2024-11-01 20:47

EP.391 日本の若者が選挙に行かない本当の理由。

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=n4OZe3INMwg
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はい、こんにちは。今日はインスタグラムフォロワー様からメッセージでご質問いただいております。
ご質問は、今の日本の若者の投票率が低いとニュースで見ましたが、なんで若い人たちは選挙に行かないのでしょうか?
高齢者ばかりが選挙に行っては、シルバー民主主義になってしまいます。
消費化がどんどん加速して、日本は衰退していくのではないでしょうか?
ミキラ先生の意見をお聞きしたいです。というご質問なんですけれど、そうですね。
若者が選挙に行かない理由っていうテーマで、僕の考えをね、今回お話しさせていただこうと思うんですけど、
まずですね、若い人たち、僕も含めてなんですけど、僕は選挙行くんですけれど、
やっぱり若い人選挙行かないのは、それなりに今のこの日本っていう国、この世の中にそこそこ満足しているからだと思うんですよ。
本当に不満で世の中変えたいって思ったら、やっぱり本気で行動するはずなんですよ。
例えばもう今の政府が腐敗していて、汚職まみれで、本当にこれはとんでもないって、
自分が動かないといけないって、みんなで力を合わせて世の中を変えていこうっていう気持ちになるはずなんですよ。
で、選挙に行くとか、もう場合によってはね、あまりにも腐敗している場合は、もう革命を起こそうとね、
やっぱり過去の歴史、世界の歴史、日本の歴史見ても、若者がそういう行動をとるんですよね。
例えば海外見ても、今世界見てもね、多くの国がですね、民主主義国家ではなくてね、独裁国家なんですよ。
で、中には本当に傍若無人な独裁者がいて、ひどい政治をするっていう国もあってですね、
国によっては学生たちが中心になって、民主化運動して、戦ってね、血を流して、若者が頑張ってるわけです。
過去の日本でも、そういう血気盛んな若者っていうのはいたわけなんですけど、今の若い人たち、学生運動なんてね、しないし、僕の時代もしてなかったんですけど、
その前の世代の人たちはすごい血気盛んだったわけなんですけれど、本当に世の中変えたいと思ったらアクションするはずなんですけど、それしないわけですよね。
っていうのは、それなりに満足してて不満がないんですよ。それはね、ちっちゃい不満はあると思いますよ。
給料が少ない、手取りが少ないとか、格差が嫌だとかですね、社会保障費がどんどん膨らんで大変だとかね、
結婚もできない、お金がない、子供も作れないとかね、不満はあると思うんですけれど、わざわざアクションしようっていうまでの
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すごく大きな不満っていうのはないのではないかなと。もちろん不満あるんですけどね、もう世界を見るともっと酷い貧困とか、
若者が頑張らないと何も変えられないっていう世界、そういう国はあるわけなんですけど、比較的日本はね、やっぱり治安もいいし、
戦争もないわけですよ。戦争だってね、いつ起こるかわかんないんだけれど、ずっと平和な時代がですね、70年以上続くとですね、
やっぱりこのままずっと日本って戦争しないくて、ずっと平和が続くんだろうっていうですね、なんか勝手にですね、
連続したこの世の中が続くってですね、思い込んじゃってる人って多いんですよね。本当は全然そんなことなくて、いつ近隣のですね、
国から攻め込まれるかわからない、核ミサイルが飛んでくるかわからないっていう状況なんですけれど、
まあやっぱり勝手にですね、平和ボケして危機感がないっていうのがですね、一番大きいんじゃないかなって思います。
あとはね、やっぱり今、若い人もそうなんだけど、日本中の人、ほとんどの人がスマホ持ってて、ネット環境があるわけですよね。
ってなると、娯楽が無限大にあるんですよ。例えばスマホ1台あれば、YouTubeも見放題、
あとTikTokとかSNSとかもさ、もう無限に楽しめるんですよ。もうTikTok1回アプリ開いちゃうと、ずーっと見てるもんね。
なんかずっとサクサクサクサク、あれもう本当に依存させるシステムになってるから、サクサクサクサクするたんびに新しい動画が出てね、脳内でドーパミンが出るんですよ。
なので、無限に楽しめるんですよ。スマホ1台あれば。あとネット番組とかサブスクとかね、なんすか、NetflixとかAmazonプライムとか、なんすか、ディズニープラスとかね。
