姿勢が変わると、人生が変わる。
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姿勢治療家(R)仲野孝明 551 Episodes

ビジネスをする上で最も大切であり、気づいていないこと。それが体と心に影響する姿勢です。 私は、創業大正15年からのべ180万人以上の方を治療、二度の藍綬褒章を受章した治療家一家の4代目です。肩こりや腰痛で仕事がはかどらない方や、病気とは言えない体調不調の方には、共通の原因があります。正しい使い方を知らなかったこと。便利な時代“今”だからこそ意識してほしい“姿勢”。 健康に生きたい人をサポートする仕事、姿勢治療家®の立場から、Helth6「骨格構造、睡眠、食事、運動、呼吸、精神」から、すぐ実践できること、日々の気づきや自ら実践していることをお届けします。仲野整體東京青山 https://senakano.jp/

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第531回肩こり・腰痛の原因は「今日」ではない。身体には“使い方の歴史”がある

第531回肩こり・腰痛の原因は「今日」ではない。身体には“使い方の歴史”がある

Oct 16, 2026 14:29

毎週金曜日に配信している 姿勢治療家Ⓡ仲野孝明「姿勢が変わると、人生が変わる。」ラジオ こんにちは。姿勢治療家(R)仲野孝明です。 この番組では、体の姿勢と生きる姿勢、より豊かに人生を生きるための姿勢力について話をさせていただいてます。 今回は、姿勢治療家(R)が考える健康の要素、6ヘルス(構造・睡眠・食・運動・精神・呼吸)の中の構造 「何もしていないのに痛い」はなぜ?体には“使い方の歴史”がある こんにちは。姿勢治療家の仲野孝明です。 腰が痛くなった。 肩が痛くなった。 そんな時、 「昨日、何か重いものを持ったかな?」 「何か変な動きをしたかな?」 と、直前の出来事を振り返る方は多いと思います。 中には、 「何もしていないのに、急に痛くなったんです」 とおっしゃる方もいます。 でも、長年人の体を見ていると、痛みは必ずしも「昨日の何か」だけで起きているわけではないことが見えてきます。 5年、10年、15年。 毎日の座り方や立ち方、仕事、スポーツ、過去のけがなどが積み重なった結果として、ある日、痛みとして現れることがあります。 僕はこれを、 「体の使い方の歴史」 と呼んでいます。 「何もしていない」のではなく、積み重なっていたのかもしれない たとえば、 重いものを持ったわけでもないのに腰が痛くなった。 咳やくしゃみをした瞬間に痛くなった。 本人からすると、 「たったこれだけで、どうして?」 と思います。 でも、その一回だけで考えるのではなく、それまでの体の使い方を振り返ってみる。 長い時間をかけて同じ場所へ負担をかけ続けていて、最後の小さなきっかけで症状として表に出てきた可能性もあります。 だから、 「痛くなった日の出来事」だけを見ても、本当の背景が分からないことがある ということです。 痛い場所だけを見ても分からないことがある 腰が痛いから腰だけを見る。 膝が痛いから膝だけを見る。 もちろん、痛みがある場所を確認することは大切です。 ただ、人の体は全部つながっています。 たとえば右の股関節や膝に違和感がある方でも、調べていくと足首の動きに問題が見つかることがあります。 さらに話を聞いていくと、 「昔、反対側をけがしていて、長い間こちら側でかばっていました」 という話が出てくることもあります。 そうすると、 「なぜ今、この場所に負担が出ているのか」 が少しずつつながってきます。 今痛い場所だけでなく、 これまで、体をどう使ってきたのか。 そこを見ることが大切です。 初診で「体の年表」を書いてもらう理由 仲野整體では、初めて来られた方にこれまでの体の歴史を書いていただきます。 子どもの頃のけが。 学生時代にしていたスポーツ。 手術歴。 出産。 どんな仕事をしてきたか。 どんな環境で働いていたか。 睡眠は取れていたか。 一見すると、 「今の腰痛と関係あるの?」 と思うようなことまで振り返っていただきます。 50歳の方なら、50年分です。 丁寧に振り返れば、書くだけでも時間がかかります。 でも、その年表を見ながらお話を聞いていくと、 今の体につながるヒント が見つかることがあります。 20歳まで戻って考えてみる たとえば50歳の方に、 「20歳の頃はどうでしたか?」 と聞いてみます。 すると、 「学生時代は何ともなかったですね」 と答えられる。 では、いつから調子が悪くなったのか。 さらに聞いていくと、 「仕事を始めて何年か経った頃、初めてぎっくり腰になりました」 と思い出すことがあります。 その頃の仕事を振り返ると、 「一日中座っていました」 「ノートパソコンを使う時間が長かったです」 という話が出てくる。 