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  2. 56. 【実録】起業からPMFまて..

ゲスト:タイムクラウド株式会社 代表取締役 西小倉 宏信

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TimeCrowd

https://timecrowd.net/


# 雑な用語解説

■ PMF

プロダクトマーケットフィット。製品が急に人気になる瞬間。起業家はみんなPMFを目指す。


■ PoC

プルーフオブコンセプト。新しいアイディアが実現できるかを試すこと。テストマーケと似た意味。


■ BPO

ビジネスプロセスアウトソーシング。人事や経理をまるっと外部に委託すること。コアな業務だけに集中できる。


■ バーティカルSaaS

業界に特化したSaaS。ホリゾンタルSaaSの逆。


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サマリー

タイムクラウド株式会社の代表取締役である西小倉さんがゲストとして登場し、タイムクラウドというタイムトラッキングツールについて話しています。西小倉さんは、お金を支払うユーザーがいないことに驚いたそうで、タイムトラッキング市場が存在しないと思っていたそうです。しかし、弁護士さんが最初から使ってくれたことで、広告代理店のプロジェクトごとの原価管理がしっかりと行われていることを知りました。 西小倉さんは自宅での開発は重要だと考えている一方で、広告代理店や修行も重要だと話しています。彼は自宅での開発をしながら顧客にプロダクトを提供する方法を選択し、コンテンツマーケティングを重視しています。また、彼はPMFまでたどり着いた経緯や将来性についても話しています。 起業からPMFまでの道については、西小倉さんは投資家よりもユーザーを回りたいという意見やビジネスモデルについて話しています。また、糸井重里さんの『インターネットはなぜ面白いのか』という本に触れ、インターネットの魅力を言語化する難しさにも言及しています。

