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ハリー
青空文庫にあったんで読みました。
ヤーマン
僕もこれ読み返したんですけど、どんな話かと言いますと、
ゴンギツネのゴンっていうキツネがイタズラ好きなんですよね。
でヒョウジュっていう人間が釣りをしててウナギを釣ったんだけど、
そのゴンがイタズラ好きだからその釣ったウナギを逃したよね。
でそうすると数日後ヒョウジュのお母さんが死んじゃった。
でそれを見たゴンギツネのゴンが
あのウナギは病気がちだったお母さんに食べさせるためのウナギだったのかと。
で俺がイタズラでウナギを逃してしまったから
ヒョウジュのお母さんは病で倒れ込んで
ウナギ食べたかったろうに食べれなかった死んじゃったんだって思ったよね。
でそこで罪の意識を感じたゴンが
毎日ヒョウジュの家の前に山で採ったクリとかキノコとかマツタケを
毎日届けるようになる。
である日また今日もマツタケを届けようとした時に
ヒョウジュがゴンギツネのゴンを見た。
見つけた時にヒョウジュはお前またイタズラしに来たのかって
ゴンギツネのことを見てヒナワジュでバーンて打ち殺すんだよね。
そうすると打たれたゴンギツネのゴンがバサーって倒れた時に
キノコとかマツタケがどんぐりとかがバシャーってなって
今までキノコとかマツタケを届けてくれてたのはお前だったのかと
気づいて話が終わるんですよ。
そういう話なんですよ。悲しい話なんですよ。
考えさせられる話ではあるんですけど。
その作中の中にゴンギツネがヒョウジュのお母さんのお葬式のシーンを見るよね。
その時にお葬式に大きな鍋で何かぐずぐず煮ているっていう描写があるんですよ。
そのある学校でゴンギツネを読み解かせてグループに分けて
そのゴンギツネのこのお葬式で近所のおばちゃんたちが
その鍋で煮ているものは何かなっていう問題をグループに分けさせて話し合わせたらしいんですよね。
そうすると小学校4年生だったかな。
4年生だったグループの4つか5つぐらいの2つぐらいのグループの答えが
その鍋でお母さんの死体を煮ていますっていう答えだよね。
それをなんか冗談とかじゃなくて本当に真剣にグループ4人1グループぐらいで話し合って
ハリー
むちゃくちゃ真面目に発表してたらしいよね。
ヤーマン
で大人からしたら著者もこの授業を見学してたらしいんですけど
冗談かなと最初は思ったんだけどあまりにも真剣に発表してるからこれは決して冗談じゃないと。
ということでこの文章からそんなことが何で出てくるんだっていうふうに着目して
今のこの小学生とか中学生ってその本読む瞬間とかも少なくなってきてるし
じっくりその文章を読み解いてそこから何かを感じて自分の頭の中で何かをまとめて
相手に伝えるっていう機会があまりに減ってると。
いうことをこの本を通していろんな不登校になった子たちのインタビューとか
いろんなインタビューを通してそれを一冊にまとめてる本です。
ハリー
ちょっと話戻っちゃうんですけど結局煮てたやつは何なんですか?
ヤーマン
煮てたやつは普通に鍋です。お料理です。炊き出しです。
だからそこは答えはないんですけど多分学校の先生的には山で採れたきのことか
人参とか大根の野菜が入った鍋で当時の時代背景的に決して贅沢な鍋ではないけど
みんなにせめてものを振る舞いをしたんじゃないかみたいな答えを期待したと思うんですね。
お葬式に参加された方に。
参列した人たちにもてなししたんじゃないかみたいなことを期待してたんですけど
そこまでの想像力が働かなかったって著者は言ってるんですよ。
ハリー
想像力。
ヤーマン
その原因になってるのが今のSNSとかゲーム依存じゃないかっていう風にね。
でもそれはね若干あると思うんですけど
このゴン狐に関してはねちょっとこの導入部分でいやそうじゃないと思うんだけどなっていうね
ちょっと感じはあったんですけど。
ハリー
ヤーマン見解を聞かせてくださいよ。
ヤーマン
この著者は今の子供たちって大量の情報の中から自分が気に入った情報をピックアップする能力ってめちゃくちゃ優れてるらしいんですよ。
例えばYouTubeショートとかTikTokとかで大量の情報があってみんなスワイプしてさ
面白いもの見つけるで自分の興味のあるもの見つけるっていうそういう精査する能力
とかスピードはすごい上がってると思うんですけど
なんかじっくりエッセイみたいな3行ぐらいの文章を読み込んで
そこから情景を思い浮かべてそこからいろんなものを想像させて
いろんな時代背景とかそのバックグラウンドまで思いを馳せて
