私の愛しいアップルパイへ。今日はスペシャルゲストを来てて、ちょっと正直緊張してるjMatsuzakiです。
今回はですね、スペシャル回でございまして、大人気ポッドキャスト、夫婦関係ラジオ運営されております。
それからですね、最近男性のための夫婦関係学、出版されたアツさんにゲストとして来ていただきました。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。ありがとうございます。いやいや、大変光栄でございます。こちらこそありがとうございます。
いやもうね、アップルパイもご存知の方多いと思うんですけれども、ちょっと改めて簡単に自己紹介いただけると大声でございます。
ポッドキャスト夫婦関係学ラジオというのを配信してます。アツと申します。
アツヒコと申しまして、アツという名前で配信をしています。僕自身が夫婦関係に悩んだことがあったので、最初はその改善のための方法作りだったりとか、
自分はなぜ改善できたのかっていうのを、逆にリバースエンジニアリング的に解き明かしていって、それをノートに書いたりとか、ポッドキャストで話したりとかっていうのが元々の流れだったんですけど、
今は夫婦関係をどうやって改善したいのか、より良くするにはどうしたらいいのかっていうのを、いろんな方にインタビューをしたりしながらポッドキャストで配信をしています。よろしくお願いします。
はい、いやすごいですよね。やっぱり夫婦関係って誰でも多分悩むと思うんですよ。
そうですね。
でも一方で、この夫婦関係をどう修復していくかとかっていう話ってあんまり世に出てこないというか、
多分みんな悩んでるっていうのもあると思うんですけど。
そうなんですよね。予防と修復があって、夫婦関係に関する発信をしている方とか、あとはカウンセラーだとかコーチングとか偉いという方がたくさんいるんですけど、予防と修復って大体分かれてて、予防置きを置いている方が結構多いんですよ。
なるほど。
何だろう、こうならないようにしましょうとか、セックスやしならないためにこうしましょうとか、離婚、別居にならないためにはこうしましょうとか、モラハラにされないためにはこうしましょうとか、コミュニケーションがなくならないためにはこうしましょうっていうのが多いんですけど、そうなっちゃった人たちっていっぱいいるじゃないですか。
そうですよね。
僕も昔そうだったし、そういう人たちはどうしたらいいのかっていうと置いてけぼりになってるなってずっと思ってて、こうなっちゃうとダメだよみたいな感じがすごい多いんですよね。
ほんとですわ。
会話がなくなったらもう終わりだよねとか、レッスンになったら終わりだよねとか、もう別居したいって言われたら終わりだよねとか。
確かに。
終わりっていいけど、そういう人いっぱいいるじゃんって。そうなったらどうなるのっていうのがずっとあって、僕は何とかならないのかなって思って、ずっとそれを調べ続けてきたっていう感じでしたね。
めちゃくちゃハートフルですね。でも本当に言われてみたらそうですね。
そうなんですよ。最初僕初めてノートの記事書いた時にいきなり八番地の記事を書いたんですよ。最初に書いた記事が八番地で何も分かってなくて、最初その前にブログを書いてて、雑誌ブログみたいなのを書いてたんですよ。
そしたらセックスレスの、僕のセックスレス会社の記事しか読まれないんですよ。そればっかり読まれて、これ需要があるんだなと思ってノートにスピンオフしようと思って、
ノートで、ブログをやってる時にいろんなアフリエイトの詳細とか提案とか来るんですよね。航空会社から。
だけど夫婦関係に関わらせるものはないんですかって聞いたら、いやーちょっとおもちゃとかですかねとか、なんかジェリーですかねとかって言われて、
いや、そういうんじゃないんだよなって思ってて、自分で作っちゃおうと思ったんですよ。
詳細を自分で作って、ブログに読まれてるんだったら多分売れるだろうかなと思って、自分でセックス会社の記事を、八番地の記事を書いて、ブログにはめ込んだんですよ。
リンクを貼って。それが始まりで、結構読んでくださり方が増えてきて、それを書いてるといろんな夫婦関係に悩んでる男性からメールとかが届くようになって、最初メール相談とかが自然と始まって、
そのうちノートのメンバーシップをちょっとやってみようかなと思って、メンバーシップになる前でしたね。名前が違かったんですけど。
その時に月何剤円とかで相談乗り回すみたいなのをやってたんですよね。
多分それがいつだろう。だいぶ前ですね。3、4年ぐらい前ですかね。
っていうところが始まりでしたね。