タイムクラウドのサービス紹介
どうもハリです。今日は実録PMFまでの道というテーマでお話したいんですけれども、全てのスタートアップはまずはPMFを目指すべしと言われるぐらい最重要ワードでして、この番組でも以前お話したことあるんですけれども、教科書的な説明ではなくて、実際のところどうなんだという現場の話を聞きたいなと思いまして、本日はゲストをお呼びしております。
ゲストはタイムクラウド株式会社代表取締役西小倉さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お願いします。
お呼びいただいてありがとうございます。
西小倉さんはタイムクラウドというサービスを運営しておりまして、今グイグイ伸びているということで、そこまでの苦難がいろいろあったと思いますので、そのあたりをこれから起業される方、起業中の方に向けてお話いただきたいなと思っております。
ということで早速なんですけれども、まずどんなサービスかというのを軽くお伺いしてもいいでしょうか。
タイムクラウドはそうですね、海外だとトグルだとかタイムトラッキングツールっていうジャンルになるんですけれども、誰がどのタスクをどれくらいの時間やってるかっていうのを記録するようなツールですね。
大きな意味では工数管理ツールなんですけれども、今までの工数管理ツールって手で会計から来てるんですよね。会計のためにどのプロジェクトにどれくらい時間かけたかみたいなのを入れましょうみたいな感じのツールは元々日本でもあったんですけれども、うちの場合は会計から来るというよりかは普段からリアルタイムでポチポチ押しながら今からやってますよみたいなツールとの連携が特徴的で、
GitHubとかAsanadaとかBacklog、いろんなタスク管理ツールがあると思うんですけど、好きなツールを使って今からこのGitHubのこの一周やりますとか、Salesforceのこの顧客とやり取りしますみたいな連携、普段使い慣れたツール上でどのタスクをどれくらいの時間やってるかっていうのを記録できるっていうそのツールになっております。
僕も実際ユーザーの一人なんですけど、どの作業をどの何分かけてやったかみたいなところが分かりやすく見れて、非常に使いやすいツールとなっております。
あれですよね、リモートワークとかで結構使われる印象なんですけど。
そうなんですよ。私が起業したのは2007年で、その後東京で起業して、2人、子供が生まれたときに、1人目まで東京で育ててたんですけど、2人目が生まれたときに、2人目を東京で育てるつもりだったんですけど、
生まれてくる子供と、うちの奥さんが入院するわけじゃないですか、2人目産むときに。1人目どうすんのっていう。東京で育ててどうすんのってなって、うちの奥さんも僕も実家大阪だったんで、大阪に移住したんですよ。
今もそうなんですけど、メンバー広島とか熊本とか、日本中にいて、2013年からかなり早い段階で組織的にリモートワークになっていて。
リモートワークでもリアルタイムで誰が何をやっているかを記録するツールなんで、リアルタイムで共有できるんですね。誰が何をやっているかを共有できるから。
自分たちがリモートワークをするためにもタイムクラウドができたみたいなところがあるので、実際2020年にコロナになって、世の中が突然緊急事態制限で出社禁止みたいな、7割の大学に勤務しましょうみたいなときに、世の中が混乱して、僕たちは何も変わらないけど、今まで通りリモートワークできてたんですよね。
それでリモートワークのために作って、世の中がリモートワークになって、急にリモートワークしなきゃいけない、マネジメントの課題を抱える人みたいなのがガンガン世の中に現れて、うちを使ってくれるようになって、利用者が増えて売上が伸びたみたいな感じですね。
タイムチャージの考え方
じゃあもう典型的にコロナで一気に需要が増えたっていうような。
そうですね。コロナでリモートワーク需要が増えて。
最初の方にお伺いしようかなと思ってたのが、アイディアどこから生まれたのかなっていうのを聞こうと思ってたんですけど、もともとリモートワークしてて、自分たちで必要になったから生まれたっていう感じですね。
シャットワークさんとかなり近いなと思うんですけど、社内2。シャットワークさんって兄弟だったんですよね。お兄さんがCEOでマーケットがあってて、弟さんがCTOでものづくりしてたと。
自分でずっとやられてて、いろんな事業をやっていて、いろいろな事業をやられてた中で、弟さんがシャットワーク作りたいって言って、もし上手くいかなくても社内2として使うから、使わせてくれみたいな感じで作ったらしくて。
それがめちゃピーリングしたわけですよね。シャットワークの会社になったっていう経緯があって、こっちも近いですね。社内2として作ったら、世の中にマッチして、その会社になったっていう。
