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詩吟の魅力を発信する【詩吟ch】
おはようございます、こんばんは。【詩吟ch】のheyheyです。
この詩吟は、【詩吟ch】は詩吟歴20年以上純詩班の資格を持っていて、全国大会の優勝経験もある私、heyheyによる
詩吟というとってもマイナーな日本の伝統芸能のその魅力を分かりやすくお伝えしていくチャンネルになっております
ということでですね今日もまた一つ ちょっと特徴的な詩吟をご紹介して吟じていきたいと思います
興味があればぜひこの音源を参考にですね 吟じてみてください
今日はですね山中の月という漢詩をご紹介します 作られた方はヤブ・コザンという方でまあ1700年代
江戸時代ですね 教法から教和 江戸時代に生きた方が作られた詩文になっております
この詩はですねなんといっても特徴は山 マウンテンですねマウンテン山という漢字がものすごく多いんですよ
本当に多いです そして山という言葉のこれは
あくまでまあ書き下し文を読んだ時の読み方にはなるんですけれども 山という言葉の読み方の多さもですね
ちょっと改めて感じるなと 山 山 山
こんなとこですか 山木 あああんまりいないですね あんまりないですね
まあただ漢詩の中 これは七言絶句なので七詩二十八 二十八の漢字の中にもうどれだけ山という漢字があるのか
それをですねぜひ数えてもらいたいですね 難易度としては
ちょっと初心者には少し難しいかもしれないですね 中級者向けといったところでしょうか
読み方がですね まあ山とか山とか山とかあるんですけれども
一つ一つちゃんとアクセントを丁寧にやらないと雑な詩言になりがちです 2音目からしっかりと上げる平板の読み方ですね
登山とか山また山 山南とかこういうアクセントが難しい詩言になっております
では先にまず書き下し文読んでいきたいとおもいます
山中の月 やぶ小山
驚き見る登山 山また山
山南山北幾町の山 山路行き尽くせど山は尽きず
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山月山より出てまた山にいる どんな内容かというと驚き見る登山山また山
東の山並みを見ればもうなんと山が多いことか 山南山北幾町の山
さらに見渡すとですね南の方も北の方も幾町に山が連なっている 山路行き尽くせど山は尽きず
山を登っていくこの道がですねようやく終わりかなと思えばまた次の山が現れて もうどこまでも果てしなく山が続いている
山月山より出てまた山にいる この山並みの影から登り登っていく月はですねお月様は山々を明るく照らし出していて
この空を横切ってまた山陰に落ちていくのである これはもうどこの山なんでしょうね
ちょっとそこまで書いてなかったのでわからないんですけれども 日本は山が多いですからね
どこかな南アルプスとかそこのあたりなんじゃないかなと勝手に想像しています 岐阜とかあそこらへんはもう山だらけですからね
ということでもうこれは半分ちょっと山という感じを使いたくて作ったんじゃないか と疑ってしまうほどに山という感じが多いです
ですので数えながらですね楽しみながら山を実感して 楽しんでもらえればかなと思います
それでは吟じていきますね 山中の月
やぶ小山 驚き見る
登山
山また
山
山南
山北
幾町の
山
山の
行き尽くせど
山尽きず
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三月
山より出て
また山に
いる
山の数いくつでしたでしょうか数えてみてください ということで市銀のミルクを発信する市銀チャンネル今日は以上です
ありがとうございましたバイバイ