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2021-04-23 05:54

第190回:【腹式呼吸の第2ステップ】丹田と連動させて声を出そう!

腹式呼吸は、この「声を出す」ことが難しいんです。
ぜひやってみましょう!

#腹式呼吸 #発声
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腹式呼吸を得得するラジオ。おはようございます。こんばんは。腹式呼吸の先生こと、heyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上、ゴスペル歴10年以上の私、heyheyによる腹式呼吸のやり方や声の出し方、詩吟の魅力について、色々と日替わりで発信しているチャンネルです。
月川木戸が腹式呼吸や声に関する話、水金日が詩吟に関する話で、5分以内になんとか収めようと頑張っております。
ということで、今日は土曜日に向けた腹式呼吸に関する話でしていきたいと思います。
一昨日に、腹式呼吸の第1ステップで丹田で呼吸しましょうというお話をしました。
なので今回は、その次の話になります。第2ステップですね。
この腹式呼吸で溜めたこの声、呼吸ですね。この呼吸で声を出しましょう。
丹田で溜めた呼吸で声を出しましょう。そういう話になるかなと思います。
丹田を使って息を吸うというのは、丹田が膨らめばそれでいいんですね。
すごくまあそんな難しいことではないんです。あとは馴染ませるだけということになるんですけれど、
次のステップの方が難しいんですね。いよいよ声を出すステップになるわけです。
声に出すというのは、呼吸がないとできないし、呼吸を吐かないと声が出ないんですね。
だからどうやって吐くのか。それこそが多分皆さんが求めている腹式呼吸だと思います。
それが腹式呼吸で声を出すという状態がどういうところなのか。
まずそれをイメージとしてお話ししますとですね。
喉が結構リラックスしている状態です。全く使われていないわけではないんですね。
ちょっとここ誤解しがちなんですけれど、喉は使っています。
ただ使っている量が少なくて、その分残りの力はお腹の丹田のところを使っているということになります。
声を出すというのをボールを投げるというイメージで話すとですね。
ボールは手首だけで力んで投げても別に投げることはできるんですね。
これがいわゆる強式呼吸みたいな小手先の力だけで投げるような形になります。
腹式呼吸は足腰も体全部使ってボールを投げるということになります。
だからこの手首を全く使っていないなんてことはないんですね。
ただ足腰の方にがっしりと力がこもっているので、手先の方は比較的リラックスした状態で投げることができる。
これが本質的に近いイメージになるかなと思います。
大事なのはですね、丹田で溜めた呼吸が力を込めるというのは、つまりは絞っている状態なんですね。
少し絞っている状態。
それで絞ると体の中の空気が圧縮されて、そこから口から息が漏れ出ると。
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その漏れ出る息に声を乗せるということになります。
つまりはですね、丹田で圧縮した呼吸と声が出るというこの2つの動作。
抑える、出す、この2つが連動していないと難しいんです。
だから難しいんですね。
僕が常々ご紹介している方法は、遠くにいる人に呼びかけるように声を出すということです。
そうすればですね、この丹田を圧縮する。
どうやったら圧縮すればいいんだろう。
その感覚がですね、分かりやすいことになります。
本当に目の前にいる人に声を呼びかける形で声を出そうとすると、
おい!おい!みたいな感じになるんですね。
それを10mとかそれぐらい先にいる人に、急にちょっと危険が迫っていて急いで声をかけないといけないみたいな、
そんな状態を想定すると、おい!おい!っていう風に声を出すと思うんですね。
そうなった時に丹田の方どうなってますか。
多分ちょっと力が入っているんじゃないかなと思います。
おい!と。
こういう風に声を出した時のこの丹田の力の入れられ方。
自然に入っているこの力の入り方ですね。
これをよく覚えておいてください。
それを覚えたならば、そっちの方向にその使われ方の延長線で丹田に力を込めればいいんです。
ただただ力運とは違うんですね。
適切な使われ方、適切な絞ませ方、圧縮の仕方と言いますか。
そこをちゃんと覚えておかないと意味がないんですね。
ただ力運で声を出しているだけになってしまうので、それは複式呼吸からは程遠いんです。
だから丹田の使われ方を、声を出す時のどういう風に丹田が使われているのか。
このおい!っていう練習でぜひぜひ掴んでみてください。
それをですね、その丹田の使われ方、声の出し方、この連動している状態をコツコツと認識していってもらえれば、
自然とですね、複式呼吸がだいぶ近づいてくるかと思います。
ここもですね、声の出し方、どういうセリフにするかとかによってですね、だいぶ出しやすさが変わってくるんですけれども、
それはちょっとまあ別の話に置いておいてですね、まず基本的なところをお話しさせていただきました。
ということで今回は複式呼吸の第2ステップ。
この複式呼吸、丹田でためた呼吸を使って声を出そうと。
このステップだいぶ言葉重ねて説明したんですけれど、分かってもらえれば幸いです。
あなたの声がより良くなりますように。
今回は以上です。複式呼吸を得得するラジオ、ヘイヘイでした。どうもありがとうございました。バイバイ。
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