じゃあ新しいの作ろうと思っていろいろ試したとかではなく、必要だったから生まれたっていうようなイメージですかね。
そうですね。シャットワークさんもいろいろ事業の中でシャットワーク作ったみたいな。うちもそうで、もともと文書管理ツール作って、ラフノートっていう文書管理作ったりだとか。
もっと言うと起用したときは、Wikipediaこれ自転作るぞみたいな感じで、結構いろんなサービス。結構通信寄りのサービス作りたかったですよね。
ネットハブの自然言語版とか、サービスいろいろ試した中で、タイムリクラウドに行き着いたみたいなところがありますね。
じゃあ、もともとは製品化しようと思って作ってはいたんですか。
そうですね。社内ツールがメインなんですけど、製品化をすごい意識して作っていて、そこで2015年の1月に社内ツールとしてできたんですけど。
自宅開発をしてたんですよね。ずっと私たちって2007年に揃いまして、いろんなサービスを。
ハテナっていう会社があるじゃないですか。ハテナブックマークとか。あそこが結構ロールモデルで、ハテナって2006年ぐらいにハテナブックマークとかWeb 2.0とかめちゃくちゃ注目されてたんですけど、
でもそのときも当時でもほとんどの売り上げは自宅開発だったらしいんですよね。
当時ってあんまりベンチャーキャピターから出資を受けて、自宅せずにっていう会社って当時いなくて、ロールモデルとして。
今でこそ最初からVCから調達してみたいな会社は多いですけど、そういうふうにやってるところはあんまり身近にいなくて、ハテナみたいな自己紹介でやる会社が結構自分の中でロールモデルで。
自宅開発をやる中で、今までは納品型でいくらできるのって言われて、いくらですかねみたいな見積もりにしてってやってたんですけど、それって見積もり通りにならないじゃないですか、ソフトウェア開発って。
見積もり通りにならない。
バッチー側が余計に決まってないものを、いっしーサイトでいくらできるのって言われて、500万ですかねって言ったら、500万高いわみたいな。
300万で予算300万ですとか、そんな感じで始まるわけですよね。
じゃあぴったり原価計算したときに300万で、どっちかが赤字でどっちかが黒字というか、どっちが得するかみたいな。
交渉力が強いところが得して、折れたほうが赤字になるみたいな構造があるから、そこで2015年タイムカードできたタイミングでちょうどタイムチャージっていうのを始めたんですよ。
タイムチャージ?
はい。
当時原価共有型住宅開発って言ってた。
原価共有型。
農品型って多めに見積もって、できるだけ少ない原価でできたら、そんだけ利益たくさん集めるというビジネスモデルじゃないですか。
それは確実に成功するんだったらそれでいいんですけど、基本的に住宅開発の会社ってどこでもバフを取って見積もり出すわけじゃないですか。
バッファー取っても赤字になったりとか、バッファー取ってるから過剰利益になったりとか、会社によって違うわけですよね。
それっていいお客さんとの過剰利益を良くない、合わない、すごい言ってくるお客さんの赤字に補填するみたいな。
プロジェクトって発注側が重要で、いけてるお客さんが要件的にちゃんとして明確に勧められれば絶対上手くいくしみたいな。
分かんないじゃないですか、やってみないと。初めましてって来るわけですよ。
いきなり1回2回の打ち合わせで、いくらできるのって言って300万です、500万ですって無理だなと思って。
ソニックガーデンさんが納品のない自宅開発っていうのをやられてて、納品ないとかありなんだみたいなそういう概念を知って、タイムチャージっていうのを始めたんですよね。
限界・距離型・自宅開発っていうのを動いた分だけ請求する。
社員は雇うようなもんで、ミーティングとか何でも動いた分だけ時給計算して請求しますよみたいな。
稼働がゼロだったら請求ゼロだし、稼働した分。
毎週お客さんにこんだけ動いてるって開示するんで、ミーティングにこれだけかかってますよとか。
じゃあミーティングちょっと減らそうか。
発注側が自分たちに要件定義するほどミーティングの時間減らせて、エンジニアの大切な時間は実装に費やせるよねみたいな。
そういう意味で自分たちが自宅開発やってて、時間を測ることで、僕たちで生きた時間を増やすって言ってるんですけど、有効な時間が増えるっていう自分たちの体験があって。
自宅開発で売上が上がってたんで、社内ツールとしてありだよねみたいな。そんな感じから始まりましたね。
はいはい。じゃあ大企業に対してのどれくらいかかったっていう透明性だったりだとか、公平性みたいなところが今までと違うというか、自宅。
そうですね。赤字リスクがないんですよ。
そうですよね。
絶対に動いた分だけもらえるから。
