
いやけど、まあ明らかにちょっとずつ良くなってるのが分かってたんで、
まあ、あんまり期待しすぎずにね、
やれることやろう、みたいな感じでね。
複雑なのがニータの場が日常生活を送れればいいよっていうところを目指してないっていうか、
また現役に復帰するっていうところを目指してるから、
迂闊には言えないよね。
そう、まあけど僕はもうそこはもう、
あんまり考えない方がいいんじゃないかっていうのは言ってましたけどね。
まあそうじゃなくたって楽しめるんじゃねえの?って。
1、2ヶ月我慢すれば、
先が見えてくるんだったらまだ精神状態を保てたけど、長すぎて。
ちょっとね。
先が見通せなかったから。
あまりにもこう、あまり期待を抱き続けるのもちょっとしんどい状況だったよね。
だってもうぐちゃぐちゃやったけどね。
頑張りすぎちゃうと、後でも頑張れなくなっちゃうから。
ニータも言うたよね、あの頃。
なんかあんまり無理すると、逆に無理すると餌食して状況が悪くなるって。
骨に血が通わなくて、そこが餌食すると本当にやばいことになるって言ってたよね。
死率が50%だった感じですね。
その1年経つまでがすごく不安でしたね。
腐っていくんじゃないか、骨が。
怖っ。
なんだっけ?虚骨?
虚骨だよね。
あそこは血液がね。
めちゃくちゃ血流悪いところで。
血流がないんだよね、あそこ。
3回目の手術の時に虚骨を骨折した人がいて、
その人はもう人工骨骨に変えてましたからね。
48:03
もうダメで、餌食してしまって。
それぐらいもう死率が高いんですよね。
私の場合それがもうグシャってなってるから、
本当に血管潰れてる状態。
よく回復したねって先生も。
ちょっと回復していく段階で先生も、難しいって思ったけど、
森田さんは幸運だよねって言ってましたからね。
珍しいパターンだと思う。
諦めないでよくいろいろやってたっていうのもあるよね。
結構なんかいろいろやってたもんね。
まあけどなんか、やらざるを得ないよね、なんかね。
僕たちやっぱ体を動かしてるの好きだし。
僕そうだったんですけど、
僕は普通の人からしたらめちゃくちゃ走ってたじゃないですか。
自分でもランニング中毒なんだろうなって思ってたんですよね。
けど実際怪我して全然走れない時に、
意外と僕は走れなくても平気だったんですよね。
本当、初耳あつれ。
そうそう、俺全然ランニング中毒じゃないよ。
なんかとにかくできること、
コアトレ、体幹トレーニングやったりとか、
プールで歩いたりとか、
なんかそうやってると意外と心が落ち着いてたっていうか、
とにかくなんでもいいから、
ちょっとずつでも進んでる感じが感じられたら
別に問題ないんだなと。
もちろん走れると走った方がいいですけどね。
でも友野さんは割とポジティブやもんね、そういうところは。
そういうところはポジティブですね。
引き算になってないもんね。
そうですね。
そこからの足し算を楽しむもんね、またね。
ポジティブでしたよね。なんか落ち着いてる。
怪我した時も、すぐ怪我した時は、
これはもうしばらく走れない怪我だっていうのはすぐに意識してたし、
じゃあ、そこからなんかね、
自分でまたストーリー書き換えるんだっていうような気持ちが大きかったんで、
ニータにもね、なんかちょっとそういう気持ちになってほしいなっていうメールをずっとしてましたよね。
なんか別の大切なものが見つかるよって言われたんですよね。
何か全然全くわからなくて、何を言ってんだろうって思ったんですけど。
友野さんは何言ってるんですか?みたいな。
最初ほんとお前わかんねえの?みたいな感じで、
え?って相当わかりやすく伝えてるはずだけど、
51:02
やっぱり最初全然伝わんなかったですよね、やっぱりそれが。
脳みそがないんですかね。
いや、わかんないとか言って。
自分の状態をまず受け入れられてないから、何も入ってこないんですよね。
まずそこから始めないと。
認めたくないから、全部やり返しちゃうんですよね。
まずは認めることから始めなきゃと思って。
もうそこからプラス1、プラス2に持っていかないと、今はマイナスだって思ってたら、
多分全然ダメだよっていう。
友野さんには割と相談メール送ってた?