いやすごいですよ。ポッドキャストとかでも表面的な質問とかじゃなくて、こんな質問答えようがないでしょうっていう本当に困ってる質問にガンガン答えていくっていうのはやっぱり生の、今まさに困ってる人からの質問だからなんでしょうね。
そうですね。本当にどうしたらいいんだろうって思うときありますよね。
いやそうですよね。
なんて答えたらいいんだろうって思うこと多くて。で、僕1回メンタル病んだことあったんですよ。
相談に乗り続けて、たぶん2、3年前に何人もの男性と同時に相談に乗ってたんです。
で、毎週ズームをやってたんですよ。一人一人と。解決する人もいればしない人もいるわけですよ。
そうですよね。
で、やる気も違う人によって。ずっとこう辛い話を聞き続けたら、僕がおかしくなっちゃって、病んじゃって、そのあたりで、
プロの知識が必要だなと思って、認証心理師さんでカップルセラピーやってる方にインタビューしに行って、相談に乗ってもらったりとかして。
あとその方の紹介で心理治療向けの講座とかに受講をしたりとかして、それをする中で、自分の心をちょっと癒やした方がいいなと思って。
辞めたんですよね。相談をそこで、一回落ち着こうと思って、自分の気持ちを自分を大切にしようと思って。
で、その時出会ったのがコンパッションフォーカスセラピーっていう新しい心理療法で、思いやりとか慈悲っていうコンパッションの意味なんですけど、それをこう、他者に対する思いやり。
他者から受け取る思いやり、自分から自分に対する思いやり、コンパッション、3つの流れがあって、これを育んでいくワークショップを受けたんですね。
で、それを受けた時に、すごい自分で自分を思いやり向けることができて、1回やめようと思ったんです。相談1回やめようと思って、今はそのコンパッションのコースをちゃんと1から学んで、自分で思いやり向けながら、また他の方の相談を持ってるっていう感じなんですよね。
話は言ったり来たりしちゃいましたけど。
いやいやいや、もう本当に文字通り身を削ってやられてるんだなっていうのがわかって感動しますね。
いや、うつん鳴りますよ。いろんなどうにもなんないんじゃないかなって思う時もあるし、どうしたらいいんだろうとか、僕心理師でもなんでもないから、スーパーバイザーとかいるんですよね、心理師さんとか。相談できる相手が。僕いないので。
ああ、そういうことですね。
相談できる人いないし、同じことやってる人あんまりいないし、どうしようかなっていうふうにすごい悩んでたんです。でも心理師さんとの出会いがあって、大学の先生との出会いがあったりとかして、そっちの方と繋がることで、自分がやってることはその中間なんだなみたいな、いわゆるノラカウンセラーと呼ばれる、心理職ではないカウンセラーがいて、心理職がいて、自分はその中間にいて、
彼らが悩んでる人が必要としてる知識を提供したりとか、心理師につなぐ途中の最寄り駅みたいな感じだったりとか、あとは僕と話す中で解決できることっていうのもあったりして、その中間に位置するのかなとか、自分の立ち位置を見出していった感じでしたね、相談のりながら。
【佐藤】うわぁ、そうなんですね。
【森】夫婦関係学ラジオで、夫婦関係のことをお話しされてるじゃないですか、うちのポッドキャストはですね、主に働き盛り世代と言いますか、30代40代とか20代後半の方とかが多分メインで聞いてくださっていて、多分この世代ってすごくジレンマがあって、働き世代でいっぱいもういくらでも仕事をできるし、いろんな仕事したいし、いろんなまだキャリアもいろんな可能性があって、
それも模索したいしっていう。一方で家庭がすごくおざなりになりやすい世代でもあると思うんですよ。ここのジレンマというか、ここで結構悩んでる人って多分このポッドキャストリスナーの中にもたくさんいるはずで、
そういう人たちのためにぜひちょっと今回お話しいただきたいなと思ってゲストでお声掛けさせていただきました。
それで言いますとですね、僕も3人目が生まれる前とか、まさにそんな感じで、上野子が双子だったんですけど、上野子双子で、これやばいなと。これ金がかかるなってまず思って。
当時僕潰れそうな会社で働いてて、人収330万とかだったんですよ。このままだと双子養えないなとか、自分が望む暮らしもできないなっていう思いがあって。
転職したんですよね。妊娠がわかって子供が産まれる間で、まずはステップアップするための転職をしようと思って。
その時はもう本当にあんまり家のこととかそんなに考えてなくて、遅くまで働いてクライアントと関係値結んで、すごい関係値が良くなった他の会社の方のお力で別の会社に転職することができたんですよね。
経済的にはちょっと安定したと。双子が産まれたと。そうなったら転職したばっかりなんで、働かないとダメなわけですよ。
いや、そうですよね。確かに。
