第百七十三話『運命を味方につける』-物理学者 スティーブン・ホーキング-
2018-12-22 13:21

第百七十三話『運命を味方につける』-物理学者 スティーブン・ホーキング-

今年3月14日、車椅子の天才物理学者が亡くなりました。
スティーブン・ホーキング博士。
一般相対性理論をさらに推し進め、宇宙とブラックホールの関係について、あるいは宇宙論から哲学に至るまで、学者のみならず、多くのひとに影響を与え続けました。
21歳で筋萎縮性側索硬化症、いわゆるALSを発症し、医師に余命は2年と宣告を受けましたが、それからおよそ55年間、精力的に科学者としての本分を全うしました。
彼は、あるインタビューでこんなふうに答えています。
「何かあったら、次の3つのことを思い出してください。
何か辛いことがあったら、まず星を見上げて、自分の足もとを見ないようにすること。
そして2番目に、仕事をあきらめないこと。仕事は、大切です。仕事はあなたに意義と生きる目的を与えてくれます。それがないと、人生は空っぽになってしまうんです。
最後、3番目はこうです。運よく愛を見つけられたなら、簡単に投げ捨てたりしないこと」
まさしく彼の人生は、その3つのことで成り立っていました。
理不尽な病にも、遥かかなたの星を見るように、希望を失わず、宇宙という果てしない課題に、一生の仕事として真摯に取り組みました。
病を発症したときに、ジェーンという女性に巡り合い、結婚したことで、愛について学んだと言います。
2014年、二人の関係は『博士と彼女のセオリー』という映画になりました。
彼自身の生き方は、彼が考えた人生の流儀をそのまま体現しているかのようです。
ホーキング博士は親日家としても知られ、六度の来日を果たし、東大の安田講堂で講演を行いました。
彼は、学生たちに呼びかけました。
「宇宙は、謎があるから面白い。なかなか結論にたどり着かないことを、どうか、面白がってください」
天才科学者・スティーブン・ホーキングが人生でつかんだ、明日へのyes!とは?

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