今回は、姿勢治療家(R)が考える健康の要素、6ヘルス(構造・睡眠・食・運動・精神・呼吸)の中の「構造」の話です。
新生活で体を壊さない部屋づくり|姿勢治療家が考える「最初に買うべきもの」
こんにちは。姿勢治療家の仲野孝明です。
4月は進学、就職、転勤などで新生活が始まる季節です。引っ越しをして、家具や家電がまだ揃っていない中で生活をスタートする方も多いと思います。
そんな時に起こりやすいのが、腰痛、背中の張り、首こりです。
実はその原因、忙しさや疲れだけではありません。新生活でよくある「とりあえずの家具の使い方」が、体に大きな負担をかけていることがあります。
今日は、姿勢治療家の視点から、新生活で体を守る住環境の整え方をわかりやすくお伝えします。
新生活で体を痛めやすい一番の原因は「床生活」
新生活を始めたばかりの部屋では、
布団だけある
ローテーブルだけある
とりあえず座椅子を使っている
こんな状態になりやすいものです。
でも、この組み合わせはかなり危険です。
ローテーブル中心の生活になると、どうしても
あぐら
体育座り
背中を丸めた前かがみ姿勢
もたれた座り方
が増えます。
すると、背骨が丸まりやすくなり、腰や背中への負担が積み重なっていきます。最初は気にならなくても、数日から数週間で「なんか腰が痛い」「背中が重い」となってくる方がとても多いです。
座椅子は楽そうに見えて、実は要注意
座椅子を使っている方は多いですが、僕自身は今、座椅子はあまりおすすめしていません。
なぜかというと、座椅子は楽に見えて、実際には
もたれやすい
骨盤が寝やすい
背骨が丸まりやすい
という特徴があるからです。
つまり、「楽な姿勢」ではあっても、体にとって良い姿勢とは限らないということです。
もし使うとしても、座椅子に深くもたれて長時間過ごすより、高さを調整するための補助的な使い方に留めたほうがいいでしょう。
新生活で最初に買うなら、ベッドより机
ここが一番大事です。
僕が新生活の部屋づくりで「最初に買ったほうがいい」と思うのは、ベッドよりも机です。
しかも、できればただの机ではなく、高さを変えられるスタンディングデスクが理想です。
なぜか。
机があると、
座って食事ができる
パソコン作業ができる
本が読める
必要に応じて立って作業できる
つまり、生活の中に「床に崩れて過ごす時間」を減らせます。
立てる環境があるだけで、同じワンルームでも体への負担はかなり変わります。一台で食事、仕事、読書までまかなえるので、結果的にかなり合理的です。
椅子は高級でなくてもいい。でも机は大事
意外に思われるかもしれませんが、最初の予算配分としては、椅子より机を優先したほうがいいです。
もちろんアーユルチェアのような良い椅子があれば理想ですが、最初から全部揃えなくても大丈夫です。
椅子は一旦シンプルなもので構いません。大切なのは、坐骨を立てて骨盤から座れる環境を作ることです。
それよりも、机の高さが合わない、立てない、作業場所がない、となると、結局また床生活に戻ってしまいます。だからこそ、まずは机への投資が優先です。
布団はむしろ便利。空間を広く使える
一方で、ベッドは絶対に必要かというと、そうでもありません。
布団の良さは、たためることです。たたんでしまえば空間が広くなるので、
ストレッチができる
大の字で寝転べる
背伸びができる
こうした“体をリセットする時間”が作りやすくなります。
部屋が狭いほど、家具を増やしすぎないことは大切です。余白があるだけで、体は楽になります。
床に座るなら、この2つだけは守ってほしい
とはいえ、日本の生活では床に座る時間をゼロにするのは難しいです。だからこそ、最低限の工夫が必要です。
1. あぐらの時は高さを足す
そのまま床にあぐらをかくと、骨盤が後ろに倒れて背中が丸まりやすくなります。
そんな時は、座布団やクッション、畳んだ布団などを使ってお尻の位置を少し高くすること。これだけでも、背骨はかなり起こしやすくなります。
2. ときどき正座を入れる
正座ができる方なら、あぐらばかりでなく、ときどき正座を入れるのもおすすめです。同じ形で固まり続けないことが大事です。