転職みたいな感じで入ってきたので、使えない、こいつダメだなみたいに思われたくなかった。
確かに。
ちゃんと結果出したいし、もっと飾りたいしと思って。双子が産まれたんだけど、僕毎月海外出張に行ったりだとか、双子育児がすごい僕も辛かったので、妻の方が辛かったんですけど、僕も辛くて逃げ出したくて。
社員旅行があったんですよ。海外に行ける社員旅行が毎年あって。それで行きますって言って、行ったりとかして、逃げようとしたんですよね。
その時、本当に僕は人に誇れる感じじゃなくて、もう逃げたいな、逃げたいなと思ってて、っていう感じだったんですよ。
でも確かにそういう時期って多くの人ってあると思うんですよね。
でもそうこうしてるうちに、妻が冷たいなって思い始めて、あんまりコミュニケーションが温かくないなとか、ホーム連絡ばっかりだなみたいになって。
そこで初めて気が付いて、働き方を変えようと思ったんですよ。
稼ぐための働き方から、夫婦関係を良くするための自分の生き方に変えようと思ったんですよね。
だから毎月の出張もやめたんですよね。
もう行きませんって言って、海外出張毎月行ったのを出せませんって。
3人目がもうすぐできるんで、もう行かないですって断った。
僕の仕事って生産管理だったんで、海外に行かないと意味がないのが結構あって、
中国の工場とか行かないと管理もできないし、知識も詰めないし、経験も詰めないので。
行かないとやる気ないみたいな感じに見られたりもするので、すごい怖かったんですよ。
キャリアチェンジするのが自分のようで、勝手にシフトチェンジするのが怖かったんですよ。
3ヶ月間育休を取って、帰ってきたら評価が下がったんですよね。
ずっとAだったのがBに下がって、聞いたら居なかったからって言われたんですよね。
3ヶ月居なかったから12分の3でBになりましたみたいに言われて。
誰も育休取れねえじゃんって思ったんですよね、その時に。
居ない間評価ゼロだったら、1年間育休取ったら評価ゼロに戻るのかと思って。
評価が毎年3年連続AとかSとかを取らないと昇進できないシステムなんですよ。
なるほど。
1回Bを取っちゃうと3年間昇進できないっていうのがあって。
たぶん今、自分の仕事のキャリアと夫婦関係を天秤にかけて悩んでる人って結構いると思うんですよ。
いますよね。
いますよね。
だけど、どっちが大事かって言ったら、夫婦関係が断然大事だよなって思う。
そこで、僕は6年前に評価が下がったけど、
だからといって収入がめちゃくちゃ減ったわけではなくて、
その後に挽回する時間はやってきたんですよね。
子供が大きくなって、1歳、2歳とか3歳になってくれば、働けようになってくるんで。
その時に家庭にコミットしたおかげで、妻との関係が出来上がってるんで。
なるほど。
仕事が遅くなっても、そんなに揉めないんですよ。
分かってるから、それまでの分取り返さなきゃなとか、
これ大事な仕事だから遅くなってるんだなとか、理解をしてくれるようになったんで。
そういうふうに分かれる時期、働く時期と家庭にコミットする時期っていうのを分けたいなとか、
家庭にコミットすることで夫婦関係を良くして、2人の関係を良くすることで、
その後自分がエンジンかけたい時も応援してもらえるっていう状況を作れると思うんですよね。
その意識すると両立ってしやすいのかなって。
その時は両立できないかもしれないけど、
そういうことですね。
後々に両立がしやすくなるんじゃないかなって関係値があるおかげで。
仕事もベースにあるのは、良好な夫婦関係っていうのがベースにあるのかなって思うんですよね。
それがあるから出来るんじゃないかなって思ったりしますね。
いやー確かに今ちょっと話聞いてて、本当にこれあるあるなんだろうなって思ったのが、
先ほどアツさんが何というか逃げるっていう表現をしてくださったんですけど、
本当に建前として家庭のために働いてるんですっていうのが建前としてあって、
家庭を維持するためには収入が必要だし、
自分がお金を稼げば他のみんなもよりゆとりを持って生活できるよね。
そのために僕は一生懸命頑張るんだっていう、ある意味言い訳ができちゃうんじゃないですか。
家庭のために働いてるんだっていう。
仕事対家庭ってなった時に、家庭のために仕事を取るって多分してしまいがちなのかなっていうのは僕は思ってますよね。
そこを改めて、いやいや家庭でしょっていう。
なっちゃうのもしょうがないなって思うんです。
家庭のために働かなきゃ、金がないと暮らしていけないから、
そうは言っても稼がなかったら申し訳ないし。
言えちゃいますもんね。
言い訳にもなるけど、同時にそれは事実だと思うんですよ。
確かにそうだよなって僕は思うんですよ。
食わないとやっていけないし、稼がないといけないって。