そうすると、当時どんな姿勢で何時間過ごしていたのかが少しずつ見えてきます。 今だけを見るのではなく、 症状がなかった時代まで遡る。 すると「どこから体の使い方が変わってきたのか」が分かることがあります。 自分では左右差に気づいていないこともある 人間は、自分の体の癖には意外と気づきません。 診療中に、 「座った状態で右を向いてください」 「次に左を向いてください」 と確認すると、 右はよく回るのに、左はほとんど回らない。 そこで初めて、 「こんなに左右で違うんですね」 と驚く方もいます。 長い間その状態で生活していると、それが本人にとっての「普通」になっています。 だから、自分だけではなかなか気づけません。 体の左右差や動きにくさも、その人が歩んできた使い方の歴史の一部です。 食事や睡眠も含めて「今日の体」ができている 体の歴史は、姿勢だけではありません。 何を食べてきたか。 どれだけ眠ってきたか。 どんな仕事をしてきたか。 どんな生活を続けてきたか。 毎日のさまざまな積み重ねによって、今の体があります。 体だけを単独で切り離して考えるのではなく、 これまでどんな生活をしてきたのか を見ることが大切です。 自分の体の「違和感」をメモしてみる 今回の番組の中で、いきさんから、 「体調の変化や、動きにくいところをメモするようになった」 という話がありました。 これはとてもいい習慣です。 人間の記憶は意外と曖昧です。 「腰が気になり始めたのは先月くらいかな」 と思っていても、以前の記録を見ると、もっと前にも同じことを書いていた。 そんなこともあります。 だから、 今日は腰が少し重かった 右肩が上がりにくかった 足首が硬く感じた よく眠れた 体操をしたら動きやすくなった といったことを簡単に残しておく。 紙の手帳でも、スマートフォンでも構いません。 記録することで、 自分の体へ意識を向ける時間 も自然と増えていきます。 古いバイクと体はよく似ている 僕は古いバイクに乗るのが好きなのですが、乗った後には気になったことを記録するようにしています。 「今日は何キロ走った」 「クラッチが少し気になる」 そんな小さなことです。 あとで整備をお願いする時、その記録があると、 「ここが少しおかしかったんです」 と具体的に伝えられます。 調整してもらえば、また気持ちよく乗ることができます。 体も同じではないでしょうか。 僕は患者さんに、 「自分の体は、一生乗り続ける乗り物です」 とお伝えすることがあります。 新しい車なら、何も気にせず乗っていても簡単には壊れません。 でも、長く使っていくほど小さな変化に気づいて、手入れすることが大切になります。 人間の体は、80年、90年と使っていくものです。 これほど長い間使うものは、なかなかありません。 だからこそ、 小さな違和感の段階で気づく。 それがとても大切だと思います。 「体の取扱説明書」を自分で作っていく 毎日の体調や違和感を記録していくと、 「こういう生活が続くと腰が重くなる」 「この運動をすると調子がいい」 「最近ここが動きやすくなってきた」 という、自分自身の傾向が見えてきます。 それはある意味、 自分の体の取扱説明書 を作っていくようなものです。 過去の年表だけではなく、これからの記録も残していく。 そうすると、 「以前はこうだったけれど、今は変わってきた」 という改善も確認できます。 悪いことだけではなく、良くなったこともぜひ記録してください。 自分の体の使い方を学ぶ「体の教習所」 車に乗る時には、教習所で運転方法を学びます。 でも、自分の体についてはどうでしょうか。 立ち方。 座り方。 歩き方。 物の持ち上げ方。 体をどう使えばいいかを、きちんと学ぶ機会は意外と少ないものです。 だから僕は、 「体の教習所」のように、自分の体の使い方を学ぶことが大切 だと考えています。 自分の癖を知る。 正しい使い方を学ぶ。 違和感が出た時に早めに気づく。 そして必要であれば、使い方を修正する。 その積み重ねが、これからの体をつくります。 60歳を過ぎても「やりたいこと」を諦めないために 今回、60歳を少し過ぎた患者さんのお話もしました。 その方は山歩きが好きで、 「これからも続けたい」 という希望を持っています。 さらに、 「本当は走ってみたい」 ともおっしゃっていました。 でも、今の体の使い方のまま無理をしてけがをするのが怖い。 だから、まず体の使い方を整える。 そして、 「これなら動ける」 という自信が持てるようになったら、新しいことにも挑戦してみる。 年齢だけで、 「もうできない」 と決めてしまう必要はありません。 大切なのは、今の自分の状態を知り、今日からできることを積み上げていくことです。 今日からの「使い方」が未来の体をつくる 今の体は、これまで何十年と積み上げてきた結果です。 だからといって、 「もう遅い」 という話ではありません。 今までの使い方が今日の体をつくったのであれば、

