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Michael Hasegawaの聴くだけでゴルフが上手くなるラジオ。この放送は幕張ゴルフ上達センター、アークゴルフの提供でお送りいたします。
ちょっとね、配信が遅れまして申し訳ございません。配信スケジュールを変更してですね、今日はね、お届けしております。
実際はですね、6時に今回も、今日もですね、スケジュールを組んでたんですけれども、
今、日本オープンで、初日が終わりまして、昨日ですね。初日、アマチュアのですね、東国次第、セミカワ・タイガ選手がね、単独周囲に立った状態で終わったということです。
これは取り上げないといけないでしょうということで、ちょっと一旦ですね、この情報化で間違った情報を流してしまうといけないので、一応そのファクトチェックというかね、そういうのもチェックをしながらですね、
今、進めてきているので、ちょっと時間がかかりました。申し訳ございません。
すごいですよね。もう今、日本オープンって、僕は中にいたっていうかね、試合でずっとそこでもキャディをしたこともあるし、
深堀さんとね、前世紀の深堀さんとね、一緒にその辺りをやってたこともあるので、難しさってすごい分かるんですよ。
グリーンも固くなって、ラフも深くなって、もちろん早いですよ、グリーンもね。
そんな状況で、みんなね、やっぱり僕らの時代、深堀さんについての時代っていうのは、どうやったら、
ボキ打たないかとかね、そういうことを考えてコースマネジメントを練りにねってね、やっていたのをよく覚えているんですけれども、
これがですね、それをやってもですね、プロの技術を持ってもですね、やっぱりなかなかアンダーパーニーで回ることができないというのが日本オープンなんですよね。
皆さんのコメントを見ても、聞いてもね、分かるんですけど、こんな環境でやったことないってね、このセミカー選手も言ってましたけど、
それはそうですよね。13フィートのあの硬さではもう本当に基本的にショートアイアンのフェアウェイを、要はウェッジのショートアイで打たない限りはボール止まらないっていうことですよ。
プロゴルファーがそういうことってあるんですよねって感じですけど。
そんな状況下で、このセミカー選手、タイガーですよ。
もうゴルフをやるために生まれてきたような名前ですよね、これね。
お父さんお母さんのね、ちょっとね、意図を感じる名前のね、あれですけど、それどおりに期待どおりに育った選手ということになりますが。
コメントの受け答えもしっかりしてて、やっぱり自分のゴルフを客観的に見ていて、ゴルフIQ高いなっていうのは感じました。
で、その中で今回ちょっと注目したいのは、今ね、ジュニアのレベルが上がってるじゃないですか。
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プロの世界ってやっぱりアメリカとかね、世界のまだちょっと、松山選手頑張ってますけどね。
やっぱりこの選出力が厚いんですけれども。
この中島圭太選手もそうだし、これまでプラチナ世代と言われている、男子も女子もですね。
からすごくアマチュアのプレイヤーが活躍してますよね。
アマチュア世界ナンバーワン、ずっと日本人がなっているような感じなわけですよ。
だからそういう状況でですね、アジアか。
で、やっぱりレベル上がってる。なんでかっていうと、やっぱりそれっていうのは、このコーチの指導が大きかったっていうことで。
セミカー選手も昨日コメントの中で言ってたんですけれども、インポジションにつけることだけ考えてましたっていうことを言ってたんですよね。
このインポジション、今日はこの話をしていきたいと思います。
これスコアメイクに通ずるところなんですけれども。
やっぱりね、今JGAのですね、ジュニアの強化選手、ナショナルチームって言われてる、選抜ですよね。
トップの方をやってるんですけれども、トップの方、要はJGAが指定選手みたいにして、それを強化しているっていうところがあるんですけれども。
コーチ、誰がやってるかっていうと、オーストラリアのガレス・ジョーンズコーチっていう方がやっていて、生まれはイギリスみたいなんですけど、今はオーストラリアということで、
彼がついてからやっぱり選手が結果を出してきているということなんですよね。
どういう指導方針かって、スキルを上げるとかそういう部分もやってると思います。
当然そのスイングメイドとかもやってると思うんですけれども、特にやってるのが100ヤード圏内。
100ヤード圏内のところと、あとはゴルフに対する考え方、コースマネジメントだっていうわけなんですよね。