確かにそれは事実で、その事実自体は否定することでもないと思うんですよね。
そこにあるものなので。
それを分かった上でどういうアクションを取っていくかだと思うんですよね。
稼がなきゃならない。もちろんそう、子供がちっちゃいと頑張らなきゃいけないと。
だけど、それは頑張り方って色々あると思うんですよね。
もう家庭を犠牲にしてやるゼロイチなのかっていったら、そんなことないと思うんですよ。ゼロイチになって。
そうっすよね。
今だったら男性でも育休すごい取りやすいし、
昔の僕みたいに評価下げられることも多分ないだろうし、
普通に帰って来れるし、場所があるし、
普通に1年間とか取れるし、
取ってる間に、その間の収入が例えば給付金とかになるんで、
7割とか8割とかなるかもしれないけど、もっと増えるらしいですけど、
減ったとしても、ボーナスもらえなかったとしても、その1年間の間で、
もうその後の人生で絶対気づくことができない関係者をその1年間でグワッと気づけるんですよね。
なるほど。
それがあれば、その次の年、2年後、3年後、
夫が外でめっちゃ頑張って働いてたとしても、
分かってもらえてれば、そんなに揉めないと思うんですよね。
話し合いがしやすいと思うんですよ。
今はちょっと遠心かけたい時期なんだって言いやすくなるし、
妻も受け止めやすくなるし、
その上で今の自分たちにとって最適な働き方とか家庭の関わり方って何だろうねっていう話し合いがすごいやりやすくなると思うんですよ。
作る時期があったり存在すれば。
01で考えない方がいいんじゃないかなって思いますよね。
本当ですよね。
多分家中にいる時って結構難しいのが、
家族関係が悪化してるなっていう状態になった時に、
稼ぎを上げたら満足でしょっていう答えを勝手に自分で出しちゃうパターンって多分あるのかなって思って、
多分奥さんはもっとこの家庭の方に時間を割いてほしいとか、相互理解をもっとしたいと思ってるかもしれないけれども、
男性の方は稼ぎをもっと上げたら奥さんも満足するでしょって思って、
逆に仕事にのめり込んでいっちゃうみたいなところって何かあるのかなと思ってて、
そういう意味だと出版された男性のための夫婦関係学の中でも、
なぜ稼いでいても妻から嫌われるのかっていう章があるじゃないですか。
これ多分結構ドキッとする人が多いんじゃないかなって思いましたね。
そうなんですよね。
妻が求めてるものは何なのかっていうのを知るっていうのがすごい大事ですよね。
金なのかって言われたら、金ですって言う人もいるかもしれないけど、
確かに確かに。
いるかもしれないけど、だけど夫婦関係が揉めてるんだったら、原因は他にあることは結構多くて、
今まで受けてきた相談でも結局根底にあるのはこの情緒的飢餓っていう概念が根底にあって、
人間が生きていく上にあたって、食べ物とか家とかがあれば生きていけるのかって言ったら、
それだけじゃないと、愛着っていうのがないと人は死ぬんだっていうのが実際に証明されてるんですよね。
1907年のヨーロッパの孤児院で、75%の孤児が亡くなっていたのが、17%まで減少した。
その背景にあったのは、看護師の接触と愛部が看護検査で含まれていた。
愛してあげたってことですよね。触ったり、ギュッとしたり、話しかけたり。
それがあるだけで、すごい成長ホルモンが出て、体も美味しくなっていった。
それがない状態っていうのは、砂漠状態なんですよね。
夫婦だとしたら、砂漠状態で乾いてて、妻の心はカラカラだとしたら、触れないたくないってこともあるし、話しかけたくないってこともあるし、
不倫が起こる背景にあるのも、情緒的飢餓が結構多いんですよね。女性の不倫に入ってなると。
不倫が良くない、悪いことだとよく言われるけど、それは確かに倫理的なアウトだけど、
その背景になるのは、情緒的飢餓なんじゃないのかなって。それがわかると、そんなに責めないのかなって。話し合いもしやすくなるのかなって。
不倫の心の傷も、回復しやすくなるのかなって思いますよね。
この男性のための夫婦関係学の概要とかにも、多分皆さん読んでいただければ書いてあると思うんですけど、
あのエピソード、紹介されているエピソードの中で、ソファーに1個席を空けて座られたっていうエピソードが出てくるじゃないですか。
カツさんがソファーに座って、1個席空いて奥さんが座ってるみたいな。このスペース何?みたいな。
本当に生々しいエピソードというか、でも多分そういうことって普通にあるよなっていう。
エピソードだーって思って、すごくグッときたんですけど、ここから修復していくっていうことをなされたわけじゃないですか。
そのポイントっていうのはやっぱり情緒的疑惑っていうのに関わるんですか?
