「社長になる気はなかった」加藤氏が、急遽トップに就任してから実践した、組織を一つにするための社内改革へ。
1. 社長就任の経緯:生え抜きへの意識から「鶴の一声」へ
● 意識の変化:当初は「生え抜き社員が継ぐべき」と考えていたが、入社後に「実力があれば血族承継が自然であること」「銀行評価(融資)で圧倒的に有利であること」を知る。
● 突然の指名:入社6年後、役職が「課長」のときに会長の鶴の一声で、一気に代表取締役社長へ就任した。
2. 経営者としての第一歩:「経営数学」の独学
●数字のマスター:会社の独特な数字を読み解くため、「経営数学(財務諸表など)」を猛勉強し、1年でマスターした。感情を排した「客観的な事実(ファクト)」で会社を見る重要性を実感する。
3. 三大組織改革:バラバラの拠点を一つに
全国に点在する7つの営業所の一体感を高めるための施策。
●【改革①】オンライン合同朝礼(理念の浸透)
全14ページの行動指針書を制作し、週3回のオンライン合同朝礼を開始。社員が交代で所感を述べる「参加型」にすることで、遠方にも社長の価値観を浸透させた。
●【改革②】月2回の社内報(相互理解)
「最も大事なのは人」という信念から、外部委託で社内報を月2回発行。社員の生い立ちや趣味を深掘りする特集を組み、遠方の社員同士が親近感を持てるようにした。
●【改革③】2泊3日の社員旅行(関係性の構築)
顔を突き合わせる時間を増やすため、従来の1泊2日から「2泊3日」へ拡大。お互いの意外な一面を知る良い機会になっている。
4. 働き方改革と未来への布石(新卒採用)
● 年間休日を「120日」へ拡大(売上もアップ)
「中小企業こそ、働く環境を整えるべき」と、年間休日を96日から120日(完全週休2日)へ拡大。営業日数が減ったにもかかわらず、モチベーション向上などにより売上が伸びるという嬉しい誤算が起きた。
● 新卒採用の強化
高齢化していた社内を若返らせるため、新卒採用を本格化。ミスマッチを防ぐために、加藤社長自らが就職フェアでマイクを握り、会社の魅力を学生に熱く伝えている。
旭ハウジング株式会社 https://www.asahi-h.co.jp
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