床生活では、楽な姿勢に流れるとすぐ体が崩れます。だからこそ、姿勢を変える工夫が必要です。
座る時に本当に大切なのは「背骨」と「股関節」
僕が日々お伝えしているのは、背骨を曲げないこと、そして股関節から曲げて座ることです。
目安になるのは、壁に立った時の姿勢です。
かかと
お尻
肩甲骨
頭
これが自然にそろうような、まっすぐな状態。その背骨の形をできるだけ保ったまま座れるかどうかが大切です。
座る時に腰から潰れるように曲がるのではなく、股関節から折りたたむように座る。
この意識があるだけでも、体への負担はかなり変わります。
疲れたら、無理に座り続けない
これも大事です。
座っていて疲れたら、姿勢を頑張るより先に、いったん横になるほうがいいことがあります。
大の字になって背伸びをする。それだけでも背骨や股関節まわりがリセットされやすくなります。
ずっと良い姿勢でい続けることが正解ではありません。崩れたまま固まり続けないことのほうが大事です。
まとめ|新生活の部屋は「体が整う環境」を先につくる
新生活では、見た目や便利さで家具を選びたくなります。でも本当に大切なのは、その家具が体の使い方を悪くしないかどうかです。
今回のポイントをまとめると、
ローテーブル中心の生活は腰や背中を痛めやすい
座椅子は楽でも、姿勢が崩れやすい
最初に買うならベッドより机
理想はスタンディングデスク
床に座るなら高さを足す
疲れたら横になって背伸びする
背骨を曲げず、股関節から座る
新生活は、生活を整えるタイミングでもあります。そして住環境は、そのまま体の使い方に直結します。
なんとなく家具を揃えるのではなく、これからの体を守るために何を置くかを考えてみてください。
部屋が変わると、姿勢が変わります。姿勢が変わると、毎日の過ごし方が変わります。そして毎日の過ごし方が変わると、人生は確実に変わっていきます。
体を見直す時間は、人生を見直す時間です。
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新生活で体を壊さない部屋づくり|姿勢治療家が考える「最初に買うべきもの」
こんにちは。姿勢治療家の仲野孝明です。
4月は進学、就職、転勤などで新生活が始まる季節です。引っ越しをして、家具や家電がまだ揃っていない中で生活をスタートする方も多いと思います。
そんな時に起こりやすいのが、腰痛、背中の張り、首こりです。
実はその原因、忙しさや疲れだけではありません。新生活でよくある「とりあえずの家具の使い方」が、体に大きな負担をかけていることがあります。
今日は、姿勢治療家の視点から、新生活で体を守る住環境の整え方をわかりやすくお伝えします。
新生活で体を痛めやすい一番の原因は「床生活」
新生活を始めたばかりの部屋では、
布団だけある
ローテーブルだけある
とりあえず座椅子を使っている
こんな状態になりやすいものです。
でも、この組み合わせはかなり危険です。
ローテーブル中心の生活になると、どうしても
あぐら
体育座り
背中を丸めた前かがみ姿勢
もたれた座り方
が増えます。
すると、背骨が丸まりやすくなり、腰や背中への負担が積み重なっていきます。最初は気にならなくても、数日から数週間で「なんか腰が痛い」「背中が重い」となってくる方がとても多いです。
座椅子は楽そうに見えて、実は要注意
座椅子を使っている方は多いですが、僕自身は今、座椅子はあまりおすすめしていません。
なぜかというと、座椅子は楽に見えて、実際には
もたれやすい
骨盤が寝やすい
背骨が丸まりやすい
という特徴があるからです。
つまり、「楽な姿勢」ではあっても、体にとって良い姿勢とは限らないということです。
もし使うとしても、座椅子に深くもたれて長時間過ごすより、高さを調整するための補助的な使い方に留めたほうがいいでしょう。
新生活で最初に買うなら、ベッドより机
ここが一番大事です。
僕が新生活の部屋づくりで「最初に買ったほうがいい」と思うのは、ベッドよりも机です。