第530回「正しい歩き方」を練習する前に、正しく立てていますか?

第530回「正しい歩き方」を練習する前に、正しく立てていますか?

Oct 9, 2026 15:40

毎週金曜日に配信している 姿勢治療家Ⓡ仲野孝明「姿勢が変わると、人生が変わる。」ラジオ こんにちは。姿勢治療家(R)仲野孝明です。 この番組では、体の姿勢と生きる姿勢、より豊かに人生を生きるための姿勢力について話をさせていただいてます。 今回は、姿勢治療家(R)が考える健康の要素、6ヘルス(構造・睡眠・食・運動・精神・呼吸)の中の構造・運動 歩き方を変える前に「立ち方」を見直そう|背伸びから始める正しい歩き方 こんにちは。姿勢治療家の仲野孝明です。 涼しくなって歩きやすい季節になると、 「少し歩いてみようかな」 「健康のためにウォーキングを始めようかな」 と思う方も多いのではないでしょうか。 歩くことは、とても身近な運動です。 特別な道具がなくてもできますし、普段の移動そのものを運動にすることもできます。 でも、今回ぜひ覚えていただきたいのは、 歩き方を気にする前に、まず「どう立っているか」を確認してほしい ということです。 歩こうと思うと、ほとんどの人はいきなり歩き始めます。 でも、歩く直前には必ず「立っている時間」があります。 その立ち姿勢が崩れていたら、崩れた状態のまま歩き続けることになります。 今回は、歩き出す前に確認したい足元、背伸び、重心、そして「みぞおちから歩く」という身体の使い方についてお話しします。 歩き方より先に「立ち方」を確認する 歩く時に、 「歩幅を広げよう」 「腕を振ろう」 「足をしっかり前に出そう」 と考える方は多いと思います。 もちろん、運動としてしっかり歩きたい時には、そうした方法もあります。 しかし、長い距離を自然に歩き続けたいのであれば、まず大切なのはスタート地点である立ち姿勢です。 立った時から身体が傾いていたり、足先が外を向いていたりすると、その状態のまま何千歩、何万歩と繰り返すことになります。 だからこそ、 「歩く前に、正しく立てているか?」 を一度確認してみてください。 まずは足先を平行にする 立ち方を確認する時、いきなり背筋だけを伸ばすのではありません。 最初に見るのは足元です。 足先を、進行方向に向かってまっすぐ平行にします。 目安としては、 足の2本目の指とかかとが一直線になるようにする。 そして左右の足の間は、こぶし半分程度を目安にします。 普段、足先を外へ向けて立っている人は、これだけでも 「ずいぶん内股に感じるな」 と思うかもしれません。 でも、自分が普段どんな位置で立っているのかを知ることが第一歩です。 足裏の「3点」に体重が乗っているか 次に確認するのが足裏です。 一度、足の指を持ち上げてみてください。 そして、 かかと・親指の付け根・小指の付け根 の3か所で地面を感じます。 その状態で身体を少し左右に動かして、真ん中へ。 次に前後へ少し動かして、また真ん中へ戻ります。 「ここなら3点で地面を捉えられているな」 という場所を探してみてください。 そこが見つかったら、親指から順番に足の指を地面へ下ろします。 足裏全体で地面を感じながら、身体のど真ん中に立つ。 まずこの感覚をつくります。 そこから「背伸び」をする 足元が決まったら、いつもお伝えしている背伸びです。 今回のポイントは、ただ腕を上へ伸ばすだけではありません。 足元を整えた状態から、順番に身体を引き上げます。 足先を平行にして、こぶし半分程度開く 足の指を上げ、かかと・親指の付け根・小指の付け根の3点を確認する 左右・前後に少し重心を動かし、真ん中を探す 足の指をゆっくり下ろす 手を身体の前で組み、手の甲を見ながらゆっくり上へ伸ばす 顔を正面へ戻し、身体を上へ引き上げる お腹の感覚を残したまま、腕を横からゆっくり下ろす この姿勢が、歩き始める前の基本姿勢になります。 イメージとしては、身長を測る時のように、頭のてっぺんを上から引っ張られているような姿勢です。 人は「足だけ」で歩いているわけではない ここからが歩き方です。 僕が普段お伝えしているのは、 「みぞおちから歩く」 という感覚です。 人間は、足だけを前へ前へ出して歩いているわけではありません。 まず身体がまっすぐ立っている。 そこから身体の重心が少し前へ移動すると、身体が自然に前へ傾き始めます。 その身体を倒さないために、足が自然に前へ出てくる。 つまり、 まっすぐ立った身体の傾きと重力を利用して歩く という考え方です。 足を力いっぱい前へ送り出すよりも、身体全体を使いやすくなります。 「みぞおちから前へ進んで、その下から足が出てくる」 そんなイメージを持ってみてください。 長く歩くには「力を抜く」ことも大切 長い時間歩こうとすると、ずっと力んで歩き続けることはできません。 だから大切なのは、 リラックスした状態で歩けること。 頭は上へ引き上げる。 身体はまっすぐに保つ。 でも肩には余計な力を入れない。 そこから身体を少し前へ傾け、みぞおちから進んでいく。 歩いている途中で、 「どこか力が入っていないかな?」 「動きにくいところはないかな?」 と、自分の身体を感じてみてください。 歩くこと自体が、身体を本来の位置へ戻していく練習になります。 足裏は、地面を感じる大切な場所 もうひとつ大切なのが、足の裏の感覚です。 足の指先や足裏で、私たちは地面の状態を感じています。 ところが、足先が窮屈な靴を履き続けていると、足の指を自由に動かしにくくなります。 僕自身は、なるべく足先に余裕があり、フラットなベアフットタイプの靴を選ぶことが多くなっています。 家の中を裸足で歩く時のように、 「今、地面のどこに足がついたか」 を感じやすい状態をつくりたいからです。 足元がリラックスすると、上半身も力を抜きやすくなります。 足の指が動きにくい人は、そこから始める 実際に足の指を上げてみると、 「全然上がらない」 「指を一本ずつ動かせない」 という方もいます。 その場合は、無理に歩き方だけを変えようとせず、まず足の指が動きやすい環境をつくることから始めてみてください。 番組では、5本指の靴下を使ったり、足の指を広げたり、関節を動かしたりする方法についてもお話ししました。 立つための土台である足が動きやすくなることは、歩く準備にもつながります。 歩きながら「自分の足」を観察する こうした練習を続けていると、少しずつ足裏の感覚が分かってきます。 歩き出した瞬間、 「今日は少し外側に着いているな」 「この辺りを重心が通っているな」 と、自分の身体を感じられるようになってきます。 誰かに言われた「正しい歩き方」をそのまま再現するだけではなく、 自分の身体の中で、どこを通ると歩きやすいのかを探していく。 これも大切です。 一人ひとり、これまで使ってきた身体も筋肉の状態も違います。 最初は少しぎこちなくても構いません。 意識して繰り返していくと、少しずつ習慣になっていきます。 普段の「移動時間」を身体を整える時間にする ウォーキング専用の時間を取らなくても、私たちは毎日歩いています。 駅まで歩く。 電車を降りて会社まで歩く。 買い物へ行く。 家の中を移動する。 その一歩一歩を、 身体を整える時間 に変えることができます。 歩き始める前に、一度背伸びをする。 足先が平行か確認する。 身体を上へ引き上げる。 そして、みぞおちから歩き始める。 毎回すべて完璧にできなくても構いません。 何度も繰り返すことで、少しずつ身体に染み込んでいきます。 鏡で自分の「まっすぐ」を確認してみよう ぜひ一度、鏡の前でも確認してみてください。 足先を平行にして、背伸びをした状態で正面を見ます。 その時、 肩の高さは左右同じでしょうか。 耳の高さはどうでしょうか。 首がどちらかへ傾いていないでしょうか。 普段は自分の姿勢を正面から見ることがないので、意外な左右差に気づくことがあります。 髪の長い方は、髪をまとめてから見ると耳や首の位置が分かりやすくなります。 自分が普段「真ん中」だと思っている場所と、実際の真ん中が違っていることもあります。 だからこそ、一度確認してみることが大切です。 歩ける時間が長いことは、人生の行動範囲を広げる 今回お伝えしたかったのは、単に「きれいに歩きましょう」という話ではありません。 歩ける時間が長ければ、自分の行動範囲が広がります。 自分の足で出かけられる。 自分でトイレへ行ける。 好きな景色を見に行ける。 紅葉を見に行くこともできる。 歩けることは、人生の自由と深くつながっています。 だからこそ、今歩けている時から、 どう立って、どう歩いているのか を見直してほしいと思います。 まとめ|歩き始める前に、一度「背伸び」 今回、一番実践していただきたいことはシンプルです。 歩き始める前に、一度背伸びをしてください。

