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#2-275 2026年6月14日@京都九条『ZINEと隣人』6
2026-06-16 04:21

#2-275 2026年6月14日@京都九条『ZINEと隣人』6

#2-275 2026年6月14日@京都九条『ZINEと隣人』6

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本で言うと、僕は最近、大山田裕子っていう、広島出身の女性の小説家がいてて、
彼女の作品はめちゃくちゃヤバいなと思いましたね。
どんな題材とか、内容とか…
まあ、一番多分有名なのが、えっと…
工場とか穴っていうタイトルで芥川賞を取っていったりとかしてる人なんですけど、
割とこう、なんていうんですか、突然こう、苦痛点がなくなって、弾楽もなくなって、
脈絡とこう、言葉と情景描写がずっと連なる段階が来たりとか、
そういうなんかこう、自分で作った方言を登場人物に話させたりとか、
っていうその、習慣とか情景を文字の裏列で表現したりする特徴があったりして、
で、書いてるテーマは結構重たくて、
割と労働に対する、なんていうんですかね、結構…
満足感あるわけじゃないけど、何のためにやってるかも分かってないけど、
まあ、やらなあかんに近いからやってるみたいな感じのところの、
うまいことを表現してるというか、それが結構…
まあ、仕事の休憩中に読んだら喰らっちゃうんですけど、そこが見事やなと思いますね。
そうですね、結構こう労働してて、割とこう、僕とかもさっきライブとかさせてもらったんですけど、
こう、なかなか自分のやりたいことでお金稼ぐのってやっぱり難しくって、
どっかでこう、切り分けというか、マストコアじゃないですけど、
自分はこう、ちゃんと働くときは働いて、オフのときはガッツリ遊んでっていうタイプなんで、
逆にそこに対して、疑問を持ってた時の自分とかは余計そっちに喰らうというか、
もっとこう、自分らしさを出したいなみたいなところの、確信をついてくる感じですね。
穴が、とりあえず…
穴もおすすめなんですけど、
僕はそのテーマ性でいくんやったら、工場っていう本があって、
穴の一個前に出した本なんですけど、
その工場っていうのはもう、一個の町ぐらいでかい工場があって、
工場の中にも川とかも流れてて、固有の生物とかもいるようなところで、
働く三人の男女がこう、主人公の話なんですけど、
それがもう見事にこう、表現してますね。
めちゃくちゃおすすめですね。
そうですね、音楽…結構僕はいろんなジャンルも雑多に聞くんですけど、
カラビローシっていう名古屋のラッパーがいてて、
結構まあ、名古屋のラッパーで、今ジュエリーデザイナーしながらラップやってる人なんですけど、
彼は、多分日本で一番ヤバいんちゃうかなって僕は個人的に思ってて。
どんな内容を歌われてるんですか?
詩の内容が結構面白いんですけど、
割とこう、なんていうんですか、ラップなんですけど、
ラップってどっちかっていうと文学に寄ってるというか、
歌唱法の一つではあるんですけど、
メロディーを伴わないっていうのが軸やったりすると思うんですけど、
そこのなんていうんですかね、
要は言語によるんで、音楽としてじゃなくて、
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言葉に引っ張られると思うんですよ。
例えば自分が失恋してた時に、
彼女が浮気したみたいなワードが出てきたら、そっちに引っ張られちゃって、
曲の印象の色合いが変わっちゃうみたいなところがあると思うんですけど、
空庇露氏はそこからもう、そこの対極を狙ってやってるというか、
言葉がどれだけトラックと同じ並列上の音として、
処理されるかっていうところをずっと自分の曲でやってるラッパーで、
でも書いてある内容はめっちゃピースで、
遊び心と、これさえあったら間違いないやろっていうところだけを歌ってるっていう感じですね。
失恋してるのが違いますよね。
そうですね、面白いですね。
アウトロー系。
ああいうイメージはやっぱり強いかな。
そうですね。
でもアウトローの中にもやっぱり、
その人たちはそこでしか生きていけないみたいな感じが出てきたり。
女性本人はアウトロー系。
そうですね。
やっぱりもうそれぞれにアイデンティティというか、やっぱり属性があって、
昔はやっぱりこう、SNSとかもなかった影響もあるかもしれないですけど、
やっぱりハーコーなヒップホップというか、
結構オールドスクールな感じが台頭してたと思うんですけど、
今やからこそこう、結構評価できるラッパーなんじゃないかなって思いますね。
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