じゃあそれをやっていくにあたってこのタイムクラウドが必要になってきたっていう。
最初そうですね。
それまではToggleとかの打刻みたいなのを使ったりしてやってたけど。
やってなかったんですよ。23歳で起業して、ホームページ作るの楽しいみたいな。こんな楽しいことをして、お金もらえて嬉しいみたいな感じでめっちゃハードワークしてましたね。
自分がやる分にはいいわけですよ。無限に楽しいからやるみたいな感じなんですけどね。
やっぱり組織になって人が増えてきたらそうはいかなくて、やっぱり被弊していくメンバーもいるから、それでそうですね、高数管理しだしたっていう。
結構やっぱりサービス作るときってこういう課題あるなっていうところで、それに対して何か作ろうっていう風になると思うんですけど、解決策っていろいろあるじゃないですか。
この形に行き着いたのって参考にしたのがあったのか、あるいは独自のインタビューとかで、これが一番いいんやなっていう風になったとか。
そのあたり最初どういう形でこういうプロダクトになったのかな。
なるほど、そうか。2015年にタイムクラウドが開発始まったんですけど。
そんな前なんですね。
そうなんですよ、もう8年ぐらい経つんですけど、さらに前があって、今思い出したんですけど、2013年とか14年とかにクラウドソーシングをやり始めた。
それまではずっと外注とかしなかったんですけど、クラウドソーシングで世の中のクラウドワーカーに発注するみたいなの初めて体験したときに、それこそ納品型と時給制って2つあったんですよ。
発注側としても納品型での発注が多いわけですよね、クラウドソーシングのサイト見ても。
自分たちが発注するときも時給制で動いた分だけお金払いますって、結局いくら払わないといけないかわからないから、リスクだから。
この要件に対してこれを納品したら、納品した分だけ払いますみたいなものが多かったんですよね、当時。
自分は納品型が嫌でお客様にタイムチャージとか提案してるのに、発注側になったときは納品型にするって矛盾してるなと思って、発注側でもタイムチャージにしたいなって思ったんですよ。
でもクラウドソーシングのタイムチャージってタイムカードみたいなアプリを入れて、6分に1回ぐらい画面キャプチャーをサーバーに送るっていう。
発注側6分に1回の画面を見ることができるみたいな、そういう風になってたんですよね。
これは仕事してる側は自分のパソコンの画面を6分に1回送られるし、見る側も別に6分に1回の画面見て検品みたいにするの、うーんみたいな。
海外のクラウドソーシングとかもいろいろ試したんですけど、面白くて海外は普通に画面キャプチャーの中にTwitter見てる画面とか入ってるんですよ。
でも日本だとそういうの嫌やから、サブディスプレイをひたすら表示させて、ずっと真っ白みたいなのとかあったりとか。
6分に1回画面を送るのあれやなと思って、タスクごとの時間を見れるようにしたいと思ってタイムクラウドができたっていう、そういう流れですね。
クラウドソーシングしながら自作でGitHub上で打刻できる作ったりしたんですよ。
作ったら、ちょうどすでに2013年からリモートワークしてたんで、他のメンバー何やってるか今まで全然わからなかったけど、これ使えばこういう風にすればリアルタイムで誰が何言ってるかわかるからコミュニケーションしやすそうみたいな発見があって。
もうそれ10年前ですね、ありましたね。
そういう流れで自分たちがタイムチャージしたりとかリモートワークしたりとか、そういう課題感があって試行錯誤してる中であんまりユーザーヒアリングとかはしてなくて、
自分たちの課題解決するためにはこうなんじゃねみたいな感じでコード書きながら今の形になっていったっていうことですね。
なるほど。
使ってもらう人はいるからそれに向けてとりあえず作っていくっていう感じですね。
お手本的なPMFの仕方みたいな感じではないですね、マーケットインでね。
そもそも課題になってて調達して伸びてるけど市場の解像度どうなんですかみたいな。
市場の解像度。
そう伸びてるけどサム側タム側みたいなどんだけの市場の中でどこがみたいな感じで言われるんですけど、
いやあのその、
もごもごもご。
そういう風に作ってないんでみたいな。
はいはい。
でも言われますよね。
言われるんですけど、あれじゃないですかみんなPMFの失敗みたいな感じで、
なんか誰かが書いてましたよね市場があるからといって市場が取れるわけではないみたいな。
私たちのプロダクトはこの市場に攻めますから何兆円市場でみたいなこと言うんですけど、
タイムトラッキング市場ってないわけですよ。
そうですよね。
ヤノソウケンが出してたみたいでタイムトラッキング市場みたいな。
2015年くらいかなタイムトラッキング市場なんてあるんだって僕もびっくりしたんですけどあって、