で、まあ、会員入っちゃえば無限にさ、なんですか、Amazonプライムだったら月々数百円ぐらいですよね。僕も入ってるんですけど、それで無限にさ、映画とかアニメ見れちゃうわけじゃないですか。
家で一人で閉じこもってても、延々に楽しめるんですよ、今の世の中って。だからある意味、今の若い人たちってめちゃくちゃ幸せだと思うんですよ。
もちろん不幸なこともありますよ。その少子化が進んでいってね、社会保障費もどんどん増額して、税金も増えていって、なおかつ日本はずっと不景気なままで、ずっとデフレの世の中が続いてきて、
景気も悪いって、楽しいことがない未来が暗いっていうのはあるんですけど、ネット環境っていうのは昔はなかったわけであって、昔って何か楽しいことを見つけるために外に出てアクションして、
で、ボーリング行ったりとかカラオケ行ったりとかもあるし、あるいは子供同士でね、サッカーやったり野球やったりとか、自分からアクションしないといけないんだけれど、
家で一人で閉じこもっているだけで無限に遊べるんですよね。だから、何かお金がなくてもそれなりに何か満足して楽しい毎日を一人で過ごすっていうことができちゃうわけなので、
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わざわざ選挙行って世の中変えないといけないっていう危機感をあんまり持ってないんじゃないかなっていうのがあると思います。
なので、本来ですね、今日本にある民主主義のシステム、世界の国々、あるいは日本の過去の歴史を見ると、極めて健全な民主主義の普通選挙なわけですよ。
それが生まれた時からあるわけですよ。もちろん僕もそうなんですけれど、平和で戦争もなくて治安も良くてご飯も美味しいし、そこそこ良い暮らしができちゃうんですよ、日本で生まれてしまえば。
それが外国だと全然また違う世の中になっちゃうわけなんですけれど、北朝鮮にせよ、フィリピンにせよ、ブラジルにせよ、メキシコにせよ、生まれる地域によっては本当にひどい環境とか、アフリカのサハラ、砂漠より南の地域で本当に貧困で食べるものもないとか、
生まれた時から学校にも行けなくてずっと労働しないといけないっていう国もあるわけなんですけれど、日本はかなり国ガチャ成功の国なんですよ。
日本に生まれたこと自体が国ガチャ大成功なんですよ。みんな不満は言ってるんだけど、世界と比べるとかなり平和で良い国です。
で、その普通選挙のシステムが当たり前になって、男性女性ともに18歳以上の日本人はほぼ全員選挙権を持っている。それも一人一票。
ただこの普通選挙のシステム、この民主主義っていうのは、過去の先人の方々が勝ち取った、血を流して勝ち取った素晴らしいシステムなんですけど、それがもう生まれた時からあるわけですよ。
例えば江戸幕府が続いていて、その後黒船が大興して明治維新を起こして、最初は薩摩藩とか長州藩とか一部の藩の人間が政治を行っていたわけなんだけど、
その後憲法ができて、民主化運動が起きて、やっとその選挙のシステムができて、最初のうちはもう男性の一定額の納税をしている人だけが選挙権を持っていて、その後またその税額が下がっていって、戦後になって20歳以上の男女全員に一人一票の選挙権が与えられたっていう、本当にありがたいシステムなんですよね。
だけど、歴史を学ぶとこのシステムがすごく素晴らしいシステムだと、あと世界を見て本当にありがたいシステムだって思えるんですけれど、場合によっては学生が民主化運動をしても、もう叩き潰されて、戦車で轢かれちゃってとか、そういうことはいっぱいあったわけですよ。
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ソ連が存在した時代なんて東ヨーロッパでも、民主化運動をするとソ連の戦車がやってきて、銃で撃たれて殺されちゃうとか、恐ろしい歴史があったんだけれど、そんなことをみんな何も考えないで、この世の中が日本で選挙権があるのが当たり前だって。
その一人一票の選挙権ってすごくありがたい一票なんだけれど、それを行使しないのが、それでもいいよって考えてるわけなんですよね。
なので、平和だから政治に興味がないし、選挙にも行かないっていう人が多いんじゃないかなって思います。
あとは、若い人の話聞くと、一人一票、自分が一票を投じたぐらいで世の中どうせ変わらないからって考えてる人たちが大多数いるんで、だから世の中変わらないんですよ。
そう考えてる若い人たちっていっぱいいるわけなので、その人たちみんなが選挙に行けば世の中って必ず変わるのに、多くの人たちがどうせ自分が一票を入れても変わらないからって思ってるたくさんの人たちがいるので、
