石橋 紀彰 TomTom Sales B.V. シニアアカウントマネージャー 長尾 淳史 プロジェクトマネージャー
2026-05-25 14:49

石橋 紀彰 TomTom Sales B.V. シニアアカウントマネージャー 長尾 淳史 プロジェクトマネージャー

TomTomが描く、AI時代の地図・交通データプラットフォーム


TomTomジャパンの石橋さん、長尾さんを迎え、同社の地図データ、ナビゲーション、リアルタイム交通情報サービスについて伺いました。世界規模で展開する地図データベースや、30秒~1分単位で更新される交通情報、過去データを活用した分析サービスに加え、AI時代に対応したGeoParquetやMCP連携の取り組みも紹介。自動車領域にとどまらず、位置情報データを社会インフラとして活用していく今後の展望を語ります。

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サマリー

TomTomジャパンの石橋氏と長尾氏が、AI時代の地図・交通データプラットフォームについて語る。同社はオランダに本社を置き、カーナビから始まった事業を拡大し、地図データ、ナビゲーション、リアルタイム交通情報サービスを提供。30秒~1分ごとに更新される交通情報や、過去データを活用した分析サービスに加え、AI時代に対応したGeoParquetやMCP連携にも取り組んでいる。自動車領域にとどまらず、位置情報データを社会インフラとして活用していく今後の展望を語った。