自分の頭で落とし込んでそれを言葉にして相手に伝えるみたいなことは
確かにそういう能力が落ちてると思う確かに
おちてる
そんな機会なくないですかだって
ハリー
ないですね
ヤーマン
ないじゃないですか
僕たちが子供の時も十分にあったかって言われるとそれすらもなかったけど
ただ僕の場合は映画が好きだったんで
ハリー
子供の時から
ヤーマン
子供の時からもう金曜ロードショーと土曜金土日って絶対に時間の9時からやる映画見て
ハリー
映画ってそういうなんていうの情緒力って言うんですか
ヤーマン
セリフにないけどこれはこういうシーンなんだなっていうの
ビジュアルで目に入ってきて想像を膨らませるじゃないですか
ハリー
そうですね
ヤーマン
例えばこのゴンギツネの最後のシーンも標柱がゴンギツネをバーンと打ってしまって
吹っ飛んだキツネの懐から松茸とかキノコが転げ落ちるのを見て
標柱がお前だったのかって言って終わるんですけど
そのお前だったのかって言ってそのひなわじゅうから煙がスーって上がってるシーンで
いろんなこの情緒が読み取れるじゃないですか
なんかそういうのを僕の場合は映画が好きだったんで
あったんですけど今の子供たちってなんかあんまりそういう
例えば一冊の本を1年かけて読み込むみたいなことやらないじゃないですか
ハリー
やらないですよもうファスト教養の時代ですよ
ヤーマン
ファスト教養の時代ですからね
なんだけどこのゴンギツネについてはね
僕もこれ読んだんですけど
なんか今の子供たちってさ
なんかより過激な発想しがちじゃないですか
なんかエンターテイメントに触れまくってるせいで
その当時の知識もなかったと思うんですよ
当時のお葬式で近所の人たちが寄せ集めで鍋を振る舞うっていう知識もなかったと思うんですよ
ハリー
そうですよね絶対知らないですよ
ヤーマン
その常識がなかったがゆえに精一杯自分たちの持ってる想像力で働かせた結果
やっぱいろんなエンターテイメントでいろんなホラーとか
いろんな過激でスリルなものをエンターテイメントに触れてるがゆえに
ハリー
SNSとかねYouTubeとかを通して
ヤーマン
そういう発想になったんじゃないかなって思うんですよ
ハリー
あーなるほどね
ヤーマン
このゴンギツネっていう本も調べてみたら
このニーミナンキチっていう人が16歳だったかな
16歳時ぐらいに書いた本なんですよ
16歳か17歳だったかな
でこのニーミナンキチっていう人も1913年に生まれ
大正2年ですよめちゃくちゃ前ですよ
そんな前なんすね
1943年に死んでるんですよ
なんで29歳でこの世を去ってるんですけどね
この若い兄ちゃんが若い兄ちゃんって言っていいのか分かんないけど
いろんな作品残しててその17歳の時に
このゴンギツネ書いてるんですけど
この時代背景とかから考えて
ニーミナンキチさんもその17歳のタイミングで
精一杯過激にしたと思うんですよこの作品
ハリー
なるほど
ヤーマン
いたずら好きのキツネがさ
ウナギ盗んだせいで盗んだ相手のお母ちゃんが死んじゃったと
ハリー
ウナギ盗んだせいで死んだわけではないですけど
ヤーマン
死んだわけじゃないけどそう思ってるよねキツネは
ハリー
え違うでしょあれは
ゴンギツネは多分お母さんが最後にウナギを食べたいと
言って標柱が取ってきたやつを捨てちゃったから
最後に食べたいものを食べさせられなかったと
ヤーマン
そこで罪の意識を感じて
ハリー
でもいずれにしても自分で責任を感じて
ヤーマン
それを償おうと思って
最初はイワシを盗むよね
ハリー
そうだ知らない人の家から
ヤーマン
そうイワシを盗んで標柱の家に届けんだけど
標柱もお前かイワシを盗んだのかって言われてぶん殴られる
それを見てたゴンが人から盗んだものはダメだって
自分で汗かかなきゃいけないなって自分で山からさ
ハリー
あれギャグシーンですよね
ヤーマン
あれギャグシーンなのかギャグのつもりで書いたのかどうかわからないけど
標柱が殴られるっていう面白いですよね
今の俺らからしたらさ
いろんな作品がに触れてるから面白いと思うけど
当時の1910年代だったらすごく過激だったと思うんですよね
ハリー
そうなんですかね
ヤーマン
すげえ災難じゃねえかぞ
最終的に罪滅ぼしにやってた自分の行動
罪滅ぼしにやってたんだけど標柱に殺されるみたいなね
悲しい話じゃないですか過激じゃないですか
当時のその1920年30年代で生まれるエンターテイメントの中では
この新見南吉さん精一杯過激なものを作ったと思うんですけど
今の俺らの超文学の天才の17歳がさ
作品1個作ったらめちゃくちゃ過激にならぬと思いません?
