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2020-11-18 09:11

第60回:僕が理想とする詩吟とは、「いにしえの(和歌)」

#詩吟
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詩吟の魅力を発信する、詩吟…
おはようございます。詩吟チャンネルのheyheyです。
この詩吟チャンネルは、詩吟というとってもマイナーな日本の伝統芸能のその魅力とですね、
詩吟を通じて得得した腹式呼吸の発声方法について、
わかりやすく配信していくチャンネルにしております。
私はというと、詩吟歴20年以上準詩班の資格を持っていて、
全国大会の優勝経験もあるということでですね、
その経験からわかりやすくとにかく伝えていきたいと思っております。
この背景の雑音からもわかりますように、
この配信は私の車の中の通勤時間を使って録音しております。
配信しています。
ですのでですね、エンジン音であったりウインカー音であったり入ると思うんですけれども、
それに負けないように、詩吟で培ってきた滑舌と肺活量でカバーしていきたいと思いますので、
どうかよろしくお願いします。
いつも通り前半は詩吟や腹式呼吸に関する話、
後半は平日毎日違う詩吟を紹介して吟じていくというスタイルで、
大体10分くらいかなと思いますので、よろしくお願いします。
ということで、本編の方に移りたいと思います。
今回はですね、私が理想としている詩吟について、
どんな詩吟が本当の理想的なのか、理想系なのか、
そういったところをですね、話してみようかなと思います。
これはですね、僕がその超理想的な詩吟に出会ったというわけじゃないんですよね。
正直詩吟の中の雑誌に書いてあった、その一文にとても心惹かれたという形になります。
詩吟はというとですね、僕が声をガンガン出しているから、
最初の頃はですね、とにかくもう声がどこまでも遠くに届くような、
そんな詩吟がいいんじゃないかなっていうふうに、
若い頃は、小さい頃は思っていたわけなんですけれども、違ったんですね。
それと正反対の詩吟に惹かれたわけです。
その詩吟はどういうものかというとですね、
とっても声が小さい時に周りが静まり返って、
聞き耳を立てたくなるような、そんな詩吟。
これが本当に至高だなと、最高だなと思っています。
素晴らしい大会会場ですね。
多分何百人か、千人とか二千人とか、もしかしたらお客さんが聞いてるかもしれない。
そういった舞台でですね、どの方がそうだったっていうのを僕は覚えてないんですけれど、
それだけ上手い方であれば、それほどの大きい舞台、武道館とかそういった場所だと思うんですね。
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そういったところで、本来ならばガンガンと声を出して、
審査員とかに聞かせないといけない、そんなところなんですけれども、
だからこそすごい小さな声を出した時に、周りがもう声を息を潜めて聞きたくなるような、
そんな詩吟、それが本当に素晴らしいと思うんですね。
だからといって、その人が大きな声を出せないというわけじゃ決してないんです。
もちろん声をガンガン出すことはできるんですね。
その力もある。力もあるけれど、それを持った上で抑えて抑えて抑えて、それを絞り出した。
その小さな声がとても凝縮されているということなんじゃないかなと思います。
コーヒーで言ったらエスプレッソみたいな、そんな感じになるかなと思うんですよね。
ただ声の小さい人がボソボソと声を出しても誰も聞いてくれないんです。
何言ってるんだろう、よくわかんないなみたいな。
そういうんじゃなくて、本当は大きな声が出せるのに、あえてものすごく小さくする。
そしてその分、言葉の間合いであったり、言葉の発音の仕方であったり、
声の出し方、息の潜め方、そういったところを極限までぎゅーっと凝縮してそこに詰め込む。
そうした瞬間に、きっとこういった場面が現れるんだろうと思います。
お偉い先生がいるような場面でも、その雑誌に書いてあったこととしては、
声が小さくなったのにみんながしんと聞き耳を立てていたと。
そして試吟が、吟が終わった時に、もう多くの人が、相立ちってことはなかなかないんですけれども、
拍手合戦だったと、そういうふうに書いてあります。
本当にですね、試吟は自分が声を出すためにやるというものではなくてですね、
人に聞かせるための、聞いてもらってようやく意味があるものだと思っております。
だからですね、その人たちが思わず聞きたくなるような、
そんな試吟というのが本当に最高だなと思いながらもですね、
その高みに一体いつになったらいけるのか、全然わからないんですけれども、
日々配信しながら、練習していきながら、
そういったところもゆくゆくいけたらいいなというふうに、
僕の意思表明みたいな形で今回は話させていただきました。
それではですね、後半の方、試吟に移りたいと思います。
今回はですね、有名な和歌、こちらを吟じていきたいと思います。
たぶん百人一首で聞いたことがあるのかなと思います。
いにしえの奈良の都の八重桜ですね。
伊勢の俳優という方が作られた和歌になります。
これ実際のタイトルみたいになるとめちゃくちゃ長いんで、
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ちょっとよくわからないですよね。
一乗院の御音時、奈良の八重桜を、
人の建祭りて羽べりけるをなんちゃらかんちゃらかんちゃらに読めるみたいな。
そんな感じなんですけれども、
いにしえのということで、適当に題を付けさせてもらいました。
いにしえの奈良の都の八重桜。
今日ここの絵に匂いぬるかな。
八重桜のですね、奈良に生えている八重桜のその美しさを読んだものになっております。
それでは、ちょっと今日は喉、調子悪いかもしれないですけれども、
やってみたいと思います。
いにしえの、伊勢の俳優。
いにしえの奈良の都の八重桜。
今日ここの絵に匂いぬるかな。
いにしえの奈良の都の八重桜。
今日ここの絵に匂いぬるかな。
という感じでですね、
このいにしえの奈良の都の八重桜。
今日ここの絵に匂いぬるかな。
とても有名な百人酒ですけれども、
こんな風に詩吟にやったらなりますよという感じです。
さちりさんおはようございます。
すみません今日はですね、ちょっと寂しくて一人で黙々と録音しておりました。
すみませんちょうど終わるところで申し訳ないんですけれども、
こんな感じですね、今日のところはちょっと終わろうかなと思います。
すみませんね。
ということで詩吟チャンネル、今日はこんな感じでやりました。
いつも通りですね、平日毎日詩吟や福祉呼吸に関する話をして、
その後詩吟も吟じていくと。
あとは夜にさらに仙流であったり、
いろいろ面白いお菓子詩を軽く吟じてみたいかなと思っておりますので、
これからも引き続きよろしくお願いします。
ライブ配信ありがとうございました。
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それでは今日も頑張っていきましょう。
ありがとうございました。
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