第529回 肩が痛い人へ|肩甲骨と鎖骨から動かす『正しい腕の使い方』

第529回 肩が痛い人へ|肩甲骨と鎖骨から動かす『正しい腕の使い方』

Oct 2, 2026 15:31

毎週金曜日に配信している 姿勢治療家Ⓡ仲野孝明「姿勢が変わると、人生が変わる。」ラジオ こんにちは。姿勢治療家(R)仲野孝明です。 この番組では、体の姿勢と生きる姿勢、より豊かに人生を生きるための姿勢力について話をさせていただいてます。 今回は、姿勢治療家(R)が考える健康の要素、6ヘルス(構造・睡眠・食・運動・精神・呼吸)の中の構造 肩が痛い人ほど「肩」だけを動かさない。鎖骨と肩甲骨から動かす身体の使い方 こんにちは。姿勢治療家®の仲野孝明です。 今回のテーマは、**「肩の動かし方」**です。 洋服に腕を通した時に肩が痛くなった。 車のシートベルトを取ろうとして肩を痛めた。 そんな経験はありませんか? 浅川先生によると、こうした肩のトラブルを考える時に大切なのが、 「腕だけで動かしていないか?」 という視点です。 肩は、腕の付け根だけで動いているわけではありません。 鎖骨と肩甲骨、そして腕の骨まで含めて動かす。 ここを理解すると、日常の肩の使い方が大きく変わってきます。 痛い場所は「使いすぎている場所」かもしれない 身体に、 痛い 硬い だるい 重い といった感覚が出ている時、その場所ばかりを使いすぎていることがあります。 肩も同じです。 たとえば、後ろにあるシートベルトを取る時。 腕だけを後ろへ伸ばして取ろうとすると、肩の関節部分に負担が集中しやすくなります。 でも、 鎖骨や肩甲骨から身体全体を使って取りにいく と、動ける範囲に余裕が生まれます。 つまり、肩への負担を減らすためには、 「肩だけで頑張らせない」 ことが大切です。 そもそも「肩」とは、どこでしょう? 普段、「肩を動かす」と何気なく言っています。 でも、肩という言葉は少し漠然としています。 実際には、 鎖骨 肩甲骨 上腕骨 などが連動しながら、腕の大きな動きをつくっています。 特に大切なのが、鎖骨と肩甲骨の動きです。 腕を上げる時も、 「腕を上げる」 だけではなく、 身体の中心に近い鎖骨から動きが始まっている と考えてみてください。 この意識だけでも、腕の上がり方が変わってきます。 鎖骨って動くの? 肩甲骨が動くことは、イメージできる人も多いと思います。 でも、 「鎖骨も動いている」 と言われると、意外に感じるかもしれません。 実際には、肩甲骨と鎖骨はセットになって動いています。 たとえば、 肩をすくめる 肩を耳に近づけるように上げる。 これも鎖骨・肩甲骨の動きです。 肩を下げる すくめた肩を、下へ戻す。 これも鎖骨・肩甲骨が動いています。 肩甲骨を後ろへ寄せる 胸を開くように肩甲骨を寄せる。 肩を前へ出す 背中を少し丸めるように、肩甲骨を外へ動かす。 この、 上げる・下げる・寄せる・前へ出す という動きを組み合わせると、肩甲骨と鎖骨は円を描くようにも動きます。 肩は思っている以上に立体的に動く場所なのです。 まず鏡の前で「左右差」をチェックしてみよう 肩の調子が気になる方に、ぜひ試してほしいチェックがあります。 お風呂上がりなどに、鏡の前に立ってください。 姿勢を整えた状態で、 両肩をゆっくりすくめてみます。 その時、 左右同じ高さまで上がるか 片側だけ動きにくくないか どちらかだけ力が入っていないか を確認してみてください。 たとえば、 左肩はしっかり上がるのに、右肩だけ上がりにくい。 そんな左右差があれば、鎖骨や肩甲骨の動きに違いが出ている可能性があります。 次に、 肩を下げる 後ろへ寄せる 前へ出す 肩を回す という動きもやってみます。 大切なのは、 「良い・悪い」と決めつけるより、自分の左右差に気づくこと。 まず自分の身体を知るところから始まります。 動きにくいなら、まず「動かす」 左右差に気づいた時に、最初にやることは難しい筋トレではありません。 先ほどの動きを繰り返します。 肩甲骨・鎖骨を動かす基本 肩を上げる 肩を下げる 肩甲骨を後ろへ寄せる 肩を前へ出す ゆっくり円を描くように回す 5回、10回程度でも構いません。 特に巻き肩になっている方は、 肩甲骨を後ろへ寄せて、そのまま少し下げる動き が苦手になっていることがあります。 