送ってましたね。
俺には割と口切れメール来てた。
しょっちゅう。
おめんどくさいけん、既読するのも嫌になってたもんね。
いいけど、だんだん改善してきて、そこから、
今って現状でどのくらいかかってるんだっけ、ケガからの経過時間ってなると。
もう2年弱ですね。
今年に入ってからが、一気に良くなってきたよね。
だって去年の今頃が、初めて山に連れてってもらって、
そうだそうだ、見てた。
キツネのカミソリで会いましたよね。
それが初めてストックを使ったきっかけで、
その人がストックを貸してくれたおかげで、
私山に行けるかもしれないって思って。
山に来てたから、びっくりしましたもん。
しかもあんなゴロゴロ石があると。
大丈夫?って。
あれ結構な角度だよね。
上まで行ってないですけどね、下の方だけどね。
そうね、やっぱり山歩き行きだして、何かが変わったよね。
すっごい変わったよ。表情からすべてが変わった。
それまで山にも無理って思ってたんですよ。
山に来ましたら行けるかもっていう可能性、光が見えてから、
ちょっと加速しましたね。戻りたいっていう気持ちが。
ひたすら頑張ろうみたいな感じで。
その後すぐ九州にも行ってたよね。
九州に行きましたね。
南公園で会いましたよね。
あったあった。
ザックにペットボトルを6キロ分入れて、ひたすら。
南公園あるじゃん。
天白に行く行程と累積と距離と時間を合わせて、
その公園をぐるぐるして行けるかを試してたんですよ。
やっぱ違いますわ、すごいよ。
石川さんとばったりコンビニで会って、
何してるん、そんな格好してって言われて、
54:01
私も誰にも会いたくなかったのに、よりによって会っちゃったと思って、恥ずかしくて。
南公園で会ったら石川さんに会うに決まっとるよね。
決まっとるよ。
どこのお菓子あるかなと思ったら、やった。
しかもそれストック下ろしたてで、ブラックダイヤモンドの。
ちょっと一周付き合ってくれましたよね。
でも歩けない状態からストック使ってても南公園歩くっていう。
おまけにザック背負って。
6キロ積めてですよ。
相当なもんあれですよ。
やらないですよ、誰もそんなこと。
安心というか、ここまで来たかっていう感じには思ったね。
去年はテンパクとか違う遊びを教えてもらって、
走らなくても楽しめるんだなっていうのが分かって、いろいろ滝行したりとかね。
自然と戯れられるんだって思ったら、元気になってきましたね。
でも一回そこまで落ちたけどね。
そうですね。
だから去年、去年じゃないや。
昔の自分をもう手放そうって思ってから楽になりました。
それもなんか手放す、手放さないとかじゃなくて、
今までのニータがやってきたことは何にもなくらないから。
そう、それが分かんなかったんです。
俺も言いたいようなこと言ったかな?
大丈夫だから。
おかしいな。
多分経験者だから余計私に入ってきたのかな。
なんじゃそりゃ。
怪我の経験者先輩だから、もしかしたら声が届いたのかもしれないですね。
僕もまだあの時は走れてなかったしね。
いや、まあ友野さんの声が一番きついから響きますよ。
現状苦しんでいる同志っていうね。
あ、そうだ。チャリも一つのね。
ニータの新しい相棒というかさ、楽しみになったよね。
歩ける距離が少なくて、結構急に動けなくなったりとかもしてたんですよね。
なので、やっぱチャリが強力な私の足。
買い物もずっとチャリで行ってたし。
結構危なかったですよ。
ちょっとヨロヨロしてましたね。
左足で足つくなよって思いながらね。
コーヒー買いに行って心配そうに見送られて。
いやもうね、下手したらまたやりかねえよね。
そうなんですよ。
だって横見たりとかしきらんもんね、ニータね。前しか見らんもん。
角度が狭いからね。
結局なんか不意なね。
あれでバーンって広げ足でついちゃったら大丈夫かなって。
57:01
はじめ自転車に乗ってるガタンガタンっていう振動でも、足首に響いて痛かったんですよ。
今は大丈夫なの?それは。
今は大丈夫です。
なんかジャンプとかも前できなくて。
今、ジャンプもできるし。
ただ片足で山道を段差あるところをドンとか、それは怖い。
でもこの前、霧恵美の時にニータと会って、先月だから7月ね。
で一緒に唐国だけ登ったんですよ。
で唐国だけ登って、下り走ってるんですよねニータが。
マジで?