やっぱりそうだよねっていう、結論はそうだんだよねって思うかもしれないんですけれども、
やっぱり選手があれだけですね、そこを意識してっていうね、ちゃんとそこのマインドが入ってるんで、
これはやっぱり、なんていうんですかね、コーチがすっごい繰り返し繰り返し言ってるんだと思うんですよ、厳しく。
一回言っただけじゃなくて、もうね、しつこく言う。
僕もコーチがやってるんでわかるんですけど、一回言ってわからないですよね。
で、やっぱり自分たちの癖もあるから、それを自分、こちら側がこうなんていうのかな、
こんばけしない、何回も繰り返し言うっていうのがやっぱり一番結果が出るようなことなんじゃないかなと思うんですけど、
このガルス・ジョーンズコーチが言ってるのは、先ほど言ったように、
インポジション・コンセプトっていうことを提唱して、それを選手に実行させているということなんですよね。
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このインポジション・コンセプトっていうのをそのままちょっとご説明すると、
構成略を立てるときの概念のことを言っていて、
パッティングの際ですね、カップに対して入る確率の高い上りのまっすぐのラインのことをゼロラインと言い、
このゼロラインにつけやすい場所のことをインポジションと言うと、
ナショナルチームの選手たちはこのコースメモにゼロライン、インポジションのほか、
グリーンの傾斜を水平に測って細かく書き込んでいっているということなんですよね。
これは僕らは確かに、僕はもうプロキャディとしてもやってたことはあるし、
選手も見てたので、やっぱりこれコースマネジメントの基本的な考え方なんですよね。
やっぱりね、いわゆる逆算的思考なんですよ。
Tショットから考えるのではなくて、カップから考えるということですよね。
ゴール地点最後、どこから打ったら一番パターンが入りやすいかっていうことを考えてそこを組み立てていくわけですよ。
意外とやっぱりやってしまうのが、ただTショットをポンって真ん中に打って、
次グリーンもグリーン狙ってポンと打って、みたいな感じでやってたりすると思うんですが、
意外と1メーターの横って入らないですよね。
1メーターについたとしても横のラインっていうのはやっぱり距離とラインが両方ピッタリ合わないので入らないので、
やっぱり横ラインって入らないでしょ。
しかも上っていうのはしっかり打てないので、
要はグリーンってボコボコしてるんですよね。人が踏んでるから。
だから弱く打つとそれだけイレギュラーしやすいので、下着ラインってやっぱり入りにくいわけですよ。
だからやっぱり上りのまっすぐにつけるのが一番入りやすいよねっていうのがあるんですけど、
この必ずカップっていうのは単一の平面ではない。
実際はやっぱりそうやってすごい微妙なアンジュレーションがあるにせよ、
カップのところに対しては必ずどこかまっすぐのラインになるところがありますよね。
必ずまっすぐのところがあると思うんですよ。真下っていうところですよね。
そのことをゼロポジションって言うんですよ。
じゃあ例えばそのカップのわかりやすく、
まっすぐのラインが左下につけるとまっすぐになるって言ったら、
じゃあこの左下につけるためには最後のアプローチ、ショットも含めたらですね、
ここに打っていくためには、そのゼロポジションに打っていくためには、
グリーンを狙うショットはどこから打つのが一番確率が高いのかっていうのを戦略を立てていくわけですよ。
そうするとやっぱり、当然それは長長場というかホールスを重ねていけばいくほどですね、
そうやって考えている選手の方が上行くわけですよね。
なぜならばゴルフというのは確率のゲームなので入りやすいところから打っていれば、
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それだけカップインの確率も上がりますからね。
そういう考え方なんですよね。
これを聞いているトップアマチュアの方がもし仮に聞いているとすれば、
そんなの意識してやっているよというかもしれませんけれども、
この考え方というのはやっぱり非常に重要なんですよね。
パターン数が良い悪いでね、
例えばゴルフ調子悪いというだけじゃなくてパターンが良かった悪かった数字だけだと全くこれが見えてこないんですよね。
実際どこについてどうだったこうだったという話をしなければいけないんですけれども、
やっぱりこのゼロポジションにどれだけつけられるかというところがスコアメイクの鍵になるわけなんですよね。
僕もこの偉そうに話をしていて、ちょっと僕も違うなと思っていて、
