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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます、こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
わかりやすくザクバラにお話ししていくチャンネルです。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
最近は、ちゃんと6時間睡眠をしているので、体調が良くて非常に素晴らしいことだなとしみじみ感じています。
娘も本当に元気で、お題を伝えたら一人で歌って踊ってくれるようになりましたね。
うちの子は天才なんじゃないかと、最近しみじみ思っているんですけど、
食事の時に場を支配するようになってきたんですね。
人に指示を出すのが好きな子なんですけど、
ブッブーだよ、お父さんお母さん今ブッブーだよとか言って、
いただきますをしてから食べるのを止めさせてくるんです。
でも自分は食べていいらしくてですね、この理不尽さは一体どうしたもんだ。
こっそり食べると結構目立つ、ブッブーだよと言ってきて、
これを保育園でやっていないかどうかを、僕と奥さんがちょっと心配しているというのが、
最近のハイライトになっております。
ということで、今日本題に行きたいと思います。
今日お話しする内容はですね、
この吟じ方における悪い癖を直すことの難しさと直し方ですね。
それをお話ししたいと思います。
今の私、実はYouTubeのメンバーシップになるっていうのは、
このYouTubeのところのチャンネルのところにあると思うんですけど、
そこを押したらですね、この私がYouTube上で運営している資金教室というものがあります。
とはいえ、そこでオンラインで直接やっているというわけではなく、
音声データのやり取りでやっているような感じなんです。
詳細は概要欄に書いてあるんですけど、そこでのやり取りから、
そこで教わって、僕がアドバイスさせていただいている方がですね、
もう1年以上、2年近くかな、本当に癖に悩んでおられてですね、
それが本当、つい先日の議員を聞くとすごく良くなっていたんですね。
ただ、今良くなったばかりのところなので、ここからが大事になってきます。
だから、その時にアドバイスもいっぱいしたんですけれども、
そこを今日はちょっと深掘りする形で、私もどれだけ大変だったのか、
そこからどういう風に脱したのかというところをお話ししていきたいと思います。
銀の悪い癖というのは、例えばどういうものがあるかというとですね、
喉声のままになってしまうとか、喉で鳴らしてしまう、鼻に引っ掛けてしまう、
そういう吟じ方があるかなと思います。
あとは音程で常に上ずってしまうとか、
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あとは消え入るような声になってしまう、
緩急強弱を過剰につけてしまうとか、声が後ろに弾いてしまうとかですね。
発音アクセント、これも悪い癖いっぱいありますよね。
ウの発音が悪いとか、アクセントが頭高が雑になりやすいとか、
平板の二音目が明確になりにくいとかですね。
本当にいろんないろんな癖があります。
こういう吟じ方の癖はですね、基本的にこの吟力が長ければ長いほど、
あと多分年齢的にも年を重ねられている人ほど、
癖というものは治すのが本当に難しくなります。
どんどんどんどん固くなっていくんですね。
凝り固まってしまうというものです。
市議院教室で毎週やられている方で、
先生が熱心であればですね、その癖を治すことにも結構注力してくださるとは思うんですけれども、
一人あたりにそんなに時間をかけられないというのも事実ですし、
仮に2週間に1回とかであればですね、ちょっとアドバイスしても戻ってしまって、
それを延々と繰り返してしまってもですね、お互いのもうためにならないみたいな感じで、
そういう癖を治すアドバイスを諦めてしまう先生もいます。
本人も、せっかくアドバイスもらっても全くギンが変わらなかったらですね、
先生の立場としてもアドバイスをしていてもキリがないということで、
この構造的にですね、ギン歴を重ねるほど、歳を重ねるほどに、
この癖というものを治す機会がどんどんと減っていきます。
これが私のこのyoutubeの私銀教室、銀猫道場って言うんですけど、
ここに来たらじゃんじゃんじゃんじゃんアドバイスしていこうとしていってるんですが、
こういうふうに癖というものは治しにくいです。
私の話ですね、私の場合どんな癖があったかというとですね、
一つ目は20年前ぐらいですか、僕がまだ中学生ぐらいの頃に、
犬の散歩しながらよく一人でギンジル練習していたりですね、
家の中でギンジル練習をしていて、ただ私銀の練習の稽古は2週間に1回か、
たまに月に1回とかそういう感じだったんですよ。
