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2024-12-19 06:18

ep2. しゃべるのむずくない?/考えながらしゃべるのか、しゃべりながら考えるのか

2 Comments

2024/12/19木曜日の声日記です。

会社でおしゃべりすることを通して考えた、おしゃべりそれ自体についての考察です

 

#声日記

サマリー

このエピソードでは、技術ラジオの社内収録を通じて、しゃべることの難しさや考えを話しながら整理するプロセスについて語られています。参加者は、自分の思考を言語化することの難しさを反映しつつ、コミュニケーションのスタイルに関する洞察を得ています。

技術ラジオの社内収録
こんばんは、つるこです。
2024年12月19日、木曜日の声日記です。
自分がしゃべるっていうことについて、ちょっと話をしたいなと思っていて。
っていうのはですね、今日会社で、技術ラジオっていう名前のゆる配信みたいなやつをやったんですね。
社内のメンツだけが対象で、自分も参加させていただいたんですけれども。
座組としては、もう社内のつよつよエンジニア2人と、将来有望な、正直私もわからんみたいなことがきっちりできる、将来を担う新卒のエンジニアと、
一応、キャリア何年かやってるんだけど、わからないことはわからない、私という座組でございます。
そういう座組で、一応テーマを決めて、それについてざっくばらんに話し合うみたいな形で、
番組というか、その時間は設定してもらって、それをいろんな人に聞いてもらいながら、やいやい感想をもらう。
みたいな回だったんですけれども。
これね、ちょっとやってみて思ったんですけど、難しかった。
何が難しいかって、今自分が何に疑問を感じていて、どういうところがわからないのかっていう説明がやっぱりすごい難しいんですよね。
今回本当に社内だということもあって、エンジニアしか聞いてないので、
例えば専門性がない人にもわかるように話しなさい、みたいなことはないんですけれども。
しかも社内ということで、対象になっているコードだったりだとか、
ビジネスのどういう場で使われているツールなのか、みたいなところに関しての共通の認識っていうのもある程度みんなあるというような状態で、
言葉の定義を揃えるみたいなことも基本的にしなくていいんですよね。
この単語はこういう意味でね、とかこういう使われ方をしていてね、みたいなことは全くしなくていい。
ある程度情報が揃っているっていう状態にもかかわらず、
何に困っていて何がわからないのかっていうのを言語化するのがめちゃくちゃ難しくて、
わかってもらえるように実際のコードも見ながら説明してたんですけど、
それがどんどん冗長になってしまって、めっちゃ喋ってしまって、それをすごい反省していますね。
多分私、沈黙怖いことはそんなにないんですけど、
ただ焦ると冗長になってしまうコミュニケーション障害…的な感じかなと自分では思っております。
思考を言語化する難しさ
でもね、基本的に自分の考えていることがすっきりしていないときこそ、
その説明って冗長になるてらいがあるなぁと思っていて、
なんで自分の説明がこんだけ冗長かなって思ったんですけど、
多分ね、喋りながら考えているせいなんですよね。
喋りながら自分が何を考えているのかっていうところを初めて言語化して、
その内容を聞いて、あ、私こんなこと思ってたんだと思って、
そこからそれをさらに発展していくみたいな思考パターンを多分していると思っていて。
だからこれは事前に考えたことが喋りにくい。
今は割と喋れているかもしれないと思うんですけど、
それは事前にある程度喋る内容をメモしているからですね。
でもここから先メモないんですけど、
メモがない状態で喋るときって、
自分が何を口に出して何を考えていたかっていうところを一回言葉として外に出してから、
それが本当なのか嘘なのかっていうのを耳にしながら自分に問うんですよね。
自分にとって、この言葉ちょっと違うなって思ったら違うって言いながらもう一回言い直すし、
そうそうって思ったらそこから発展させていくみたいな思考をしているので、
結局一回出してみないとわからないんですよね。
でも今日これを社内での収録に使っていて一つ良いところを見つけて、
結局思考の流れを全部口に出して言うので、
こうこうこういうことを言っていて、こういう風になったらこうだからこれはこうなんですよねっていうタイプの確認を私するんですよ。
なのでこれって結局理解に至る道筋を全部口に出しているという状態になるので、
それをやると話している相手に自分が何を思ってその結論に至ったかっていう道筋をすべて開示していることになるので、
割と音声コンテンツとの相性が悪くないのではという気づきを得ました。
私はちなみにこの喋りながら考えるを普通だと思ってきたんですけど、
先日自分のチーム、5人のチームなんですけど、
5人のチームであなたは喋る前に考えますか、それとも喋りながら考えますか、
何も考えずに喋りますかっていう質問をしたところ、
喋る前2人、喋りながら2人、考えない1人という結果になりましたので、
別にみんながみんなこうじゃないんだなと思いました。
あ、もうすぐ6分だ。この収録基本的に1回5分ぐらいにしようって決めてるんですよね。
それぐらいだったら聞いてもらえるかなと思って。
というわけで、ずっとプレッシャーになっていたみんなで技術のおしゃべりをしようの会が終わったので、
今日はぐっすり寝れるかもしれません。
じゃあお疲れ様です。
06:18

コメント

はじめまして。自分も喋りながら考えているタイプで、お話にとても共感しました。「考えを一回言葉として外に出してから、それが本当なのか嘘なのかっていうのを耳にしながら自分に問う」というのはとてもしっくりくる言語化でした。 自分は音声配信する際、話の筋道が真っすぐでブレがない形でありたい、と思っているせいで何度も録りなおす癖があるんですが、つるこさんの言うようにプロセスを開示していると捉えることもできるんだな、と気づきを得ました。

つるこしよこ

こーざきさんはじめまして! 喋りながら考える仲間ですね! 一回口に出して言葉の手触りがしっくり来るかがやっぱり大事な気がするなぁと思いながら喋ったので、共感してくださって嬉しいです。 私は人に話になんでそうなったの?と聞くことが多いんですが、自分に対してあんまり言われないなぁ、なんでかな、あ、言ってるからか、となりました。 それはそれで誤解がなくていいことでは?と思ってます。笑

こーざきさん
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