寺田和弘 マップボックス・ジャパン (合) Strategic Account Manager
2026-03-23 16:20

寺田和弘 マップボックス・ジャパン (合) Strategic Account Manager

AI×地図が生み出す次世代ロケーションサービス


地図アプリ開発向けにAPI/SDKを提供しており、カーナビ、物流の配送最適化、位置情報ゲームなどで活用が広がっています。Mapboxはデータのオーナーシップが利用企業に帰属し、コンシューマーアプリを出さない方針のため安心感がある点を紹介します。表現力や大量データの高速描画にも強みがあると語ります。位置情報ゲームでは細かなメッシュでイベントトリガーを制御し、安全性と遊びやすさを両立します。防災分野では気象庁データやハザード情報を重ね、回避エリア指定で避難ルート提示も可能です。今後はAIエージェント×地図で旅行や車載体験を進化させる展望を共有します。


Mapboxの前回エピソードはこちら:https://www.youtube.com/watch?v=myeQfm8sbKg

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サマリー

マップボックス・ジャパンの寺田和弘氏が、地図API/SDKを提供する同社のビジネスについて解説。データのオーナーシップが顧客に帰属し、コンシューマーアプリを提供しない方針が安心感を生む点や、表現力と大量データの高速描画に強みを持つことを強調。位置情報ゲームでは細かいメッシュでイベントトリガーを制御し、安全性と遊びやすさを両立。防災分野では気象データやハザード情報を重ね、避難ルート提示も可能。今後はAIエージェントと地図を組み合わせた旅行や車載体験の進化に注力する展望を語った。