マジでマジで。走ってるんですよ、下りを。
そこそこのスピードですよ。あれがれてるんですよ、めちゃめちゃ。
がれてるんだけど、俺なんかがれてるから怖くて走り出しとるけん。
怖くて怖くて。
やめてくれーとか言ったらもうどうしようとか思って。
でもそこそこのスピードで降りるんですよ。
あれへとしたら智野さんより速いんじゃないかと思った。
速いかもね。
確実に速いと思った、俺あれ智野さんよりも。
だからもう勘はね、いいからね。
足に力が入り出したら、ああ普通に降りれるんだって思ったね。
それはそれぐらいだと痛まない。
少し痛かったですね。
ちょっと痛い。
下った後はやっぱりダメージが来て。
だって普通に下ってたのあれ、俺びっくりしたわ。
けどやっぱり痛みはつきもので怪我した後っていうのは、
いろんなところがやっぱり弱くなってるから、
衝撃に対する耐久性がね、やっぱ落ちてるんで。
僕もずっとちょっと深かけたトレーニングするとやっぱ痛みが出てたし、
やっぱそこらへんの差事加減というか、
良い痛みなのか悪い痛みなのかの判断がきちんとできないと
立ち止まっちゃうことになるんで。
ちょっと注意しながらね。
やっぱその患部の周辺がもしちょっと痛むんだったら、
たぶんそれは必要な痛みなの。
大丈夫な痛みとダメな痛みは結構向き合ってきたから、
体の声を聞いてきたからわかります。
そうですけど、絶対その良くなっていく段階で絶対痛みは
そこは避けてとれないと思うんで、そこはうまく見ながら自分で。
でもあれ本当にリアルになったんですよ。
カラクニ。
カラクニ?そうなんだ。
あの後、私6月の半ばからちょっとジョブを始めてるんですけど、
ハクリウソに出たのが初ジョブみたいな感じなんですよ。
ハクリウソに出てたんよ。
まあまあのタイムで走ってましたね。
まあまあのタイムであれ45分?1時間45分?
46分じゃん。間に合わなかった45は。
1:00:02
もうすでに俺より階段は速いかもしれない。
すごいね。
労働区間でいっぱい抜かされて、走り方がもうわかんなくて、
おかしかったんですよ。違和感ありありで。
でもそのカラクニに行った後、お堀公園走ってたら、全然違うんですよね。
左で踏み込んだ時の力の入り具合が全く違くて、
しっかりつま先で蹴れてるんですよ。
そんな感覚一度もないよね。つま先で。
かばってかかとでなんか、かかとをついて前まで体重かけれなかったんですよ。前は。
ビッコ引くようなリズムがおかしかったんですよ。
それがちゃんと前まで蹴れるみたいな。
そこまでいってんだ。
でキロを5分で5キロ走れたんですよ。
もうすでに俺より速いじゃん。
その後、カラクニの後。
エビ切りのカラクニの後。
その後の体の感じはちょっとダメージがある?
いや大丈夫でした。
5キロでキロ5分ペースなら、それがギリギリだなって思いました。
それ以上上げたらダメージ食うなっていうのが分かったから、
スピードはもう出さないって決めて、ちょっとずつ距離を伸ばしていこうかな。
すごくないですか?