上げ下げだけではなく、 寄せる+下げる という立体的な動きを入れてみてください。 無意識に肩へ力が入っていませんか? 緊張すると、 気づかないうちに肩が上がっている人もいます。 仕事に集中している時。 スマートフォンを見ている時。 パソコンを操作している時。 肩がずっとすくんだままになっていることがあります。 そんな時は、 一度肩を上げてから、ストンと下ろす。 さらに、 肩甲骨を後ろへ寄せる。 これだけでも、肩周りの力が抜けやすくなります。 「肩の力を抜いてください」 と言われても難しいものです。 だったら一度、自分でしっかり動かしてから戻す。 その方が、「力が抜けた状態」を感じやすくなります。 もっと強くしたいなら「懸垂」という選択肢もある 肩甲骨を動かせるようになったら、その次は身体を支える力も重要になります。 番組では、懸垂の話も出ました。 懸垂というと、 腕の力で身体を持ち上げる運動 と思われがちです。 でも実際には、鎖骨や肩甲骨をしっかり動かし、背中の筋肉を使うことが重要です。 仲野整體に通われている歯科医師の方で、長年、仕事中の前傾姿勢による首・背中周りの負担に悩んでいた方がいました。 その方が懸垂に取り組み、10回程度できるようになってくると、 「背中が随分楽になった」 と感じられたそうです。 歯科医師の仕事は、どうしても下を向く時間が長くなります。 その姿勢を支える背中側の筋肉が弱ければ、首や肩周りに負担が集中します。 肩甲骨を動かし、背中で身体を支える力をつくる。 これも一つの考え方です。 ※痛みがある方がいきなり懸垂を行うという意味ではありません。まずは無理なく肩甲骨を動かすところから始めてください。 懸垂ができなくても「背伸び」はできる もっと簡単にできるのが、いつもお伝えしている背伸びです。 ただし、ここでもポイントがあります。 単に腕を上へ伸ばすのではなく、 鎖骨の付け根、胸の中央にある胸骨付近から腕を持ち上げるイメージ を持ちます。 身体の真ん中から腕が始まっているような感覚です。 セミナーなどでも、最初は腕が上がりにくい方に、 「鎖骨から動かしてみてください」 と伝えると、動きが変わることがあります。 腕は肩先から生えているのではありません。 身体の中心から、鎖骨・肩甲骨を介して腕がつながっている。 その身体の構造をイメージして動くことが重要です。 「シートベルトを取る」だけでも身体の使い方は変えられる 日常生活の動作で考えると、さらに分かりやすくなります。 車に座って、後ろにあるシートベルトを取る時。 腕だけを後ろへ伸ばすのではなく、 身体の中心から、鎖骨→肩甲骨→腕 とつながって動くイメージを持ってみてください。 さらに姿勢を整えた状態で動けば、身体全体を使いやすくなります。 こうした小さな動作こそ、毎日何度も繰り返しています。 だからこそ、 日常動作を変えることが身体を変えることにつながります。 肩だけを直そうとしても、身体は全部つながっている ここまで肩の話をしてきましたが、さらに見ていくと骨盤にもつながってきます。 骨盤の位置が崩れれば、その上にある背骨のラインも変わります。 背骨が崩れれば、肩甲骨の位置や動きにも影響します。 つまり、 肩だけを切り離して考えることはできません。 足元。 骨盤。 背骨。 肩甲骨。 鎖骨。 腕。 すべてがつながっています。 だから身体の説明を始めると、終わりがなくなります(笑)。 でも、そこが身体の面白いところでもあります。 情報が多すぎて「身体の中でつながっていない」 最近、患者さんと話していて感じることがあります。 健康情報を非常によく知っている方が増えました。 InstagramやYouTubeなどで、 「肩甲骨はこう動かす」 「骨盤はこうする」 「足はこう使う」 と、さまざまな情報を見ています。 ところが、 それぞれの情報が自分の身体の中でつながっていない ことがあります。 「この人はこう言っていた」 「あの動画では違うことを言っていた」 知識はたくさんあるけれど、 じゃあ自分は何をすればいいの? が分からない。 そんな方が増えているように感じます。 姿勢治療家は「身体の使い方の家庭教師」 最近の診療は、身体を治療するだけでなく、 身体の使い方を一人ひとりに合わせて整理する 時間が増えてきました。 足の向きから確認する。