当時で市場1億円みたいな。
おー1億円か。
だから市場100%取っても1億円。
そうなんないんですよ当時にタイムトラッキングって言ってる市場なんてなかったんですけど、
何かやるときに必ず市場があるとは限らないですよね。
それだけ聞いてるとうまくいきそうな感じはしないですよね。
市場がないってことはそこに対してお金払う人がいないってわけじゃないですか。
馬車の時代に車がない時代に車作って、車市場ゼロじゃないですか。
そういうもの市場創発系って言ったりするんですけど。
そうですよ。ないところで作っていくっていうのは一つ企業家の表示はありますが、
やっぱりそれで失敗してる人もめちゃくちゃ見てるんで、
思いだけでこういうのがやりたいっていうのをやって、
でもやっぱりそこ市場がなくてお金払ってくる人がいませんでした。
そこはねちょっと怖いなと思うところはありますけど。
市場のなかの法律事務所
まあでもそれで開発が進められていったということで、
外向けに出していったのはその後ですかね。
他の会社でもこれ導入してくださいみたいな形にしていったの?
それはですね実は早くてですね。2015年に車代用で作ったら、
たまたまある法律事務所が独立しますみたいな。
弁護士さんってタイムチャージなんですよ。時間請求基本的に。
タイムチャージって調べたらだいたい弁護士事務所の話が出てくる。
弁護士事務所とかコンサルとかがタイムチャージをするんですよ。
それが開発会社でもタイムチャージにしたいってやったのが僕たちだったりとか、
他社さんでもちょくちょく出てきてるんですけど、
タイムチャージするときに弁護士向けのタイムチャージソフトってあるらしくて、
結構高いんですよ。
弁護士市場って4万人や4、5万人しかいないんですよ。
弁護士さんって確か。
だから1人1000円、5万人から取ったとしても5000万円じゃないですか。
6億しか市場がないわけで。
事務員さんとかいるんですけどね。あんまり市場がないなと思うんで、
あんまりやってる人って少ないんですけど、
たまたま弁護士事務所がやるから繋いでもらってたんですよ。
いまだに使っていただいてるんですよ。2015年からもう8年使っていただいてると。
たまたまですね。
普通にお金いただいて、
全然でも1ユーザー500円で10人使ってもらっていて、
月額5000円なんですけど、
一応そうですね。もうDay1からリリースから5000円だけ入ってたみたいな。
年間6万円。
年間6万円入ってましたね。
そこも聞きたくて、やっぱ作っても使ってくれる人がいない問題っていうのが次出てくるなと思って、
特に1人目とか2人目、3人目、10人目ぐらいまでのユーザー獲得みたいなところって、
どうしてたのかなと思ったんですけど、
1人目は弁護士さんが最初から使ってくれたと。
そうですね。弁護士さんもそうだし、
ラフノートって会社で自宅開発をしてて、
自宅開発のタイムタージュをするためにタイムクラウドを使ってたっていうところもあるから、
そうですね。2017年に会社を分けるわけですよ。
ラフノートとタイムクラウド。
タイムクラウドはタイムクラウドを開発するだけで、
ラフノートは自宅開発でって分けてるから、
だからラフノートって会社もある意味顧客で、
ラフノートがタイムチャージするのをタイムクラウドが助けるみたいな。
ホリゾンタルって言うんですよね。
周りからはバーティカルサースとホリゾンタルサースって言うんですけど、
バーティカルが業界特化型で、建築業のためのサース、バーティカルなんですけど、
ホリゾンタルはどこの会社でも、スマートHRさんとか年末長生ってどの会社でもあるから、
いろんな会社にさせるよねみたいなホリゾンタルなんで、
うちはもうホリゾンタルなんですよね。
政策会社、弁護士事務所から始まって、
弁護士事務所以外の事業、JRCとか社老子とかっていう事業だし、
大きい意味ではやっぱりBPOなんです。
ビジネスプロセスアウトソーシングのBPOで、
ビジネスプロセス、社内のビジネスのプロセスをアウトソーシングするっていうものを全般的に合うんですよ。
社内だったら気合でやるぞみたいなとか、
関節費扱いで気合でやりましょうみたいな、
上場企業とかするんですけど、
あんまり上場企業以外でコース管理しないところって多いんですけど、
例えば広告代理店ってプロジェクトごとの原価管理すごいちゃんとやるんですよ。
プロジェクトごとの原価管理
例えば接待しました、一緒にご飯食べに来ました、
経費で出しました、1万円でしたってなったら、
1万円って普通の会社って関節費扱いじゃないですか、
プロジェクトに紐づかないんですけど、
確かに確かに。
広告代理店ってこの接待コンサート費1万円はこのプロジェクト、このCM作るのに紐づけるんですよ。
へー面白い。