すごいな。
ちょっと嬉しかったです。
嬉しいよね。
ストレスなく違和感がなかったんです。走ってて。連動してる感じがあって。
違和感がないってすごくない?俺違和感なくなったの最近やけど。
友野さんもこの前水噛みで追いつけんかったもんね。
嬉しくなったよ。完全復帰したなって。
最後ロードのところで石川さん追いついたけど、石川さんは友野さん先行っていいよって言ってくれて、言葉に甘えていかせてもらいました。
いやいや、もう走れなかった。
いやー嬉しかったね。
すごいですね。
目の前でバキーンって言って、骨が割れた音を聞いた俺としてはね、嬉しかった。
何がすごいって3.5で走ってますからね、フルマラソンも。
はい。
友野さん。
微妙に切れなかったけど。
怪我からの復帰で3.5いけるってすごいですよね。
僕も先生からジョギングは楽しめるようになると思うよって。
1:03:05
トレイルランニングはやめといた方がいいかなって言われたんですよ本当は。
まあそんなね。
いますよね。
まあやれるかどうか試してみてやれたらね。
やればいいかって感じですよね。
なんでニヤニヤ言うよ。
人間の回復力を測り知れないなって思いましたね。
うん、そうね。
すごいな。
それはなんかいろんな人から声かけてもらった、そういうふうに。
怪我すると、怪我したことある人がすごい声かけてくれるんですよ。
わかる。
直接もそうだし、メールとかでもそうだし、
自分はこんな風にやってこんな怪我したけど治るからって言って。
そう言いたくなるんよね。
治って今こんな風にやってるから。
気持ちがわかるから。
絶対大丈夫だからって。
本当に嬉しいですね。
うん、やっぱね励みになるよねあれはやっぱり。
ちょっと早く泣いてくれ。
もう2年分泣きましたね。
一生分泣いたかもしれない。
まあね、それは人知れずのところがあるよな。
入院中は毎日泣いてましたからね。
よなよなティッシュを丸ごと持って、部屋で泣けないからうるさいじゃないですか。
そんなに声出して泣いてたの?
デイルームみたいなところに行って泣いてました。
クソがーって言った?
クソがーって言ってないけど。
クソがー、覚えてるやんクソがー。
やっぱりリハビリに、その日のリハビリでできなかったとか、激痛が出ちゃって何もできなかったとか、あるんですよ波が。
その悔しさみたいなのも含めて。
なんか文化中の時は全然調子良い、調子良いと思って体幹も鍛えてたし、
筋トレもしてたからよかったけど、体重、全荷重かけ始めてから全然進まなくなっちゃったから、
後退してまた車椅子になったりしてたんですよ。
それでダメージ受けた。
あれはほんときついですよ。なんかちょっとずつでもリハビリやってて、ちょっとずつでも昨日よりちょっと良いって感じられたらすごい良いんですけど。
僕も膝が5月の末に怪我して、ここから手術してリハビリをずっとやってたんですけど、9月ぐらいまで膝曲がんなかったんですよ。
これでなんか微妙にちょっとずつ曲がってたんですけど、いよいよ9月ぐらいから90度より深くが本当に曲がらなくなって、
1:06:09
もうなんかその時はこれはもう本当にまずいかもな。歩けるんやけど曲がんないね膝がそれ以上。
あの時はきつかったね。これはちょっとまずいわ。
停滞した時ってね。
そう、停滞した時ってね。なんかそういう時にネット、ずっとだからあんまりネットとかも調べなかったんですけど、
あんまりにも停滞するから、ちょっとネットで調べちゃったんですよ。同じような症例の。したらなんか論文とかいっぱいあるんですよ。
だいたい同じような症例の論文のあれ見たら、まあまあのパーセンテージで膝曲がらないみたいな。
うわー、書いてあって、もうマジかと。やっぱ見るんじゃなかったと思う。
で、その後、けど理論的には絶対曲がるはずだからっていうのがあって、だからその後は結局その痛みで脳がロックかけてるから、
とにかく痛み止めを飲んでリハビリしだしたんですよ。
リハビリの前に痛み止めを飲んで、痛みを麻痺させた状態で膝曲げていくみたいなことをやりだして、
それでちょっとずつまた前進した感じでした。
歩けないと家に帰してもらえないから、めちゃくちゃ焦りましたね。
サインが伸びた時とか、早く帰りたい。
でもそこからね、だんだん改善しだして、今に至るなんやけど、今はその時と比べて、
何だろう、考え方が変わったりとか、他の楽しみ方を見つけたりとか、何か変わったことってある?
