2024-09-17 19:40

EP.343 紀州のドン・ファン事件の初公判に思うこと

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=hLW2tcIbOos
00:00
はい、こんばんは。今回なんですけれども、 紀州のドン・ファン殺人事件の初公判がありまして、
で、そうするとですね、インスタグラムのメッセージとかで、 三木屋先生、あのドン・ファンの事件の意見を聞かせてくださいとか、どう思いますか?っていうですね、
リクエストが結構来ておりまして、 なので、まあ前にもね、紀州のドン・ファンの話をさせていただいたことがあるんですけど、
初公判があってね、それについての私の感想をですね、お話しさせていただこうと思うんですが、
まずですね、元妻、28歳の女性、 起訴内容を否認しているわけですよね。
私はやっていない、私は殺していないって言ってるわけなんですけれど、
まあ検察側としては、これは完全犯罪を狙って行ったんだとかね、 財産を得るために殺害したんだ、
で、実際にネットで完全犯罪薬物とかでね、 検索しているわけですよね。
老人完全犯罪とか、あと覚醒剤過剰摂取とかでも、 検索しているという履歴が認められているわけですよね。
なんだけれど、本人はやっていないっていうふうに言っているわけですね。
で、まあ裁判員、裁判が和歌山地裁で始まって、 まあ初公判があったわけなんですけど、
今後は25回の審理を終えて、 判決は12月12日に言い渡される予定なんですけれど、
まあそれについてはですね、私の感想といたしましては、 やっぱりね、これかなりね、怪しいなって思うんですよね。
で、やっぱり決定的な証拠っていうのがね、ないんですよね。
なので、場合によっては無罪になる可能性もあるんですけれど、 検察側としては一心なんで、裁判員裁判なんでね、
その裁判員に訴えるために検察側がすごい、 まあこういう検索履歴がありますっていうのがですね、
盛んにね、訴えているわけだと思うんですけど、 そうそうね、裁判員はこれは怪しいんじゃないかってね、
ちょっと感情が入ったりとかすればですね、 まあ流れがね、変わっていくかもわからないっていう感じなんですけど、
まあただね、日本のね裁判員裁判って、 まあなんか実験的っていうか、なんか今練習してるとかなんかそんな感じで、
まああんま意味ないかなって思うんですよね。 基本的にその裁判官の意見も含まれないとダメなわけですよ。
03:03
裁判員だけの意見ではですね、ダメなんですよ。 裁判官の意見も一緒じゃないと通らないわけですよね。
しかも一心だけなんで、まああんまり裁判員に訴えても、 まあ今の現行の日本の裁判だと、
あの全く意味がないわけではないんだけれど、 あんまり意味ないかもわからないなっていうのを僕は思ってるわけなんですけれど、
で、まあ殺された野崎さん、77歳でお亡くなりになったんですけれど、
まあ2018年5月に急性覚醒剤中毒でお亡くなりになったわけであって、 その事件当日は
加瀬夫婦さんがいたんだけど、加瀬夫婦さんは外出していたわけですよね。 その後約4時間に渡り野崎さんと元妻28歳が2人っきりになったわけですよね。
まあその間に殺害したんではないかっていうふうに見られているわけなんですけど、 この2人は2018年の2月に結婚したんですけれど、
野崎さんとしてはその奥さんに一緒にね、 和歌山のお家にずっと住みたい、ずっと一緒にいたいってね、
思ってたと思うんですよ。 だから結婚したと思うんですけどね。
だけどその和歌山のお家にずっとね、居てくれなくて、 定住してくれなくて、
そしたら野崎さんがですね、3月に離婚届を渡したんですよね。 もうほんだったら、離婚するって一緒にいないんだったら、
意味ないみたいな感じになったわけですよね。 あとは検察側はですね、野崎さんの死後、元妻がですね、
家族や友人に捜査に協力しないように依頼したってことも指摘しているわけですよね。
あと野崎さん個人、あとは会社の財産を元妻が自分の口座に約6800万円送金していたってことも言ってるわけなんですよね。
ただ元妻の弁護側としても、野崎さんに知られずに覚醒剤飲ませるっていうことは可能なのかってことを言ってるわけだし、
あとは疑問が残るんだったら無罪にしないといけないのが刑事裁判のルールだっていうふうに言ってるわけなので、
これね、かなり怪しいなって思うんですけど、本当に決定的な証拠がないんで、
無罪になるっていう可能性もなくはないなってね、ずっとこの事件は私は見守っているわけなんですけれど、
じゃあ仮に元妻が完全犯罪を狙ってたとすると、
完全犯罪、難しいんですけれど、
06:00
完全犯罪ではないですね、これはね。本当の完全犯罪っていうのはね、本当に何もなく殺し合って何にもみんな疑わないっていう状態になるんですよ。
例えば、医師法21条に異常死体の届出義務っていうのがあるわけですね。
僕なんかもね、研修院の時とか、あるいは医者になってね、しばらくの間は救急病院とか、大学病院の時間外外来とかでね、救急をやってたわけなんですけれど、