プロジェクトごとの原価管理がめちゃめちゃ大事だから、
確かにそうですよね。CM作ります、5000万でCM1個作りますって思った時に、
その原価計算ってめちゃ大事で、これは黒字なのか赤字なのかみたいな。
交際費多そうですもんね。
多いじゃないですか。売上5000万で原価が2000万で3000万あれるなと思ったら、
そうなるんで、紐づけなきゃいけないっていうのがあって、
そういうプロジェクトごとの原価管理しなきゃいけない。
住宅開発もそうじゃないですか。
会社全体では一応黒字だよねって言ってるけど、
赤字案件へのフォローアップ
これはとあるお客さんの過剰利益に支えられていて、
実は他のプロジェクトで赤字だらけみたいなのがめっちゃあるわけですよ。
でもそれは肌勘でみんなやってるけど、
それをちゃんと、おかしいじゃないですか。
過剰利益のお客さんがたまたまだったりとか知らないだけとか、
結局それっていつかチャンされたりとかするわけで、
それを過剰利益のところはもっと人が動いてフォローしましょうね。
社内の限られたリソースが赤字案件の方に使われて、
いいお客さんは言ってこないからフォローできない。
矛盾したことになる。
やっぱりそれをちゃんと記録することで、
いいお客さんのフォローに時間を充てて、
良くない赤字案件は真似上げするとか、
業務全部まるっと受けてるけど、
向こうでやってもらえることは向こうにやってもらったりとか。
自動化したりとか。
この手で案件ごとの赤字をなくしていくっていうのは、
自宅開発と広告代理店、修行の重要性
自宅開発はめちゃめちゃ大事だしけど、
広告代理店も大事ですし、
あと修行とかも大事なんですよ。
修行ね。
税収、顧問料みたいな5万円とかあるじゃないですか。
あれも毎月5万円もらってほとんど何もしないお客さんがいれば、
めちゃめちゃトラブル対応してて。
顧問先ごとに逃げ切り率が全然違うから、
それを適正化する。
どんどん多くの人に使ってもらいたいなと思った時に、
どういう感じで広めていこうかなって考えた。
広め方、なるほど。
最初は自宅開発のメインでやってて片手間でやってたんで、
できるだけセルフサーブ、PLGって言ったらするんですけど、
クレカ決済を実装して、
登録したら2週間を試しで使えて、
よかったらクレカ決済して使い続けるみたいな感じで、
そういう動線を組んで。
Googleログインするだけで登録できるから、
それで数万人は自然流入。
長くやってるってのもあるんでね。
そのままコンテンツ作ったりとか、ほぼインバウンドなんですよ。
何しかしらキーワードで引っかかった、流入してきたお客さんが、
とりあえず登録してみようって。
それだけで結構ナショナルクライアントとかも登録できて、
ただ、自己資本で時間かけてやる分にはそれでいいんですけど、
2021年に調達して、初めてマーキング入れて、
広告打ったりとか色々試行錯誤してる状態ですね。
フェーズによってやり方が変わってると。
調達前はそういう時間かけて集めるやり方で、
調達後は広告出したりとか、
コールドコールかけてとか色々試してみたんですけど、
結局一番いいのはコンテンツマーケットで、
コンテンツ書けば書くほど資料ダウンロードとかも増えて、
資産になっていくんで、
集め方でいうとそれがメインですね。
コンテンツって具体的にはブログ書くとか資料ダウンロードとか?
ホワイトペーパー作ったりもありますけど、
ブログ書く、オールドメディア。
キーワード選定して、キーワード2を散りばめた記事書いて、
みたいなのやってますね。
そこから資料ダウンロードしてもらって、
そこからまた色々?
資料ダウンロードで電話番号を入れてもらうんですけど、
入れてもらってるだけで、
家電しないとかやってたんですよ、ずっと。
一応取ってるけどみたいな。
しなかったんですよ、恥ずかしながらというか、
営業担当がいなかったんで、
僕電話嫌いだから、かかってくるの嫌いだからかけたんです。
あれなんですね、僕らは電話かかってくるの嫌やけど、
電話かけてきてほしい人もいるっぽいですね。
それは早いみたいな。
それも営業入れて、資料ダウンロードがあったらすぐ電話してみたいな感じで。
じゃあやっぱり商談化するんで、
タイムクラウドの広め方とコンテンツマーケティング
もういるとき、いないとき、全然商談数とかが違ってて。
やっぱり大事ですね、地道な家電するとか。
そうやって集客というか。
なんかあれなんですね、ちょっとずつ増えてきてはいたけど、
ある時からグンと伸びた時期っていうのが、
いわゆるまさにPMFした。
PMFした、そうですね。
伸びたのはコロナで2020年に明らかにユーザーがガンガン増えて、
結構3倍とかだからバーっと伸びたんですね。
やっぱあれなんですか、よく言われるんですけど、
そういうのが起きたらすぐわかると。