お前らみんな行けよって話なんですけれど、でもどうせ俺が一票を入れたぐらいで何も変わらないからっていう人が多数いるっていう、愚かな状態なわけですよね。
あとは、人口比率的に、若者よりも高齢者の方が数が多いから、どうせ若者の俺たちが投票したって世の中変わらないんだよって、高齢者の方が人数多いんだからっていう人いると思うんですけど、
決してそんなことないんですよね。例えばヒロイキさんなんかがよくこういうこと言うんですけれど、全然そんなことなくて、まずやっぱり若者が意思表示するっていうことが大事で、
仮に政治のことがよくわからなくて誰に投票したらいいかわかんないっていう場合でも、何も書かずに白票を投じるだけで若者が選挙に行ったっていう意思表示をすることができるんですよ。
そうするとですね、やっぱり政治家たちは危機感を持つんですよ。政治家にとって一番大事なことっていうのは、日本を良くするっていうことよりも、自分が選挙に受かるっていうことの方が遥かに大事なんですよね。
だって選挙に受からなければ政治活動だってできないし、ただの人になってしまうわけなので、
若者の投票率を上げるっていうこと自体が政治家たちは危機感を持って、シルバー民主主義から若者のための政治をしようっていうふうに考えるわけだし、
あと高齢者の方が比率が多いって言ってもですね、高齢者の中でも若者のための政治をすべきだっていう考えてる人がいっぱいいるわけですよ。
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そのまま少子非高齢化進んだら日本はダメになるって、だからなるべく子育てしやすい環境になるように、女性が活躍できる環境になるようにって考えてくれてる高齢者の方だっているわけなので、若者が自分たちのために選挙行けばですね、やっぱり多数派を占めることができるわけですよ。
少数民主主義よりも若者のための選挙っていう、ある程度の票を固めることができるわけなので、世の中変えるってことができるんですよね。
で、やっぱり若者の投票率が低いっていうことは政治家の人たちもわかっているので、じゃあもう若者のための政治をするよりも高齢者の政治をした方が自分たちまた次の選挙で受かるよねっていう形になっちゃうんで、とにかく白票でも何でもいいから選挙に行って投じて、若者の投票率を上げて、若者のためにも政治をしないといけないなって政治家に思わせることが大事なんですよね。
基本的に政治家っていうのは自分が選挙で当選することを第一にしているし、あるいは人間って権力を得るとほぼ100%暴走するんですよね。だから国民みんなでそれを監視しないといけないんです。
だから悪い政治をした人は次の選挙で落とそうとしないといけないんですよね。だけどそれをしないと政治家たちも危機感を持たなくてどんどんどんどん暴走するっていう形になるんで、政治家に任せれば適当にやってくれるだろうって思わなくて、
やっぱり国民一人一人がちゃんと政治家が暴走しないように監視しないといけないんですよ。それをあんまりわかってない人たちが若い人たち多いんじゃないかなって思うわけなんで、選挙行ってほしいなって思うわけですね。
あとは興味がないとかよくわからないっていう人いると思うんだけど、興味がないのはやっぱり世の中が平和でそこそこ楽しくて一人でも家で遊んでられる、無限に遊んでられるから不満がないから。
もし何か不満があったら、なんで自分はこんなに生きづらいんだろうとか、その原因を探るんですよね。その原因がやっぱり政治体制にあるとか政策にあるって考えて、だったら今後日本はこうあるべきだっていうのを自分の頭で考えて選挙に行こうって思うんですけれど、そもそも興味がないのは平和で特別大きな不満がないからだと思うんですよね。
あとは選挙に行くのがカッコ悪いって思ってる人いると思いますね。選挙行ってもモテないって。選挙行かない若者たちが多数派になれば選挙に行く人が変な人っていうふうに思われちゃうんですよね。
これ本当に良くないですよね。例えばね、若い人たちが友達同士でおしゃべりするときに政治の話をすると大抵ドン引きされると思うんですよね。
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日本ってそういうものであって、やっぱり日本人って海外の人と比べるとコミュニケーション能力が低いんですよね。シャイなところがあって内向的遺伝子っていうものも持ってて、これが結構アメリカとか海外とか行くと家族の中の会話でも民主党系と保守の間でですね、
意見が対立してですね、なんか喧嘩になってとかそういうことあるんですよ。で、友達同士でも政治の話を結構するんですけど、あとアメリカのアーティストとか見ても自分は民主党を支持するとか、あるいはトランプさんを支持するってね、結構政治的に意思表示をするんだけど、