当時は僕はその辺の知識はなくて、わからないまま真っ暗な洞窟の中を走り切った感じだったんですけど。
僕がまずやったのは、それが上の子がたぶん2,3歳ぐらいだったと思うんですけど、家事育児を僕はやってる方だと思ってたんですよ。
実際妻もやってる方だと思うよとは言ってたんですよ。
だけどこうなってる、なんか距離捉えてると。触れないと言われて、育ってもらえないと。
じゃあ足んないのかなって思ったんですよ。家庭のコミットが足んないのかなって。
じゃあやるかと思って、今まで以上にやり始めたんですよね。
すごい勇気の出るエピソードですよね。
結構多いですよね。相談をされてる方の妻との間にスペースがありますっていう方本当に多いし、出会いたくないと言われた人とか。
話聞いてるとやっぱり妻の常時的飢餓がそこには存在して、気がつかないうちに妻を傷つけていたと。
で自分はさっきJさんがおっしゃったみたいに稼げばいいんだろうって俺の仕事。
稼がないとやっていけないじゃないかっていう。そのゼロイチ思考になっちゃったりとかしてる。
あとは誰かをケアするっていう考え方だったりとかが抜けてるとかっていう人は結構多いですね。
めちゃくちゃ勉強になります。
ちょっとこれも聞いてみたいなって思ったものが一つありまして。
今回男性のための夫婦関係学っていうタイトルで出版されてるじゃないですか。
これは全部3部作なんですよね。
これタイトルに男性のためのって入ってると思うんですけど、
これってどういう思いが込められてるのかなって聞いてみたいな。
もともとポッドキャストも男性のための夫婦関係学ラジオとして始めてたんですよ。
男性のために書いてて。
僕が苦しい思いをしてたので、
同じような思いをしてる方の参考になったらいいなと思ってたんですよ。
初めからブログも音声も全部男性向けに全部書いてたんですよ。
男性のためのと名付けたのは、やっぱり男性に知ってほしいなっていう思いがあって。
男性向けのカップとリレーションシップのコンテンツって、
女性が作ってるもののほうが多いなって思うんですよ。
男性が作ってるものもあるんだけど。
僕に相談される方に話を聞くと、ネットでものすごい喋りましたと。
なんか触れ合いたくないとか、
離婚したとか言ってて、めっちゃググりまくったと。
めっちゃググりまくるんだけど、これじゃない、これじゃない、これじゃない、これじゃないものばっかりなんですって言うんですよ。
女性が作ったものなので、男性心理をあんまり盛り込んでなかったり、
あとはエビデンスがあんまりなかったり、
感情的な議論が多かったりとかして、
これじゃない感じがする、寄り添ってくれてない感じがするっていう話もありましたね。
男性側に寄り添ってくれてない。
あんたが悪いんでしょ、あんたが悪いんでしょって。
勝手にコミットしなかったあんたが悪いんでしょって。
そうですよね。
なんか責められてる気持ちになるじゃないですか。
そうですよね。
責められたら何とか衝撃にならないし、
その時にはその人なりの理由があったはずなんですよ。
勝手にコミットできなかった理由がそこにある。
そうですよね。
それって良い悪いで判断するものじゃなくて、
そういうものだよねって、そこにあるよねって、
ちゃんとお互いに受け止める必要はあると思うんですよね。
いやー確かに。
それもあって男性のためだっていうふうにつけてますね。
いやー確かに、その世にある情報とかで、
多分いろいろ良いこと書いてあって納得もできるし、
理論的でもあると思うんですけれども、
多分実際にリアルに悩んでる人からがそれを読んだ時に、
そうは言ってもっていうのは絶対あるじゃないですか。
そうは言っても転職したばっかりだしとかって、
それぞれの状況があって、絶対そうは言ってもっていう状況がある。
多分あきさんのこの本もそうなんですけれども、
このそうは言ってもっていうところも含めて、
ちゃんと言及されてるっていうところが、
