2023-03-30 20:32

#59- ドラマHARLEMが描くアカデミアが結構リアル

ないちゃんおすすめのドラマHARLEM(ハーレム)📺

その主人公の役柄がコロンビア大学非常勤講師という設定。垣間見えるアカデミアの世界が、実際中にいる人間からみても、わかる〜、となるくらいリアルに描かれてるという話。
民間企業とアカデミアの組織での評価の違いとか、へーそうなのかーとまきは勉強になりました✍️

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「私はこうだったよ」や「2人のこんな話を聞いてみたい」などご意見がありましたらこちらまで👇💌

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35歳、右に行くか左に行くか
わーわまで会社員のマキ
パートナーと暮らしながらテニス職系のナイちゃん
18歳で出会い、右に左に迷いながらも身どさを謳歌する2人が
ただただ近況を話す素敵なポッドキャスト番組です。
なんかさ、昨日こっちの友達と会った時に
その子は弁護士なのね。
それで、実際に自分がやってる仕事と
ドラマとかエンターテインメントの中で見る弁護士像とか放送人材像で
一番これ違うよって思うのはどこ?って話になったわけ。
面白いね。
弁護士ってよくあるもんね、アメリカのドラマで
そうそうそうそう
で、その子が言ってたのは立ち上がらないって言ってたのね。
立ち上がらない?どういうこと?
立ち上がって有弁に語るみたいなことはまずないって言ってて
そうなんだ。
むしろなんかその有弁に語るんじゃなくて
もうすでに書面で整理はしてあって論点は
それをすでに裁判官が提出していて
裁判官はそれを読んできてるんだって
だから要は打ち合わせみたいな感じなんだって裁判って
それでその文章の中でわからないところを裁判官が聞いてくるみたいな
これはどういう意味ですか?みたいな
で、そういう尋問みたいなのがあるのは承認尋問だけど
基本的にはその弁護士がその自分が弁護してる人に対する承認
人に対して尋問するときは裁判官ほとんど聞いてないらしいの
どういうこと?
その自分が弁護士の人
そういうことね。だって自分は知ってるからね。裁判官は事前に知ってるからってことか
違う違う違う。弁護士じゃないから
自分が弁護士が呼んだ承認がいるじゃん
その人に対して尋問するときはもうすでに事前に
決まってるんだろうね。こういうことを言ってくださいって
だからもうそこでは別に新しいこととか出てこないじゃん
だから裁判官はそんなに重視しない
だけど承認を呼んだってことは反対尋問もあって
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警察側からその承認に対して尋問が来るときがあるわけよ
来るじゃん。で、それは聞くみたいな
それはそうだよね。そこは新しいことが出てくる可能性がある
出てくるかもしれないし、そこに真実があるかもしれない。その反応とかで
それをリソースにしたりはするみたいな話をしてて
だから基本的にドラマであるような
自分の説明をするときに立ち上がって
私はこう思うんだみたいなことをプレゼンするみたいなことは
絶対に起こり得ないっていうわけね
やっぱそうなんだとか聞きながら
そしたらナイちゃんはナイちゃんの場合は何かあるのって言われたの
で、私はいつも思うのはさ
研究者が題材になるドラマって時々あるのよ
でもそういう時の研究者って
往々にしてちょっとクレイジーな人っていう風な描き方をされるわけよ
一般社会では生きられない
例えば虫がすごい好きとか
それ以外の常識はなくて
虫ばっかり追っててみたいな
発達がスローみたいな
描かれ方するんだけど
そんなやつは大学に勤められない
確かにね
自分のドラマってあんまり思いつかない
例えば何?
例えば高橋一世がやってた
なんだっけな
やってたドラマがあったよ
それでも僕は生きてるみたいな感じ
そっかそっか
確かに発達障害じゃないけど
そういうの持ってる人って大体天才型みたいな感じで
一つの分野はすごく優れてて
その人が大学職員というか
職種的にはそういうのが合ってるから
そういう描き方になってるのかもね
でもそんな人は確かに一つの分野に
仕入れた人とかいると思うの
でも基本的に会話はできるし
基本的に学内業務しますし
っていうのがあるわけよ
だからいやそれはリアリティないよねって思うわけ
その中で私が前にマキに
お説明して今マキ見てくれてるって言った
ハーレムに出てくる
非常勤講師役のあの方
ハーレムの主人公は
結構リアルだなって思って
それは何がリアルかっていうと
彼女自身がリアルっていうよりも
主人公の彼女は
常勤になりたいんだよね
常勤になるかならないかっていう