しかも、できればただの机ではなく、高さを変えられるスタンディングデスクが理想です。
なぜか。
机があると、
座って食事ができる
パソコン作業ができる
本が読める
必要に応じて立って作業できる
つまり、生活の中に「床に崩れて過ごす時間」を減らせます。
立てる環境があるだけで、同じワンルームでも体への負担はかなり変わります。一台で食事、仕事、読書までまかなえるので、結果的にかなり合理的です。
椅子は高級でなくてもいい。でも机は大事
意外に思われるかもしれませんが、最初の予算配分としては、椅子より机を優先したほうがいいです。
もちろんアーユルチェアのような良い椅子があれば理想ですが、最初から全部揃えなくても大丈夫です。
椅子は一旦シンプルなもので構いません。大切なのは、坐骨を立てて骨盤から座れる環境を作ることです。
それよりも、机の高さが合わない、立てない、作業場所がない、となると、結局また床生活に戻ってしまいます。だからこそ、まずは机への投資が優先です。
布団はむしろ便利。空間を広く使える
一方で、ベッドは絶対に必要かというと、そうでもありません。
布団の良さは、たためることです。たたんでしまえば空間が広くなるので、
ストレッチができる
大の字で寝転べる
背伸びができる
こうした“体をリセットする時間”が作りやすくなります。
部屋が狭いほど、家具を増やしすぎないことは大切です。余白があるだけで、体は楽になります。
床に座るなら、この2つだけは守ってほしい
とはいえ、日本の生活では床に座る時間をゼロにするのは難しいです。だからこそ、最低限の工夫が必要です。
1. あぐらの時は高さを足す
そのまま床にあぐらをかくと、骨盤が後ろに倒れて背中が丸まりやすくなります。
そんな時は、座布団やクッション、畳んだ布団などを使ってお尻の位置を少し高くすること。これだけでも、背骨はかなり起こしやすくなります。
2. ときどき正座を入れる
正座ができる方なら、あぐらばかりでなく、ときどき正座を入れるのもおすすめです。同じ形で固まり続けないことが大事です。
床生活では、楽な姿勢に流れるとすぐ体が崩れます。だからこそ、姿勢を変える工夫が必要です。
座る時に本当に大切なのは「背骨」と「股関節」
僕が日々お伝えしているのは、背骨を曲げないこと、そして股関節から曲げて座ることです。
目安になるのは、壁に立った時の姿勢です。
かかと
お尻
肩甲骨
頭
これが自然にそろうような、まっすぐな状態。その背骨の形をできるだけ保ったまま座れるかどうかが大切です。
座る時に腰から潰れるように曲がるのではなく、股関節から折りたたむように座る。
この意識があるだけでも、体への負担はかなり変わります。
疲れたら、無理に座り続けない
これも大事です。
座っていて疲れたら、姿勢を頑張るより先に、いったん横になるほうがいいことがあります。
大の字になって背伸びをする。それだけでも背骨や股関節まわりがリセットされやすくなります。
ずっと良い姿勢でい続けることが正解ではありません。崩れたまま固まり続けないことのほうが大事です。
まとめ|新生活の部屋は「体が整う環境」を先につくる
新生活では、見た目や便利さで家具を選びたくなります。でも本当に大切なのは、その家具が体の使い方を悪くしないかどうかです。
今回のポイントをまとめると、
ローテーブル中心の生活は腰や背中を痛めやすい
座椅子は楽でも、姿勢が崩れやすい
最初に買うならベッドより机
理想はスタンディングデスク
床に座るなら高さを足す
疲れたら横になって背伸びする
背骨を曲げず、股関節から座る
新生活は、生活を整えるタイミングでもあります。そして住環境は、そのまま体の使い方に直結します。
なんとなく家具を揃えるのではなく、これからの体を守るために何を置くかを考えてみてください。
部屋が変わると、姿勢が変わります。姿勢が変わると、毎日の過ごし方が変わります。そして毎日の過ごし方が変わると、人生は確実に変わっていきます。
体を見直す時間は、人生を見直す時間です。
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