マップボックス・ジャパンの紹介と寺田氏の自己紹介
Location Weekly Japanです。
今週は、マップボックスの寺田さんにお越しいただきました。
寺田さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
マップボックスさん、2回目の登場なんですけれども、
寺田さん、初めてなんで、会社紹介と自己紹介をお願いします。
会社紹介ですけれども、我々マップボックスと申しまして、
本社はアメリカの方にあるんですけれども、
日本ではですね、6年前から日本法人を構えてビジネスをしてまして、
地図を使ったアプリケーション、サービスを開発する際に、
その開発プラットフォームとしてですね、API、SDKといった形で
要素技術をご提供させていただいてます。
それを使って、昨今ですと、カーナビで利用されたりですとか、
あと物流の世界で配送最適化とかですね、
ちょっと変わったところですと、位置情報ゲームの部分で
お使いいただくような利用シーンが目立っております。
私はですね、マップボックスにジョインしたのが、
約5年ほど前、日本法人が設立して比較的間もないときだったんですけれども、
そこから入らせていただいて、セールスを中心に、
どうしてもプロダクトがアメリカをはじめとして海外で開発されている
というところがありますので、ローカル日本のお客様からの要件を吸い上げて、
プロダクトに反映していくというところで、
その辺りのプロジェクトマネージャーといいますか、
そういうところのサポートもやらせていただいております。
はい、今日はよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
もう5年も経ったんですね。
そうですね、気づいたらもう5年になろうとしてますね。
怖っ。
いやー、まあまあ、そうですよね。
まあ、LP Image Japanももう6年経って、
設立当初は寺田さんにも理事を務めていただいておりました。
当時は別の会社にいらっしゃいましたけれども、
という経緯があるので、
そうですか、そんなにマップボックスだったんですね、
というのがちょっと考えが入ってきました。
はい、気づけばそんなにかかりました。
マップボックスの5年間の進化とGoogleマップとの違い
マップボックスさん、絶好調とお聞きしましたが。
地道に頑張らせていただいております。
せっかくなんで、ちょっと5年前からどんな進化をたどってきたか、
みたいなのを少しお聞かせいただいてもよろしいですか。
はい、ありがとうございます。
マップボックス自体、Japanの設立のきっかけは、
実はソフトバンクさんからの出資という背景もありました。
で、日本でのビジネスを拡大させるにあたって、
当然ユースケースであったりお客様を増やすといったところでですね、
当初はそれこそ一般的な地図の使い方、
ストアロケーターみたいなのがあったりですとか、
一番大きなお客様、LINEヤフーさんになってくるんですけれども、
そちらのほうでヤフーマップ、天気防災とかですね、
LINEヤフーさん、いろいろ地図の使ったサービスを展開されてますけれども、
そういったところでマップボックスを使っていただいております。
で、さらにユースケースを広げたり、
当時まだまだ日本だと知名度が正直低かったっていうのは現実的にありまして、
そういったゴートマーケットの要素もありながら、
徐々に徐々に広げていったというところで、
おかげさまで今、グローバルな数字になってしまうんですけれども、
マップボックスを使ったアプリケーションというのは、
世の中に4万兆存在しています。
で、ご登録いただいているエンジニア開発者の数というのも400万人を超えまして、
マップボックスを使っているアプリケーションの先のユーザーさんですね、
先のLINEヤフーさんもしっかりですし、地図周りもしっかりですし、
カーナビとかもあるんですけれども、
現状マンスリーアクティブベースで7億を超えたところになっています。
ですので、この5年経ったことによってですね、
なんとかマップボックスも認知度は少し上がってきたんじゃないかなと思いますし、
広く日本のマーケットでも受け入れられてきたんじゃないかなというふうに実感しております。
たぶん一番聞かれる質問なんでまた聞きますけど、
Googleマップと何が違うんですかねっていうのをちょっと分かりやすく説明してください。
川島さんとは全く何のすり合わせもしてなかったんですけど、
おそらく聞かれるだろうなと思っておりました。
そうですね、マップボックスはいくつか特徴があるんですけども、
最近よく言われるのがデータのオーナーシップが誰にあるのかっていう話がよく出てきています。
それは位置情報もしっかりなんですけれども、
マップボックスの場合はデータのオーナーシップはもちろん、
お客様に100%帰属するというスタンスでやらせていただいています。
マップボックス自体はビジネスのポリシーとして、
我々が直接的にコンシューマーアプリを出すということは絶対にやらないんですね。
なので、そこで例えばデータを、適切な言い方が分からないですけど収集して、
新しいビジネスを展開するとか、そういったことは今データのプライバシーですとか、
そういったところが非常に取り締まられる中でセンシティブな話になってくると思いますので、
我々はもちろん地図は提供しながら、位置情報とかアプリケーションサイドで
連動したりしておりますけれども、それは完全に事業者様、
つまりエンドユーザー様の所有物として、
我々がその辺りを勝手に利用することはまずないといったところが大きなポリシーです。
あと、最近ですと地図も非常に2次元から3次元、
さらにVRの世界とかダイナミックになっていく中で、表現力がすごく求められています。