救急やってるとですね、CPAって言って心肺停止状態の患者さんが救急車で運ばれてくるってことがですね、
たびたびあるわけですよね。心筋梗塞とか脳梗塞とか、あるいは交通事故で大量出血、出血性ショックとか、心肺停止状態で運ばれてくると。
そういう場合に、これおかしいなって、ちょっと殺されたんじゃないかとか、事件性があるんじゃないかって医者が思ったら、
24時間以内に諸葛の警察署に届け出ないといけないんです。これを違反すると50万円以下の罰金になるんですね。
なのでこれ怪しいな、事件性があるなって思ったら、届け出しないといけないんだけれど、
だけど例えば、心臓に病気がある方、普段から狂心症の発作を起こしていたりとか、心筋梗塞の費用がある人、
例えばそういう人が毒物を飲まされて殺されたと、救急車で、例えば奥さんが殺したと、奥さんが救急車を呼んで運ばせますよね。
主人が急に胸を押さえて苦しそうになってって言って、そうするとかかりつけの循環器内科がある大学病院とかに運ばれて、
担当の先生が見たら、かるて見て心筋梗塞の発作が起きたんですよね。運が悪かったんですねとかね。
そういう流れで、本当は毒を飲ませて殺したんだけれど、お医者さんが異常死体ということに気づかなくて、
心筋梗塞発作を起こして亡くなったんですねって、それで辻褄があっちゃうんでっていうことがあって、それが完全犯罪なんですよね。
末期がんの方がですね、奥さんが毒飲ませて殺して救急車で、がんの外科の担当の先生が見て、ついにお亡くなりになっちゃったねとか、
あとは寝たきりの高齢者の方、例えば無理やり喉に餅を詰めて窒息させて、救急車呼んで病院運んで、
餅を喉に詰ませましたといえば、餅を詰ませちゃったんですねって異常死体ってことに気づかなくて、
09:02
殺人したんだけれど、殺人ってことにならないってことがあって、それが完全犯罪ってものだと思うんですけれど、
そういうことは現実的に起こり得るっていう話をしているわけなんですけど、
奇襲のドン藩殺人事件に関してはですね、そもそもいろいろな点で怪しいところがいっぱいあるわけですよね。
そもそも20代の女性と77歳の資産家が結婚するっていうこと自体が、なんかこれ怪しいよね、お金目的で結婚したよねって思われちゃうわけだし、
あとは覚醒剤中毒とかそういうことを検索したっていう履歴も残ってる、あとは離婚届を1回もらってるとかね、検索のことは置いておいて、
1回離婚の話が出てるわけであって、結局この人お金目的で結婚したんだろうなっていうことが周りの人に思われてたんでしょうね。
野崎さんの会社の人とかにもよく思われてなかったのかもわからないですよね。
となるとその状態で野崎さんがお亡くなりになれば、やっぱり周りの人はあの女が殺したんだって思って警察に通報したりとかそういうことが起こりうるんで、
そもそも元妻は28歳、完全犯罪しようと思ったってこと自体が、やっぱりちょっとわからないですよ。
元妻が本当は殺してなくて、第三者が殺したとか、事故で覚醒剤飲んだとかそういう可能性もなくはないんですけれど、
やっぱり怪しいので通報いっちゃうんで、そもそも元妻28歳、もし殺したとしたら完全犯罪自体無理があるなって普通は思うんですよね。
結局金目当てで結婚する女性って、本当はその男性のこと好きじゃないんですよ。
ただお金が目的で結婚するわけで、実は本命の男が別にいるんだけど、お金だけ欲しいと。
この人が死んでくれたら遺産が入ってくるわけですよ。結婚してて正式な妻だからね。
だけど離婚されちゃったら計画が台無しになっちゃうわけですよね。
なので野崎さんは離婚したいって言ってて、だけど離婚されると遺産が入ってこないから、多少は入ってくるかもわかんないですけどね。
有意温床とか残ってる場合もあるからね。
だけどやっぱり離婚されたら困るので、離婚される前に殺したんじゃないかってやっぱりみんな思うわけなので、
通報するんでそもそも完全犯罪っていうのが難しいっていうか、それでも完全犯罪になるかもわかんないですけどね。
12:00
決定的な証拠がなければね。
っていう感じなんですけど、こういう場合の結婚とかお付き合いって僕の周りでも結構いて、
お金持ちの男性で独身であると。
だけど若い女性とくっついてお付き合いしてるとか、結婚するとかね、結構そういう人っているんですよね。
そういう場合って男性側もこの女性はお金目的で自分と付き合ってるんだなとか、自分と結婚して増えるんだなっていうのがわかってるっていうパターンなんですよね。
っていうのは男性ってやっぱりね、言葉は悪いんですけど、何歳になっても20代の女性が好きなんですよ。
これ本能的にね、僕は違うんですけど、僕は普通に同年代の女性とか好きなんですけど、世の中の大部分の男性ってやっぱり20代の女性が好きなんです。
それは60歳70歳80歳になっても20代の女性が好きなんですよね。
本能的にそういうふうに思うわけであって、結局若くて健康的な女性だと自分の子孫を残してくれる。
健康的な子供を産んでくれるっていうふうに本能で感じるんで、やっぱり20代の女性を好むんですよね。