これだなっていうのがわかるってよく言われるんですけど。
明らかにタイムクラウドでやっていけるなみたいな。
自宅せずにタイムクラウドだけで。
ずっと自サービスでやりたいと思ってたんです、ずっと。
自宅開発も世の中にとって必要ですけど、
究極的に内製した方がいいわけで、
ある程度予算があるんだったら内製した方が良くて、
内製できない単発のとかPOCとかでやるときは自宅開発でもいいんですけど、
POCとかで自宅開発だと、結局立ち上げだけじゃないですか。
だから究極的に世の中が良くできるかというのは発注者次第なんで、
それが自宅サービスだと無限にプロダクト改善ができて、
既にあるものを提供するだけで対価がいただけて、前払いでいただけて、
それをどのお客さんのどの利用量も全部タイムクラウドの改善に費やして、
無限に良くできるって、無限に既存顧客の満足度が上がるきっかけになるっていうのって、
理想だなってタイムクラウドが伸びる前からずっとイメージがあって、
それがイメージ通りになってるみたいなのが実際増えて、
500人入ったって言ったら年間払いで500人で1日で800円だから、
大体1万円と年間は1万円で、
だから500万円の請求書出すみたいな体験したら、
自宅開発で500万って1人月100万円の人を5ヶ月動かしてとかっていうことになるわけじゃないですか。
で、上手くいかなかったりいったりいろんな不可欠な要素があるんですけど、
すでにあるものを、はいどうぞってやるだけで確実に500万円入ってくるって、
頭で分かってたけど実際そうなってるみたいな。
それでなんか、ってことは感じましたね、2020年に急に伸びて、
イメージしてた、これこれみたいなこの状態が今この目の前でこうなってるみたいな。
ただコロナで一時的なものが可能性は絶対あったわけですよ。
一時的に混乱してて、一時的に使ってみたいな。
だからどうなるんだろう、3年後4年後コロナが収束してみんなが出社に戻ったらどうなるんだろうみたいなもんね、
思いましたけど、実際はハイブリッドワークとか、
完全フル出社に戻す会社かなり少ないですね。
だからニーズは途絶えないのかなという感じで。
いいですね。
今回PMFでPMFした企業として気抜きなこと言えればいいかなと思いつつ、
あんまり一番最初開発してから8年経ってるから、
特殊ですよね。
でも伝えできることとしては、
教科書的なPMFだと1年2年で明らかにユーザーのフィードバックがあって、
でもそんなに1年2年でガンガン上手くいってる会社ってかなり少ないですよね。
ベンチャーキャピタルからお金を集めて勝負かけるだけがやり方じゃなくて、
うちが絶対的にいいとは思わないんですけど、
いろんなやり方があるなっていうのはあって、
自己資本で自宅開発をやりながら、
自宅開発も自分たちがやりたい分野に近い、
自分たちが作りたいものの開発度を上げるための自宅開発とかもあるので、
それをやりながら顧客に対して自分たちのプロダクトを提供していくみたいな、
そういうやり方ってあるなと思う。
僕たちだったら自宅開発発注者がどちらかが損をするっていう課題があって、
そこに対してタイムクラウドっていうものを作って、
タイムチャージっていうものをやることで、
お互いがハッピーになれる方法ってこれじゃないかみたいな。
つながってるんですよね。
そんな感じで、いきなり自分は別に使わんけど、
PMFの達成と将来展望
これは世の中にいざるんじゃね?みたいなんで、
上手くいってる会社さんもいないことないんですけど、
それは本当に確信があるんだったらそれでいいと思うんですけど、
そうじゃなくて長く勝負をかけたいんだったら、
そういう自分がやり続けられる。
僕たちだったら、
コースを管理せずに若いからって言って、
がむさんに働いてて、
気づいたら周りが疲弊していくっていう、
そういうのは悲しいっていう、
そういうのを避けたいっていう原体験があるから、
タイムクラウドがいろいろあっても、
何があっても折れずに継続していくぞみたいに、
思えるからやれてるってことがあるから、
そういうものでやるのがいいんじゃないでしょうか。
いい話ですね。
やっぱり世の中的には創業3年で上場しましたみたいなのがニュースとして出てきたら。
いる?そんな会社。
何年かに一度ぐのしいとかそうだったんじゃないですかね。
レイアエックスの福島さんとか、
一部のスーパースターみたいな。
スーパー天才の人、そういう人いますけど、
かなり少ないと思うから、
あんまり参考にならんことないですけど。
いや、ならないですよ、あんなのは。
ハズレ地なんで。
そうですよね。
それこそ業種的なところとかも結構あって、
最近だとAIだとかWeb3とか、
そういうのだとこの1,2年とかで、
なんとか千円みたいなところとかあるかもしれないですけど、