単純な地図というよりも、それ自体がエンターテイメント性を求められたりですとか、
いかに企業のブランドともも含めてカスタマイズできるか表現できるか。
最近だと地図のアプリケーションってデータも非常に膨大に膨れ上がってきているんですね。
いい例がそれこそ先ほどのLINE Yahooさんの例でもありましたけれども、
気象データ、雨雲情報とかあれの毎5分ごとにデータが更新されて、
それがバイナリーとして、例えば気象庁とかから送られてくるんですけど、
これ非常に重いデータです。
それを高速に処理して地図に表示するにはちょっとコツが必要でして、
そういった処理周りのところ、パフォーマンスを含めて
Mapboxは非常にアドバンテージがあるんじゃないかなというふうに思っております。
なるほど。価格の話とかしなくていいんですか?
しちゃいますか。
価格もですね、良くも悪くもMapboxの場合は地図サービス、
Googleさんに比べると高発的なところもありますので、
非常にマーケットを意識させていただいておりまして、
リーズナブルな金額になっております。
ですので、これを見ている企業の方々、プロダクトオーナーの方とかですね、
もしコスト感で悩みを抱えているようであれば、
ぜひMapboxにご相談いただければなと思います。
なるほど。ありがとうございます。
位置情報ゲームにおけるマップボックスの活用事例
ちょっとせっかくなんで、ゲームの話もしてもらえればと思うんですけれども、
1ゲーム、1ゲーで結構活用が進んでるっていう話だと思いますけれども、
具体的な事例でお話できることがあれば、ぜひお願いします。
大きなタイトルとしては、例えば、スクウェア・エニックスさんの
ドラゴンクエストウォークですとか、
あと、光栄テクノゲームスさんの信長の野望を出陣といったところが、
大きな国内でのタイトルになってきます。
特にドラゴンクエストウォークとかご存知の方も
多くいらっしゃるかもしれないんですけれども、
あの世界観であったりですとか、
あれのユニティを使ったりして開発してるんですが、
特にイベントのトリガーですよね。
アイテムをゲットしたり戦いが始まったりと。
あのイベントトリガーっていうところが、
実は一乗法ゲームの中では大きな要素を占めておりまして、
本当に一乗法ゲームが出たって最初の頃とか、
まさに顕著だったんですけれども、
例えば、深夜の住宅街で人がタムロしてるとか、
神社の裏手にスーツを着たサラリーマンがやたらたかってるとかですね。
ありましたね。ありましたね、そんなことが。
あとは極端な話で工事現場に人が入ってしまうとか。
そうなってくると本当に安全管理とか、
人の生命に関わってくる可能性も出てくるので、
それはもう厳密に調整していかなければいけないっていうのが
課題としてあります。
マップボックスがゲーム上を出している
マップボックスプレイアブルロケーションというサービスがあるんですけれども、
これ非常に細かいメッシュで
イベントトリガーをコントロールすることができるようになっています。
実際のゲームを運営しているとユーザーさんから
ここ今入れないよとかですね。
ちょっとここでイベントあっても遊べないんだけどみたいな話が出てくるんですけど、
そういったものをタイムに調整してですね、
最適化を図っていくようなことができたりします。
あとは特に郊外と言いますか極端な話。
山の中とか田んぼのあぜ道とかですね。
都心はいいんですけれども、
あまりそういう目立ったランドマークとか
私物がないところだとですね、
過去の位置情報ゲームってランドマークを中心に回しているところがあったんですね。
そうするとあまりそういった目立ったところがないところに住んでいる方とか、
位置情報ゲーム遊べないっていう別の問題があったりしてですね。
その辺を先ほどのその細かいメッシュを使ったりすることによって、
都心であったり人口が多いところでなくても遊べるように
イベントトリガーを調整していこうというようなところで
お使いいただいたりしております。
なるほど。
もうでもそうですね、
それらのゲームタイトルも3年4年とかになってくるんですかね。
そうですね。
どうですか?市場としてはまだまだ伸びていきそうですか?
そうです。正直モバイルゲーム自体が当たるとでかいんですけど、
入れ替わりも激しいと思うんですね。
ですので正直そのタイトルですとか、
どういったブランドとタイアップしていくのかっていうところで
大きく左右されてくると思うんですけれども、
まだまだ新しいものもしくはそれこそその昔ファミコンとか
そういう世界の中で出てきたゲームがこれから市場法ゲームとして
新たに出てくる可能性もあるかなと思いますので、
市場としてはまだあるのかなというふうに考えております。
AIエージェントと地図の融合による未来の体験
そうだちょっと2年前ぐらいの演じ会で
MAP GPTって出してらっしゃったじゃないですか。
あれどうですか?
そうですね。あの時は正直まだコンセプトレベルだったんですけれども、
今まさにそういったAI、特にAIエージェントと絡めたサービスとしてですね、
具体化を増してきている状況になっています。
やっぱり旅行とかですね、そういった動きを伴うもの、
そこに地図とAIが掛け合わさることによって
新しい付加価値が生まれるんじゃないかなというふうに思っておりまして、
例えば川島さんが多分もう日本問わず世界中に行かれていると思うので
行ったことがないところはないのかもしれないんですけれども、
行ったことはない。
初めて行かれたところで土地感がないところとかですね、
単身で行かれているのかもしくは家族で行かれているかによって
利用シーンというのは異なってくるかと思うんですけれども、
そういった利用シーンに応じて、