一緒に練習して、ガチ練習してたメンバーとはね、もう会わなくなるし、
1:09:01
付き合う人も変わってくる?
そうだよね。
でも頻度が減るだけで、もう全然付き合わないとかじゃないんですけど、
遊べる部分で飲み会だけその人と会うとか、ちょっと変わってきますよね、会う頻度とか。
走るよりもハイクとかが中心になってくると。
ハイクの友達が増えるし、ハイクでいいよっていう友達も増えるし、
テンパク好きな友達も増えるし、いろんな遊びを教えてもらって、こんな楽しみ方あるんだな。
前は練習ばっかりで、テントなんていらないって思ってたから。
狙って走ればいいけどね。
ハイク行く暇がないけどね。
暇がなかったですね。今できなかったことをやろうかなと思って。
練習して追い込まれることもないし、上位になきゃいけないとか。
そのプレッシャーはね、ニータはあったかもね。
トップランナーですからね。
勝手に作ってただけなんですね。
もちろんそうだけど、やっぱそうなっちゃうじゃん。人からもそう見られるしね。
そうですね。
今はみんなとトレイルを20キロぐらいの距離を一緒に楽しめたらいいな、みたいな感じですね。
いいじゃないですか、ゆたたで。
いいと思うよ、ニータ。
健全。
健全。前向きになりましたね。
今の小さな目標ってどんなの?
小さな目標は、ちょっと今考えてるのはカントリーレース?
はいはい。
ストック使ってもいいじゃないですか。
うん。
あれで乾燥したいなって思ってます。
カントリーレースはね、福岡では有名な、22キロだっけあれ?22キロで累積1800ぐらいかな。
ちょうどフルマラソンのタイムになるって言われてます。
神奈川の河原くんの斎堂所、駅の裏ぐらいから八幡の皿暗い間までのトレイルランです。
実は出たことないんですよ。
あ、そうなんだ。
一回出たけど、氷と雷で中心になってるんですよね。
招待さんにあれだけ出てて、カントリーに出てない。
まあ似たようなもんだよね、距離とかね。
あれは走る部と歩きの部があるからね、楽しめるよね。
なんかアットホームな感じもいいですよね。
ドモンさんも出たことないですよね。
1:12:00
僕も出たことないです。
今年は出ましょう。
出ましょう出ましょう。
そこが小さな目標。
小さな目標。
いや、いいんじゃないですか。
小さくもない気がするけど、小さくないよね。
あとフルマラソンもね、走れたらいいけどね。
でも結構ダメージがくるからね。
まあゆっくりね、足ができたら走ればいいし、できなかったら走らなきゃいいし。
そのままニータが言ってたら、走る楽しみっていうのはどんどん高くなって、追求していい成績を残したのかもしれないけど、
ハイクをするなんていうことはなかったかもしれないよね。
もっと先だったかもしれないね。
おばあちゃんになってハイクしようかみたいなね。
でもまたそのね、違う楽しみが今入ってきてるわけだし、チャリにしてもそうやし。
辛いときに支えてくれた仲間とかはね、もう一生ものですね。
トライアスロンは?
トライアスロン?
ちょっとね、泳ぎがダメだからって諦めてたんですけど、
大丈夫。
ちょっと1000m泳げるようになったから。
ベッドスーツ着たらもっと泳げるから。
本当?
ちょっとね、ロードバイクを買って、なんか出てみたいですね。
うん、トライアスロンはいい選択なんじゃないかなと思いますけどね。
でもあれは走らないといけないんでしょ?