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こういう交渉が行われるわけよ
上司の学部長の人たちとの間で
その時の会話っていうかはすごいリアル
なんか要は
彼女はすごく
声が大きい人
なんだよね
アカデミックの世界でというか
彼女は別に業績がすごい優れてるわけではないけれども
インフルエンサーで
インターネットとかで発信してるみたいな
そういう設定だよね
カミール
それで職を得られてるというか
プラスちょっと知見もあるから
それを交えながら
学生にとって楽しいと思う授業を展開できてるみたいな
なんだけれども
学部長の人からすると
あなたは確かにそういう意味ですごく力があるかもしれないけれども
実績がないよねみたいな
論文出してないよねみたいなことをチクリと言われるわけよ
ああいうあたりは結構リアルだなって思う
学部長の先生が
言ってる内容がすごい
リアルだし
纏えてるなって思う
確かにその点ではカミールは甘いよねって思うね
そっかそっか
やっぱり
確かに
トラディショナルな
研究者を評価するやり方としては
論文何本とか
どういう雑誌に何本
掲載したとかって
分かりやすいし
それこそSNSとかってさ
この10年20年で発達してきた
新しい言ってみれば結構それが
影響を及ぼす媒体だったりするわけじゃんか
だからそこにさ
投稿寄稿したことについてさ
カウントしてくっていう風に変わってく
ことはないのかね
絶対ありえない
だって自分が勝手に発信できるじゃん
それは
審査を受けてないから
受けてないものだよね
それが正しいとか
ちゃんとした成果なんだっていう風に
何を持って言えるのっていうところがあるし
やっぱり大学の
機能の一つは知の継承だから
その方法論にのっとって
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何かを発信するっていう
手法をしっかりとできてない人が
学生
そういう人
次世代を育成することができなくなっちゃうじゃん
だから別にね
ああいう人がいちゃいけないと思わないの
でもやっぱり
条件にはなれないよねって思う
やっぱり学生にとって楽しい授業を展開する先生は必要だし
そういうプロフェッショナルがいることは
大学としてはすごくプラスだと思うの
なんだけれども
条件の先生に任されている任務っていうのがあって
しかも設定はコロンビア大学じゃん
トップレベルの大学で
トップレベルのエリートを配信する大学なんだよね
そうした時にやっぱりちゃんと
作法というか
ロジックにのっとった仕事ができない人を
雇ったとして
いい循環が巡らない
例えば会社に
インフルエンサーですごく発信力があるから
社員として来てもらいましたっていう人が
自分と同等のお給料をもらってたら嫌じゃない
自分の席が奪われるんだよ
確かに
個人的に嫌だとか
そういうのはあると思うんだけど
ちょっと思ったのは
一方で例えば
評価軸
評価の仕方とかっていうのも
世の中の変化とともに
色々変わってきているのかなと思っていて
評価ってどの会社でも知っていて
それぞれ会社ごとに評価の軸って
当然違うんだけど
共通しているのって
影響が大きいか
影響が大きければ大きいほど給料が高い
っていうのはすごく納得感がある
当然その影響の大きさって測るの難しいし
平等に誰もが納得できる形で測るの難しいんだけど
一般的な指標の一つとしてはそれなんだよね
この仕事とこの仕事ってどっちが給料高いんですか
一つの絶対大きな要素になるっていう
影響だと思っていて
影響の与え方って
いろいろテクノロジーの発展もそうだし
人々の価値観もそうだし
とともに変わってきているから
会社だとそこって一応
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やり方とかっていうのは結構
見直しがされていく
例えば言ってくれた
インフルエンサーでインフルエンスばっか
知っている人?
そんな人があまりいないからイメージはできないんですけど
うちらがせこせこ
例えば普通の事務作業をしているというか
どう評価するんですか
会社だったら2人が同額っていうのは全然あり得るんだよね
なんならインフルエンサーの方が
インフルエンスしている分だけ高いっていう可能性もあり得るし
民間企業だったら
全然あり得ることなのかなと思っていて
そこが今の話を聞いた時に
でもアカデミックの世界でも
確かに昔ながらのやり方っていうのはあるんだけれども
SNS
普通の人からね
私みたいなアカデミアンじゃない人から見ると
SNSとかっていう媒体が違うだけで
そこでめちゃくちゃ投稿して
しかも支持されてたら
評価の進歩として全然ありなんじゃないのかな
って思ったんだけど
今の話で確かに審査を受けてないとか
そこの審査っていうものが
確かに大事なのかなとか
でもそれって逆に
SNSで発信していくっていう