僕もあまり真面目にやっていなかったところもあるんですけれども、
声というものは遠くまで響けばそれでいいって思ってたんですね。
だから発声で言うと、とにかく口の周りに引っ掛けてですね、
ああああああとかですね、ええええええとかこういう出し方をしていました。
それで反響してくる声を聞いて、今日もよく声が響いてるなとかってそういう勘違いをして、
それでずっとギンジてきたわけですよ。
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こういう風なギンジ方をしているとですね、そもそも耳障りが悪いですし、
音も上振りやすいんですよね。
だからどれだけ音とかを気をつけてもですね、なかなか直らなくて困っていたんですよ。
これがやっぱり大きいかな。
それは今中学生の頃って言ったんですけど、
それが30代になってもですね、まだ若干残っていて、
本当に細かい音のズレがどうしても直せなくて、やっぱりそこも発声が原因だったっていうのがありまして、
こういう本当に20年代の癖との付き合いがありました。
これはどれだけ大変だったかというと、
そうなんですよ、先ほど言った構造と同じで、
先生から言われますが、これそんなに悪いことなのかなという風に重要性が理解できていないというのもありますし、
いざ直してみようと思ってもすぐに直らないんですよ。
すぐに直らない。
そして教わった後にですね、その教わった瞬間は何とかいい感じになったとしても、
一人で練習している時にですね、なんか出しにくいな、声が出しにくいなとか、
なんか物足りないなとかですね、そんな気持ちがふつふつと湧き上がってきて、
だんだんと意識的にもですし、無意識的にもこの元の吟じ方の方に戻っていくんですよ。
2週間経ったらほぼ完全に元に戻っているみたいな、そういう状況ですね。
だから本人でよほど強い覚悟、もしくは毎週しっかり教われるような環境、指摘をもらえるような環境、
そういうところがないとですね、本当にこのまま放っておいたらずっと直らなかったなと、
この第三者のちゃんとしたアドバイスをしてくれる人の目線がないと直せなかったなというのは振り返ると思います。
そう考えると本当に怖いですね。
大会に行ってもなんでうまくいかないんだろうという、この目に見えない暗闇の中をずっと走り続けるような形になってしまうわけです。
こういうふうに僕の癖の辛さを話したところで、じゃあどういうふうに直していくんだいというところですね。
これは一つ目はですね、継続です、継続。
自分がちゃんと癖を直せた銀を、この意識を継続していくのが第一になります。
ただこれは継続していっても段々と元の吟じ方に戻っていってしまうんでですね、
やっぱり一週間に一回はこの第三者の目線と言いますか、自分以外の人からの目線で戻っていないかを聞いてもらって、
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でまた改めて直すという、この癖のついた、癖っ気を毎回必死に抑えつけるような、そんな感じをやっていきます。
癖を直しているときは吟じ方もですね、やっぱりタドタドしくて、体の発生の使い方もタドタドしくてですね、
こんな吟じ方でいいのって本当に思います。
自分の場合もなんかカタカルシー感じがしていてですね、精量も普段の6割ぐらいしか出ていないんじゃないかとか、
吟じていてもこんなつまらない銀、大会で評価されないんじゃないかとかですね、
そんな気持ちがどんどんフツフツと湧き上がってくるんですけれど、
これは人にアドバイスする立場になってわかりますね、全然違います。
癖が治った銀の方が素晴らしいです。
どれだけ精量が前よりちょっと小さくなったとしてもですね、一見つまらなさそうな銀に聞こえたとしても、全然違いますね。
この骨組みがしっかりしているということはとても銀が美しいんだというのがですね、人の銀を聞いてよくわかるようになりました。
話戻すとですね、この継続するということ、この1週間に1度ぐらいで他の人からのアドバイスをもらうということ、
あとは自分の銀も録音してですね、それを毎回聞き返すというのをこまめにやるということですね。
僕も普段練習するときは、吟じて録音して、もう一度それを聞いた上で反映させたものを吟じるという、そういうやり方をやっています。
それをもちろん録音して、次の日練習するときはですね、その録音をもう一回聞き返してから、ここを良くしたいなぁとか思いながらもう一度吟じるという、そういう感じで、
この自分の銀を聞くことが吟じることと1対1でセットなんですね。
で、ちゃんと批判的な目で骨組みができているかという目線で見る。今回の場合では癖が何々だから何々ができているかどうかという目線でですね、
耳栓って言うんですかね。で、聞くということになります。
こんな感じかな。
だから継続と第三者と録音、このセットで抑えておけばですね、ただまあこれをどれぐらい続けるかもちろん人によるんですけれど、