日本のですね、アーティストとか芸能人って政治的発言する人ってほとんどいなくて、やっぱり色がついちゃうからそういうの良くないよって事務所から求められてたりとかするわけですよね。そういうのもあって、なんか友達同士とか家族で政治の話をするっていうこと自体がタブーみたいなですね、空気なんですよ。
例えば国防のこととか、あと何ですか、歴史認識とか、天皇皇室の話とかね、憲法の話とか、そういう話をするとですね、なんか嫌な空気になってしまって、例えば選択的夫婦別姓とか女性天皇について賛成か反対かっていう意見を言うだけで、意見が対立するとそれで仲悪くなっちゃうから、
だったら最初から話さないで、なんか無難なありきたりな話だけしようね、みたいな感じになっちゃうんですよね。だから余計に政治に興味も持たないし、政治に興味があるっていうことを表示するだけでどんびきされちゃったりとかするから、最初から政治に興味持たないようにしようみたいな人たちもいると思うんですけど、それはね、本当は良くないんですよね。
特にですね、今の若い人たち、こういうこと言うと怒られちゃうかもわからないんだけど、どんどんどんどんコミュニケーション能力が落ちてるんですよね。ここで言うコミュニケーション能力っていうのは面と向かって人と人で意見を言って話し合うとかね、会話するっていうことを言ってるわけなんですけど、あと電話で話すとかね、そういうコミュニケーション能力って落ちてるんですよ。
で、なんで落ちてるかっていうと、やっぱりSNSとかLINEとかメールが発達して、文字を打って意見を言い合うっていうのに慣れすぎてしまって、面と向かってだと言いづらいことでもLINEだったら言えるとかって、そうすると何でもLINEで言うようになると、面と向かって本来言わないといけないことを言えないようになっちゃうんですよね。
なので、例えば退職代行とか昔はなかったようなシステムの仕事が出てきたりとかするわけであって、となると余計にコミュニケーション能力が落ちれば落ちるだけ、面と向かって政治の話なんてとてもできませんよっていう空気になっちゃうわけですよね。
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そういう様々な理由によって今の若い人たちは選挙に行かないではないかなって僕は考えてるわけなんだけど、それでもね、やっぱり言って欲しいんですよね。若い人たちの数は減っていくんだけれど、だからこそ若い人たちが選挙に行かないと、本当にシルバー民主主義になって高齢者優先で若い人たちはないがしろにされてしまうわけなんですよね。
ますます少子化が済んでしまうので、やっぱり僕自身、若い人に選挙行って欲しいなって思います。
あとは、若い人たちと結構僕話す機会があって、選挙行った人なんかの話を聞くと、結構マッチングアプリでどこの党に投票するかっていうのを決めてる人多いんですよ。
マッチングアプリっていうのもいいんですけど、選挙行かない人よりかはマッチングアプリで選んでいく人の方がまだいいかなと思うんですけどね。
結局マッチングアプリだと、憲法とか原発とか消費税とかね、それについてどう思うかっていうのを自分の意見をポンポンって入れていって、じゃあここの党が向いてますってなるわけであって、
結局候補者一人一人の人格とか、あるいはその党の歴史とかっていうこと、あとは過去にどういうことが起きたのかっていうことまでは考慮されていないわけで、結構短絡的にはいこの党ですって決まっちゃうんですよね。
なので結構若い人の話聞くと、僕は令和新選組になったんで令和に入れましたとかね、維新になったんで維新に入れましたとか、あと賛成党だったんで賛成党に入れましたって、選挙マッチングアプリでポンポンと決めた投票行っちゃう人もいるんだけど、
僕的にはいいんですけれど、それだけじゃなくて、やっぱりもうちょっと深掘りして勉強してからどこの党に入れるか、どの候補者に入れるかっていうのを決めてほしいなって思いました。
結局選挙マッチングアプリだと調子のいい政策ばっかり言って、そうすると若い人深掘りしないでポンポンってそれ選んじゃうと、調子のいいことばっかり言っている党にマッチングしちゃうってことがあるんですよ。
もちろんその党が素晴らしい政党だっていうこともあると思うんだけど、なのでマッチングアプリだけで決めないでほしいなって僕は思いました。というのが僕の意見です。ご視聴ありがとうございました。
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