第528回トレッドミルだけでは足りない?実際に山を歩いて分かった「山でしか鍛えられない身体」

第528回トレッドミルだけでは足りない?実際に山を歩いて分かった「山でしか鍛えられない身体」

Sep 25, 2026 20:02

毎週金曜日に配信している 姿勢治療家Ⓡ仲野孝明「姿勢が変わると、人生が変わる。」ラジオ こんにちは。姿勢治療家(R)仲野孝明です。 この番組では、体の姿勢と生きる姿勢、より豊かに人生を生きるための姿勢力について話をさせていただいてます。 今回は、姿勢治療家(R)が考える健康の要素、6ヘルス(構造・睡眠・食・運動・精神・呼吸)の中の運動 山に登るためのトレーニングとして、トレッドミルを使っている方も多いと思います。 僕自身、長い坂を走れる場所が身近にないため、トレッドミルに傾斜をつけて山の練習をしています。 今回も、傾斜をつけて走ったり、さらに傾斜を強くして歩いたりしながら準備をしていました。 もちろん、これはとても良いトレーニングになります。 ただ、実際に北アルプスを歩いて改めて感じました。 トレッドミルと、本当の山はやっぱり違います。 そしてその違いにこそ、年齢を重ねても一生動ける身体をつくるヒントがあるように思います。 今回は、人生初登山だった弟と北アルプスを歩いた経験から、「山で身体を鍛える」ということについて考えてみます。 トレッドミルでも「上る力」は鍛えられる 山へ行く前、僕はトレッドミルを使って坂道の練習をしていました。 たとえば、 傾斜を7%程度つけて走る さらに傾斜を強くして歩く 心拍数を上げた状態で動き続ける といった方法です。 平地しかない場所でも、機械を使えば「上り」を再現できます。 山が近くにない人にとって、これは非常にありがたい方法です。 心肺機能を鍛えるという意味でも、山登りの準備として十分使えます。 ところが実際の山へ行くと、 「同じ坂道でも、身体の使い方が違う」 ことに気づきます。 本当の山には「同じ一歩」がない トレッドミルは、基本的には同じ場所を同じ条件で動き続けます。 足を置く場所も安定しています。 一方、山には同じ一歩がありません。 石の高さが違う 地面が斜めになっている 柔らかい土がある 岩がある 石が動く 片脚で身体を支える場面がある 次の一歩の高さが毎回違う 常に身体が判断し続けています。 だから、単純な脚力だけではありません。 バランス、体幹、足首、股関節、視覚、判断力。 全身を総動員して進みます。 トレッドミルでは一定のリズムで鍛えられても、山では一歩ごとに身体を適応させなければなりません。 ここが大きな違いです。 トレッドミルは地面からの感覚も違う 僕自身、練習していて感じたのが「地面の違い」でした。 トレッドミルのベルトは、実際の道路や岩場に比べると柔らかい。 そのため、地面から受ける感覚も変わります。 実際の山では、硬い岩や地面に対して身体を支えながら、一歩ずつ進みます。 トレッドミルでは鍛えられるものと、山へ行かなければ身につきにくいものがある。 だから結局、 山に強くなりたければ、山に行く回数を増やす。 これはとてもシンプルですが、大切なことだと思います。 人生初登山の弟を北アルプスへ 今回、一緒に北アルプスへ行った弟は、これまで本格的な登山をしたことがありませんでした。 それでも「行ってみたい」と。 そこで、 「北アルプスを歩くなら、それなりの準備は必要だよ」 と伝えました。 弟はスポーツ選手の身体づくりに関わる仕事をしているため、自分でトレーニングメニューを組み始めました。 体幹トレーニングを入れたり、階段状になったマシンを1時間続けたり、ランニングで有酸素運動を行ったり。 自分なりに数か月準備をしてきました。 こういうところは、僕以上にストイックかもしれません。 一度ルーティンを決めると、かなりきっちり続けられるようです。 帰国したその日に登山用品を買う ただし、トレーニングはしていたものの、登山用品の準備はかなり直前でした。 海外から帰国したその日に登山用品店へ行き、 「これから槍ヶ岳へ行きます」 と伝えて、必要なレインウェアなどを一気にそろえたそうです。 お店の方からすれば、 「今から槍ヶ岳ですか?」 という感じだったと思います(笑)。 その後、僕のところへ来てもらい、荷物の確認とパッキング。 そして東京から松本へ移動し、翌日から山へ入りました。 人生初登山としては、なかなかのスタートです。 山では「荷物の軽さ」が身体を守る 今回、僕がかなり意識していたのが荷物です。 山では、持っていけば安心するものがたくさんあります。 でも、その安心のために荷物を増やせば、その重量を何時間も自分の身体で運ぶことになります。 だから必要なものは持つ。 でも、 「あったら便利」くらいのものは、できるだけ減らす。 山小屋泊なので、寝るためのテントや大きな寝袋は必要ありません。 行動中の服。 山小屋で着る服。 移動時に使う服。 かなりシンプルに絞りました。 弟は15リットル程度のザック。 水を入れても、重量はそれほど重くならないようにしました。 登山は4時間を超えたあたりから変わってくる 準備をしてきた弟も、最初は比較的順調でした。 ところが、4時間ほど動き続けると、急に脚が疲れてきます。 これはトレーニングをしていても、実際に長時間山の中で身体を使ってみないと分からない部分です。 そこで、 「1時間に一度は何か食べよう」 といった補給の方法も伝えながら進みました。 山では、 体力がなくなってから食べるのでは遅い。 疲れる前に補給する。 冷える前に着る。 喉が渇き切る前に飲む。 こうした「先回り」が大切になります。 身体を壊さずに長く動き続けるための考え方です。 槍ヶ岳で見た「人生で一番きれいな景色」 そして今回、天候にも恵まれました。 雲海。 夜の星空。 そして朝日。 槍ヶ岳周辺から見る景色は、本当に素晴らしいものでした。 弟はこれまでバックパッカーとして世界のいろいろな場所を旅してきました。 それでも、 「人生で一番きれいな景色かもしれない」 と言っていました。 世界の有名な観光地を見てきた人が、日本の山の上でそんな言葉を口にする。 一緒に連れてきた側としても、とてもうれしい瞬間でした。 山に登る魅力は、身体を鍛えることだけではありません。 自分の脚でそこまで行った人にしか見られない景色がある。 その経験も、登山の大きな魅力だと思います。 山登りは「全身トレーニング」になる 山を歩きながら、弟とも身体の話をしていました。 そこで出てきたのが、 「山登りは、本当に良い身体のトレーニングだね」 という話です。 上りでは脚力と心肺機能を使います。 下りでは身体を支える力が必要です。 不安定な石の上ではバランス能力が求められます。 片脚になる瞬間も多い。 そして何時間も動き続けます。 つまり、 筋力 持久力 心肺機能 バランス 体幹 股関節 足首 判断力 を一度に使っています。 ジムで一つひとつトレーニングすることもできます。 でも山へ行けば、すべてを使わざるを得ません。 「来年もっと楽に登れる身体」はつくれる 弟が山を歩きながら面白いことを言っていました。 登っている人たちを見ながら、 「この人たちが来年、もっと楽に登れるようになるトレーニングを組めると思う」 と。 これは非常に面白い視点だと思いました。 たとえば、 登りに必要な筋力 片脚で支えるバランス能力 股関節を使う力 長時間動き続ける持久力 を普段から鍛えておく。 そうすれば、同じ山へ行った時に身体の余裕が違います。 70歳になったから登れなくなるのではなく、 70歳になっても登れる身体を、今からつくっておく。 これは僕が伝えている「一生動ける身体」にも、そのままつながります。 年齢を重ねるほど、山は面白い体力測定になる 僕は山を、 年齢を重ねるほどやった方がいい運動の一つ だと思っています。 もちろん、安全への配慮と準備は必要です。 でも、毎年同じ山やお気に入りのルートを歩けば、自分の身体の変化も分かります。 去年はここまで余裕だった。 今年は少し息が上がる。 逆に、トレーニングして今年の方が楽になった。 こうした違いが分かる。 健康診断の数字とは別の、 「自分の身体を実際に使った体力測定」 になります。 お気に入りの山を一つ決めて、毎年登ってみる。 これはとても良い健康習慣になると思います。 下山してから走る「ウイニングラン」 今回も最後、山から下りて平坦な道に入ったところから、上高地まで少し走りました。 僕は勝手に、 「ウイニングラン」 と呼んでいます。 何時間も山を歩いたあとです。 普通なら、 「もう歩きたくない」 となりそうなところから走ります(笑)。 でも、これがまた良い練習になる。 最後は河童橋で写真を撮って終了。