ハリー
そうなんですかね
ヤーマン
もっともっと過激になって
それこそ鍋で死体が煮られるみたいな表現が
ハリー
最近はありますからね
ヤーマン
出てきてもおかしくないと思うんですよね
なんでこの本のインタビューとか取り上げてることは
もう大方賛成だしその通りだなと思うんですけど
このゴンギツネの冒頭の部分だけでちょっとそれ違うんじゃないかな
っていうふうに思ったので
ハリー
そうですね
分かります
なんですけど面白いですよこの本本当に
ヤーマン
なんでやっぱせっかく日本に生まれて日本語をきちんと勉強するっていうのは
うん案外というかめちゃくちゃ大事だなっていう風な痛感しましたね
ハリー
うーん分かる
ヤーマン
なんか
はい
その自分の気持ちを言葉にする機会ってないですけどむちゃくちゃ大事じゃないですか社会に出ても
ハリー
うん絶対ねできる人の方がいいですよ
ヤーマン
いいですよねでできない人たちがみんな上の言うこと聞いちゃってるんだよね
ハリー
えそうなの
そうだと思うよ
ああちゃんとノーと言おうみたいな話ですか
ヤーマン
うんノーと言える人の方が良くない
ハリー
ノーと言える日本人
ヤーマン
うん
ハリー
いやいいですね
ヤーマン
うん
ハリー
なんかね僕もだから感情出せない出せないっていうのかな出すの苦手なんで
やっぱすごい嬉しい時に嬉しいという気持ちが伝わってないなみたいなこととかはすごいあるんで
なんかやっぱ損してる感みたいなのがあって直したいなと思うんですけどさっきねゲームの影響がとか言ってましたけど
それで言うと僕やっぱ漫画アニメの影響あるなと感じてますね
ヤーマン
いやそれねめちゃくちゃありますよね
ハリー
そう僕好きだったんでねやっぱり
ヤーマン
僕も好きですよ漫画は
ハリー
僕それで言ったらねタッチ中学生の時にタッチ読んでドハマリしちゃったんですけど
タッちゃん感情出さないじゃないですか
ヤーマン
はいはい出さない
ハリー
あれがかっこいいんだなというのがもうインストールされちゃったらもうそれはね取り除けないですよ
ヤーマン
なるほどねそういうのもあるよね
エンターテイメントがめちゃくちゃ増えてて今の我々って
なんか自分の心に刺さったものインストールされちゃったら
なんかその辺の読解力とか国語力に対してなんかシャッター閉まっちゃうみたいな
そういうこともね全然起こり得ますからね
ほうほうどうしたらいいんですか
ハリー
まあだからあれじゃないですか子育てしてる人はやっぱり会話を重視するのが一番いいんじゃないですか
会話すればいいっていうもんなんですかね
ヤーマン
まあそうだと思いますよ
自分の考えをやっぱりちゃんと言葉にする習慣をつけるとか
やっぱ親が指摘してあげるべきだと思うねその言葉の使い方とか
ハリー
例えばそういう時は楽しいよりも面白いっていう言葉を使った方がいいよとかさ
例えば今のは我慢したじゃなくて涙が出そうになったけど堪えることができたっていうことだねとかさ
ヤーマン
なんかその言葉のバリエーションをなんか会話の中でいっぱいちゃんと言ってあげるのがいいんじゃないかなと思うんすけどね
ハリー
こうやってしてできるのはね
ヤーマン
と同時にね僕らもね僕これ読んでからメールの文章やたら丁寧になりましたもん
ちゃんとこっちの意図が伝わるような文章にしようと思って
今までもうこれでわかるだろうみたいなんで結構適当にメールとかメッセージチャットしてたんですけど
ハリー
メールすごい適当な人いますよね
いやもうね主語なかったりね
何度か読み直さないと意味がわからないメールとか来て
ヤーマン
そうなんですよね社会人になってもそこむちゃくちゃ大事ですからね
ハリー
言語化能力
言語化能力
ヤーマン
言語化能力と状況把握能力と伝える力感じる力この辺ですよね
そうなんでね僕国語の授業なんてそんなに大事じゃないだろうと思ってた母が180度変わりましたこの方向で
影響受け過ぎかよと思うかもしれないですけど
ハリー
国語まあそうですね子供なんて自分が世界の中心だと思ってますからね
視点というのを取り入れるというのは大事ですよね
ヤーマン
本当に今年一番面白い本でした
ハリー
すでに
ヤーマン