TomTomの会社概要と事業紹介
Location Weekly Japanです。今週は、TomTomの石橋さんと長尾さんにお越しいただきました。お二人、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
じゃあ、まずは会社紹介をお願いしていいですかね。
はい、TomTomでございますけれども、私ども本社はオランダ・アムステルダムでございまして、設立が1991年でございますので、30年以上ビジネスに携わっております。
もともとでございますけれども、立ち上がりご存知の方もいらっしゃればと思うんですけれども、
ナビソフト、ナビデバイスというところで、カーナビ系からスタートしておりまして、そこからのビジネスとなっておりますので、
それに関連した事業を営んでおりまして、ナビそのものとナビに使う地図データ、そしてナビデバイスから収集されておりますプローブデータをはじめ、
位置データを元にした各種製品というようなものをお届けしておりまして、世界20カ国でビジネスを展開している企業でございます。
ありがとうございます。せっかくなんでお二人の自己紹介もお願いします。一橋さんからお願いします。
はい、私、TomTomジャパンにてですね、エンタープライズセールスということでございまして、
弊社、大きく分けて2事業あるんですけども、自動車業界向けの事業と、あとは言い方正しいかあれですけども、その他ということでエンタープライズの営業を担当しております、
一橋でございます。よろしくお願いいたします。
お願いします。はい、私、長尾と申します。私はTomTomのですね、アジアンパシフィックリージョンのプリセールスということで、
主にテクニカルなお話だったり、パートナーさんとの戦略的なお話だったりというところに、アジアンパシフィックリージョンで活動しておるものになります。
そのリージョンに日本も含まれるということで、今日は当席させていただいております。よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。TomTomさん、世界的にこの業界の中では有名な企業で、1月に開催されるCESとかいっても、
でかいブースドーンと出されたりとか、いろいろされてる企業さんですねっていうところなんですけど、今ご説明はいただいたんですけど、
プロダクトとしてこんなものをどんな事業者さんが買ってるんですよ、みたいなお話で教えていただけたりしますか。
はい、我々少しご案内しましたけれども、商材として売らせていただいているグループで言いますと、3つがありまして、
1つがナビそのものを引き続きという言い方が正しいと思いますけれども、創業以来展開しておりまして、
こちらについては未だ驚かれる方もいるんですけども、デバイスもまだ作っていたりとかですね、いうようなことはあるんですが、
ほぼ多くがお察しの通り、OEM様向けの組み込みのシステムであったり、地図データをお届けするというような事業でございます。
その他、そこに乗る地図というものがやはり必要になりますので、世界中我々のお客様向け用の海外地図を展開しているというところ。
3つ目がですね、我々のお客様から頂戴しております位置情報をはじめ、これを弊社の独自のプロセスによってリアルタイムと言ってもいますけれども、
30秒から1分ごとにデータの収集、加工をして皆様に使っていただけるようなデータとしてお届けしている、こういった交通情報サービスというものがございまして、
その分野につきましては、日本においては交通事業を携われていらっしゃる団体さんであったりですとか、あとはこれもヒストリカルということで過去データもございますので、
コンサルさんであったりですとか、過去データの情報を比較、交通情報を比較したいというようなニーズでご利用いただいているのがございます。
TomTomのプロダクトと競合優位性
なるほど。実際に世界的な地図っていうと、全世界をカバーしていらっしゃるんですか?
えっとですね、実際国の数で言うと235カ国と言われておりますけれども、これもほぼ時期に応じて変わったりくっついたりですとか、いろいろな政局の問題があったりですとか、
これは変わるんですけども、おおむね自動車が運転されているような地域というのは我々持ち合わせているというふうにご理解いただければと思います。
ありがとうございます。そういった中で、このプロダクトとして今のお話を伺っていると、地図で言うとGoogleのライバルっていう感じでいいんですか?
長尾さんどうですか?
はい、そうですね。Googleマップさんのプラットフォームと近いようなものを提供させていただいているので、ユーザーとしてはカプサルあるところもありますし、
私たちデータベースを提供している会社ですので、Googleさんはプラットフォーマーでもありますので、データベースを活用していただくユーザーになる可能性もあるという立場でもあるというところはご理解いただければなと思います。
分かりました。データベース提供、さっきおっしゃっていた3つ目のプロダクトの交通情報及びその上で蓄積された車だったり、人の流れだったり、そういったデータもそれもデータベースとして提供されているというようなイメージになるんですかね?
いくつか提供方法はありまして、データベースとして提供させていただくケースもありますけれども、今ご質問のあった交通情報に関してはリアルタイム系のプロダクトと過去データ系のプロダクトと大きく分かれるんですけれども、