だからお金がいっぱいあってお金目的で自分と付き合ってくれたり結婚してくれる20代の女性がいるんだったら、やっぱりその人とくっついちゃうってことあるんですよ。
だけど普通はお金がなければ20代の女性が70代の男と付き合ってくれたり結婚したりとかしてくれないんですよね。
だから同年代とかちょっと年下の女性とくっついたり結婚するってことが多いんだけど、莫大な資産があれば70代でも20代の女性と付き合ったりとか結婚することができてしまうっていうことがあるわけなんですよね。
あとは寂しくて身の回りの世話をしてほしかったとかそういうのもあったと思うんですけど、だけど結婚したら莫大な遺産が入ってくるわけなので、その代わり自分の身の回りの世話しろよと。
あるいはずっと一緒にいてくれよとかそういう約束で一緒にいるとかそういうことがあって、野崎さんの場合はわかんないですけどやっぱりちょっとそういう傾向があったんじゃないかなって思うんですよね。
なので女性としては自分は20代で70代の男を本気で好きなわけなんじゃないんだけど、お金目的でいやいや一緒にいるっていうことが多いわけであって、この28歳の元妻もそうだったのかもわからないですね。
男性もそれわかってるんだけど結局一緒にもいてくれなくて、もしかしたら他に男がいるかもわかんないみたいな感じだったらもういいよ、離婚するよっていう流れになるわけですよね。
15:08
っていう感じなんですけど、女性側も遺産が欲しかったら好きでもなくて一緒にいるのは嫌なんだけど、お金のために我慢してずっと婚姻生活を続けるっていう人もいるんだけど、その場合は男性がいつ死んでくれるかわかんないんで、とりあえず死ぬまで待たないといけないわけですよね。
場合によっては100歳まで生きるかもわかんないと、あと20年30年この関係を続けないといけないってなると殺したくなるっていうことがあるわけであって、殺しちゃいけないんですけどそういう動機が働いたのかもわからないんですよね。
なので結構僕の周りの資産家の男性で、離婚して独身ですよっていう人いるんですよ。50代60代とか70代とかそういうぐらいの男性で、お金はあるんだけど離婚してて独身ですよと。
だけど若い女性とお付き合いしてるっていう人多いですけど、僕の周りのそういう人は結婚しない人が多いですよね。結婚しないでお小遣いだけ渡してるっていう人が多いです。そういう男性、子供がいるってことが多いんですよ。離婚してるんだけど元妻との間に子供がいますよと。
なので資産をたくさん持ってれば、自分が死んだ時の遺産は子供に入るわけなので、もし若い女性と付き合っててその若い女性と結婚し合うと、自分が死んだ時の遺産は奥さんに半分持って帰るわけですよ。離婚証によっては半分じゃない場合もあるんだけど基本半分持って帰っちゃうわけなので、大事な子供への遺産が減ってしまうわけですよ。
そうすると子供も自分のことを恨むとかそういうこともあるわけなので、結婚しないでお小遣いだけ渡してるっていう人が結構多いですよね。
だけどやっぱり女性としてはですね、何とか遺産も取ってやろうと思って、何とか入籍してもらおうと頑張ってる女性もいますね。
場合によってはもう子供を無理やり作っちゃって、子供もできるとですね、その子供にも遺産が入ってきて、実質小さい子供に入ってきた財産は自分のものみたいになるっていうのもあるんで何とか子供を作ろうとか。
だけど男性は元妻との間にできている子供を大事にするために、そこになるべく遺産が行くように絶対子供は作らないように徹底的に否認したりとかね、そういう男性が多いわけで。
だけどそんな男性でも見てるとですね、結局寂しいわけじゃないですか。
で、女性も優しくするわけですよ。金目的なのでね。金だけが目的じゃなくて本当にちょっと好きっていうのもあるかもわかんないんですけれど。
18:07
となるとね、結構病気になったりとかして、死ぬ間際とかになってね、突然籍入れちゃったりとかあるんですよね。
結局最後に死に水をとかね、そういう感じになって、ずっと死ぬまで一緒にいてほしいって、そばにいてって、それで流れて婚姻届に反応してしまったりとかそういうのもあってね。
そうすると死ぬ間際に籍入れても、やっぱり妻なので遺産ががっこり半分とかいっちゃうわけですよね。
で、それで子供たちと揉めたりとかね、妻と揉めたりとかね、この女は無理やり結婚姻届に反応させたんだって、
お父さんがこんな女と結婚するはずはないって絶対結婚しないって言ってたからって言って裁判で揉めたりとかね、そういうのもあるんですけどね。
結構ね、男ってね、死ぬ間際になって結婚しちゃったりとかそういうのもあるわけであって。
そうするとほんとね、遺族揉めますんでね、という話が脱線しちゃったんですけど、
という感じでですね、奇襲の丼飯殺人事件、この元妻、かなり怪しいですけど、
実際これで有罪にもっていけるか正直わかんないですね。
見守っていきたいと思います。
というのが私の意見です。
ご視聴ありがとうございました。
19:40

Comments

Scroll