交通管理とかやっぱ普遍的というか、
10年後も同じようなことはしてるだろうから、
そういう意味ではずっと長く続けていく価値っていうのもあるし、
今後もいけるんじゃないかっていう感じはあるんで、
人たちはいかに長く続けていけるかっていうところを考えながら、
経営したりするっていうのも結構大事なのかなと。
おっしゃる通りで、
例えば僕がソーシャルゲームやりたいみたいなのが世の中になり、
Web3を使ってブロックチェーンを使った、
ソーシャルゲーム作りたいんですみたいなのを思ったとして、
僕が思ったとして、
それを自己資本で自宅やりながら8年かけてやるっていうのは、
なんせですよね。
やっぱりやりたいことによりますよね。
なんか結構ね、世の中的にはスタートアップだと、
自宅した方がいい派と、
そんなのせずに外部の資本を入れてやった方がいい派って、
結構ね、派閥分かれてるんですけど。
分かれますね。
西子さん的には、
知ってた派じゃないですか。
自宅をずっと。
自宅してた派ですね。
そっちで、
良かったというか、
VC入れるっていう選択肢も、
もっと前からあったのかなと思うんですけど。
僕、昔聞いた話だと、
それ予定ないですよ、みたいなことを。
そうね。
ずっと言ってた。
その次の年にしてたんで。
僕、投資家回ってなくて、
50人、100人に当たられました?みたいな、
言ったりするじゃないですか。
僕は個人的にはね、
個人的には、
起業からPMFまでの道
50人、100人の投資家回るんだったら、
50人、100人のユーザー回りたいなって思っちゃいますね。
かっこいい。
いやいやいやいや。
なんかそれは、
ちゃんと投資家回ることで、
自宅に予算があって、
そういう目的って会社ともあるから、
絶対的に、
僕が正しいわけとは思ってないんですけど、
人次第。
ビジネスモデルと、
トップの考え方次第ですよね。
やり方次第。
勉強になりますね。
すごい特殊な立ち上がり方してますけども、
参考になれば。
最後に、
おすすめの本とか、
そういうのがあれば。
本ね。
いいですか。
おすすめの本は、
すごいな。
いやいやいやいや。
糸井重里さんの本『インターネットはなぜ面白いのか』
糸井重里さんの、
インターネット敵っていつも言ってますね。
ああ、そうなんですね。
ハレムさん読みました?
読みましたけど、
あんまり内容が、
結構古いですよね。
20年前とか。
2000年くらいじゃないですか。
20年前の本で、
僕がインターネット面白い。
大学生時代に出会ったんですけど、
インターネットって面白いなみたいな。
でもなんで面白いかを、
言語化して伝えることができなかったんですよ。
なんでインターネット面白いんだみたいな。
それを言葉のプロである糸井重里さんが、
インターネットはなぜ面白いのかというと、
こうですみたいな。
全部で、
なるほどみたいな。
僕が言語化ができなかったインターネットがなぜ面白いのか。
インターネットの可能性みたいなのを全部言語化して、
説明してくれてる本なんですよね。
僕があんまりわかりやすく説明するっていうのが、
あんまり得意じゃなくて、
感覚でやってるわけですよ。
なんかよくわからんけどインターネット面白い。
なんかインターネットで授業やりたいみたいな。
さっきのハテナで、
ハテナって会社に憧れて、
ハテナみたいなことやりたいみたいな。
言葉にできないようなことでやってる中で、
ちゃんとそういうインターネットって何かって難しいわけじゃないですか。
説明できないじゃないですか。
技術的にTCP、IPでIPアドレスがあってみたいなの言えるんですけど、
意味わからんじゃないですか。
そういうのがわからない人に、
インターネットってこうだから面白いんですよって言える言語化っていうのが素晴らしくて、
言葉を洗練させていくと、
こんなことができるんだみたいなインターネット業種ベースで。
読み直してみます。
たまに聞きますよね、あれいいって言ってる人。
誰だっけな。
ケンスーさんとかがたまに言ってたり。
ケンスーさんね。
イトシ先生さんと対談してましたよね。
そうなんですか。
ほぼ日で。
今回はBMFまでということだったんですけど、
その続きもまだあると思うんで、
また別の機会に。
そうですね、その時にいい話ができるように頑張ります。
ぜひぜひお願いします。
ありがとうございます。
今日のゲストはタイムクラウド株式会社西小倉さんでした。
それではまた次回お会いしましょう。
ありがとうございました。
兄弟番組のゴロゴロトーキングでは、
ヤーマンがビジネス情報をゆるーくお伝えしています。
概要欄にリンクを貼っていますので、
こちらもよろしくお願いします。
40:02

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