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2021-02-28 08:16

【詩吟ch】大好きな詩吟を全力で吟じます<偶感/勝海舟>

全力シリーズ第3弾です!
これも好きなんですよねー!😆😆

#詩吟
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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。詩吟の先生こと、heyheyです。このチャンネルは、詩吟歴20年以上、準詩班の資格を持っていて、全国大会の優勝経験もある私、heyheyによる、詩吟というとってもマイナーな、その魅力をお伝えしていくチャンネルになっております。
ということで、ここはもうマイナーな、マイナーな詩吟、ひたすらそれでいきたいと思います。
今日もですね、僕の大好きな詩吟をですね、一つご紹介して、真剣に全力で吟じていきたいと思います。
今日ご紹介する詩吟、過去にもですね、ちょっとやっているんですけれども、こちら、勝海舟、本人が書いたですね、偶感という詩です。
たまたま感じた、ということで、特別な場面に来たとか、そういうわけではないんですけれど、常に日頃に思っていることがあって、ある日、ふと思いついた、そういう意味合いの詩になります。
とはいえですね、この勝海舟の人柄が見える、堂々としていて、かつ高い志を持っている、それがもうすごくシンプルに力強く表現されている詩ですね、もう僕好きなんですよ。大会でも吟じたんですよね。
これすごかった、すごい気持ちよかった。
ということでご紹介します。
まず、じゃあ先に読み下し文からですね、いきたいと思います。
偶感、勝海舟。
故法、壁瓶に引いず。
これを見て、心を養うべし。
常々、何事かなさん。
時、危うくして、偉人を思う。
これはですね、故法、故法というのはですね、一つだけそびえ立っている峰という意味ですね。
空、空に、あ、そっか、待ってください。
故法、壁瓶に引いず。
壁瓶というのはですね、たぶん青空。
空を仰ぎ見ると、一つだけそびえ立っている山があるという出だしから始まります。
富士山を見ているのかもしれないですね、場所的にはそうかもしれないです。
ただ、一つだけ大きな山がそびえ立っていると。
これを見て、心を養うべし。
この山を眺めていると、もう天から与えられたこの心の生命、心の生命が自然に養われている、そのように見えると。
これをですね、見ていると、常々、何事かなさん。
常々、これなんて表現すればいいかちょっと難しいんですけれども。
03:03
このあれこれとやかましくいろんなことを、もう騒がしくしないでですね。
もうそんなことじゃ、もう何も成し遂げられないんだよ。
もうこんな細かいことはとにかくいいから、大事なところだけしっかりもう見よう。
常々、なんていうか、僕の語彙力のなさがひどいですね、これ。
常々、何事かなさん。
時危うくして偉人を思う。
こういうふうに、もうどっしりと構えた一つのそびえ立っている山を見るとですね。
もういろんな細かいことは考えずに、この時危うくして偉人を思う。
この重大な時期、幕末の時代ですね。
この重大な時に、本当の偉人、本当に真に優れた人というのは何をやるのだろうか。
何を考えるだろうか。
そして自分はもう何をしてやろうかと。
そういうふうにこの山をそびえ立っている山を見てですね。
本当のものを考えると。
そういう、かつ改修の気持ちが伝わってくるような内容になっています。
もうすごい語彙力低くてすいません。
ただですね、もう吟じているとこの上々ってところがですね、もう好きなんですよ。
あとあの、コホ、ヘキビンニヒズ。
これはですね、ゼックというのは七言ゼックとか五言ゼックとか中学校の時に習ったことがあるかと思うんですけれど。
ゼックというのは起承転結で4つのパターンに、4つのグループに分かれているんですけれど。
五言ゼックの場合はですね、漢字が5つ。
5つずつ4つのグループに分かれている。
で七言ゼックというのは漢字が7つ並んでいるんですね。
基本的に7つ、七言ゼックが詩吟では初心者向けでやりやすいんですけれども。
この五言ゼックというのはちょっとだけ難易度が高いんですね。
なぜ高いかというと言葉が少ないんですよ。
言葉が少ないからこそ余韻がですね、できるだけたっぷり必要であるということ。
そしてその少ない言葉だけでどれだけ表現するかというところが求められるということになってきます。
だからこの出だしの古法、壁面にひずとか上々。
この短い言葉でどれだけたっぷりと聞かせられるか。
そこも詩吟としてはポイントになってきます。
とはいえですね、こういう複雑なことは考えずにですね。
かつ回収であったらどんなふうにこの詩を考えただろうか、声に出しただろうか。
そういうふうに想像してできるだけも軽々しく言葉が出ないように僕も吟じたいなと思ってやっているわけです。
ということでこの重厚さ、どっしりとした力強さが伝われば幸いです。
ちゃんと出るかな。
ではお聞きください。
空間かつ回収
06:04
古法
壁面にひず
これを見て
しんの
やしのべし
じょうじょう
なにごとかなさんとき
あやうくして
いじんお
おも
ちょっとテンクの方は怪しかったですね。もうちょっともう鍛えてないな。
そんな感じ、まあ力強さが伝われば幸いです。
ということでかつ回収による空間ご紹介しました。
詩吟に興味を持ってもらえれば幸いです。
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル。
以上です。平平でした。どうもありがとうございました。
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