数ヶ月、数ヶ月ですね、数ヶ月はかかるだろうな、半年とかはかかるだろうなぁと思いますけれども、
それあの長ければ長いほど、あと本人の覚悟がどれだけあるかとかにもよると思うんですけれど、
それで半年、1年とか、そういう長い目線にはなっていきます。いきますが、これで癖が治るとですね、そこから本当にあの銀がどんどんどんどん成長具合が良くなります。
今まではですね、良くなったかなと思うけれども、癖でですね、すぐひょこっと悪い方向に戻ってしまって、
それを延々と繰り返しているんですけど、一度ぺたーっと綺麗にベースが作られたらですね、その戻ることが少なくなるんで、
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ちゃんと着実に成長していきやすくなります。これは全然全然違いますね。
癖と延々とだらだらと戦い続けるのか、集中的に癖を治して、正しい銀を得得してからやっていくのかという考えになるかなと思います。
ということで、癖に悩んでいる方は、それは本当に甘く見ないで、もしくは銀の大会でなかなか賞が取れないという方はですね、
先生に改めて、自分の悪いところ実はないですか?みたいな感じで言いづらいかもしれないんですけれど、
言いづらいかもしれないけれども教えてくださいって先生にもですね、聞いてみるっていうのも新しい発見になるかと思います。
本当に多分構造的にこれは癖は治りづらくはなっているので、参考にしていただけたらと思います。
よし、こんな感じですかね。
じゃあ後半なんですが、今日は…あ、大丈夫かな?録音途切れてないですね。
ちょっと銀猫道場の話だけ、たまには紹介しようと思っています。
YouTubeの普段の発信だけじゃなくてですね、直接銀の音声データをメールで送ってもらって、それに対して私が動画の状態で返信する。
ただこれ皆さんが見れるというよりはですね、この銀猫道場に参加している人たちだけで見れる動画というものがあります。
この銀猫道場、今年からそういうネーミングに、今までYouTube資金教室にしていたんですけど、銀猫道場にしようと思います。
すっきりしますよね。
今20名近くの方がいらっしゃって、音声データをちょくちょく送ってくださっているという形です。
これがいいのはですね、場所関係なしです。
収録する時間も関係なしですね。
流派も性別も年齢も本当に関係なしです。
30代の方から70代の方まで男女半々ぐらい、銀歴も1年未満の方からですね、20年以上の方まで幅広くいらっしゃるんですけど、本当にそういうものは一切関係なしで。
もちろん、元に所属されているところの銀字型を僕も優先しますので、やはりそっちの方が重要ですからね。
あくまでこの第三者的な立ち位置でアドバイスもらいたいわとかですね、教室に通っていないんだけれども銀がうまくなりたいわとか、そういう方がいただければぜひ活用してもらいたいと。
月額990円にしているので、月1000円でいつでも学べる資金教室みたいな感じになっているので、とてもおすすめです。
この入り方についてはですね、この概要欄のところをクリックしていただいたら、過去に入り方の説明している動画とかがありますので、そこのリンクから飛んでいって入り方を見ていただければわかりやすいかなと思います。
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なんかこういう宣伝久しぶりですね。
では、あとは今日一つ吟じて終わりたいと思います。
今日吟じるのはですね、後継作コイン君をたずぬになります。
まず詩文を読んでいきますね。
水を渡り、また水を渡り、花を見、また花を見る。
春風恒常の道、覚えず、君が家に至る。
川に渡って、また川を渡って、いくつもの川を越えた。
そして次々と花を眺めながら、春風の吹く川沿いの道を歩いた。
そうしているうちに、いつの間にやら君の家にたどり着いてしまった。
ただの散歩がこんなに美しい詩文になろうとはと思いますけれども、いやぁこれ結構好きな人多いんじゃないでしょうか。
ではこちらをですね、吟じたいと思います。
コイン君をたずぬ、後継。
水を渡り、また渡り、花を見、また道。
楽しい歌ですね。きっとめちゃくちゃ花歌を歌いながら家に遊びに行ったんじゃないかなって勝手に想像しましたけど。
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どうかちょっと違うか。吟じとライドはそんな感じに、そんな気分になってきました。
早くこういういい感じの温かい春の季節が来てほしいなと思います。
では今日はこんな感じですかね。
明日も通常配信になるかなと思います。
引き続きリクエストやコメント、あとは銀猫道場の入り方がわからないとか、そういうのもコメントでいただければ対応したいと思いますのでよろしくお願いします。
シギンのミルクを発信するシギンチャンネルどうもありがとうございました。バイバイ。