最近僕もスイングを変え始めて、
やっぱりコース行ってもいろいろスイングのこととかボールを今ドローからフェードに変えているので、
とにかくフェードで打ってあそこに打つということを考えてやっているんですけど、
それはその時期にあってもいいと思いますが、
ちょっとやっぱりそのスコアに対する感じというのはちょっと弱かったなというのはちょっと再認識しましたね。
皆さんもですね、やっぱりこのゼロポジションを意識してやってもらいたいわけですよ。
ゼロポジションというのはまっすぐのラインですよね。
まっすぐのラインにつくにはどうすればいいのか。
まっすぐのラインをまずどこかということね。
プロの試合だとですね、アマチュアの試合でもそうですね。
競技をやると必ずヤーデジブックみたいなのがあるわけですよね。
それに対してその日ごとにピンポジションが決まりますよね。
今日はこの一番ホールは下から手前から10ヤード、右から4ヤードのところに切りますとかね。
決まるわけじゃないですか。
そうするとそのコースメモを見ると、
じゃあこれは右下がまっすぐのゼロラインだなっていうのが例えばわかるわけですよね。
右下につけるにはじゃあ次どこから打つのが一番確率がいいかなとか考えるわけですよね。
だからそうやって考えてやってもらいたいなっていうふうに思います。
で、ないじゃんってなるじゃないですか。
じゃあ一般アマチュアの人がいつも行っているゴルフ場に行ったときに、
コースメモなんかないしって思うかと思うんですけれども、
今GPSのついているゴルフ場いっぱいありますよね。
あれってグリーン系車が大雑把にわかるようになってますよね。
ピンポジがここにありますっていうのに、
軽車の矢印が書いてありますよね。
あれを見て決めてください。
あれを見て一番上りのまっすぐってこの辺りかなって自分は想定してやってください。
あれ今距離だけじゃなくて軽車もしっかり見る。
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で、僕も広い方から打っていくっていうのはセオリーだと思うんですけれども、
やっぱりゼロポジションをしっかり意識した状態でやると。
でね、これまだそんなとこ打てないしってなると思いますけど、
これは打てる打てない関係ないです。
これは確率をどれだけ上げられるかっていうだけの話なんで、
まっすぐ入るライン。
真横の1メートルよりも真下の2メートル半ですよ。
だからやっぱり横のラインっていうのは入らない。
わーって1メートルのパターン外して悔しがる姿を見るんですけど、
横のパターンだから入らないからって思うわけですよね。
下の1.5メートル外したらわーっていいと思いますけど、
横の1メートルとかってそれはそれで難しいですからね。
だからそういうのをちゃんと意識してやっていただけると、
おのずとスコアが良くなってくるし、
やらなきゃいけない練習が絞れてくるんじゃないですかね。
ただ単純にまっすぐ打つっていうよりは、
ターゲットを狙いながらちょっと右目を狙っていくとか、
ちょっと左を狙っていくとか、
奥に狙っていく、手前に狙っていくっていう、
ちょっとね、自分の中でできるだけ別にして、
ゴルフの考え方の精度が上がってくるはずなんですよね。
で、じゃあ練習をどうするのっていうと、
いやんでまんぶりする練習ばっかりすることはなくなるでしょうね。
やっぱりちゃんとボールをコントロールするっていう方にいくと。
なんか7バイアンで何ヤード飛ばなきゃいけないみたいなね、
固定観念とかがなくなってくるんじゃないかなという風に思います。
自分の中の距離があって、自分の中の方向性みたいなのがある。
やっぱりそっちを磨く方がやっぱりスコア作れるよねっていうことに気が付くと思うんですよね。
そんな感じでですね、皆さんもですね、
このセミカータイガー選手がね、小柳トップに出てきて、
今日はどうなるかわかりませんけれども、
ちょっと注目していきたいと思います。
やっぱ最近のJGAの強化選手がレベルが上がってるっていうのは、
やっぱりコーチのそういった指導。
もう一回繰り返すと、インポジションコンセプトですよね。
インポジション。
どうやったらインポジションにつけられるかっていうことを考えてやると、
皆さんもいいよっていう話でした。
で、ちょっとね、今日の配信スケジュールについて、
これNHKでギッチリ放送しております。
解説をですね、我らがね、深堀圭一郎プロがですね、解説やっておりますので、
ぜひそのあたりも注目していただければと思います。
そんなわけで、皆さん良い週末をお過ごしください。
ありがとうございました。
では、いってらっしゃい。