普通のオリンピックディスタンスは、ランは10kmなんで。
10kmならね、いけそうですね。
いい目標じゃないかなと思ってるんですけどね。
関節寿命を伸ばそうと思って、走るだけだったらすごい負担がくるから、
それいいですよね、泳ぎとかトライアスロンとかね。
なんかアブラマに登った時に、いつも走って登ってるから全然気づかなかったところに気づいて、
こんなとこにこれあったっけみたいな。
ラブホテルがあること?
違う。山の中の話ですよ。
こんな看板あったっけとか、こんな展望台あったっけみたいな。
見つけた時の嬉しい感じ。
結構行ってるよね。
この前どこだったっけ?
ラフティンクか何か行ってたよね。
行きましたね。あれめっちゃ楽しかったです。
水苦手でドボンとかしたことないんですよ、今まで。
え、どう?
3mの高さからみんな全員ドボンしなさいみたいな、強制ドボンみたいな感じで、
もうちょっと順分の順番が回ってきて、無理って友達に代わってもらって、
それでももじもじしてて、押されましたかね、落とされたか。
あんま怖いね、3mって。
1:15:00
怖いですよ。
あんまもちもちある。
その瞬間に鼻から入って水飲んじゃったらどうしようとか、いろいろ考えて、
何秒で上がってきますかとか、すごい変な質問したりして、
そしたら周りにめんどくせえって言われて。
知らねえ。
一時期ニータのストーリーなんて全然上がんなかったじゃん、ニースタで。
ストーリーなんて全然上がってこないじゃん。
もう精神状態が丸別れですよね。
っていうかさ、怪我したことっていうよりもずっとフレコンしとったよ。
ただ全然自分がどういう状況かっていうのは上げなかったじゃん。
なんか教えたくなかった。
Facebookの投稿もしない、インスタの投稿もしない、もちろんストーリーも上げない。
むしろ怪しいから。
私のことをみんな忘れてくれみたいな。
むしろおかしいみたいな。
知られたくなかったですね。
トレイルランナーには結構バレちゃってるから。
山の事故なんでね。しょうがないなと思ったけど、
ロードで競ってた人には知られたくなかったんです。
見通しが立ってて、もうちょっとで治るよって分かってるような怪我だったら、
全然気にしないんですけど、
もう回復できるかも分からなかったからね。
とりあえず知られたくなかったし、
自分に自信喪失になってるから、
そんな弱い私を見られたくない。そんな目で見ないで状態ですよ。
信号も渡りきれなかったから。
赤になっちゃうんですよ、渡ってたら。
今のほうが人間関係いいんじゃないの?
今のほうが?いいですね。いいですよ。
素敵な人たちに出会って、心優しかったりとかね、思いやりがある。
なんかね、捨てればまた入ってくるって言うよね、自分の。
あー言いますよね。自分はこれだけしか持てない。
容器があって、そこがなくなった分、またその分また他が入ってくるって言うから。
兄だがランニングっていうのでいっぱいなっとったものがなくなって、
でもまたそこにハイプとかいろんなコミュニティーが入ってきてって、
いうふうに入れ替わったんかなーっていう気がするけどね。
散々言われましたね。
私は走れないことで自分がなくなっちゃったって思ったんですけど、そうじゃない。
友能さんが言ったみたいに、同じようなことを何人もの人に言われて、ようやく。
なかなかわかってくれなかったですね。
やっぱりそんだけ自分のニーターの中で走るっていうことが、
アイデンティティだったしね。
1:18:03
そんな私は認めてもらえないみたいな思ってたんですね。
なぜか。
なんでそんな狭い世界にいたのかわかんないけど。
ずっとね、ピラミッドの上にずっといたわけですからね。
そりゃね。
ニーターはニーターだよって言われたときに、そう思う?みたいな。
そうなんだって。
私の性格とか人物はね、変わらないよって。
そういう意味でしょうけど。
結果的に結構ポジティブなんじゃない?ニーターも。
苦しいんだけど、すごいポジティブだったと思います。
結局いろんなそこで自分が外に目を向けて、
なんかちょっとでもいいことを見つけようとしたり、
やっぱり人とつながって助けてもらうっていうか、
そういうこともできてたし、そこ大切なところですよね。
一人にならなかったっていうのは。
そうですね。連れ出してくれる人が何人もいたから。
そこはすごい大事なところです。
一番はボラに連れて行かれたときに、
こういう関わり方、みんなとできるんだっていうきっかけになったんで。
私が怪我したことで、トレイでつながってたみんなともう添えになっちゃうとか、
そういう恐怖もあったから、
みんなと一緒に遊べない、関われない、みたいなふうに思ってたんで。
でもボラに行くことで今までの恩返しができるし、
応援することで自分もいつかこういうふうになりたいっていう気持ちを
途切れさせないっていう刺激にもなるし、よかったですね。
みんなキラキラ頑張っている姿を見るのはやっぱり、
初めつらいかなって思ったけど、
頑張っている姿が美しいなみたいな。
去年のエビ切りでみんなのゴールを見て泣きました。
それぞれのドラマがあって、ここまで来たんだなって思ったら、
昔の自分とか思い出して、こみ上げてきましたね。
俺がゴールしたときおった?