じゃあ自分たちにとって楽しめる観光スポットはどこなのかとか、
レストランはどういうところがあるのかとか、
従来は地図を広げたりして、
もしくは飲食メディアとかを見て探していたものが
AIエージェントと一体化していくことによってですね、
その人の特性に合わせた情報をどんどん出していって、
そこに対するナビゲーションの機能であったりとか、
あるいはお店の予約とかですね、
そういったところまで一気通貫でできるようなサービスに
今仕上げようとしております。
ちょっとHeyMapGPTって確か言ってたと思うんですけど、
それはねえだろうと思ってましたけど。
そこはカスタマイズできるんですよね、もちろんね。
もうなくなりました。
やっぱり。
ちょっとあれはねえかなと思ってましたけど。
そうですね。
まあでもコンセプトとしてはもちろんそうですよね。
地図とAI、インテリジェンスっていうのは、
特に運転中だったりすると、
とっさに自分でいろいろ操作ができなかったりすると思うんで、
それを一歩先を案内してくれるみたいなのは、
常々車を運転しながらさまざまなナビゲーション、
すごいいろいろ試してますけど、
なかなかこれっていうのがないので、
その辺をプラットフォーム側でやってくれると
すごい嬉しいなっていうのをいつも思ってたりするんで、
そこは期待したいところです。
防災分野におけるマップボックスの貢献
他になんか最新のこれ、今推してるんだけどあれば教えてください。
はい。
えっとですね、最近非常にお話をいただくのは
やはり防災文脈が多かったりもします。
防災っていうのは、ご自身が住まれてるところだったら
まだ避難所の情報とかですね、
災害によってここは浸水しやすいとか日頃の生活の中で
住人の方はご存じかもしれないんですけれども、
最近観光防災とかですね、知らない土地に行った時に
もし被災してしまったらどうしようみたいな話もあるかと思います。
マップボックス自体がですね、今気象庁のデータを直接取り込んで
ききくる、浸水とか土砂とか河川氾濫とかですね、
そういう情報もリアルタイムで更新して使えるような基盤になってきてるんですけれども、
それに加えて避難所の情報があった時に、そこにハザードマップを重ねました。
あるいはそういったききくるの情報を重ねましたといった時に、
通れない道って当然出てくると思うんですね。
避難をする時にどの道を通ればいいのかっていう部分、
ここは住人の方でもなかなか判断が難しいかなというふうには思うんですけれども、
そういった情報も含めてマップボックスの中には
ナビゲーションルーティングの機能なんかもあったりしますので、
中にポリゴンアボイランスと呼ばれる定義された一つのエリアをですね、
回避してルートを出すような機能なんかもあったりします。
それによって適切な避難ルートを示唆したりですとか、
案内するといったこともできるようになってきております。
なるほど。それは誰がどうやって使うんですか。
自治体がとか施設のオーナーとかそういう感じになるんですかね。
今やはりお話が多いのは自治体であったりですとか、
あとは防災のサービスを展開されている会社さん、
例えば保険会社さんですとか、
いろいろなISBといいますか、インディペンデントサービスベンダーの方とかですね、
防災に関連するサービス展開されていらっしゃいますけれど、
そういったところとご一緒できるんじゃないかなというふうに思っております。
なるほど。ちょっと先週Bキャップの岡村さんに出演してもらって、
結構屋内職員側もBCPのニーズっていうのが圧倒的に高まってきてるみたいな話で、
その前の週はハイライトの山田さんに出てもらって、
それこそ防災かけるデータの現在地みたいな話をしてたりするんですけれども、
暑いですね。3週連続防災の話してますね。
防災ラジオみたいになってきちゃった。
そうですね。防災の話はもうここ1年本当に多いですね。
なるほど。3連続で来ると私もちょっといろいろ考えなきゃいけないなと思い始めてしまいました。
今後の展望:AI×地図によるソリューション展開
ありがとうございます。最後に今後の展望をぜひお聞かせください。
ありがとうございます。先ほど赤嶋さんからも触れていただきましたけど、
やはり今後はAIエージェント×地図、マップボックスというところで何ができるかな、
どういうユースケースがあるのか、いろんなところで活用できる部分というのが
広がっていくんじゃないかなというふうに思っております。
それは先ほどお話しした旅行の文脈だけではなくて、
当然のことながら我々の主力でもある自動車。
今、自動車のナビゲーションも単なるナビから車の中がエンターテイメントの空間になりつつ、
あって横長のパネルのナビとかそういったものもありますけれども、
その中でAIエージェントと掛け合わせたサービスの展開というのが
広がっていくんじゃないかなというふうに思っております。
ここは向こう1年、それ以降含めて今マップボックスが非常に力を入れているところですので、
ぜひ競争というLBMAのスローガンになってますけれども、
いろんなソリューションを作っていきたいなと思いますので、
ぜひ皆さまとご一緒できればなというふうに思っております。
ありがとうございます。
そうですね、何をAIで表現するまたは算出するにおいても、
ベースとなる地図は必ず必要になってくると思いますので、
それを多次元で表現できるマップボックスというのは非常に期待できるプラットフォームとして、
これからもいろんな方々にご活用いただければと思います。
寺田さん、今日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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