際にも審査を取り入れることもできるんじゃないのかなとか
ってちょっと思ったりもしたけどね
だから研究の
SNSを使うっていうイメージが
私が持ってるイメージと牧野が持ってるイメージは全然違って
研究者一個人の意見をSNSでどんどん発信することは
全然してるじゃん
でもそれがその研究者を評価する軸には絶対ならない
それは一個人の意見だから
研究者が研究者たるゆえっていうのは
やっぱり研究業績にあるのであって
SNSで何か言葉を発信することが
研究業績になるってことはまずない
わけよね
だけど牧野が言ったように研究を評価する軸っていうのは
もちろん時代とともに変わってきていて
昔は10年に一度論文を書く
その論文が長く増刊され続けたら
増刊されるとか読まれ続けたら
いいよねみたいな
でもそれも不確かなものによって
評価されているとかだったけど
今は有名なところで言うと
インパクトファクターっていうのがあって
世界中の論文がデータバンクの中に入っていて
それがどこかで引用されたら
この論文はどれくらい引用されましたとか
っていうのがデータとして上がってくるんだよね
それが高ければ高いほど
いい論文って言われるから
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みんなはより多くの研究者が読みそうな
読むと言われているインパクトファクターが高い雑誌に
寄稿しようと頑張るわけよ
そしたらそのジャーナルに採択されたら
自分が普通に手渡しだったり
リーチできなかった人にワッと広がるわけじゃん
そしたらそれを読んだ人がその論文を引用して
また論文を書くと
それが自分にまた返ってくる
こういう人が引用しましたよって返ってきて
その人が評価されているってことに繋がるから
だからそのインパクトファクターが高い論文に
論文紙に学術紙に掲載されたかどうかっていう風な
測り方
今は結構変わってきているっていうのはあるよ
だけどそれとまたSNSの発信力があるかないか
っていうのは全然別の話で
っていう風に思うかな
あんまりSNSっていうところが
アカデミック的には個人の意見みたいなの
どんだけ発信力があるかインフルエンスがあるか
っていうところは
影響ないんだね
SNSっていうことに限定されないけれども
アウトリーチ活動っていうのが評価されることはあるよ
例えば
社会に還元する活動をしているかどうかとかね
社会に還元するとか
例えば私のパートナーの話とかだったりすると
講演会を開いたとか
市民に向けた一般向けの講演会を開いて
どのぐらいの人が来たとか
あとその活動自体が新聞に掲載されたとかね
それも社会に還元するアウトリーチ活動として
一つ評価はされるよね
単純な学術論文の数だけじゃなくて
その研究者がやっている活動自体が
業績として評価されるってことはある
とは思うけど
でもベースはやっぱりその論文というか
論文のインパクトみたいなところなんだね
書いたもののインパクト
それも文芸によって違うと思うけど
もしかしたら開発とか発明とかかもしれないし
それは別に論文じゃないかもしれないし
それはまた何とも言えないけど
でも基本的なオーソドックスな考えとしては
やっぱり論文かなって思うかな
そうですね
だからハーレム見て
すごい分かるのよ
カミールの考え方とか
次世代のやり方として
18:00
別に彼女はPhD持ってないわけじゃないし
PhD取ってるし
だけど自分の主張ってこともあって
黒人の人権とか女性の人権とかに
すごい関心があって
それを主張していきたいっていう彼女の訴えも分かるし
それを元に展開する授業が
学生を引きつけるっていうのもすごい分かるんだよね
時代とマッチしてるから
なんだけどその学部長の先生が言うみたいに
それはその時のトレンドであって
本当にちゃんと実証的な
研究がなされてないじゃない
それをやっぱり出さない限り
あなたが上に上がることはないっていう風に言う
そのスタンスもめちゃくちゃ分かるっていうか
すごいリアルな世界を描いてるなって思ったかな
大学院とか研究者ってものを
一つのキャラクターにしてる
その中では結構リアルだなって思ったかな
制作家側にそういう人が関わってるのかもしれないね
そうだね
実際の調査とかもしただろうし
そういうキャラクターできたいっていうので
だってハーレムの
ドラマ全体は結構大げさじゃんか
ホップな大げさ
ありえないでしょみたいな設定だから
まさかそんなリアルなところがあるっていうことは
やっぱり誰か関係者が携わってるのかなって
思うねちょっとね
インスタのコメントやダイレクトメッセージ
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お待ちしてまーす
20:32

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