いましたよ!
駆け寄ったじゃないですか。
でも取り巻きもいっぱいだから。
あれかっこいいゴールでしたよね。
熊川もそうでしたけど。
石川さんが熊川の写真、めちゃくちゃかっこいいですね。
1:21:06
あれはもうたいちゃんと焦りましたね。
一没したら真っ暗で誰も写真撮ってくれないぞ。
ちょっとでも光があるうちにゴールするんだって。
熊川さん来てくれたのにもう半無視して。
もう時間がねえ時間がねえ。
なんか羨ましかったなあ。
あの旅。
いいなあ。
でもまだね、俳句も相当楽しいよ。
楽しいですね。
山までだってランニングで全然行ってないんだからさ。
これから北アルプスとか南アルプスとかさ。
たくさんあるからね。
そうですね。アルプスには行きたい。
ね。もう全然。山はたくさんあるし。
絶対楽しいよ。
それにこの前のパラ国だけ見てたら
山行ってちょっとうるおるするくらい
回復は十分できそうやし。
何が嬉しいってみんなと
お待たせはちょっとするかもしれないけど
あまり待たせずに行けるレベルぐらいまで
なってきたから。
この前のパラ国だって残りシャシャ残ってましたよ。
それがすごい嬉しいですね。
なんかお荷物になるのが本当に嫌で。
気遣うよね。
自分のせいで待たせてごめんねとかねえ
なりますよね。
ケガの展望的には明るい
今後。
でも先生は足のためには
いろいろしない方がいいは変わらない。
しらにたさんの人生だから
どれをチョイスするかはもうしらにたさん
次第だけど
でも言っとくけど足の関節は
70歳だよって。
ボロボロですよと。
だからもう早く寿命が来ちゃうから
その前にいろいろやるのもいいし
でもやりすぎたら早く人工関節とか
人工関節は若いうちに入れられないから
関節固定が先かな。
関節固定入れたらもう障害者になっちゃうから
上手に関節を使ってねって言われてるんで
あまり無理ができないんですよね。
トライアスロンはいいですよね。
違う趣味で。
なので
みんなにはやりたい時に
思う存分
やったほうがいいよって。
本当そうよね。
いつできなくなるかわからんからね。
やりたいことを
やれる時に
やっとけと。
そうですね。後悔なく。
自分の救いはね
ある程度
やり尽くした。出し尽くした。
毎回毎回ベストを尽くしてたから
それは良かったなって思うんですね。
いいんじゃないでしょうか。
1:24:00
という感じで。
今日はちょっと友野さん締めましょうか。
それでは
今日は
白栗さんをお迎えして
辛い話と
今後の明るい話と
聞かせていただきました。
ありがとうございました。
今日のね
結論としては
やりたいことを
やっとけと。
よろしいですかね。
いいと思いますよ。
それでは
これからのニータの人生に
乾杯。
乾杯。
乾杯。
かっこよく言ってる。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
01:25:19

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