第527回健康の軸はひとつじゃない。姿勢治療家が考える「6ヘルス」で整える毎日の習慣

第527回健康の軸はひとつじゃない。姿勢治療家が考える「6ヘルス」で整える毎日の習慣

Sep 18, 2026 21:30

毎週金曜日に配信している 姿勢治療家Ⓡ仲野孝明「姿勢が変わると、人生が変わる。」ラジオ こんにちは。姿勢治療家(R)仲野孝明です。 この番組では、体の姿勢と生きる姿勢、より豊かに人生を生きるための姿勢力について話をさせていただいてます。 今回は、姿勢治療家(R)が考える健康の要素、6ヘルス(構造・睡眠・食・運動・精神・呼吸) 最近、初めて番組を聴いてくださる方も増えてきたので、今回は改めて原点に戻って、 「そもそも健康とは何なのか?」 を整理してみたいと思います。 僕は健康を、ひとつの要素だけで考えていません。 大切にしているのは、 姿勢・睡眠・食事・運動・呼吸・精神 という6つの視点です。 これを僕は「6ヘルス」として考えています。 どれかひとつだけを完璧にするのではなく、今の自分に足りていないものを見つけて、少しずつ整えていく。 それが、健やかに生きるための土台になると考えています。 健康を「ひとつ」にしない 健康というと、 「運動すればいい」 「食事を変えればいい」 「姿勢を良くすればいい」 と、ひとつのことに集中しがちです。 でも実際には、身体はそんなに単純ではありません。 たとえば、姿勢を意識しようと思っても、寝不足で頭がぼんやりしていたら続きません。 食事に気をつけていても、まったく身体を動かしていなければ、それも十分とは言えない。 気持ちが荒れている時には、呼吸も浅くなります。 全部つながっています。 だからこそ、健康を6つに分けて考えると、 「今の自分は、どこが足りていないのか?」 が見えやすくなります。 1.姿勢|身体の使い方を整える 僕は姿勢治療家なので、最初に中心に置いたのが「姿勢」です。 ここでいう姿勢は、ただ背筋を伸ばすことではありません。 大切なのは、 身体をどう使っているか。 立つ。 座る。 歩く。 持つ。 しゃがむ。 こうした毎日の動作を、骨格に無理のない使い方にしていくことです。 どれだけ治療を受けても、日常の身体の使い方が変わらなければ、また同じ場所に負担がかかります。 だからまず、 「自分の身体を正しく使える状態をつくる」 ことが、健康のひとつの土台になります。 2.睡眠|寝ていないと、姿勢どころではない 以前は「まず姿勢」と考えていました。 でも長年多くの方を診ていると、 「先に寝てもらった方がいいんじゃないか」 と思う場面も増えてきました。 睡眠不足の状態では、 集中できない 人の話を聞きにくい 身体を意識できない イライラしやすい 判断力が落ちる ということが起こりやすくなります。 その状態で、 「姿勢を意識してください」 と言っても、なかなか難しい。 だから最近は、 寝られていない人には、まず寝ること。 これもとても大切だと感じています。 3.食事|「何を食べるか」を自分で選ぶ 食事は、とても難しいテーマです。 人間は、いろいろなものを食べられます。 食べ物が十分にない環境なら、目の前にあるものを食べるしかありません。 でも現代は違います。 選択肢が多すぎるほどあります。 だからこそ大切なのは、 「自分の身体にとって、何を選ぶか」 ということです。 絶対にこれだけ食べればいい、という単純な答えではありません。 自分の身体の状態や生活に合わせながら、 「これは自分に合っているかな?」 と考える。 食事も、自分の身体と対話する習慣のひとつです。 4.運動|調子がいい時こそ始める 患者さんからよく聞くのが、 「先生、運動が大事なのは分かっているんですけど、なかなかできなくて」 という言葉です。 特に難しいのが、 今、身体に痛みがない人。 痛くない。 体調も悪くない。 そうすると、 「別に運動しなくても大丈夫なんじゃないか」 と思ってしまいます。 でも、10年後、20年後を考えるとどうでしょうか。 今の生活に運動が欠けているなら、 調子がいい今こそ、運動を始めるチャンスです。 悪くなってから始めるより、動けるうちに習慣にしておく。 これは本当に大切です。 年齢を重ねるほど「運動の時間」を確保する 今回の会話では、80歳でも毎日1万歩ほど歩き、1時間程度身体を動かしている方の話も出ました。 年齢を重ねるほど、 「もう歳だから動かない」 ではなく、 動く時間を意識して確保する必要があります。 若い頃は、通勤したり、仕事で歩いたり、自然に動いている時間があります。 でも生活が変わると、その量は減っていきます。 だからこそ、 「体育の時間を自分でつくる」 くらいの感覚が必要です。 運動できないなら、まず30分からでもいい 運動については、週150分程度というひとつの目安もあります。 でも、 「150分なんて無理」 と思って、何もしなくなるのが一番もったいない。 最初は30分でもいい。 週末だけでもいい。 まず始めてみる。 続けているだけでも、何もしない状態とは大きく違います。 僕が大事にしているのは、 100点を目指して0点になるより、30点でも続けること。 身体は、使えば維持されます。 使わなければ、少しずつ使えなくなっていきます。 5.呼吸|自分をコントロールするための道具 呼吸は、誰もが毎日行っています。 でも、意識して使っている人は意外と少ないかもしれません。 呼吸の面白いところは、 自分でコントロールできること。 ゆっくり吸う。 ゆっくり吐く。 一度止める。 深呼吸する。 これだけで、身体だけでなく気持ちの状態も変わります。 イラッとした時ほど「一呼吸置く」 日常生活では、思い通りにいかないことがたくさんあります。 電車の中。 仕事。 車の運転。 人との会話。 「なんでそんなことするんだろう」 と思う瞬間もあります。 そこで、すぐに反応しない。 一呼吸置く。 今回の会話では、アンガーマネジメントの例として「7秒ほど間を取る」という話も出ました。 イラッとした瞬間にそのまま言葉を出すのではなく、 一度呼吸する。 数秒止まる。 すると、 「この人も今日は何かあったのかもしれない」 と違う見方ができることがあります。 健康な時ほど「余裕」がある これはとても大切な視点です。 自分のコンディションがいい時は、多少のことが起きても流せます。 でも、 寝不足 疲労 空腹 身体の痛み ストレス が重なると、余裕がなくなります。 すると、普段なら気にならないことにもイライラしてしまう。 つまり、 心の状態も健康状態を映すひとつのセンサーです。 「今日はなんだかイライラするな」 と思ったら、 相手を責める前に、 「昨日ちゃんと寝たかな?」 「疲れていないかな?」 と自分の身体を確認してみる。 それだけでも変わります。 6.精神|昔から変わらない「人として大切なこと」 最近、僕は昔の中国の古典や歴史に関する本も読むようになりました。 そこで改めて面白いと思ったのが、 人間にとって大切なものとして、 「仁」 が語られていることです。 簡単に言えば、 相手を思いやる心。 そして「義」。 悪いことをしない。 ものすごくシンプルです。 でも考えてみると、 人を思いやり、 悪いことをしない。 それだけでも社会はずいぶん良くなるはずです。 「国家の基本は家庭にある」という考え方 古典を読んでいて印象的だったのが、 社会の基本は家庭にある という考え方でした。 家庭の中で、 思いやりを持つ 相手を大切にする 悪いことをしない それが積み重なれば、結果として良い社会につながる。 ものすごくシンプルです。 年齢を重ねていくと、 子どもの頃に教わったことが、結局一番大切だったと気づくことがあります。 「人に優しくしましょう」 「悪いことをしてはいけません」 「ちゃんと寝ましょう」 「身体を動かしましょう」 難しく考えすぎなくてもいいのかもしれません。 情報が多い時代だからこそ、シンプルに戻る 今は健康に関する情報があふれています。 SNSを開けば、 「これを食べろ」 「これは食べるな」 「この運動が最高」 「この睡眠法がいい」 と、次々に新しい情報が入ってきます。 でも、情報が多すぎることで、 本当に大切なことが見えにくくなっている とも感じます。 そんな時こそ、 6ヘルスに戻ります。 今日の自分に足りないものはどれ? 健康を完璧にしようとすると大変です。 だから、6つを一度に全部変えなくてもいい。 今日の自分を振り返って、 姿勢はどうかな 昨日は眠れたかな 食事はどうだったかな 運動できているかな 呼吸は浅くないかな 心に余裕はあるかな