はいまだ2ヶ月しか経ってないですけど
ただねこれルポルタージュなんでいろんなことを取材して10個の情報が集まったとするじゃないですか
自分の主張をするためにその10個のうちの3つのこの部分だけを載せてるみたいな
まあ把握しておいた方がいいかもしれないですね
だからこの本もすごい不投稿なったりそのいじめで自殺した家族の人とかそのフリースクエルの先生とか
いろいろその自分の主張に合う情報をピックアップしてまとめられてるんで
これが全てだとは絶対思わない方がいいと思う
ハリー
はいはいはい
ヤーマン
基本的にはさっきハリーさんが言ったファクトフルネスですよ
基本的には世の中全部良くなってると俺は思ってるんで
ハリー
はいはいはい
ヤーマン
その上でこういうポイント国語力っていうポイントに焦点当てて
いろんなその10個あるうちの情報の2つ3つぐらいをかいつまんで紹介してるっていう風な視点で読んだ方がいいと思うけど
まあまあまあなかなかの説得力で
ハリー
なるほどね
ヤーマン
面白かったですね
ハリー
いや僕らも気をつけないとやっぱ編集この番組編集してると相槌のパターンいつも一緒だなとか
ヤーマン
それね
ハリー
なるほどって何回言うねん
ヤーマン
あるある
ハリー
絶対わかってないんだよなるほどって言ってんなとか
ヤーマン
うんあと自分の語彙力の低さ嫌になりません?
ハリー
いや思うなんかここもっと適切な言葉あるはずだけど
ヤーマン
そうそうそうそれはめちゃくちゃ思いますね
ハリー
思いながら通り過ぎていく
うん
いや
ヤーマン
僕もね小さい頃本読まずに育った人間なんですよ映画はたくさん見たんですけど
どっちかっていうと本読むことあんまりしなくて
社会人になってからですね本読む習慣ついたのは
ハリー
はいはい
ヤーマン
それまで全然やっぱり自分の気持ちを的確に表現したり
こういう言い方した方がいいとかそういうことも考えれなかったし
ハリー
うん
ヤーマン
その相手の言ってる言葉の意味とか感情まで読み取れなかったんですよねやっぱり
うん
まあ自分が幼いっていうのもあると思うんですけど
ハリー
うんうん
ヤーマン
さすがにねもうこの年になってきていろんな本読んでて
うん
分かるじゃないですか
ハリー
分かる
ヤーマン
うん
だからもっと早く分かっときゃよかったなっていうのはありますね
ハリー
まあね
ヤーマン
うんだからその根底にあるのが実は国語力だったんだっていう気づきを得られました
ハリー
ああ
なんか僕あのちょっと前に読んだ本で
ヤーマン
うん
ハリー
あこれだこれだ
えっとね最近読んだ本で水中の哲学者たちっていう本があって
うん
永井玲衣さん
ヤーマン
はいはい
ハリー
なんかいろんな小学校とかで哲学の授業をしに行ってるみたいなんですけど
うん
まあ哲学というかねディベートっぽい感じでもあるんですよね
はいはいはいはい
分かんないですけど例えばなぜ年上の人には敬語を使わないといけないんでしょうかみたいなのを
うんうんうん
考えさせるみたいなのをやってたりして
うん
いやなんかこれめっちゃいいなと思って
ヤーマン
うんうんうん
ハリー
でなんかそれぞれの自分の立場とか自分はこういう視点からこう思っているみたいなのをそれぞれぶつからせることで
うん
ヤーマン
なんかそこで新たな衝撃が起きるみたいなことがあるんじゃないかなと思っていて
なるほどね
ハリー
哲学対話ですね
ヤーマン
哲学対話ね
うん
いいですよねなんか今その論破ってめっちゃ流行ってるじゃないですか
はいはい
ディベートで論破するって言うとすごいなんか心構えちゃうけど
なんかあるんですよ哲学討論みたいな相手のこと一切否定しないし
その沈黙も一つの行為として見なされるらしいんですよ
だからそういうのなんかたくさんそっちの方がやりやすいと思うんですよね
ディベートってなると戦うイメージがあるけど
ヤーマン
そこではなんかアンネの日記を1年間かけて読み解くらしいんですけど
なんかそういうのがいいよね
なんか僕らもさこのラジオ番組ネタ集めとかやってたらさ
結構生産性とかスピード重視ですけど
なんか一冊の本短い文章の一冊の本をもう例えば1ヶ月かけて読んでいくとかさ
なかなかないじゃないですか
