1. 詩吟日本一による「声を鍛えるラジオ」
  2. 第81回:どんなふうに「聞いて..
2020-12-20 06:32

第81回:どんなふうに「聞いてもらいたいか」イメージしよう

話すとき、歌うときは「どう話すか」「どう歌うか」と考えがちですが、大切なのは相手目線です。それに尽きます。というお話😊
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おはようございます、こんばんは。ゴスペル銀営家のheyheyです。
このチャンネルは、ゴスペル歴も詩吟歴も非常に長い、私、heyheyによる声に関する話をですね、好き放題楽しく喋っていくチャンネルにしております。
なお、他に詩吟チャンネルとゴスペルチャンネルで、それぞれより専門的に解説したり吟じたり歌ったりしているチャンネルがありますので、よければそちらも楽しんでみてください。
では、今回も行きましょう。ゴスペル銀営家のおしゃべり。
今回は、あれ?今回は何の話をしようとしたかな?今度忘れしたぞ。
今回はですね、歌も詩吟もですね、何を見せたいか必ず思い描くようにしましょうという話です。
これもですね、ついつい今日、私が詩吟の稽古で先生に指導されまくった内容になるので、早速アウトプットをしていこうと思います。
あのですね、唐突ですけれども、普段喋るとき、話すときですね、相手にどうなってほしいかとか、どんなふうに声を伝えたいとか、そういうふうに考えたことありますかね。
フリーアナウンサーのサチ・アルコさんという方いらっしゃるんですけれども、とてもいい説明している回があってですね、声が曇っている人とか、そういった人にはぜひ言葉に矢印を持たせてほしいと言ってるんですね。
太い矢印なのか、長い矢印なのか、それとも柔らかいような矢印なのかとか、降り注ぐような矢印なのかとか、いろんな矢印があるんですけれども、それを思い描いて話すことによって、相手にもより伝わりやすくなるという話がありました。
僕もですね、詩吟をやってて似たような話をよく先生から言われたわけなんです。ここまで細かい解像度はないんですけれども、今回はそれのさらに応用編みたいな感じ、集大成みたいな感じになるんですかね。
言葉は今の矢印で表せるんですけれども、それがですね、歌とか詩吟とかになってくるとですね、もうそれ自体が一種の芸術、アートみたいな形になっていくことになります。
言葉が集まったわけなんで、そういうことですね、芸術ということです。じゃあその芸術は何も考えなくていいのかみたいなことだったら、もうそんなことはありはしないんですよ。
もうあらゆる矢印がですね、もう雨あられと固まって固まってできたもの、それこそが歌であり詩吟であるという芸術になります。
だからですよ。だから何も思わずに、もうただこのリズムとこの音程でこの声で出せばいいんでしょみたいなものはありえないんですよね。
ありえない。そして自分本位でやることもありえないんです。やっぱりあの歌は聴いてくれる人がいてこそのものなんですね。
だから、だからですよ。歌うときは自分がどう歌いたいかではなくて、どういうふうに届いてほしいのか、そういうことを十分に十分に想像して思い描いて、
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その上で声を出す、歌ってみる、吟じるっていうのはですね、とても大事だということを、僕が今もうすごい偉そうに言ってますけど、僕が今日まさに詩吟の先生から、もうそんなようなことを怒られました。
あなたの吟、聴いててつまらないみたいな。そんなんじゃもう誰も聴いてくれないよみたいな。この誰もとかすげー強調されてですね、結構へこんなんですけれど。
そういう話です。どういうふうにしようかな。本当は歌とかでもいいんですけどね。せっかく僕詩吟、今日やりたてで声枯れてきてるんで、詩吟の方で行きたいと思います。
弁政粛々っていうセリフはですね、とても有名なんで、詩吟の中で一番有名な詩文になるんですけど、それを例にしてやってみたいと思います。
弁政粛々、これどういう意味かというとですね、ムチの声って書くんですよね。
馬に乗っていて、馬はムチでビシビシ叩いて走らせるわけじゃないですか。そのムチの音、ビシビシしてることを弁政と言ってるわけですね。
粛々、弁政粛々、夜川を渡る。馬のムチの音を静かに相手の陣に奇襲をかけようとですね、ひっそりと夜の川を渡っている。そういうような情景なんです。
これを全く考えずに音程とかだけ大切にして吟じるとこういうふうになります。
弁政粛々、こんな感じかな。すごい淡白にやるとこういうふうになります。
これが今言った説明のような感じですね。馬に乗っている。そして急ぎたいけれども奇襲をかけたいから急ぎたいけれども、それでもさっきも全てを押し殺して相手の陣に近づくんだ。そういう思いですね。
弁政粛々、伝わりましたかね。
この伝えたい思いというものがあればですね、最後の最後の余韻のところまですごい気持ちが自然と入り込んでいくわけです。
だからこういうふうに歌ったら上手くなるよとか、そういう技術的な話ももちろんあるんですよ。発声方法もあります。
だけれども、真っ先に誰でもすぐできることとしてはですね、自分の声、自分の声じゃなくてどういうふうに伝えたいか聞いてほしいか、相手のことを思いながら歌うとか吟じるとか、吟じる人少ないかもしれないですけど、歌うとかそういうことが大事だと思います。
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今回はもう詩吟の稽古からまさにそういう話を学べたので皆様にも役に立てばと思いお話ししました。では本日は以上となります。ゴスペルギン映画のおしゃべりどうもありがとうございました。
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