歴史を面白く学ぶコテンラジオ (COTEN RADIO)

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歴史を愛し、歴史を知りすぎてしまった歴史GEEK2人と圧倒的歴史弱者がお届けする歴史インターネットラジオです。 歴史というレンズを通して「人間とは何か」「私たち現代人の抱える悩み」「世の中の流れ」を痛快に読み解いていく!? 笑いあり、涙ありの新感覚・歴史キュレーションプログラム! ☆Apple & Spotify Podcast 部門別ランキング1位獲得! ☆ジャパンポッドキャストアワード2019 大賞&Spotify賞 ダブル受賞! ※正式名称は「古典ラジオ」ではなく「コテンラジオ」です ーーー COTEN RADIO is an entertainment radio talk program for history , published by the crazy history geeks group "COTEN" in Japan. ☆Apple & Spotify Podcast in Japan category ranking No.1 ! ☆Japan Podcast Awards 2019 Grand prize and Spotify prize !

LISTEN NEWS

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LISTENは、AI文字起こしとコミュニティで、ポッドキャストを「聴く・配信する・つながる」ためのプラットフォームです。 公式番組「LISTEN NEWS」では、開発の裏話や近況も交えつつ、最新情報をお届けします。 LISTENはこちら→ https://listen.style/

jkondoの朝の散歩

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ポッドキャストプラットフォーム「LISTEN」や、GPSトラッキングサービス「IBUKI」、物件メディア「物件ファン」、京都の宿とコワーキング施設「UNKNOWN KYOTO」を運営する近藤淳也(jkondo)が、朝の散歩をしたりしながら、日々の出来事や考えたことを語ります。

桃山商事

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コミュニケーション、男性性、恋愛、人間関係、ジェンダー、ケア、孤独、性欲、会社、友情、老い……メンバーがその時々で気になったテーマを1つ設定して、モヤモヤを言語化していくNEOな座談Podcastです。2011〜2016年「二軍ラジオ」(ApplePodcast)、2017〜2024年「恋愛よももやまばなし」(ニコ生→Podcast)を配信していました。清田隆之(文筆業)、森田(会社員)、ワッコ(会社員)、さとう(会社員)の4人でお届けします。

私より先に丁寧に暮らすな

私より先に丁寧に暮らすな

東京の歌人・上坂あゆ美と、京都の僧侶・鵜飼ヨシキによる雑談配信。人生の呪いからファミレスの好きなメニューの話まで幅広くお届け。 【初めての方におすすめ回】 #30 お菓子が人間だったら誰と付き合いたいか真剣に考える https://open.spotify.com/episode/751EzuNXjpgP2i53P7OtX7?si=XxN2eddURsas_JWE6KFu-A #163 恋愛ってマーージでクソだと思っている人の話 https://open.spotify.com/episode/1WgeglhRT5GQfqzkBO2bNF?si=1l0b2OBlTJq 📩おたより宛先 https://forms.gle/E6oFMLDcrJhUH2g57 番組公式SNS https://x.com/yori_suna (インスタもある) 🚗🚥番組公式コミュニティ  https://rooom.listen.style/p/ 📨その他、番組へのお問い合わせはコチラまで yorisuna24@gmail.com

IBUKI STATION

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ここはアウトドア向けGPSトラッキング「IBUKI」にまつわる人々が集まる場所。 トレイルラン、登山、冒険、ランニング、自転車、ロゲイニング、、 スタイルは数あれど、共通しているのは自然を楽しみ、そして人とのつながりも楽しむ姿勢。 自然を目一杯楽しみ、苦しみながら、人と接する喜びにも気付く。 アウトドアを満喫するみなさんが、ほっとできるIBUKI STATIONです。 IBUKI https://ibuki.run/ 近藤淳也 IBUKIを提供する株式会社OND代表。ポッドキャストプラットフォーム「LISTEN」も展開 桑原佑輔 OND所属。IBUKI事業担当営業・テクニカルディレクター 中川和美 OND所属。IBUKI担当。トレイルランナー