ハリー
ないやったことないですね
ヤーマン
やったことないじゃないですか
そういうこといるのかなと思いましたね
ハリー
ああなんかいると思いますよそういう話は聞きますよねなんか
ヤーマン
何回も何回も読んでこの文章の意味って何だろうみたいな
そういうのを考えながら読むっていうのもなんか読解力つけるっていう意味では
本の読み方としてありだなと思いますね
たくさん本読むのもありだけど大好きな本を一冊見つけて
とにかく読みまくって読み解いて読解してそこから想像力膨らませて
いろんなことをその横つなぎで学んでいくみたいな
なんかその学校ではアンネの日記でそういうことをやってるらしいんですよね
ハリー
すごい先章ですね
ヤーマン
だからあれもユダヤ人とか戦時中に
主人公の女の子が17歳とかだった高校だったかな
なんかその女性の恋の話もあるんだって
僕はアンネの日記ちゃんと読んだことないんですけど
ちゃんと読んだことない
ないんですけどまあその体の変化とか
胸が膨らんできて生理が始まって
異性にも興味がある中で恋もできない
戦争でユダヤ人で迫害を受けてるみたいな
そういう描写がいっぱいあって
ハリー
横串で学んでいけばいろんなことを学べるんだってあの本一冊で
ヤーマン
社会の勉強とか歴史の勉強にもなるし宗教の勉強にもなるし
なんか僕らが小学校の時に道徳の授業ってありましたよね
ハリー
今でもあるかもしれないですけど
ヤーマン
ありますよ
僕小学校当時あの授業の意味が分かんなかったもんね
分かんなかった
今やこの年になってようやく分かったわ
ハリー
あの授業の意味が
ヤーマン
そうね大人たちはこういうことをさせたかったんだなっていうところまで
させたかったんだっていうのをこの年になってやっと分かった本当に
当時あの授業だるいだけだったもん俺
たまにビデオを見れる時間だと思ってましたね
でわけにもわからないよりさ古い物語の話聞かされて感想を言ってだるいみたいなさ
感じでしたけど
今ようやく分かりましたね
だから今のさっきの僕のだるいっていう言葉もこのだるいで一言でまとめちゃったらダメなんですよ
何がどうだるいのかと
ハリー
確かにね
ヤーマン
というのを考えてパッて言えるようにならなきゃいけないよね
ハリー
言いましょう今カットしますか
ヤーマン
確かに
当時の僕はね他にいろんな楽しいことがある中でねそこから何かをね
この没頭して自分の中の言葉を掘り当てるみたいなことはできなかったですね
今の子供たちも全く同じ現象にはなってると思いますけどね
今ゲームとかさ超楽しいじゃん
ハリー
めっちゃ楽しいですよ
ヤーマン
ゲームは楽しいしSNSでいろいろつながって
ハリー
もうそれでいいじゃないですかあとはAIがやってくれるらしいですから
ヤーマン
ダメダメダメやっぱねちゃんと国語力
国語力ね
考えさせられました
ハリー
ちょっと骨のある本をたまには読まないと
ヤーマン
この本で言ってる国語力を向上させるのに
今の学校の授業どんな授業をしてるかちょっとよくわかんないですけど
なんかもっといい方法あるんじゃないかなって思いますけどねシンプルに
ハリー
みんなそういうことは言いますからね
ヤーマン
ってことでねぜひ一度読んでみてください
面白いんでねスイスイ読めますよ
ですしお子さんいらっしゃる方はぜひぜひ一度読まれると
ちょっと子育てに対する自分の考え方とかいい刺激になると思いますね
もちろんお子さんいらっしゃらない方も
仕事でコミュニケーションを取る時の自分の文章の組み立て方とか
情緒ですよね情緒力みたいなことを考えてしまうと思います
ってことで今日はルポ誰が国功力を殺すのかを紹介させていただきました
今回の感想をメールまたはアップルポッドキャストのレビューでお待ちしています
二人でコメント欄をすべて読んでいますので今後の番組をより良くするために
あなたの感想をお待ちしています
本日も最後まで聞いていただきありがとうございます
それではまた来週お会いしましょう
さら
兄弟番組のゴロゴロ企業ラジオでは
ハリーが企業やスタートアップに役立つ情報をゆるく紹介しています
概要欄にリンクを貼っていますのでこちらもよろしくお願いします