すごい世の男性に支持されている理由なのかなって、
今聞いて思いました。
そうですね。そこはもっと大事にしてもいいと思うんですよね。
そういうふうになっちゃうよね。
じゃあどうしたらいいんだろうね。
柔らかい気持ちで向き合った方がうまくいきやすいんじゃないか。
例えば仕事があって、今は稼がないといけない時期だったとか、
家庭に全員コミットできない時期ってどうしてもあると思うんですよね。
僕もありましたし。
あとこれが結構見逃されがちなのが、
妻に愛情を持って接することができない、
その原因となっているものが結構あったりとかして、
夫婦関係に悩んでいる方の話を聞いていると、
より深く話を深掘っていくと、
不安定な愛着っていう課題が結構出てくるんですよね。
人って生後半年から6歳の間、
クリティカルタイムと呼べる期間があるんですけど、
その間に母親とか、もしくは父親とか、
主に母親が多いですけど、適切な愛情を与えられた体験が、
そこにないと人からの愛情を受け取りにくかったりとか、
自分が愛情を与えられなかったりとか。
愛着と呼ばれるものが不安定になっちゃうんですね。
これが結構起こっているんですよ。
夫婦関係に悩んでいる方の話を聞いていると。
背景にこれがあるの、愛着の課題が結構あるなと思ってて。
なるほど。
これも本人ではどうしようもできないじゃないですか。
過去に戻って自分の母親に、
これを抱きしめろって言わないので、
どうにもできないので、
どうにもできない課題が結構あるなと思って。
あとは働き出して、
会社の中でロジカルな言葉で仕事するじゃないですか。
コミュニケーションとか情報伝達が必要になるので。
だけど家庭に帰ると、
情緒的な言葉で妻と会話をすることが重要になって。
だけど頭がロジカルなままだと、
家庭に戻ってもロジカルなままになっちゃうんで、
なかなか切り替えできないっていう。
そういう社会的な環境だったり、生まれ育った生育環境っていうのも結構あって。
これって本人にはどうしようもできない部分であって、
これを理解する必要結構あるとは思うんですね。
だけどなんですけど、
だからといって好き勝手やっていいわけじゃないじゃないですか。
今はコミュニケーションするべきだ。だからもうお前のことは知らん。
俺は愛着障害なんだ。だから納得しろだとか。
俺は遊べる側だ。だから何もできないんだとか。
で、やっていいわけじゃないよねとも思っていて。
これは僕のコンパッションを学んでいる東京生徒大学大学院の
石村恵子純教授のセリフなんですけど、
僕はすごい好きなフレーズがあって。
It's not your fault, but you have a responsibilityって先生が言うんですよ。
これ何かっていうと、それはあなたのせいではないと。
そういう環境の悪さだったりとかっていうのはあなたのせいではないと。
その家庭と仕事のこの課題、世の中における課題っていうのもあなたのせいではないと。
だけどあなたには責任がある。
その自分自身の課題に対して立ち向かう責任がある。
この言葉がすごい好きで、
夫婦が共に幸せを感じられるようにするための責任だったり、
子供に愛情を深く接するための責任だったり、
愛情のない家庭という負の連鎖を止める責任だったりとか。
その責任を全うするための知識とメソッドが、僕は夫婦関係学だと思ってるんですよ。
それは全うするための何だろう、
そのナレッジとそのやり方を一つにまとめたいなと思って、
そこを極めたいなと思ってずっとやってる感じですね。
ありがとうございます。素晴らしい話ありがとうございます。
今日本当に情緒的疾患の話とか、
そうはいってもっていうところの話とか、本当にたくさん学びになる話をしていただいてありがとうございます。
こちらこそありがとうございます。
この話を聞いて、このJ松崎ポットリスナーの方も、
篤さんの話に魅了されたと思うんですよね。