リアルタイム系のプロダクトというとやっぱりデリバリーしている間に生物で古くなってしまいますので、通常は基本的にはAPIだったり、SaaSの形式で使っていただくようなものがリアルタイム系のものになります。
ヒストリカルと呼ばれる過去のデータの分析とかも、そのSaaSとかのプラットフォーム上で分析いただけるようなものもセットでお出ししてますので、デリバリーという形も取らせていただくことはできるんですけれども、
交通情報に関して言うと、APIだったりSaaSみたいな形でオンラインを通じて使っていただくというのが主体になります。
今ご質問の前段であったようにデリバリーしますというものに関しては、データベースの提供というところが一番大きいところになるかなと思います。
なるほど。じゃあ結構柔軟にいろんな形式で向き合っていただけるっていうようなイメージになるんですかね。
そうですね。お客様の使い方とかお立場に合わせて柔軟にやらせていただいてます。
なるほど。ありがとうございます。日本の事業者さんでトムトムさんのデータベースだったり、そういったAPIを活用するメリットみたいなところと、強豪優位性みたいなのをわかりやすく教えてください。
日本でおきましては、ご評価いただく点としては、一つは日本に限らず世界のデータを持っているという点で、海外の現在のコツ情報を見たいですとかいうようなニーズにもご対応させていただけるというところと、
あとはやはり我々でご評価いただけるところとしては、リアルテイム性については、そういった意味で非常に早い頻度で生のデータといいますか、
30秒前が生というかライブという意味になるかどうかはあれなんですけれども、そのぐらいのスパンで最新の情報を皆さまのシステム上に取り込んでいただけるというところはご評価いただく点かなと思っております。
あと、この事業を比較的長くやっておりますので、そのヒストリカルというか、蓄積しているデータ量というものも多くあるので、便利に使っていただいているのかなというところで気になっております。
APACにおける日本市場の重要性とAIへの取り組み
ちょっと変化級ですけど、日本の事業者っていうのではなくて、せっかく永尾さんAPACのご担当なんで、その他の諸外国、特にAPACの国々が日本のデータって見たかったりするものなんですか。
そうですね。まず答えとしてはイエスで、ポイントとなってくるのが、やっぱり今反対の動きも最近政治的にはあるんですけど、やっぱりプロダクトとかを作っていったり、ビジネスを展開しようとしていくと、
グローバルスケールで考えなきゃいけないっていうのは、どこの国の会社さん、ビジネスであっても同じですし、例えば公共セクターとかでもできるだけグローバルスケールするような仕組みの中でサービスを作っていかなきゃいけないっていうところがやっぱり重要になってくるので、
ほとんどのお客さまはやっぱり日本化というよりは、日本も含め使えるプラットフォームであるってことは非常に重要視されています。
で、ここが例えば日本だけなかなか使えないとか、あとこの地域だと使えないっていうところになってくると、もちろんちょっと私たちにも流列はあるんですけども、ちょっと課題になってきがちというところもあるので、
どちらかというと日本のものを見たいというよりは、日本はやっぱりグローバルの中でも重要なマーケットの一つであると、そう考えたときにグローバルのビジネスを展開していくときに必ず罠掛けるわけにはいかないっていう視点で、どこの国のお客さまでもポイントになってくるところになりますかね。
はい、ありがとうございます。時代も時代なんで、御社のAIイニシアチブというか、AIとの取り組みみたいなところもあれば教えてください。
当社の中でAIっていうと大きく二つあるかなと思っていて、一つはそもそも地図データだったり、日情報関連のコンテンツをいかに効率的にメンテナンスしていく、管理していくっていうところにおけるAIの革命ですね。
ここに関してはトムトムもちろん最近しっかり進めておりまして、私たちの先ほど30秒ごとにリアルタイムのデータを出していきますとか、地図のデータベース自体も現在毎週グローバルの地図データが新しくなるという仕組みになっています。
やっぱりここまでの先導を保って地図を作っていくとか、交通情報を作っていくときには、できるだけAIの革新的な技術を使って効率的に運用していくというところが求められますので、
ここのフェーズに今新しく私たちが入っているプラットフォームが2022年に刷新されているんですけども、そこはもうかなりAI中心なドリブンでメンテナンスされていくプラットフォーム、地図データとか交通情報を出していくという意味で、
一つがそちらの視点と同時に私たちのお客様がトムトムを使うときに、このAIが進んでいく世の中でどう役に立っていくのか、トムトムを使う側から見たときどう役に立っていくのかというところにももちろん取り組んでいて、
そちらはまず地図データの提供形式をモダンな形式に変えていくというところをどんどん進めていて、モダンな形式っていうのが要はデータサイエンスに使っていただきやすかったり、
クラウドネイティブとかAIフレンドリーとかそういったワードで取り扱われるデータ形式。
今、昨今ですとグローバルだとパケットとかジオパケットという形式がそこに割と紹介されるシーンが多いんですけど、ここはいろいろなご意見がある中でも、
例えばジオパケットのデータというのは私たちデリバリーできる準備ができていますので、そういったプラットフォームにフレンドリーなデータ形式をお出しするというところと、
あとAPIに関しては昨今各社様も取り組まれていますけども、MCPを使ってAIツールと連携しながら使っていただけるような形式にして、
トムトムMCPという形でもうすでにこちらもリリースしてますので、AIが業務の中に入っていらっしゃるお客様も従来のやり方ではなく、
MCPにつなぎながら使っていただくという視点のプロダクトもどんどんラインナップを増やしているところになっております。
この大きく2つの視点で私たちのAIという文脈だとお話できるところかなと思います。
なるほど。ありがとうございます。
トムトムMCPは先ほどおっしゃってたような30秒のリアルタイム水準までもういってらっしゃるんですか?
そうですね。APIのほうは実は実際に使っていただくリアルタイムAPIを呼べるようになってますので、
アイテンシーとしてはコールしていただいたときにはもちろん30秒間隔のデータを呼び出せるんですけども、
どうしてもAIなので、AI側のレイテンシーというのもどうしてもあってですね。
ここは例えば今OpenAIのSDKとかCloudとか使って私たちのMCPつないでいただいて、
例えば資料データの分析とかを頼んだときに少しやっぱりAI側のレイテンシーがかかってくるかなとは思います。
なのでお答えとしてはトムトムのAPIとしてはもう30秒のレイテンシーで対応してますけれども、
そこはあくまでAIと組み合わせて使っていただくときには、
AIのレイテンシーも含めてになってくるというところをご理解いただければと思います。
そうですよね。でもそういうデータを分析とかで使うなら、
データ収集と今後の展望
30秒とか1分とかっていう世界ってすごい早いのかもしれないですけど、
じゃあこれを今後自動運転だったりとか、
さまざまなものの制御みたいなところに使っていこうとした場合には、
その辺が許されなくなってくるんで、
多分そういったところにおそらく活用が進んでいくのかなとお話を伺いながら聞いていると、
多分これから大変ですねっていう気はしました。
ただそれが本当に社会的なインフラとして活用されていくっていう道筋はすごく見えているので、
お話を伺いながらすごいなと思った次第です。
あと他にもこういうデータ欲しいんだけどみたいなのがあれば、
もし聞いてる人で、うちこんなデータ持ってるよみたいな人がいれば、
お声掛けできるんじゃないかなと思うんですけどいかがですか。
ありがとうございます。弊社でございますけれども、立場として2つありまして、
データを活用いただくために販売していくというところと、
あとは橋本さんにお話いただきましたとおり、我々としては各国各国でやはり事情が違うので、
その事情に応じてデータをより良く収集したいというニーズがございまして、
そこからしますと各国においてですね、
各国の協力いただける企業様からデータ提供を受けたいというニーズがございます。
ですのでぜひ皆様の中でですね、
位置情報であったりプロブデータという形でご提供いただけるものがあれば、
積極的にお話をお伺いしたいというニーズがございますので、
ぜひお声掛けいただければと思います。
ありがとうございます。
そうしましたら最後に今後の展望、
全世界的な展望および日本国内に向けた展望みたいなのをお聞かせください。
はい。弊社としましてはグローバルで言いますとやはりお話にも出ましたけれども、
自動運転を始め状態と言いますか、環境が大きく変わってきているという中で、
我々としてもいろいろ新たな試みですとか、
新しい技術を採用して今まで以上に大量のデータ、
かつ高精細なデータを提供していくという必要を満たしていこうというふうに
努めているところでございまして、
これについてはグローバルの動きが今後また大きく変わってくるところでですね、
皆様に我々の持つ技術と商品がご評価いただけるように
努めていきたいなというところでございます。
日本国内におきましてはもちろん地図というのもございますけれども、
やはり位置情報で我々今までまだまだですね、
比較的自動車寄りのビジネスというものが多かったかなという認識いただいているのではないかと思いますけれども、
もっとですね、会員の皆様とも一緒になって、
日本のですね、自動車以外の部分で我々の技術を使っていただき、
製品を使っていただけるようなこと、
または業界を皆様のデータをいただきながら、
より盛り上げていけるようになれればなということで、
すいません、これまであまりまだまだトムトムとしてご貢献できてないところが多いとは思うんですけれども、
今後はぜひより皆様と一緒にいろいろな授業に携われたらなと思っております。
クロージング
ありがとうございます。
じゃあちょっといろんなイベントでお二人の顔を見ることも増えるんじゃないかなと楽しみにしておりますので、
もろもろ皆さん連携していきましょう。
今日はトムトムのしばしさんと中尾さんにお越しいただきました。
お二人どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
よろしくお願いします。
14:49

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